なめらかに仕上げた豌豆黄。
中国北京の料理・食文化甘味・菓子

豌豆黄

豌豆黄

えんどう豆をなめらかに固めた菓子

概要
01

えんどう豆で作る菓子

豌豆黄は、えんどう豆を細かくして甘く固める北京の菓子。四角く切った淡い黄色の姿が目印で、もち米の菓子とは違うなめらかさを持つ。小さく整えた形にも、こした豆のきめが表れる。

北京旅游网は、豆をやわらかく煮てからこし、砂糖や桂花を合わせる細豌豆黄を紹介する。豆の粒をそのまま噛むのではなく、粒を感じにくくする工程が大切な菓子だ。

味と特徴
02

豆がほろりと崩れる食感

驢打滾やもち米の糕を想像すると、豌豆黄の食感は違う。伸びる粘りを中心にするのではなく、きめの細かな豆がほろりとほどける。甘さの中に豆の風味を残すことが、この菓子らしい味になる。

冷やして出すものでも、氷菓のように冷たさだけを楽しむわけではない。小さく切った一片とお茶を合わせれば、豆の口当たりをゆっくり確かめやすい。保存の条件は商品表示に従いたい。

材料と産地
03

豆を煮てこして固める

材料が素朴でも、仕立てには段階がある。豆をやわらかくし、皮や粒の粗さを減らして、甘く整えたものを固める。角切りの形を見れば、液体の豆粥から形を持つ菓子へ変えたことが分かる。

同じえんどうを使う豌豆粥は、碗の中でやわらかさを味わう別の小吃。材料が共通していても、固めるかどうかで食べ方が変わる。北京の豆菓子を見比べるときの分かりやすい組み合わせだ。

歴史と由来
04

宮廷菓子との関わり

北京旅游网は、民間の粗い豆菓子から宮廷で細やかな型へ改められたという来歴を紹介する。のちに北海公園の店などで売られたという説明もあり、宮廷風の小吃としての位置付けが分かる。

えんどう豆を丁寧にこすことで、なめらかな菓子になる。宮廷で好まれたという話はあっても、特定の人物を発明者と断定できるわけではない。

基本情報

紹介する土地
中国・北京
現地名
豌豆黄
主な材料
えんどう豆、砂糖、桂花など
料理の形
甘味・菓子
食感の目印
ほろっ・きめ細か・しっとり

出典

写真(1枚)

写真は料理の作例です。掲載用にサイズ調整・画面に合わせたトリミングを行っています。本文で紹介する店やレシピと同一の品とは限りません。