酸味のある豆汁と、添えた焦圈。
中国北京の料理・食文化飲み物

豆汁

豆汁儿

緑豆から作る酸味のある発酵飲料

概要
01

緑豆から作る発酵飲料

豆汁は、灰緑色の汁と独特の酸味を持つ老北京の飲み物。豆の名から甘い豆乳を想像すると違いが大きい。発酵した香りを特徴とするため、初めての人の好き嫌いが分かれやすい一杯でもある。

北京旅游网は、北京や承徳で知られる軽食として紹介し、酸味とわずかな甘さがあると説明している。独特の香りがあり、好みが分かれる飲み物でもある。

味と特徴
02

酸味と独特の香り

豆汁の特徴は、糖の甘さよりも酸味と発酵香。なめらかな汁だけで飲むと、その個性がはっきり感じられる。少量から試すという選び方も、この飲み物を知る十分な方法になる。

輪の揚げ物の焦圈を添えると、乾いた歯切れと汁の口当たりが交互に現れる。焦圈を汁へ長く浸すか、別々に食べるかでも感触は変わる。二つの料理が隣り合うことで、北京の朝の小吃の組み合わせが見えてくる。

材料と産地
03

注文時に確かめること

豆汁と豆乳は同じものではない。メニューでは豆汁の字を手がかりにし、甘い飲料を期待して選ばないようにしたい。一般的な豆の栄養の説明より、飲み物としての香りや味を知るほうが役に立つ。

公式資料には、かつて生のものと加熱したものを分けて売ったという説明もある。ここで紹介するのは食卓で出される一杯で、未加熱のものを家庭で扱う手順や、発酵させる方法を案内するものではない。

歴史と由来
04

北京で親しまれてきた味

北京の紹介資料では、豆汁は街の人が繰り返し求める味として描かれる。一方で、慣れない人には香りが強く感じられるとも説明される。その両方があるところに、土地の日常食らしさがある。

何度か飲めば必ず好きになる、と勧める必要はない。灰緑色の汁、酸味、添える焦圈という組み合わせを知れば、北京の食文化の一面を十分に理解できる。好みも含めて覚えておきたい一品だ。

基本情報

紹介する土地
中国・北京
現地名
豆汁儿
主な材料
豆を加工・発酵させた汁
料理の形
飲み物
食感の目印
さらとろ・酸味・発酵香

出典

写真(1枚)

写真は料理の作例です。掲載用にサイズ調整・画面に合わせたトリミングを行っています。本文で紹介する店やレシピと同一の品とは限りません。