ごまだれをかけて供する面茶。
中国北京の料理・食文化主食

面茶

面茶

穀物のペーストにごまだれをかけた料理

概要
01

穀物とごまのペースト料理

面茶は、茶葉を抽出する飲み物ではない。あわなどの穀粉を炊いてとろみを付け、その上に練りごまやごま塩を重ねる北京の小吃だ。

黄色みのある穀物の層と、色の濃いごまの層が目印。なめらかな下地と香ばしい表面が分かれているため、ひとすくいの中にも違いがある。

面茶をすくった作例。練りごまの下に、穀粉を炊いた部分がある。

面茶の中のやわらかい生地。(イメージ)

味と特徴
02

塩味とごまの風味

北京旅游网の調理例では、穀粉、練りごま、ごま油、粒ごま、塩を使う。甘い菓子ではなく、穀物に塩気とごまの香ばしさを加えた料理だ。

練りごまと粒ごまは、どちらも同じ材料の香りを持ちながら口当たりが異なる。表面をすべて混ぜ込む前に少しすくうと、二つの層が分かりやすい。

材料と産地
03

穀物を炊いてごまだれをかける

調理例では穀粉を水で溶き、混ぜながら炊いてなめらかな状態にする。米粒をそのまま煮た粥とは、この段階で姿が違う。

器へ盛ったあとに練りごまとごま塩を加えることで、上と下に味の差が生まれる。名前だけでなく作る順番を知ると、面茶の表面が濃く見える理由もつかめる。

歴史と由来
04

北京で伝わる食べ方

公式観光資料には、碗の縁に沿って回しながら飲む昔ながらの食べ方も記されている。上のごまと下の穀物を一緒に味わう姿として興味深い。

初めてなら器の温度を確かめ、スプーンで少しずつすくってもよい。甘い茶湯と名前が似ていても、面茶の目印は塩味とごまの組み合わせになる。

基本情報

紹介する土地
中国・北京
現地名
面茶
主な材料
あわなどの穀粉、練りごま、ごま塩
料理の形
主食
食感の目印
とろり・ごま濃厚・粉なめらか

出典

写真(2枚)

  • 1. ごまだれをかけて供する面茶。 / 蓝芷怡 / CC BY 4.0 / 原典
  • 2. 面茶をすくった作例。練りごまの下に、穀粉を炊いた部分がある。 / 蓝芷怡 / CC BY 4.0 / 原典

写真は料理の作例です。掲載用にサイズ調整・画面に合わせたトリミングを行っています。本文で紹介する店やレシピと同一の品とは限りません。