
ハワウシ
حواوشيHawawshi
肉だねをパンの内側で焼く香ばしい軽食
肉を詰めて焼いたパン
ハワウシは、香味や香辛料を合わせた肉だねをパンの中に入れて焼くエジプトの料理。外側のパンは香ばしく、肉に近い部分は汁や脂を受け止める。肉を焼いてから挟むサンドイッチとは工程が違う。
Amira’s Pantryの書き手は、子どものころ家庭で食べた料理として紹介している。Cairo360による中心街の店の取材でも、幅広い客に親しまれる軽食として登場する。
パンの焼き目と肉汁
焼いたパンの外面と、肉だねに接している内面では食感が変わる。半分に切ると、その違いと肉の厚みが見えやすい。具には玉ねぎなどの香味が入り、肉だけを厚く詰める料理とは香りも違う。
家庭レシピの一例には、にんにく、ピーマン、パセリなどが使われる。肉や香辛料の組み合わせは調整されるので、一つの配合をすべての店の標準とはしない。パンの厚さも仕上がりを変える。
パンに詰める方法と生地で包む方法
Amira’s Pantryは、ピタを使って肉だねを詰める便利な型と、パン生地から包むアレクサンドリアの型を区別する。どちらも同じような肉入りの姿になるが、外側を作る段階が違う。
注文では、どちらの型か、肉だねとパンがどれほど厚いかを見ると好みに合わせやすい。大きな一枚なら先に切り分け、焼いた面と中身を一緒に食べる。熱い肉汁が出る場合は皿の上で扱いたい。
アラエスとの関わり
同じ料理家は、レバントでアラエスと呼ばれる肉入りパンとの関係も説明する。名前や国境だけできれいに切り分けられる料理ではなく、似た作り方をそれぞれの食卓が受け継いでいる。
カイロの料理として大切なのは、当地でどのように日常の軽食になっているかという点。昔の取材に出る営業時間や価格を現在のものとして使わず、肉屋や食堂と結び付く食文化の記録として読む。
基本情報
- 紹介する土地
- エジプト・カイロ
- 現地名
- Hawawshi / حواوشي
- 主な材料
- パンまたは小麦生地、ひき肉、玉ねぎ、香辛料
- 料理の形
- パン・粉もの・点心
- 食感の目印
- パリッ・ジューシー・むっちり
出典
- Hawawshi (Arayes) – Amira's Pantry(料理の材料・食べ方・地域との関係)
- Cairo360:中心街のハワウシ・アルリファイの取材(料理の材料・食べ方・地域との関係)
写真(1枚)
- 1. 生地から肉だねを包んで焼くハワウシの作例。パンに詰める型もあります。訪問店の写真ではありません。 / Abdelrahman Omran / CC BY-SA 2.0 / 原典
写真は料理の作例です。掲載用にサイズ調整・画面に合わせたトリミングを行っています。本文で紹介する店やレシピと同一の品とは限りません。


