イスタンブール100品グルメツアー
朝のシミット売り、岸壁の焼きサバ、海峡を渡るフェリーのチャイ、メイハネの冷たい前菜、夜更けの濡れバーガー。7日間、トラムとフェリーでイスタンブールを回って100品を食べた。この街の味は、ケバブだけではない。1個のシミット、1杯のボザ、スーパーの棚のチョコ菓子まで、一品ずつ確かめる。
1リラ ≈ 3.2円(2026年9月時点)。料理の値段は2026年9月時点の目安



7日間・35の食事
羽田から直行便で約14時間。11月11日(水)の夕方に着いて、17日(火)の夕方に発つ
観光の短期滞在はビザも電子渡航認証も不要(180日間で合計90日まで)。パスポートは入国の時点で残りの有効期間が150日以上必要。滞在中はパスポートを持ち歩く
羽田発の ANA(NH219、月・水・土)とターキッシュ エアラインズ、成田発のターキッシュ エアラインズ(TK51)がイスタンブール空港へ飛ぶ。この旅は ANA の NH219(羽田 8時台発→イスタンブール 16時台着)と NH220(イスタンブール 18:25発→羽田 翌日11:35着)を想定。往路は約14時間、復路は約11時間。冬ダイヤの時刻は出発前に確かめる
直行便のエコノミー往復は、燃油込みでおおむね20万〜25万円(時期と予約のタイミングで大きく変わる)
空港は市の北、旧市街から約50km。空港バスのハヴァイスト(タクシム行き 470₺、約1,500円、カード払いのみ)で70〜100分。地下鉄 M11 でガイレテペまで約30分。タクシーは渋滞しだいで 2,500〜3,500₺(約8,000〜11,000円)
メトロ・トラム・バス・市営フェリーは、イスタンブールカード(本体約165₺)で1回 46.20₺(約150円)。1枚で何人分でもタッチできる。クレジットカードのタッチ決済でも乗れるが、割高になる。ヨーロッパ側とアジア側はフェリーかマルマライ(海底トンネルの鉄道)で渡る
トルコ・リラ(₺)。1リラ=約3.2円(2026年9月時点)。物価の上がり方が速く(2026年8月は前年同月比 約32%)、現地ではこの記事の値段より高いことが多い。店の多くはカードで払えるが、屋台や市場の小さな店は現金。ATM では「円で払う」を選ばずリラで
2026年1月30日から、飲食店がサービス料や席料を取ることは禁止。チップは任意で、テーブルの店なら5〜10%を現金で置く。大衆食堂やケバブ屋は端数を切り上げる程度
日本より6時間遅い(トルコは一年中同じ時刻で、夏時間はない)
11月の平均は最高16℃・最低10℃で、月の3分の1ほどは雨が降る。海峡の風が冷たいので、冬物のコートかダウン、マフラー、折りたたみ傘。モスクでは女性は髪を覆い、男女とも肩と膝を隠す
100品いっきに見る
写真を押すと、その料理へ飛べる
ラク002
チロズ003
ラケルダ004
ジャジュク005
ウスラク・ブルゲル(濡れバーガー)006
ミディエ・ドルマ007
ドネル・ケバブ008
タントゥニ009
パストゥルマ入り目玉焼き010
カイマクとはちみつ011
シミット012
チャイ013
トルココーヒー014
ビュルヤン015
ペルデ・ピラウ016
アイラン017
ロクム(ターキッシュ・ディライト)018
アキデ・シェケリ019
サバサンド(バルク・エキメキ)020
トゥルシュ・スユ(漬物の汁)021
ピスタチオ入りケバブ022
イチリ・キョフテ023
ラフマジュン024
キュネフェ025
ボザ026
レブレビ(煎りひよこ豆)027
カンディル・スィミディ028
ポアチャ029
アチマ030
ギョズレメ031
マジュン・シェケリ032
エゾゲリン・チョルバス033
ムハンマラ034
アイヴァ・ケバブ(マルメロのケバブ)035
ミディエ・タヴァ036
ココレチ037
クップ・グリイェ038
サーレップ039
焼き栗040
ケスタネ・シェケリ(栗の砂糖漬け)041
ヒュンキャール・ベーエンディ042
カルヌヤルク043
アイヴァ・タトゥルス(マルメロの甘煮)044
エフェス・ピルセン045
ウルケル・アルベニ046
ウルケル・ハレイ047
タデッレ048
メネメン049
スジュク入り目玉焼き050
ムフラマ051
クンピル052
マラシュ・ドンドゥルマ053
タヴク・ギョウスュ(鶏肉プリン)054
フルン・スュトラッチ055
アシュレ(ノアの箱舟のプディング)056
サルイェル・ボレイ057
ハムスィ・タヴァ(カタクチイワシのフライ)058
パラムトの網焼き059
リュフェルの網焼き060
アダナ・デュリュム061
ジエル・シシ(レバーの串焼き)062
シャルガム063
ピデ064
エクメッキ・カダユフ065
スルタンアフメト・キョフテ066
ピヤズ067
カザンディビ068
ブルマ・カダイフ069
スュレイマニエのクル・ファスリエ070
シリア風シャワルマ071
チェルケス・タヴウ072
イマム・バユルドゥ073
タラマ074
アルナヴト・ジエリ075
イシュケンベ・チョルバス076
ケッレ・パチャ077
チュルブル078
タヒン・ペクメズ079
プロフィテロール080
メネンギチ・コーヒー081
バルブニャ・ピラキ082
クスル083
スィガラ・ボレイ084
ハイダリ085
ウルケルのチョコウエハース086
エティ・プフ087
タヒン・ヘルヴァス088
ウルダー・ガゾズ089
クズ・タンドゥル090
ヤプラク・サルマ091
カバク・タトゥルス(かぼちゃの甘煮)092
オキュズギョズのワイン093
アジュル・エズメ094
ピスタチオのバクラヴァ095
スー・ボレイ096
カトメル097
シェビイェト098
ハムスィリ・ピラウ099
カラ・ラハナ・チョルバス(黒キャベツのスープ)100
ラズ・ボレイ 11/11(水)
着いた夜のベイオウル──ラクと深夜の立ち食い
メイハネの


着いた夜、ラクで乾杯石畳の路地のメイハネで、白く濁る酒と冷たいメゼ

羽田を朝に発つ ANA の NH219 は、夕方の4時半ごろイスタンブール空港に着く。空港は市の北にあり、旧市街まで約50km。バスでもタクシーでも1時間以上かかる。カラキョイの宿に荷物を置けるのは、6時半から7時ごろになる。
11月中旬の日の入りは17時50分ごろで、外はもう暗い。坂を上って、アスマルメスジトの路地へ向かう。細い石畳の両側にメイハネ(トルコの居酒屋)が並び、テーブルの上のグラスが明かりを返している。店先では、給仕がメゼの皿を運びながら客を席へ通していく。
初日の夜は、いきなりメイハネでラクを飲む。冷たいメゼ(前菜)を3皿並べ、少しずつ杯を重ねていく。干したサバとヨーグルトの皿が、ラクの香りによく合う。長い移動のあとの体に、冷たい皿と強い酒がしみる。
ここで食べたもの4品
1,325₺ ≈ 4,240円
ラク
Rakıアニスの香りの蒸留酒。水で割ると白く濁る
水を注いだ瞬間、透明な酒が白く曇る。「ライオンのミルク」と呼ばれる、メイハネの主役
甘草のような香りが鼻に抜け、口当たりはひやりとなめらか。飲み込むと、喉の奥がかっと熱くなる
細長いグラスにラクを注ぎ、水で割って、氷は最後に入れる。乾杯は「シェレフェ!」。メゼをつまみながら、何時間もかけて飲む
Asmalı Cavit(アスマルメスジト)
写真:ラク(イメージ)

チロズ
Çiroz塩をして干したサバを、酢と油とディルで和えた冷たいメゼ
干したサバを、酢とディルで。メイハネの冷菜の棚に並ぶ、しょっぱくて酸っぱい一皿
身は固く締まっていて、噛むほどに干した魚のうまみが出てくる。酢とディルの香りのあと、ラクがほしくなる塩気が残る
細く裂いて、パンにのせるか、そのままラクと交互に。骨が残っていることがあるので、少しずつ噛む
Asmalı Cavit(アスマルメスジト)などのメイハネ(探し先の例)
写真:チロズにする干しサバ(イスタンブールの市場)(イメージ)

ラケルダ
Lakerdaトルク(カツオの仲間)を塩漬けにし、薄く切ったメゼ
生ハムのようにねっとりした魚の塩漬け。秋冬に仕込む店が多く、11月はちょうど食べどき
身は冷たく、しっとりと重い。強い塩気のあとに魚の脂がじわりとにじみ、ラクがほしくなる
赤玉ねぎの薄切りと一緒に口へ運ぶ。ギリシャ系のメイハネ文化の名残といわれる一皿
Asmalı Cavit(アスマルメスジト)
写真:ラケルダ(イメージ)

ジャジュク
Cacıkヨーグルトに刻んだきゅうりとにんにく、ミントを混ぜた冷たいメゼ
ヨーグルトにきゅうりとにんにく。水で少しゆるめて、スプーンですくうトルコの定番の冷菜
ひんやりして酸っぱく、きゅうりがしゃきっと当たる。にんにくのあとにミントが抜け、強い酒の合間に口の中が軽くなる
スプーンですくって食べるか、パンにつける。ラクや揚げ物の合間に少しずつ
Asmalı Cavit(アスマルメスジト)などのメイハネ(探し先の例)
写真:ジャジュク(イメージ)
まちのようすアスマルメスジト/ベイオウル



注文の一言
Bir duble rakı, lütfen.ビル ドゥブレ ラク、リュトフェンラクをダブルで1杯ください席料はもう取られない
2026年1月から、飲食店がサービス料や席料を取ることは禁止された。会計に付いていたら外してもらう。チップは5〜10%を現金で置く。空港バスは現金不可
ハヴァイストのタクシム行きは470₺(約1,500円)。現金は使えず、カードかイスタンブールカードで払う。乗り場は到着ロビーの地下2階にある。タクシム、深夜の4連発濡れバーガー、ムール貝、ドネル、タントゥニ。広場のまわりを立ち食いで回る

イスティクラル通りを北へ歩き、タクシム広場に出る。夜10時を過ぎても、人の流れは途切れない。広場に面した Kızılkayalar では、ガラスケースの中で小さなハンバーガーが湯気を立てている。まずはここが1軒目になる。
ここから立ち食いを4軒つなぐ。濡れバーガー、屋台のムール貝、ドネル、タントゥニの順だ。量が多いので、濡れバーガーのほかは1つを2人で分ける。どれも手で持って、店の前でその場で食べ切る。濡れバーガーは柔らかいうちに、ムール貝は開けてもらったそばから口に入れる。
最後のタントゥニの店では、鉄板の上で肉を刻む音が響き、店の前まで湯気が流れてくる。4軒を回り終える頃には、日付が変わりそうになる。明日は朝から旧市街を歩くので、初日はここで切り上げる。深夜の広場は、まだ人であふれている。
ここで食べたもの4品
700₺ ≈ 2,240円
ウスラク・ブルゲル(濡れバーガー)
Islak burgerにんにく入りのトマトソースに浸して蒸らした小さなバーガー
ガラスケースで蒸らされ、パンまでしっとり。深夜のタクシムで食べる、手のひら大のバーガー
ソースを吸ったパンが、舌の上でとろけるように崩れる。噛むと、にんにくの香りが鼻に抜ける
紙に包んで渡されるので、立ったまま食べる。小ぶりなので、1人で2個頼む人が多い
Kızılkayalar(タクシム広場)
写真:ウスラク・ブルゲル(イメージ)

ミディエ・ドルマ
Midye dolmaムール貝にスパイス入りのご飯を詰めて蒸した屋台の品
殻をスプーン代わりにして、詰めたご飯をすくう。レモンをしぼり、1個ずつ次々に口へ運ぶ
ご飯はシナモンと黒こしょうが効いて、ほろりとほどける。貝の身はぷりっとして、塩気が強い
売り子が次々に開けて渡してくれる。やめるときは「イェテル(もういい)」と言い、食べた個数分を払う
タクシム周辺の夜の屋台
写真:ミディエ・ドルマ(イメージ)

ドネル・ケバブ
Döner kebap縦の串で回し焼きにした肉を削ぎ、パンにはさむ
回る肉の塊から、注文を受けてその場で削ぐ。深夜になっても火を落とさない、タクシムの定番
焦げた削ぎ肉の縁がカリッとして、噛むと内側から肉汁が出る。トマトとピクルスが脂を切る
パンにはさむ「エキメキ・アラス」か、薄いパンで巻く「デュリュム」かを選ぶ。肉は牛(エト)か鶏(タヴク)を指定する
タクシム周辺のドネル店
写真:イスタンブールのドネル店(イメージ)

タントゥニ
Tantuni刻んだ牛肉を鉄板で炒め、薄いパンで巻いたメルスィン名物
細かく刻んだ肉を、鉄板で湿らせながら炒める。唐辛子とパセリがさわやかで、何本でも入る軽さ
しっとりした細切れ肉がほろほろ崩れる。トマトのみずみずしさのあと、唐辛子の辛さが来る
量は「ヤルム(半分)」や「ビル・ブチュク(1.5倍)」でも頼める。巻いたままレモンをしぼり、かぶりつく
タクシム周辺のタントゥニ店(店名は出かける前に確かめる)
写真:タントゥニ(イメージ)
まちのようすタクシム広場/ベイオウル





注文の一言
İki ıslak burger, lütfen.イキ ウスラク ブルゲル、リュトフェン濡れバーガーを2つください親しげな誘いには乗らない
夜のイスティクラル通りでは、「自分も旅行者だ」と話しかけてきた人がバーへ誘い、法外な額を請求する手口がある。日本語で声をかけてくる人にはついていかない。屋台は小額の現金で
ミディエ売りなどの屋台は、カードが使えないことが多い。100₺や200₺の紙幣を用意しておくと払いやすい。11/12(木)
旧市街の平日──バザールから金角湾へ
カラキョイの



カラキョイ、総菜屋の朝濃いクリームとはちみつ、干し肉の目玉焼き。シミットは店の前の屋台で

11月のイスタンブールは、朝8時近くまで暗い。空が明るくなった8時半、カラキョイの Namlı Gurme に入る。ガラスケースにチーズ、オリーブ、干し肉、総菜が並ぶ店で、朝ごはんも食べられる。外の空気はまだ冷たい。
頼むのは、パストゥルマ入りの目玉焼きと、カイマクとはちみつ。パンは、店の前の赤い屋台でシミットを買ってくる。ちぎったシミットにカイマクをのせ、はちみつをたらす。小さなグラスのチャイが、次々に空いていく。
ここで食べたもの4品
808₺ ≈ 2,580円
パストゥルマ入り目玉焼き
Pastırmalı yumurta香辛料をまぶした干し牛肉を焼き、卵を落とした朝の一皿
熱で干し肉の脂が溶け出し、卵がそれを吸う。塩気が強く香りも強い、朝から一気に目が覚める一皿
フェヌグリークとにんにくの独特な香りが立つ。とろりとした黄身が、干し肉の強い塩気を包む
パンで黄身と脂をぬぐって食べる。香りが強いので、食後はチャイで口を流してから人と話す
Namlı Gurme(カラキョイ)
写真:パストゥルマ入り目玉焼き(イメージ)

カイマクとはちみつ
Kaymak ve bal乳の表面を固めた濃いクリームに、はちみつをかけたもの
バターより軽く、生クリームより重い。水牛や牛の乳から作る、朝のパンにのせる乳のごちそう
舌にのせると、脂肪の塊のようなクリームがひんやりほどける。あとから、はちみつの香りが追いかける
パンにカイマクを塗り、上からはちみつをたらす。巣蜜(ペテク・バル)なら、蜜ろうごとかじる
Namlı Gurme(カラキョイ)
写真:カイマクとはちみつの朝食(写真は別の店)

シミット
Simit糖蜜にくぐらせ、ごまをまぶして焼いた輪のパン
焦げたごまの香ばしさが決め手の輪のパン。カイマクをのせると、甘じょっぱい朝ごはんになる
表面のごまがプチプチはじけ、中は意外にむっちりしている。糖蜜のかすかな甘さが、後から来る
屋台(シミッチ)で1個から買い、手でちぎって食べる。街では歩きながらかじる人も多い
Namlı Gurme 前のシミット屋台(カラキョイ)
写真:シミット(イメージ)

チャイ
Çayチューリップ形の小さなグラスで飲む、濃い紅茶
グラスの縁を指でつまんで持つ。濃く煮出した紅茶を、朝から晩まで何杯も飲む
グラスの縁が熱い。渋みの強い紅茶が口の脂をさっと洗い、角砂糖を1つ入れると角がとれる
飲み終えたら、スプーンをグラスの上に横に置く。「もういらない」の合図になる
Namlı Gurme(カラキョイ)
写真:チャイ(イメージ)
まちのようすカラキョイ




注文の一言
Pastırmalı yumurta ve bir çay, lütfen.パストゥルマル ユムルタ ヴェ ビル チャイ、リュトフェンパストゥルマの目玉焼きと、チャイを1杯くださいチャイの濃さは頼める
薄めがよければ「アチュク」、濃いめなら「コユ(koyu)」と言う。朝の脂っこい皿には、濃いめが合う。屋台の分は現金で
シミットの屋台はカードが使えないことが多い。朝のうちに小額の紙幣を用意しておくと、午後の屋台でも困らない。迷路の市場でコーヒー屋根のある市場の中の茶屋で、粉ごと煮出した一杯

グランド・バザールは日曜が休みなので、木曜の午前に来る。アーチの屋根の下に細い通りが何本も走り、じゅうたん、ランプ、金細工の店がすき間なく続く。開いてまだ1時間あまりで、人通りはこれから増えていく。店先では、店主がチャイのグラスを片手に客を待つ。
歩き疲れたところで、バザールの中の茶屋 Şark Kahvesi に入る。頼むのはトルココーヒーを1杯だけ。昼に子羊を食べるので、ここでは飲み物だけにしておく。小鍋で煮出すのを待つあいだ、店先の通りを行き交う人と荷車を眺める。
ここで食べたもの1品
140₺ ≈ 450円
トルココーヒー
Türk kahvesi細かく挽いた豆を小鍋で煮出し、粉ごと注ぐコーヒー
砂糖は煮出す前に入れるから、注文のときに量を伝える。粉ごとカップに注がれる濃い一杯
きめの細かい泡をすすると、濃い苦みが来る。その奥に、カルダモンのような香りがかすかに残る
水とロクムが添えられて出てくる。水で口を整えてから飲み、底にたまった粉は残す
Şark Kahvesi(グランド・バザール内)
写真:トルココーヒー(イメージ)
まちのようすグランド・バザール/ベヤズット



注文の一言
Bir Türk kahvesi, orta şekerli, lütfen.ビル テュルク カフヴェスィ、オルタ シェケルリ、リュトフェントルココーヒーを1杯、砂糖は中くらいでくださいじゅうたんの勧誘は断る
日本語で親しげに話しかけ、食事をおごって断りにくくしてから、高いじゅうたんを売る手口がある。買う気がなければ、はっきり断って店に入らない。茶屋の値段はカフェ並み
同じチャイでも、屋台なら20〜40₺、カフェでは50〜100₺ほど。バザールの茶屋も、カフェの値段と考えておく。竪穴の窯で焼いた子羊シイルト料理の食堂で、吊るし焼きの肉とドーム形のピラフ

ヴァレンス水道橋のそばの市場、カドゥンラル・パザルへ歩く。目指すのは Siirt Şeref Büryan。ビュルヤンはトルコ南東部シイルト地方の料理で、地面に掘った竪穴の窯に子羊を丸ごと吊るして焼く。
肉は昼前に焼き上がり、売り切れたらその日は終わる。だから昼の12時に着くようにする。薄いパンにのった肉と、ドーム形のピラフ、冷たいアイランを頼み、3品を2人で分ける。席に着いたら、まず今日の肉が残っているかを確かめる。
食べ終えたら、坂を上ってスュレイマニエ・モスクへ寄る。金曜の昼の長い礼拝とは重ならないが、毎日の礼拝の時間(昼は12時過ぎ)も見学が止まるので、少しずらして入る。中に入るときは肩と膝を隠し、女性は髪をスカーフで覆う。モスクの裏手からは、金角湾とガラタの丘が見渡せる。
ここで食べたもの3品
1,035₺ ≈ 3,310円
ビュルヤン
Büryan竪穴の窯に子羊を丸ごと吊るして焼く、シイルト地方の料理
皮はパリッ、中はとろとろ。竪穴の窯の中で脂を落としながら、じっくり焼き上げた子羊の肉
肉はフォークで押すだけでほぐれる。噛むと脂の甘みが広がり、下のパンにも肉汁がしみている
肉と下の薄いパンを一緒にすくう。パンは肉汁を吸っていて、それだけでもおいしい
Siirt Şeref Büryan(ファーティフ)
写真:ビュルヤン(イメージ)

ペルデ・ピラウ
Perde pilavı鶏肉と米、アーモンドを薄い生地で包んで焼いたピラフ
ドームを割ると湯気が立つ。婚礼の席でも出される、薄い生地で包んで焼き上げた鶏のピラフ
焼けた生地がパリッと割れ、バターの香りが広がる。中は鶏とアーモンドの入った、しっとりしたご飯
ナイフでケーキのように切り分け、生地と中のご飯を一緒にすくう
Siirt Şeref Büryan(ファーティフ)
写真:ペルデ・ピラウ(イメージ)

アイラン
Ayranヨーグルトを水でのばし、塩を加えた泡立つ飲み物
塩味のヨーグルト飲料。羊の脂のあとに飲むと、口の中がすっとさっぱりする。ケバブの相棒
冷たく細かい泡が、まず唇に当たる。ヨーグルトの酸味と塩気が、舌の上にすっと残る
ケバブの店では「アイラン」と頼むだけで出てくる。泡の立ったものを飲むと、口のまわりが白くなる
Siirt Şeref Büryan(ファーティフ)
写真:アイラン(イメージ)
まちのようすカドゥンラル・パザル/ファーティフ





注文の一言
Bir büryan ve bir ayran, lütfen.ビル ビュルヤン ヴェ ビル アイラン、リュトフェンビュルヤンとアイランを1つずつください売り切れていたら
ビュルヤンがなくなっていたら、ファーティフの食堂でムンバル(羊の腸に米とひき肉を詰めて揚げたもの)に切り替える。チップは端数の切り上げで
食堂やケバブの店では、会計の端数を切り上げる程度でよい。カードの端末にチップの欄はないので、置くなら現金で。老舗の飴と岸壁のサバ量り売りの菓子店で味見をしてから、橋のたもとの船のサバサンドへ

スュレイマニエの坂を下りると、エミノニュの人ごみに出る。1777年創業の菓子店、Ali Muhiddin Hacı Bekir に入る。ガラスケースに、粉砂糖をまとった色とりどりのロクムが並ぶ。1つずつ味見をして、気に入ったものを量り売りで買う。
瓶に入った硬い飴、アキデ・シェケリも少し買う。そのまま、ガラタ橋のたもとへ歩く。岸壁に船が横づけされ、甲板から煙が上がっている。波で船が揺れるたびに、焼き台の煙も揺れる。近づくと、サバの焼ける匂いが漂ってくる。
サバサンドを受け取り、岸壁の低いイスに座る。隣の屋台で、赤い漬物の汁も1杯買う。脂ののったサバと、酸っぱくてしょっぱい汁を、交互に口へ運ぶ。目の前の海を、アジア側へ向かうフェリーが次々に出ていく。頭の上ではカモメが鳴いている。
ここで食べたもの4品
565₺ ≈ 1,810円
ロクム(ターキッシュ・ディライト)
Lokumでんぷんと砂糖を練って固めた、柔らかいゼリー菓子
粉砂糖の下は、弾む餅のよう。ばら水やピスタチオの香りをまとった、一口大の角切りの菓子
噛むと歯を押し返すように弾み、ねっとりと伸びる。ばら水の香りが、ふわりと鼻に抜ける
量り売りなので、何種類かを少しずつ組み合わせて買える。粉砂糖が落ちるので、口の下に手を添えて食べる
Ali Muhiddin Hacı Bekir(エミノニュ)
写真:ロクム(イメージ)

アキデ・シェケリ
Akide şekeriオスマン時代から作られてきた、硬い飴
ガラス瓶から量り出す、色とりどりの小さな飴。シナモンやミントの、素朴で懐かしい味がする
口に入れるとカチッと硬い。なめるうちに表面がつるりと溶け、シナモンの香りが少しずつ出てくる
1個からでも買える。噛まずに、口の中でゆっくり溶かす
Ali Muhiddin Hacı Bekir(エミノニュ)
写真:昔のイスタンブールの飴屋(イメージ)

サバサンド(バルク・エキメキ)
Balık ekmek焼いたサバの切り身と玉ねぎ、レタスをパンにはさむ
岸壁に横づけした船の上で焼くサバ。その脂がパンにしみ込んだ、エミノニュの名物のサンド
パンはふかっと柔らかく、サバの脂を吸っている。生の玉ねぎのシャキシャキが後を追う
受け取ったら、卓上のレモンをしぼり、塩を振ってからかぶりつく
ガラタ橋たもとのサバサンド船(エミノニュ)
写真:サバサンド(イメージ)

トゥルシュ・スユ(漬物の汁)
Turşu suyu野菜の塩漬けから出た赤い汁を、コップで飲む
漬物の汁を、飲み物として飲む。酢と塩と唐辛子のおかげで、サバの脂がきれいに消えていく
口に入れた瞬間、強い酸味と塩気が舌を刺す。遅れて唐辛子がぴりっと来て、口の中がさっぱりする
コップにはキャベツ、きゅうり、にんじんの漬物が刺してある。汁を飲み、合間に漬物をかじる
サバサンド船の横の漬物屋台(エミノニュ)
写真:トゥルシュ・スユ(イメージ)
まちのようすエミノニュ




注文の一言
Bunu tadabilir miyim?ブヌ タダビリル ミイム?これ、味見できますか?桟橋のまわりはスリに注意
エミノニュの桟橋のまわりは、人が非常に多い。鞄は体の前に抱え、スマートフォンを後ろのポケットに入れたまま歩かない。ロクムの量り売りの目安
250gで300〜500₺ほど。粉砂糖が落ちるので、土産にするなら箱に詰めてもらう。金角湾を見下ろすケバブ上の階の席で、ピスタチオのケバブと揚げたキョフテ、焼きたての菓子

夜7時半、エジプシャン・バザールの裏にある Hamdi の上の階へ上がる。窓の外には金角湾とガラタ橋が広がり、対岸の丘の上にガラタ塔が明かりに浮かぶ。昼に歩いた旧市街の坂が、今は暗い影になっている。日が沈んで、もう2時間近くたつ。
まずラフマジュンと、揚げたイチリ・キョフテで口を慣らす。主役は、羊のひき肉にピスタチオを練り込んだケバブ。最後にキュネフェを頼み、焼き上がりを待つ。量が多いので、4品を2人で分ける。皿が並ぶと、テーブルはすぐにいっぱいになる。
ここで食べたもの4品
1,550₺ ≈ 4,960円
ピスタチオ入りケバブ
Fıstıklı kebap羊ひき肉にピスタチオを練り込み、串で焼いたケバブ
肉の中で緑のピスタチオが割れる。ガジアンテプ産のナッツを練り込んだ、ごちそうのケバブ
焼き目はカリッとして、中から肉汁がじゅわっと出る。ナッツの香ばしさと脂の甘さが重なる
添えられた焼き唐辛子とトマトを、肉と交互に口へ運ぶ
Hamdi(エミノニュ)
写真:ピスタチオ入りケバブ(イメージ)

イチリ・キョフテ
İçli köfteブルグルの殻にひき肉とくるみを詰め、揚げた団子
ラグビーボールの形をした揚げ団子。ブルグルの硬い殻の中に、スパイスの効いた具が詰まる
かじると殻がカリッと割れ、中の具がほろっと崩れる。スパイスとくるみの香りが、熱い湯気と一緒に立つ
手で持ってレモンをしぼり、かじりながらしぼり足す
Hamdi(エミノニュ)
写真:イチリ・キョフテ(イメージ)

ラフマジュン
Lahmacunひき肉とトマトを塗った極薄の生地を、窯で焼いたもの
縁は焦げてパリッ、真ん中はしっとり。唐辛子の効いたひき肉を薄く塗った、窯焼きの薄い生地
焦げた縁が香ばしく割れ、中央は肉の汁でもちっとしている。唐辛子の辛さが、じわりと来る
パセリと玉ねぎをのせ、レモンをしぼってくるりと巻く。巻いたまま手で持ってかじる
Hamdi(エミノニュ)
写真:ラフマジュン(イメージ)

キュネフェ
Künefe細い麺状の生地でチーズをはさみ、焼いてシロップをかけた菓子
熱いチーズが糸を引いてのびる。甘いシロップと、チーズの乳の香りが重なる
表面の麺がカリッと香ばしい。その下から熱いチーズがびよーんとのび、シロップがじゅわっとしみ出す
焼きたてをすぐに食べる。冷めるとチーズが固まり、のびなくなる
Hamdi(エミノニュ)
写真:キュネフェ(イメージ)
まちのようすエミノニュ




注文の一言
Fıstıklı kebap ve bir künefe, lütfen.フストゥクル ケバプ ヴェ ビル キュネフェ、リュトフェンピスタチオのケバブと、キュネフェを1つください窓際は予約のときに頼む
夜景が目当てなら、予約のときに窓際の席を希望しておく。遅い時間ほど席は選びにくくなる。キュネフェは早めに伝える
キュネフェは焼きたてを出すので、少し待つ。ケバブを頼むときに一緒に伝えておくと、食べ終わる頃に届く。ヴェファで冬のボザをとろりと甘酸っぱい発酵飲料に、向かいの店で買った煎り豆をのせる

夜9時半、ヴェファの Vefa Bozacısı に着く。1876年創業のボザの店だ。ボザはきびなどの穀物を発酵させた飲み物で、冬が季節になる。11月の半ばは、ちょうど飲みはじめの時期にあたる。夕食のあとの甘い一杯として飲む。
店に入る前に、向かいの店でレブレビ(煎りひよこ豆)を1袋買う。カウンターで受け取ったボザにシナモンを振り、買ってきた豆を上にのせる。スプーンですくうと、甘酸っぱい香りが立つ。2人で1杯ずつ頼み、この日の食べ歩きを締める。
ここで食べたもの2品
155₺ ≈ 500円
ボザ
Bozaきびなどの穀物を発酵させた、とろりとした冬の飲み物
甘酒とヨーグルトの間のような甘酸っぱさ。シナモンを振って、スプーンで飲む冬の一杯
とろりと重く、舌の上でざらりとする。甘みのあとに発酵の酸味が来て、シナモンが香る
スプーンですくって、ゆっくり飲む。レブレビは沈む前にすくうと、カリッとした歯ざわりが残る
Vefa Bozacısı(ヴェファ)
写真:ボザ(イメージ)

レブレビ(煎りひよこ豆)
Leblebiひよこ豆を煎って乾かした、素朴なおつまみ
ボザにのせると、ふやけて別の味になる。そのままでも、ぽりぽりと手が止まらない煎り豆
ぽりっと噛むと、すぐに粉っぽく崩れる。煎った香ばしさの奥に、ひよこ豆の素朴な味が残る
袋から手でつまんで食べる。ボザにのせる分と、そのまま食べる分に分けておく
Cemal Leblebiciler(Vefa Bozacısı の向かい)
写真:レブレビ(イメージ)
まちのようすヴェファ/ファーティフ




注文の一言
İki boza, lütfen.イキ ボザ、リュトフェンボザを2杯ください帰りのタクシーはアプリで
流しのタクシーには、遠回りやメーターを切る手口がある。配車アプリの BiTaksi か Uber で呼び、乗ったらメーターが動いているか確かめる。レブレビは余りを持ち帰る
1袋は2杯にのせても余る。残りは宿でつまむか、翌日のフェリーのおやつにする。11/13(金)
フェリーでアジア側へ──カドゥキョイとユスキュダル
船の



フェリーのデッキでチャイ、アジア側の朝チャイで海峡を渡り、桟橋前でパンを3つ

空が白んだころ、カラキョイの桟橋から8時半の市営フェリーに乗った。船内の売店でチャイを買い、デッキに出る。振り返ると、旧市街のモスクの丸屋根が朝の光に浮かんでいた。
ポアチャは割ると、中の白チーズがほろりと崩れる。アチマは指で押すと沈むほど柔らかく、甘さは控えめだ。桟橋の前のベンチに座って2つを食べ比べていると、通勤の人たちが同じ紙袋を提げ、足早に街へ散っていった。
桟橋の前のパン屋で、ポアチャとアチマに、小さな輪のカンディル・スィミディを足した。宗教の祝日の夜に配られてきたパンで、いまは毎日焼いている。
ここで食べたもの3品
118₺ ≈ 380円
カンディル・スィミディ
Kandil simidiマフレブ(サクランボの種の香料)が香る、小ぶりのやわらかい輪のパン
シミットよりやわらかく、甘い香り。宗教の祝日の夜に配られてきた、ゴマをまぶした小さな輪
外はゴマが香ばしく、中はふんわりほろほろ。噛むとマフレブの甘い香りが鼻に抜け、チャイの渋みとよく合う
チャイと一緒に。いまは祝日でなくても、パン屋や菓子店で毎日焼いている
カドゥキョイ桟橋前のパン屋・菓子店(探し先の例)
写真:カンディル・スィミディ(イメージ)

ポアチャ
Poğaçaチーズやオリーブを包んだ、ふっくら柔らかい丸パン
トルコのパン屋の朝の棚に並ぶ丸パン。柔らかい生地と塩辛いチーズの組み合わせが朝に合う
バターの香る生地はしっとりしている。中から白チーズがほろりと崩れ出て、塩気が後から追いかけてくる
「ペイニルリ(チーズ入り)」「ザイティンリ(オリーブ入り)」と中身で選ぶ。紙袋のまま持って、歩きながら食べてよい
Simit Sarayı(カドゥキョイ桟橋前ほか市内各所)
写真:ポアチャ(イメージ)

アチマ
Açma油脂を練り込んだ、ねじりドーナツ形の柔らかいパン
形はシミットに似ているが、ごまがなく、ふわふわに柔らかい。やさしい甘さの朝のパン
指で押すと沈むほど柔らかい。噛むとバターパンのような甘さがじんわり広がり、生地がもっちりと歯に残る
プレーンのほか、チョコ入りやオリーブ入りもある。甘いものが欲しい朝はチョコ入りを選ぶ
Simit Sarayı(カドゥキョイ桟橋前)、町のフルン(パン屋)
写真:アチマ(イメージ)
まちのようすカラキョイ→カドゥキョイ(フェリー)





注文の一言
Bir kandil simidi, lütfen.ビル カンディル スィミディ、リュトフェンカンディル・スィミディを1つください1枚で何人分も払える
フェリーもイスタンブールカードで乗れる。1枚のカードで何人分でも払えるので、改札で人数分タッチする。運賃は1回46〜50₺ほど。デッキは寒い
11月の海峡は風が冷たい。デッキで食べるなら上着の前を閉め、チャイのグラスは両手で持つ。雨の日は船室の窓際の席がいい。金曜の市場で、焼きたてのギョズレメ火曜と金曜だけ立つ市場で、目の前で焼く薄焼き。帰りに屋台の練り飴

カドゥキョイの市場は「火曜市場」という名前だが、金曜にも立つ。桟橋から住宅街を25〜30分ほど歩くと、大きな屋根の下に屋台がぎっしり並んでいた。金曜は服や布、台所用品、古道具が中心だ。売り手の呼び声が、屋根の下に響いている。
屋台の奥では、スカーフ姿の女性が丸い生地を細い棒で薄くのばしていた。白チーズを包んで大きな鉄板にのせ、何度か返す。焼き上がりを待つ間に、隣の軽食の屋台でチャイを1杯頼んだ。まわりの客も、買い物袋を足もとに置いてひと休みしている。
受け取ったギョズレメは、4つに折りたたんで切り分けてある。焦げ目のついた皮はパリッとして、中のチーズがとろりと糸を引く。立ったまま半分ずつ食べた。桟橋の方へ戻る途中、練り飴の屋台で、色を選んで棒に巻いてもらう。ねっとりした甘さが、口に残ったチーズの塩気のあとに来る。
ここで食べたもの2品
205₺ ≈ 660円
ギョズレメ
Gözleme薄い生地にチーズやほうれん草を包み、鉄板で焼く軽食
市場の屋台で、生地をのばすところから目の前で焼く。できたてを手渡しで受け取れる薄焼き
鉄板の焦げ目がパリパリと音を立て、折り込んだ白チーズが半分とけて糸を引く。生地はもちっとして素朴な味
中身は白チーズ、ほうれん草、じゃがいもなどから選べることが多い。飲み物はアイランを合わせるのが普通
カドゥキョイ・サル・パザル(火・金)の軽食の屋台
写真:ギョズレメの生地をのばす(イメージ)

マジュン・シェケリ
Macun şekeri色とりどりの練り飴を、棒にくるくる巻きつけて売る屋台の菓子
缶の中の色から選んで、棒に巻いてもらう。子どもが喜ぶ、昔ながらの屋台の練り飴
粘りが強く、歯にくっつくほどねっとりしている。レモンやミントの味が、色ごとに少しずつ違う
棒に巻いてもらい、なめながら歩く。歯にくっつくので、少しずつなめる
カドゥキョイの商店街や市場の周りの屋台(出ていない日もある)
写真:マジュン・シェケリの屋台(イメージ)
まちのようすカドゥキョイ・ハサンパシャ



注文の一言
Bir peynirli gözleme, lütfen.ビル ペイニルリ ギョズレメ、リュトフェンチーズのギョズレメを1つください小さい紙幣を多めに
市場の屋台はカードが使えないことがある。100₺札や200₺札など、小さい紙幣をまとめて持っていく。金曜は服が中心
金曜の市は衣類や布、古物が中心で、野菜や果物の屋台は火曜ほど多くない。食べ物は、屋根の下の軽食の一角でギョズレメやドネルを焼いている。季節の黒板を見て、マルメロのケバブアナトリア各地の家庭の味を出す食堂で、豆のスープと赤いペーストと秋の一皿

魚屋や八百屋の並ぶ市場の路地に、Çiya Sofrası がある。アナトリア各地の郷土料理を出す食堂で、日によって並ぶ料理が変わる。入口の近くでは、温かい料理の大鍋が湯気を立てていた。昼どきの店内は、地元の勤め人でにぎわっている。
まずエゾゲリン・チョルバスと、パンにつけるムハンマラを頼んだ。スープは豆の粒が残り、乾燥ミントの香りが強い。ムハンマラはねっとりと赤く、くるみの粒が舌に当たる。スープとムハンマラを行き来するうちに、パンのかごがすぐ空になった。
壁の黒板に「アイヴァ・ケバブ」の文字があった。マルメロと羊肉を一緒に焼いた、秋冬だけの料理だ。店の人に聞くと、今日はあるという。運ばれてきた皿では、半分に切ったマルメロが肉汁を吸い、つやつやと光っていた。
ここで食べたもの3品
1,010₺ ≈ 3,230円
エゾゲリン・チョルバス
Ezogelin çorbası赤レンズ豆とブルグルに、ミントを効かせたスープ
「花嫁エゾ」の名がつく、豆と麦のつぶつぶのスープ。トルコの食堂なら、たいていどこにでもある一杯
レンズ豆のスープよりざらりと粒が残り、乾燥ミントと唐辛子の香りがふわっと立つ。舌の上で豆がほどけていく
卓上のレモンをしぼってから飲む。ちぎったパンを浸してもよい
Çiya Sofrası(カドゥキョイ)
写真:エゾゲリン・チョルバス(イメージ)

ムハンマラ
Muhammara焼いた赤唐辛子に、くるみとザクロ糖蜜を合わせたペースト
パンが足りなくなる、ねっとりした赤いペースト。甘さと酸味と辛さを、くるみがひとつにまとめる
くるみの粒がざらりと舌に当たり、ザクロ糖蜜の甘酸っぱさが広がる。飲み込むころ、唐辛子の辛さがじわっと来る
ちぎったパンでぬぐうようにすくう。辛さが後から来るので、スープと交互に食べる
Çiya Sofrası(カドゥキョイ)
写真:ムハンマラ(イメージ)

アイヴァ・ケバブ(マルメロのケバブ)
Ayva kebabıマルメロと羊肉を一緒に煮込み焼きにした、秋冬の果物のケバブ
果物と羊肉を同じ鍋で焼く、秋冬だけの季節料理。マルメロの甘酸っぱさが、羊肉の脂を軽くする
甘酸っぱいマルメロの果肉がとろりと崩れ、羊肉の脂を吸っている。果物と肉なのに、口の中で違和感がない
マルメロと肉を一緒にフォークにのせる。皿に残った煮汁はパンでぬぐう
Çiya Kebap / Çiya Sofrası(カドゥキョイ)
写真:マルメロの肉詰め(イメージ。写真はアゼルバイジャンの料理)
まちのようすカドゥキョイ・ギュネシリバフチェ通り



注文の一言
Ayva kebabı var mı?アイヴァ ケバブ ヴァル ム?マルメロのケバブはありますかない日はなすの煮物に
アイヴァ・ケバブは入荷しだいで、ない日もある。そのときは同じ店のイマム・バユルドゥ(なすのオリーブオイル煮)を頼む。金曜の昼の礼拝
金曜は12時台後半に昼の礼拝がある。モスクの周りの個人店は一時閉めることがあるが、カドゥキョイの市場や食堂はふだんどおり開いている。魚屋通りの揚げ貝、ココレチ、老舗のパフェカドゥキョイの商店街を歩き、しょっぱいものと甘いものを交互に

Çiya を出て、魚屋通りへ。氷の上にカタクチイワシやスズキが並び、店の人が大きな声で客を呼んでいる。その先の屋台では、ムール貝を揚げていた。串に刺した揚げ貝に、白いにんにくのソースをたっぷりつける。衣の中から海の汁があふれた。
次は商店街のココレチ店。炭火の前で、羊の腸を巻いた長い串がゆっくり回っている。パン半分を頼むと、店の人が焼けた腸を細かく刻み、唐辛子とオレガノを振ってはさんでくれた。カウンターに立ったまま、熱いうちにかぶりつく。
甘いもので締めるため、Baylan に入る。1961年からカドゥキョイの同じ場所で続く菓子店で、古いガラスのショーケースが残っている。名物のクップ・グリイェは、背の高いガラスの器に入って出てきた。揚げ貝とココレチの脂っこさを、冷たいアイスが消していく。
ここで食べたもの3品
800₺ ≈ 2,560円
ミディエ・タヴァ
Midye tavaムール貝に衣をつけて揚げ、タラトル・ソースで食べるもの
揚げたてを串で受け取る、魚屋通りの立ち食い。白いソースはにんにくとナッツでできている
衣がサクッと割れると、ぷりっとした身から海の汁がにじむ。ソースのにんにくが強く、あとまで口に残る
串の先から1個ずつ歯で外して食べる。ソースは容器で添えてくるので、1個ごとにつけ直す
カドゥキョイ魚屋通りの屋台(Kadı Nimet の並び)
写真:ミディエ・タヴァ(イメージ)

ココレチ
Kokoreç羊の腸を串に巻いて炭火で焼き、刻んでパンにはさむもの
内臓なのに臭みが少ない。炭火で焦がした羊の腸を刻み、唐辛子とオレガノを振ってパンで食べる
刻んだ腸の焦げたところがカリカリと鳴り、内側から脂がじゅわっとしみ出る。唐辛子の辛さが脂を切っていく
「ヤルム(パン半分)」か「チェイレク(4分の1)」で頼む。地元では、酒を飲んだあとの深夜に食べる人が多い
カドゥキョイ・チャルシュ(商店街)のココレチ店
写真:ココレチのサンド(イメージ)

クップ・グリイェ
Kup Griyeカラメルソースと生クリームをかけた、アイスのパフェ
ガラスの器で出てくる、1960年代から続くレトロなパフェ。カドゥキョイの老舗 Baylan の名物
冷たいアイスに、焦がしたアーモンド入りのカラメルソースがとろりとからむ。ナッツがカリッと鳴り、甘さは濃い
長いスプーンで底からすくい、ソースとアイスを混ぜながら食べる。甘さが濃いので、水を横に置く
Baylan(カドゥキョイ)
写真:Baylan のクップ・グリイェ
まちのようすカドゥキョイ商店街(チャルシュ)





注文の一言
Yarım kokoreç, lütfen.ヤルム ココレチ、リュトフェンココレチをパン半分でください夜の分をここで買う
商店街の Migros で、夜に宿で食べるビールとチョコ菓子を買っておく。夕ごはんのユスキュダルの食堂は酒を出さない。2人で1つずつ
揚げ貝、ココレチ、パフェと続き、夕方にもう一度食べる。揚げ貝とココレチは2人で1つを分けると、夕ごはんまでにお腹が空く。乙女の塔を前に、サーレップと焼き栗海峡の向こうに旧市街の夕焼け。とろりと熱い冬の飲み物を海辺の茶屋で

マルマライでユスキュダル駅に着き、まず広場の近くの菓子店でケスタネ・シェケリを2個買った。海沿いの道を南へ15分ほど歩くと、サラジャク海岸に出る。沖の小島に、白い乙女の塔が立っていた。岸辺の茶屋には、海の方を向いた低いイスが並ぶ。
11月中旬の日の入りは17時49分ごろ。海峡の向こうで、旧市街のモスクの丸屋根と尖塔が、夕焼けの中で影になっていく。海辺の茶屋でサーレップを頼むと、シナモンを振った熱いカップが来た。両手で包むと、冷えた指先にじんわりしみる。
岸の屋台では、栗を炭火で焼いている。紙袋に入れてもらった栗は、割ると湯気が立ち、ほくほくと甘い。サーレップで手を温めながら、空が暗くなるのを待った。やがて乙女の塔に明かりがともり、対岸の旧市街にも灯が並びはじめた。
ここで食べたもの3品
405₺ ≈ 1,300円
サーレップ
Salep野生ランの根の粉でとろみをつけた、熱い牛乳の飲み物
11月から茶屋に出回る冬の飲み物。カップを持つと重たいほどのとろみがあり、体の芯から温まる
ミルクのやさしい甘さが舌を包み、シナモンが鼻に抜ける。とろみのせいで、なかなか冷めない
表面のシナモンは混ぜずに、香りを先に吸い込む。とても熱いので、ふうふう吹いて少しずつすする
サラジャク海岸の茶屋、フェリーの売店
写真:カドゥキョイで飲むサーレップ(イメージ)

焼き栗
Kestane kebap屋台の炭火で、殻に切れ目を入れて焼いた大粒の栗
10月から2月が旬。夕暮れの海辺に、屋台の炭火で焼ける栗の香ばしい匂いが風に乗って流れてくる
殻を割ると湯気が上がる。日本の栗より大粒で、ほくほくとした実がねっとりと甘い。指先が熱く、持ち替えながらむく
紙袋に100グラム単位で入れてくれる。むいた殻は袋に戻して持ち帰る
サラジャク海岸やユスキュダルの焼き栗の屋台
写真:屋台の焼き栗(イメージ)

ケスタネ・シェケリ(栗の砂糖漬け)
Kestane şekeri栗をシロップで煮た、トルコ版のマロン・グラッセ
ブルサの名物で、秋冬に菓子店の棚に並ぶ栗の菓子。1個ずつ包んであり、1個から買える
しっとりした栗にシロップがしみ込んでいて、歯を当てるとほろりとほぐれる。甘さは濃いが、栗の香りが残る
包み紙をはがして、そのままかじる。シロップで指がべたつくので、ウェットティッシュを持っていく
ユスキュダルの菓子店、Kafkas などのチェーン
写真:ケスタネ・シェケリ(イメージ)
まちのようすユスキュダル・サラジャク海岸





注文の一言
Bir salep, lütfen.ビル サレプ、リュトフェンサーレップを1杯ください手袋かストールを
海辺は海峡の風がまともに当たり、日が沈むと一気に冷える。手袋かストールがあれば、外の席でも長く座っていられる。夕焼けは17時半ごろ
空がいちばん赤くなるのは日の入りの少し前。17時過ぎには海辺に着き、茶屋の海側の席を取っておく。ガラスケースを指さして、なすの料理を2つ酒を置かない老舗の食堂で、宮廷料理と家庭料理、冬の果物の甘煮

Kanaat Lokantası は1933年創業の食堂で、毎日開いている。入口のガラスケースに、煮込みや詰め物、ピラウの大皿がずらりと並ぶ。料理の名前が読めなくても、指さしで頼める。夕方の店内は家族連れが多く、テーブルには水とアイランのコップが並んでいた。
ヒュンキャール・ベーエンディは、焼きなすのクリームの上に羊肉の煮込みがのる。クリームは焦げたなすの香りがして濃い。カルヌヤルクは、切れ目を入れたなすにひき肉を詰めて焼いたもので、トマトの汁が皿にあふれていた。
甘いものは、ガラスケースの端にあった。ルビー色に煮えたマルメロに、白いカイマクがのっている。昼のケバブと同じ果物なのに、こちらはすっかり菓子の味だ。店に入ったときから、窓の外はもう暗かった。桟橋まで歩いて、帰りの船に乗る。
ここで食べたもの3品
1,225₺ ≈ 3,920円
ヒュンキャール・ベーエンディ
Hünkâr beğendi焼きなすのチーズクリームに、羊肉の煮込みをのせた宮廷料理
名前は「スルタンのお気に入り」。オスマン宮廷から伝わる、焼きなすのクリームと羊肉の一皿
焼きなすのクリームはスモーキーで濃厚。トマトで煮た羊肉は、フォークを当てるだけでほろりと崩れる
肉とクリームを一緒にすくい、一口で両方を味わう。付け合わせのパンはクリームにつける
Kanaat Lokantası(ユスキュダル)
写真:ヒュンキャール・ベーエンディ(イメージ)

カルヌヤルク
Karnıyarık揚げたなすに切れ目を入れ、ひき肉を詰めて焼いたもの
名前は「腹を割いた」という意味。食堂のガラスケースにたいてい並んでいる、家庭のなす料理
油を吸ったなすがとろりと崩れ、トマトとひき肉の汁がじゅわっと広がる。唐辛子の辛さがほんの少し
ピラウかヨーグルトを添えて頼む。皿にあふれた汁をピラウにしみ込ませて食べる
Kanaat Lokantası(ユスキュダル)ほか町のロカンタ
写真:カルヌヤルク(写真は別の店、カドゥキョイの Yanyalı Fehmi Lokantası)

アイヴァ・タトゥルス(マルメロの甘煮)
Ayva tatlısıマルメロを赤く煮て、カイマクをのせた冬の菓子
ルビー色に煮えたマルメロに、白いカイマク。10月から1月にかけて、冬の食堂に並ぶ甘いもの
果肉はとろりと柔らかいのに、芯の近くだけしゃりっと歯ごたえが残る。カイマクの脂が酸味を包む
種のあったくぼみに、カイマクがのっている。スプーンの縁で果肉を切り、カイマクと一緒に口に入れる
Kanaat Lokantası(ユスキュダル)
写真:アイヴァ・タトゥルス(イメージ)
まちのようすユスキュダル





注文の一言
Hünkâr beğendi ve ayva tatlısı, lütfen.ヒュンキャール ベーエンディ ヴェ アイヴァ タトゥルス、リュトフェンヒュンキャール・ベーエンディとマルメロの甘煮をくださいチップは現金で
2026年1月から、店がサービス料や席料を取ることは禁止された。着席の店ではチップを5〜10%、リラの現金で置く。カードの端末にはチップの欄がないことが多い。半人前を聞いてみる
ロカンタ(大衆食堂)には、「ヤルム・ポルスィヨン(半人前)」で頼める料理もある。何品も試したいときは、注文のときに聞いてみる。宿の部屋で、缶ビールとチョコ菓子を並べるカドゥキョイのスーパーで買った、トルコのお菓子3つとビール

フェリーでカラキョイに戻った。昼にカドゥキョイの Migros で買っておいた袋を、部屋のテーブルに広げる。エフェスの缶、ウルケルのアルベニとハレイ、タデッレ。どれも町のキオスクでよく見かける顔ぶれで、4つ合わせても200₺ほどだ。
お菓子は3つとも甘さの向きが違うので、ビールを一口はさみながら順に食べ比べた。エフェスは軽く、一日じゅう食べ続けた舌をさっぱりさせる。アルベニはキャラメルがのび、ハレイはマシュマロがふわふわ。タデッレはヘーゼルナッツがごろごろ入っていて、噛むたびにポリッと鳴る。
ここで食べたもの4品
195₺ ≈ 620円
エフェス・ピルセン
Efes Pilsenトルコで広く飲まれている、軽い味のラガービール
塩辛い料理のあとに合う一杯。スーパーの缶ならバーの半額以下で買えるので、宿で飲むのに向く
よく冷えた缶を開けると、泡は細かく、苦味は控えめ。麦の香りが軽く、水のように喉を通る
酒を出さない食堂の日は、スーパーで買って宿で飲む。外で飲むなら、カラキョイやカドゥキョイのバーへ
Migros(カドゥキョイ商店街)、カラキョイやカドゥキョイのバー
写真:エフェス・ピルセン(イメージ)

ウルケル・アルベニ
Ülker Albeniキャラメルとビスケットを、チョコでくるんだバー
キオスクのレジ横でよく見る、キャラメルが主役のチョコバー。ビスケットは底で支える役に回る
チョコの殻を噛むと、下のキャラメルがねちっとのびる。底のビスケットがサクッと崩れて、甘さを少しだけ和らげる
1本ずつ包装されているので、かばんに入れて持ち歩ける。チャイのお供にもなる
Migros、町のキオスク
写真:ウルケル・アルベニ(イメージ)

ウルケル・ハレイ
Ülker Halleyマシュマロをビスケットではさみ、チョコでくるんだ菓子
トルコ版のチョコパイのような、丸くて小ぶりの菓子。箱で買って、何人かで分けるのにちょうどいい
チョコの薄い殻がパリッと割れ、ふわふわのマシュマロが出てくる。ビスケットはサクッと軽い
箱から1個ずつ出して、ビールの合間に食べる。暖かい部屋に長く置くと、チョコがとけてパリッとしなくなる
Migros、BİM
写真:ウルケル・ハレイ(イメージ)

タデッレ
Tadelleヘーゼルナッツを丸ごと詰め込んだ、細長いチョコバー
黒海沿岸で採れるヘーゼルナッツが主役の一本
ねっとりしたチョコの中でナッツを噛むと、ポリッと鳴って香ばしさが広がる。甘さの奥にナッツの油のコク
1本から買える。ビールと交互に食べると、甘さが口に残らない
Migros、町のキオスク
写真:タデッレ(イメージ。写真は Maxinut)
まちのようすカラキョイ(宿)



注文の一言
Soğuk Efes var mı?ソウク エフェス ヴァル ム?冷えたエフェスはありますか酒は夜10時まで
トルコでは、店で酒を売るのは22時まで。夜遅くに宿の近くで買おうとしても売ってもらえないので、昼のうちに買っておく。配る土産は大袋で
アルベニとタデッレは1本から、ハレイは箱で買える。スーパーには大袋もあるので、配る土産はそちらが便利。11/14(土)
ボスポラスを北へ──朝ごはん通りから魚市場
鍋ごと



ベシクタシュの朝ごはん通りで、鍋ごと3皿土曜の朝、朝食の店が軒を連ねる路地で、熱い鍋の料理を分け合う

土曜の朝9時前、ベシクタシュの細い路地には、もうテラス席が並んでいた。通りの両側がほとんど朝ごはんの店で、どの店先でも店員がメニューを広げて見せてくる。週末は地元の家族連れで埋まる通りなので、席の空いていた1軒に早めに腰を下ろした。
机いっぱいに小皿が並ぶセルプメ・カフヴァルトゥ(ずらり並ぶ朝食)は、この日は頼まない。目当ては、熱い鍋のまま出てくる3品だ。メネメン、スジュク入り目玉焼き、ムフラマを単品で頼み、パンとチャイを添えてもらった。
3つの鍋が並ぶと、テーブルの上は赤と黄色になった。どの鍋にも、ちぎったパンを直接入れて食べる。チーズの糸をのばしているあいだに、隣の鍋の卵が冷めていく。3皿を2人で回していくうちに、パンのかごは2回空になった。
ここで食べたもの3品
850₺ ≈ 2,720円
メネメン
Menemenトマトと青唐辛子を炒め煮にし、卵を落としたフライパン料理
トマトの酸味に半熟の卵がからむ。パンでぬぐって食べる朝の鍋
両手鍋にパンを差し込むと、青唐辛子の香りが立つ。トマトの汁を吸ったパンに、半熟の卵がとろりと乗ってくる
取り皿に分けず、鍋に直接パンを入れて食べる。玉ねぎを入れるかどうかはトルコで意見が割れる話題なので、店の人に聞くと話がはずむ
ベシクタシュのカフヴァルトゥジュラル通りの朝食店
写真:メネメン(イメージ)

スジュク入り目玉焼き
Sucuklu yumurtaにんにくとスパイスの効いた牛肉ソーセージに、卵を落として焼いた一品
焼けたスジュクから出た赤い脂を白身が吸う。にんにくと塩気が強く、パンがいくらでも進む朝の一皿
縁の縮んだスジュクはカリカリで、にんにくが強く香る。黄身をつぶすと、赤い脂と混ざってソースになる
銅の小鍋(サハン)のまま出てくる。鍋は熱いので手を触れず、フォークで黄身を割ってからパンですくう
ベシクタシュのカフヴァルトゥジュラル通りの朝食店
写真:スジュク入り目玉焼き(イメージ)

ムフラマ
Muhlama黒海地方のチーズとコーンミールを、バターで練った料理
パンで持ち上げると糸が腕の長さまでのびる。黒海地方から来た、朝のチーズフォンデュ
チーズの塩気は穏やかで、コーンミールの粒がざらりと舌に残る。溶けたバターが重く、一口で腹にたまる
冷めると固まるので、鍋が来たらすぐに手をつける。糸が切れないときは、パンを鍋の縁でくるくる回して巻き取る
ベシクタシュのカフヴァルトゥジュラル通りの朝食店
写真:ムフラマ(イメージ)
まちのようすベシクタシュ





注文の一言
Bir menemen, bir sucuklu yumurta ve bir muhlama, lütfen.ビル メネメン、ビル スジュクル ユムルタ ヴェ ビル ムフラマ、リュトフェンメネメンとスジュク入り目玉焼き、ムフラマを1つずつくださいパンとチャイ
朝ごはん通りの店は、パンとチャイのおかわりが自由なところが多い。追加で頼む前に、店の人に聞いてみる。チップは現金で
着席の店では、会計の5〜10%を現金で置く。カードの端末にはチップの欄がないことが多い。オルタキョイで、巨大な芋とのびるアイスボスポラス大橋を見上げる広場で、具を積んだクンピルを2人で1個

オルタキョイの広場に着くと、モスクの向こうにボスポラス大橋がかかっていた。モスクの裏の路地には、クンピルの屋台が何軒も並ぶ。どの店先にも具のトレーが20種類ほど並び、店員が手を振って、通りかかる客を呼んでいる。
店員は焼いたじゃがいもを縦に割り、バターとチーズを入れて中身を練る。そこへ、指さした具を上に積んでいく。朝ごはんから2時間半しかたっていないので、1個を2人で分けた。それでも食べ終わるころには、腹がずっしり重かった。
口直しに、広場の近くの Mado でマラシュ・ドンドゥルマを1つ頼む。店員がアイスにスプーンを差し込み、ぐいっと引くと、白いアイスが餅のようにのびた。11月の海風は冷たいが、甘いアイスはすぐになくなった。
ここで食べたもの2品
525₺ ≈ 1,680円
クンピル
Kumpir巨大な焼きじゃがいもにバターとチーズを練り込み、具をのせたもの
バターとチーズで中身を練ったじゃがいもに、好きな具を山ほど積む。オルタキョイの屋台の名物
練ったじゃがいもはなめらかで、ほくほくと熱い。そこへピクルスの酸味とコーンの甘さ、ソーセージの塩気が混ざる
具はトレーを指さして選ぶ。全部のせると重いので、2人で1個に。皮の近くのじゃがいもまで、スプーンでこそげて食べる
オルタキョイ・モスク裏のクンピル屋台通り
写真:クンピル(イメージ)

マラシュ・ドンドゥルマ
Maraş dondurmasıサーレップとマスティックで粘りを出した、のびるアイス
ナイフで切るほど硬いのに、口の中では餅のようにのびる。マスティックの香りがするアイス
スプーンで押すと、ねっとり重い。口に入れると、もちっとのびてからゆっくり溶け、松やにのような香りが残る
屋台では、店員がアイスを客に渡すふりをしてからかう芸が名物。何度か空振りしても、最後にはきちんと渡してくれる
Mado(チェーン、オルタキョイ店など)
写真:マラシュ・ドンドゥルマ(イメージ)
まちのようすオルタキョイ




注文の一言
Mısır, turşu ve sosis, lütfen.ムスル、トゥルシュ ヴェ ソスィス、リュトフェンコーンとピクルスとソーセージをのせてください屋台は現金も
屋台はカードが使えないことがある。小額紙幣で500〜1,000₺ほど持っておくと困らない。橋と一緒に撮る
モスクと大橋を1枚に収めるなら、広場の先の海沿いに出る。昼の光なら、橋の向こうにアジア側の岸まで写る。エミルガンの海辺で、昼をミルク菓子3皿に鶏肉の入ったプリンから、麦と豆のアシュレまで。昼ごはんを甘いものにする

エミルガンは、海峡を北へ上った静かな町だ。Emirgan Sütiş は海沿いの通りに面していて、テラスの向こうを大きな船がゆっくり通っていく。ショーケースには白いプディングの器がずらりと並び、昼どきでも甘いものを前にした客が多い。
昼ごはんの代わりに、ミルク菓子を3つ選んだ。白いタヴク・ギョウスュ、表面の焦げたフルン・スュトラッチ、具の詰まったアシュレ。3つの器をテーブルに並べると、白と茶色とこげ茶の3色になった。どれから食べるかで少し迷う。
最初にスプーンが伸びたのは、鶏肉が入っていると聞いたプリンだった。食べ比べると、同じミルクの菓子でも舌ざわりが3つとも違う。甘さで口が重くなってきたところでチャイを1杯頼み、グラスを両手で包んで、しばらく海峡を行く船を眺めた。
ここで食べたもの3品
690₺ ≈ 2,210円
タヴク・ギョウスュ(鶏肉プリン)
Tavuk göğsüほぐした鶏の胸肉を練り込んだ、白いミルクプディング
言われなければ鶏肉とは気づかない。オスマン宮廷の菓子から伝わる、白くてもちもちのミルクプリン
もちっとした弾力のあと、ミルクのやさしい甘さが広がる。噛むと、ごく細い繊維がかすかに歯に当たる
上にシナモンを振ってから食べる。細い繊維は、舌の上でゆっくりつぶすと分かる
Emirgan Sütiş(エミルガン本店)
写真:タヴク・ギョウスュ(イメージ)

フルン・スュトラッチ
Fırın sütlaç表面をオーブンで焦がした、冷たいライスプディング
焦げた膜の下に冷たいミルクと米粒が隠れている。ミルク菓子3皿の中では、いちばん甘さが控えめ
スプーンで茶色の膜を破ると、ひんやりしたミルクがとろりと出てくる。柔らかい米粒が舌の上でつぶれる
陶器の器のまま出てくる。縁についた焦げがいちばん香ばしいので、最後まで取っておく
Emirgan Sütiş(エミルガン本店)
写真:フルン・スュトラッチ(イメージ)

アシュレ(ノアの箱舟のプディング)
Aşure麦、豆、干し果物、ナッツを甘く煮た、具だくさんのプディング
スプーン1杯に麦も豆も干しあんずも入る。「ノアの箱舟」の名で呼ばれる、具の多いプディング
麦がぷちぷちと歯に当たり、豆がほくっと崩れる。干しあんずの酸味のあと、上のザクロの粒がはじける
本来はイスラム暦のアシュレの月に作って近所に配る菓子で、プディングの店では一年中ある。上のナッツとザクロを混ぜてから食べる
Emirgan Sütiş(エミルガン本店)、Hafız Mustafa
写真:アシュレ(イメージ)
まちのようすエミルガン




注文の一言
Bir tavuk göğsü, bir fırın sütlaç, bir de aşure, lütfen.ビル タヴク ギョウスュ、ビル フルン スュトラチ、ビル デ アシュレ、リュトフェンタヴク・ギョウスュとフルン・スュトラッチ、それにアシュレをくださいテラスは上着のまま
11月のイスタンブールは、平均の最高気温が16℃ほど。海峡を渡る風は冷たいので、テラス席では上着を脱がずにいる。ショーケースで選ぶ
品名が読めなくても、ショーケースの器を指させば通じる。器ごと席に運んでくれる。サルイェルの港で、揚げたての三角パイ海峡の北の港町で、町の名がついたひき肉のボレキを1人1個

サルイェルは、バスの終点に近い港町だ。岸壁に漁船が並び、ここまで来ると黒海はもう近い。桟橋のそばの Tarihi Sarıyer Börekçisi では、ガラスの向こうで小さな三角のボレキが次々に揚げられていた。
サルイェル・ボレイは、この町の名がついたひき肉のパイだ。1個が手のひらより小さいので、分けずに1人1個ずつ頼んだ。紙に包んで渡されたボレキは、持った指が熱いほどだった。店の前に立って、揚げたてのうちにかじった。
ここで食べたもの1品
65₺ ≈ 210円
サルイェル・ボレイ
Sarıyer böreğiひき肉を薄い生地で包み、揚げた小さな三角のパイ
薄い生地が何層にもはがれる、海峡の北の町サルイェルの名物。1個が一口半ほどの小ささ
端をかじるとパリパリの層が崩れ、中から黒こしょうの効いたひき肉が出てくる。揚げた生地の香ばしさが残る
紙に包んだまま持って食べる。店ではチャイと一緒に頼む客が多い
Tarihi Sarıyer Börekçisi(サルイェル桟橋そば)
写真:天板のボレキ(イメージ、サルイェル・ボレイそのものではない)
まちのようすサルイェル


注文の一言
İki tane börek, lütfen.イキ タネ ボレキ、リュトフェンボレキを2つください帰りは早めに
日の入りは17時47分ごろ。南へ戻る海沿いの道は夕方に混むので、16時台に出ると夕ごはんに間に合う。追加は指で
ボレキは1個から頼める。もう1つ欲しくなったら、指で数を示せば通じる。ベシクタシュの魚市場で、11月の青魚旬に入ったハムスィ、パラムト、海峡を下るリュフェルを、市場の食堂で

外はもう暗い。ベシクタシュの魚市場では、明かりの下に氷を敷いた台が並び、えらを赤く見せた魚が積まれていた。11月はハムスィとパラムトの季節で、台の上にもこの2つが並ぶ。入荷を確かめてから、市場の食堂に入った。
ハムスィはフライ、パラムトは網焼きにしてもらい、入荷していたリュフェルも網焼きで1皿足した。秋にボスポラスを下ってくる、この街の季節の魚だ。3皿が並ぶと、テーブルは魚でいっぱいになる。小さなハムスィは頭から丸ごとかじり、パラムトの厚い身は2人で半身ずつ分けた。魚ばかりの皿に、赤玉ねぎとレモンだけが色を添えていた。
ここで食べたもの3品
2,025₺ ≈ 6,480円
ハムスィ・タヴァ(カタクチイワシのフライ)
Hamsi tava黒海のカタクチイワシに、コーンミールをまぶして揚げたもの
骨ごとかじる小魚のフライ。黒海から届き、冬が近づくほど脂が乗る。11月からが旬の味
コーンミールの衣がカリッと鳴り、小さな身は脂で甘い。細い骨は気にならず、頭まで食べられる
赤玉ねぎの薄切りと一緒に口に入れ、途中でレモンをしぼる。尾をつまんで口に運ぶと手早い
ベシクタシュ魚市場の食堂、カドゥキョイの Kadı Nimet
写真:ハムスィ・タヴァ(イメージ)

パラムトの網焼き
Palamut ızgaraボスポラスを回遊するハガツオを、炭火の網で焼いたもの
サバより濃い脂が炭で焼けて香ばしい。9月から11月が旬の、ボスポラス海峡の秋を告げる魚
皮がぱりっと焦げ、身はふっくらと厚い。噛むと赤身から脂がじゅわっと出て、焼けた皮の香りが鼻に抜ける
ルッコラと赤玉ねぎを添えて出てくる。身が厚いので、骨に沿ってナイフを入れ、半身ずつはがす
ベシクタシュ魚市場の食堂
写真:パラムトの切り身焼き(イメージ)

リュフェルの網焼き
Lüfer ızgara秋にボスポラス海峡を下ってくる青魚リュフェル(アミキリ)の網焼き
秋の海峡の魚。黒海で育ったリュフェルが、ボスポラスを通って南へ下る季節の網焼き
皮はぱりっと香ばしく、身はしっとりして脂が甘い。青魚らしいうまみが強く、レモンを搾ると後味がすっと軽くなる
レモンを搾り、生の玉ねぎとルッコラと一緒に。とれる数が年によって違うので、市場で入荷を聞いてから頼む
ベシクタシュ魚市場の食堂(入荷しだい)
写真:リュフェルの網焼き(イメージ)
まちのようすベシクタシュ




注文の一言
Bugün hamsi var mı?ブギュン ハムスィ ヴァル ム?今日はハムスィはありますか不漁の日は
2026年は、黒海でのハムスィ漁は11月15日から認められると報じられている。9月から市場に出ている分はあるが、14日は量が少ないかもしれない。ない日は、食堂の定番の料理に替えればよい。サービス料はない
2026年1月から、飲食店がサービス料や席料を上乗せすることは禁止された。会計に付いていたら外してもらう。ベイオウルの夜、焼き台の前でデュリュム唐辛子入りの羊肉とレバーを炭で焼き、赤紫の漬物の汁で流し込む

夕ごはんのあと、タクシーでベイオウルに戻った。Dürümzade は間口の小さな店で、入口の脇に長い炭の焼き台がある。夜が更けても客が途切れない。焼き台の前では、赤く熾った炭の上で、長い串が休みなく返されていた。
注文はアダナ・デュリュムとジエル・シシ。店員は焼けた肉を薄いパンにのせ、玉ねぎと焼きトマトを重ねて手早く巻く。飲み物は辛口のシャルガムにした。赤紫の汁を一口飲むごとに、ケバブの脂が流れていく。2人で分け合い、最後の一巻きまで一気に食べ切った。
ここで食べたもの3品
840₺ ≈ 2,690円
アダナ・デュリュム
Adana dürüm唐辛子入りの羊ひき肉の串焼きを、薄いパンで巻いたもの
炭の香りの肉から脂がほとばしる。玉ねぎのスマック和えが後味を締める、夜更けのケバブ
かじると熱い脂がじゅわっと出て、唐辛子がじんわり効いてくる。焼きトマトの甘さとスマックの酸味が追いかける
巻いた紙は一度に外さず、食べ進めながら少しずつはがす。焼き台の見えるカウンターに座ると、焼き上がりがすぐ届く
Dürümzade(ベイオウル、深夜まで営業)
写真:アダナ・ケバブ(イメージ)

ジエル・シシ(レバーの串焼き)
Ciğer şiş羊のレバーを小さく切り、串に刺して炭で焼いたもの
表面は香ばしく、中はしっとりのレバー。玉ねぎのスマック和えと一緒に口に入れる小さな串
炭で焼けた表面がカリッとして、中はぷりっと柔らかい。レバーのコクが舌に残り、唐辛子がほのかに効く
串のまま食べるか、パンで巻いてもらう。串から外すときは、パンで肉をはさんで引き抜く
Dürümzade(ベイオウル)
写真:ジエル・シシ(イメージ)

シャルガム
Şalgam suyu黒にんじんを発酵させた、赤紫で塩辛い飲み物
見た目はぶどうジュース。中身は漬物の汁のような酸味と塩気で、ケバブの脂を流してくれる
冷たい一口目で、すっぱさと塩気が同時に来る。辛口は、喉を通ったあとに唐辛子の熱さが残る
注文すると「アジュル(辛口)」か「アジュスズ(辛くない)」かを聞かれる。辛いのが苦手なら辛くないほうを
Dürümzade(ベイオウル)などアダナ系のケバブ店、スーパー
写真:シャルガム(イメージ)
まちのようすベイオウル



注文の一言
Bir Adana dürüm, bir ciğer şiş ve bir acılı şalgam, lütfen.ビル アダナ デュリュム、ビル ジエル シシ ヴェ ビル アジュル シャルガム、リュトフェンアダナ・デュリュムとレバーの串焼き、辛口のシャルガムをください帰りは配車アプリで
流しのタクシーでは、遠回りやメーターを切る手口の被害がある。夜の帰りは BiTaksi や Uber で呼び、メーターが動いているかを見る。辛いのが苦手なら
アダナは唐辛子を練り込んだひき肉。辛さを抑えたいときは、唐辛子を入れないウルファを頼む。11/15(日)
日曜の旧市街──バラトから夜の食堂へ
色の



バラトの坂道で、窯のピデと冷たいケーキ色とりどりの家が並ぶ日曜の朝、窯焼きのピデとミルクにひたしたスポンジ

日曜の朝10時のバラトは、坂道に色とりどりの家が並ぶ古い町だ。人通りはまだ少なく、石畳の上をパンの配達が行き来している。まず Forno Balat に入り、窯から出たばかりのピデを頼んだ。縁がふくらんだ舟形のピデを、2人で分けた。
ピデを食べ終えて、ヴォディナ通りを歩きながらカフェを探す。ショーケースにエクメッキ・カダユフが並ぶ店を見つけた。シロップを吸わせた生地に、カイマクをのせた菓子だ。朝ごはんの締めに1皿を頼み、スプーンを2本もらった。
ここで食べたもの2品
600₺ ≈ 1,920円
ピデ
Pide舟形の生地にチーズや卵をのせ、窯で焼いたトルコのパン料理
縁はパリパリ、中央の卵は半熟で、チーズがとろける。バターを塗られて窯から出てくる、舟形の一枚
縁の生地がパリッと割れ、もちっとした内側からチーズがのびる。とろりとした黄身がバターと混ざる
切り分けて出てくるので、手で端から持って食べる。真ん中の黄身は、最初の1切れでつぶして全体に広げる
Forno Balat(バラト)
写真:ピデ(イメージ)

エクメッキ・カダユフ
Ekmek kadayıfıシロップをしみこませた焼き生地に、濃いカイマクをのせた菓子
シロップを吸った生地に、カイマクをのせて。アフヨン生まれの、宮廷風の菓子
しっとりした生地から甘いシロップがじゅわっと出てくる。上の冷たいカイマクが、甘さをまろやかにする
カイマクと生地を一緒にスプーンですくう。甘いので、チャイかトルココーヒーと
バラトのカフェや菓子店(探し先の例)
写真:エクメッキ・カダユフ(イメージ)
まちのようすバラト




注文の一言
Kaşarlı yumurtalı bir pide, lütfen.カシャルル ユムルタル ビル ピデ、リュトフェンチーズと卵のピデを1枚ください家を撮るときは
色の家並みには人が住んでいる。玄関先や窓辺を撮るときは、住む人のじゃまにならないよう一声かける。歩きやすい靴で
バラトは坂と石畳が多く、雨の日は滑りやすい。11月は月の3分の1ほどが雨なので、滑りにくい靴で来る。スルタンアフメトで、肉団子と豆の2皿アヤソフィアのそばの食堂で、網焼きのキョフテと白いんげん豆のサラダ

スルタンアフメト駅で降りると、アヤソフィアのドームが見える。Selim Usta は大通り沿いの食堂で、12時半にはもう入口の前に列ができていた。客の入れ替わりは速く、列はどんどん前に進んでいく。
メニューは短い。キョフテとピヤズを一緒に頼むのが、1920年創業のこの店の定番だ。まわりの客も、ほとんどが同じ2皿を前にしている。肉の皿と豆の皿が並ぶと、2人ともテーブルの唐辛子ペーストに手が伸びた。
ここで食べたもの2品
710₺ ≈ 2,270円
スルタンアフメト・キョフテ
Sultanahmet köftesi小判形に丸めた牛ひき肉を、網で焼いた旧市街の名物
パン粉入りの肉だねがふんわり弾む。卓上の唐辛子ペーストをつけると、味がきゅっと引き締まる
焼き目がカリッと香ばしく、噛むと肉汁がじゅわっと出る。スパイスは控えめで、牛肉の味がまっすぐ来る
パンを1切れ取り、キョフテをのせて食べる。唐辛子ペーストは、少しずつ足して辛さを決める
Tarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Usta(スルタンアフメト、毎日営業)
写真:Tarihi Sultanahmet Köftecisi のキョフテ

ピヤズ
Piyaz白いんげん豆を、玉ねぎとパセリと酢で和えたサラダ
キョフテの脂を切る、酢の効いた白いんげん豆のサラダ。この店では、たいていの客が肉の皿と一緒に頼む相棒
ほくほくの豆に酢がしみていて、すっぱさが先に来る。あとから玉ねぎがシャキッと音を立てる
キョフテと交互に食べる。好みで、唐辛子ペーストを上からかけてもよい
Tarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Usta
写真:ピヤズ(イメージ)
まちのようすスルタンアフメト



注文の一言
Bir porsiyon köfte ve bir piyaz, lütfen.ビル ポルスィヨン キョフテ ヴェ ビル ピヤズ、リュトフェンキョフテ1人前とピヤズをください日本語の誘いに注意
スルタンアフメトでは、日本語で親しげに話しかけてバーやじゅうたん店に連れて行く手口がある。誘いには乗らない。食後にモスクへ
日曜でも、1日5回の礼拝の時間は見学が止まる(金曜の昼はとくに長い)。ブルーモスクに入るなら肩と膝を隠し、女性はスカーフで髪を覆う。ハフズ・ムスタファで、焦がしプリンと巻き菓子ショーケースの前で迷い、ミルク菓子とシロップ菓子を1つずつ

店の名前には、創業の年の1864が入っている。ガラスのショーケースには、バクラヴァ、ロクム、プリンの類がぎっしり並ぶ。奥の席では、観光を終えた家族連れがチャイのグラスを前に、いくつもの菓子を分け合っていた。
朝はピデとエクメッキ・カダユフ、昼はキョフテを食べている。腹具合を考えて、この店では2つだけにした。ミルク菓子のカザンディビと、シロップ菓子のブルマ・カダイフ。軽いものと重いものを、交互にスプーンで行き来した。
ここで食べたもの2品
530₺ ≈ 1,700円
カザンディビ
Kazandibi鍋底を焦がしたミルクプディングを、くるりと巻いた菓子
焦がした鍋底のほろ苦さと、もちっとしたミルクの甘さ。トルコ語の名前の意味は「鍋の底」
表面の焦げ目が香ばしく、少し苦い。その下のミルクはもちっと弾み、あとからやさしい甘さが広がる
巻いた端からスプーンで切って食べる。上からシナモンを振る人もいる
Hafız Mustafa 1864(スルタンアフメト、スィルケジほか)
写真:カザンディビ(イメージ)

ブルマ・カダイフ
Burma kadayıf細い麺状の生地でピスタチオを巻き、シロップをしみこませた菓子
細い麺がカリカリに焼けた巻き菓子。巻いた芯には、緑色のピスタチオがぎっしり詰まっている
かじると焼けた麺がカリッと鳴り、シロップがじゅわっとしみ出す。ピスタチオのコクが甘さを受け止める
甘さが強いので、カイマク(濃いクリーム)を添えてもらうと食べやすい。フォークで輪切りにして、断面から食べる
Hafız Mustafa 1864(スィルケジ、スルタンアフメト)、Köşkeroğlu(カラキョイ)
写真:ブルマ・カダイフ(イメージ)
まちのようすスルタンアフメト




注文の一言
Bir kazandibi ve bir burma kadayıf, lütfen.ビル カザンディビ ヴェ ビル ブルマ カダユフ、リュトフェンカザンディビとブルマ・カダイフを1つずつください支店が多い
スィルケジの本店のほか、エミノニュやタクシムにも支店がある。混んでいたら、近くの別の支店に回ればよい。おみやげは最後に
バクラヴァやロクムは箱に詰めてもらえる。シロップ菓子は日持ちが短いので、帰国の前日か当日に買う。スュレイマニエの豆とアクサライの巻きモスクの向かいの老舗で豆の煮込み、シリア系の店で鉄板で押したシャワルマ

スュレイマニエ・モスクの向かいに、豆の煮込みの店が並ぶ一角がある。Erzincanlı Ali Baba は1924年からここで豆を煮ていて、昔は学生や勤め人でいっぱいだったという。白いんげん豆の煮込みにピラフを添えてもらい、豆をご飯にのせて食べた。
坂を下ってアクサライへ。2011年以降、シリアから来た人たちの店がこの一帯に増え、アラビア文字の看板が並ぶ。鉄板で押して焼いたシャワルマを受け取り、紙をはがしながら歩いた。日の入りの17時47分が近づき、通りの電灯がつき始めていた。
ここで食べたもの2品
525₺ ≈ 1,680円
スュレイマニエのクル・ファスリエ
Kuru fasulye白いんげん豆をトマトと油で煮込んだ、スュレイマニエの名物の豆料理
モスクの向かいで、1924年から。学生や勤め人が通ってきた、スュレイマニエの豆の煮込み
豆はやわらかく、ほくっと崩れる。トマトと油の甘いうまみがしみていて、店の辛い油をかけると味が締まる
ピラフ(ご飯)と一緒に頼み、豆を少しずつご飯にのせて食べる。テーブルの辛い油はお好みで
Erzincanlı Ali Baba(スュレイマニエ、1924年創業)
写真:クル・ファスリエとピラフ(イメージ)

シリア風シャワルマ
Şam usulü şavurma鶏肉とにんにくのソースを薄いパンで巻き、鉄板で焼き付けたもの
にんにくの白いソースが強烈。巻いてから鉄板で押したパンは、表面がカリカリに焼ける
表面がカリッと割れ、中から鶏の肉汁がじゅわっと出る。遅れて、トゥーム(にんにくのソース)が鼻に抜ける
一口大に切って出してくれることが多い。添えてあるピクルスを合間にかじると、口の中がさっぱりする
アクサライ・ファーティフのシリア系の店
写真:シリア風シャワルマ(イメージ)
まちのようすスュレイマニエ・アクサライ/ファーティフ



注文の一言
Bir porsiyon kuru fasulye ve pilav, lütfen.ビル ポルスィヨン クル ファスリエ ヴェ ピラヴ、リュトフェンクル・ファスリエとピラフを1人前ください指さしで頼む
トルコ語が通じにくい店もある。大鍋やメニューの写真を指さし、指で数を示せば注文できる。小額の紙幣を
小さな食堂や屋台では、現金しか使えないことがある。小額紙幣で500〜1,000₺ほど用意しておく。クムカプのメイハネで、4皿のメゼチェルケスやアルバニアにゆかりの前菜と、なすの冷菜を1軒で食べ比べる

クムカプは海に近い古い町で、狭い通りにメイハネの白いテーブルがずらりと並ぶ。どの店の前にも呼び込みが立っていた。店先のメニューで値段を見比べ、どの皿にも値段がはっきり書かれた1軒を選んで入った。
メゼは小皿で頼み、パンをちぎってつまむ。ピンクのタラマと、くるみ色のチェルケス・タヴウが先に来た。冷たい2皿を食べ終えたころ、揚げたてのアルナヴト・ジエリが湯気を立てて届く。隣の席では、ラクのグラスが白く濁っていた。
最後の皿はイマム・バユルドゥだった。「イマームが気絶した」という名前の、なすの冷たい煮込みだ。ラクに合う塩気の皿が続いたあとで、この甘さは意外だった。4皿の中で、いちばん話が弾んだのがこれだった。
ここで食べたもの4品
1,200₺ ≈ 3,840円
チェルケス・タヴウ
Çerkez tavuğu裂いた鶏肉を、くるみとパンのペーストで和えたメゼ
くるみのコクで鶏がしっとりする。チェルケス(コーカサス)の人々の名がついた、冷たい前菜
もったりしたペーストがざらりと舌に広がり、裂いた鶏がしっとりほどける。赤い油がほんのり辛い
パンにのせて食べる。上にかかったパプリカの油は、混ぜずに一緒にすくう
クムカプのメイハネ、Karaköy Lokantası
写真:チェルケス・タヴウ(イメージ)

イマム・バユルドゥ
İmam bayıldıなすに玉ねぎとトマトを詰め、オリーブ油で煮た冷たい前菜
名前は「イマームが気絶した」。甘く煮えた玉ねぎとオリーブ油が、ひやりとしたなすにしみている
なすの皮はやわらかく、中はとろとろ。玉ねぎの甘さとトマトの酸味が、冷たいオリーブ油といっしょに舌に広がる
冷たいまま食べるオリーブ油料理(ゼイティンヤール)。皿に残った油はパンでぬぐう
クムカプのメイハネ(ほかのメイハネや食堂にもある)
写真:イマム・バユルドゥ(イメージ)

タラマ
Tarama魚卵とパンを、オリーブ油でのばしたピンク色のペースト
ムースのように軽いのに、あとから魚卵の塩気が来る。パンをちぎる手が止まらない、ピンク色の皿
ふわっと軽い口当たりのあと、なめらかなペーストの中で、小さな魚卵の粒がぷちぷちと舌に当たる
パンに薄く塗って食べる。塩気が強いので、ほかのメゼの合間に少しずつ
クムカプのメイハネ
写真:タラマ(イメージ)

アルナヴト・ジエリ
Arnavut ciğeri角切りのレバーに粉をまぶして揚げた、アルバニア風のメゼ
衣はカリカリで、中のレバーはしっとり。アルバニアの名がつく、揚げたてが勝負のメゼ
揚げたての衣がカリッと鳴り、レバーはほくっと崩れる。クミンが香り、赤玉ねぎがシャキッと口を締める
冷めると衣が固くなるので、届いたら先に食べる。トルコでは、ラクの肴の定番とされる
クムカプのメイハネ
写真:アルナヴト・ジエリ(イメージ)
まちのようすクムカプ




注文の一言
Çerkez tavuğu, imam bayıldı, tarama ve Arnavut ciğeri, lütfen.チェルケズ タヴウ、イマム バユルドゥ、タラマ ヴェ アルナヴト ジエリ、リュトフェンチェルケス・タヴウ、イマム・バユルドゥ、タラマ、アルナヴト・ジエリをください値段を先に見る
呼び込みの強い通りなので、席に着く前にメニューの値段を確かめる。サービス料や席料の上乗せは2026年から違法で、付いていたら外してもらう。チップは現金で
着席のメイハネでは、会計の5〜10%を現金で置く。カードの端末にはチップの欄がないことが多い。深夜のベイオウルで、にんにく酢のスープ一晩中開いている内臓スープの店で、胃袋と羊の頭のスープを1杯ずつ

日付が変わる前のベイオウルは、まだ人が多い。Lale İşkembecisi は一晩中明かりのついている店で、白い壁の奥で大きな鍋が湯気を立てていた。カウンターには、飲んだ帰りらしい客が肩を並べ、黙ってスプーンを動かしている。
イシュケンベとケッレ・パチャを1杯ずつ頼み、2人で分ける。テーブルにはにんにく酢と唐辛子の瓶が並び、まわりの客は皆、たっぷり回し入れていた。まねをして入れると、白いスープが急に鋭い味になった。2杯を取り替えながら飲み、器はすぐに空になった。
ここで食べたもの2品
550₺ ≈ 1,760円
イシュケンベ・チョルバス
İşkembe çorbası牛の胃を煮込んだ白いスープ。にんにく酢を入れて飲む
白く濁った濃いスープに、くにゅくにゅの胃袋。にんにく酢を入れると臭みが消えて止まらない
とろっとした熱いスープが舌を包み、刻んだ胃袋がくにゅっと歯を押し返す。酢の酸味があとから来る
にんにく酢(サルムサクル・スィルケ)と唐辛子は、自分で好きなだけ入れる。少し入れて味を見てから足す
Lale İşkembecisi(ベイオウル、24時間)、29 Ekim İşkembe Salonu
写真:イシュケンベ・チョルバス(イメージ)

ケッレ・パチャ
Kelle paça çorbası羊の頭と足を長く煮込んだ、とろみのあるスープ
唇がくっつくほどのコラーゲン。羊の頭と足をじっくり煮込んだ、深夜に向く濃いスープ
スープはとろっと重く、ほほ肉が舌の上で柔らかくほどける。ぷるっとした足のすじが混じる
にんにく酢のほかに、レモンをしぼって味を締める。肉は骨から外れやすいので、スプーンでほぐす
Lale İşkembecisi、Tarihi Cumhuriyet İşkembecisi(ベイオウル)
写真:ケッレ・パチャ(イメージ)
まちのようすベイオウル




注文の一言
Bir işkembe, bir kelle paça, lütfen.ビル イシュケンベ、ビル ケッレ パチャ、リュトフェンイシュケンベとケッレ・パチャを1杯ずつください二日酔いの朝の一杯
トルコでは、イシュケンベは飲んだあとや二日酔いの朝に飲むスープとされる。夜が更けるほど客が増えるのはそのため。パンは控えめに
スープにはパンが添えられることが多い。浸すと腹にたまるので、夜食なら少しだけにしておく。11/16(月)
宿のまわりを歩く──ジハンギルからベイオウル
東部の



ジハンギルの坂で、ヴァン風の朝冷たいヨーグルトに落とした卵と、ごまとぶどうの蜜

月曜の朝、宿を出てジハンギルの坂を上る。猫が石段で丸くなり、角のパン屋がちょうどシャッターを開けていた。Van Kahvaltı Evi は、トルコ東部の町ヴァンの朝ごはんを出す店だ。週末は店の前に行列ができるが、平日の9時ならすぐに席に通された。
頼んだのは2皿だけにした。ヨーグルトに卵を落としたチュルブルと、練りごまとぶどうの蜜のタヒン・ペクメズだ。籠のパンをちぎりながら、2皿を2人で分けた。今日は宿のまわりを歩いて回る。昼までに、もう少し甘いものを入れる余裕を残しておく。
ここで食べたもの2品
440₺ ≈ 1,410円
チュルブル
Çılbırポーチドエッグににんにく入りヨーグルトと唐辛子バターをかけた料理
冷たいヨーグルトと熱い卵を1皿に。オスマン朝の宮廷から伝わる、にんにくの効いた朝の卵料理
スプーンを入れると黄身がとろりと流れ、冷たいヨーグルトと混ざる。赤いバターのピリ辛が、にんにくの香りを押し上げる
パンで皿の底までぬぐう。黄身とバターとヨーグルトが混ざった最後の一口が、いちばん味が濃い
Van Kahvaltı Evi(ジハンギル)
写真:チュルブル(イメージ)

タヒン・ペクメズ
Tahin pekmez練りごまとぶどうの糖蜜を皿で混ぜる、パンにつける甘いディップ
混ぜる割合で味が変わる。白い練りごまと黒い糖蜜を、自分の好みの濃さに合わせてつくる
ごまの香ばしさのあとに、黒糖に似た糖蜜のコクが来る。甘いのに後味は軽く、ほのかに酸味が残る
皿の上でスプーンを回し、渦を描くように混ぜてからパンにつける。ペクメズを多めにすると甘く、タヒンを多めにすると香ばしい
Van Kahvaltı Evi(ジハンギル)
写真:タヒン・ペクメズ(イメージ)
まちのようすジハンギル/ベイオウル



注文の一言
Bir çılbır, lütfen.ビル チュルブル、リュトフェンチュルブルを1つください朝はまだ暗い
11月中旬の日の出は7時50分ごろ。8時の開店直後は外がまだ薄暗く、坂道の石畳も朝露で滑りやすい。歩きやすい靴で上る。セットにしない
ずらりと並ぶ朝食のセットは量が多く、このあとの食べ歩きに響く。単品の皿を2〜3つ選べば、パンとチャイを添えて出してくれる。イスティクラル通りで、甘い寄り道老舗のチョコがけシューと、ピスタチオの実の「コーヒー」

イスティクラル通りは、朝から人の流れが途切れない。赤い路面電車がベルを鳴らして人垣を割っていく。İnci Pastanesi は1944年創業の菓子店で、名物はチョコレートソースに沈んだプロフィテロールだ。2012年に元の建物を出て、今は通りから少し入ったミス通りにある。
小さなガラスの器を受け取り、カウンターの端で立ったまま食べた。口の中が甘くなったところで、チェーンの Kahve Dünyası へ移る。頼んだのはメネンギチ・コーヒーだ。コーヒー豆を使わない南東部の飲み物で、チョコの甘さのあとに、その香ばしさがよく合う。
ここで食べたもの2品
400₺ ≈ 1,280円
プロフィテロール
Profiterol小さなシュークリームに、濃いチョコレートソースをかけた菓子
シューがチョコのプールに沈んでいる。甘さを抑えたカスタードと、ねっとり濃いソースの組み合わせ
冷えたシューの皮がふわっとつぶれ、中から軽いカスタードが出てくる。あとからビターなチョコが舌に残る
シューを崩しながら、器の底にたまったチョコまでスプーンですくう。ソースを残すのはもったいない
İnci Pastanesi(イスティクラル通り、移転後の店)
写真:İnci Pastanesi のプロフィテロール

メネンギチ・コーヒー
Menengiç kahvesi野生のピスタチオの実を煎って練り、牛乳で煮た飲み物
コーヒーと名乗るが、豆は入らない。カフェインのない、南東部アナトリアの香ばしい一杯
ピーナツバターのような香ばしさが広がり、松やにに似た独特の香りが鼻に抜ける。とろみがあって、ミルクが甘い
砂糖入りで出てくるのが普通なので、甘さは足さずにそのまま飲む。カップの底の粉は飲まずに残す
Kahve Dünyası(イスティクラル通りの店舗など)
写真:メネンギチ・コーヒー(イメージ)
まちのようすイスティクラル通り/ベイオウル



注文の一言
Bir profiterol, lütfen.ビル プロフィテロル、リュトフェンプロフィテロールを1つください鞄は体の前に
イスティクラル通りは人が非常に多い。鞄は体の前に持つ。「おいしい店に案内する」と声をかけてくる人にはついていかない。チョコの粒も買える
Kahve Dünyası は、コーヒー豆をチョコレートで包んだ菓子(カフヴェリ・ドラジェ)を袋入りで売っている。小さな袋もあるので、午後の眠気覚ましに持ち歩ける。カラキョイの食堂で、冷たい前菜豆のオリーブ油煮、ブルグルのサラダ、揚げたての葉巻、ディルのヨーグルト

Karaköy Lokantası は、青緑のタイルの壁が明るい食堂だ。昼は日替わりの煮込みや前菜を並べ、夜はメイハネになる。ミシュランガイド・トルコ2026のビブグルマンに載っている。日曜は夕方からしか開かないので、月曜の昼にした。
まず冷たい料理の棚から、うずら豆のオリーブ油煮とクスル、ハイダリを指さして取る。そのあいだに、スィガラ・ボレイが揚がってくる。4皿を2人で分けると、ちょうど腹八分目になった。夜の羊に備えて、パンのおかわりは1回でやめておく。
ここで食べたもの4品
850₺ ≈ 2,720円
バルブニャ・ピラキ
Barbunya pilakiうずら豆を玉ねぎ、にんじん、オリーブ油で煮て冷ました前菜
冷たいまま食べる豆のオリーブ油煮。ロカンタの冷たい料理の棚に並ぶ、トルコの家庭の味
豆はねっとりしていて、オリーブ油と玉ねぎの甘さがからむ。レモンの酸味で、あとがさっぱりする
冷たいまま。皿に残った油はパンでぬぐう
Karaköy Lokantası(カラキョイ)などのロカンタ(探し先の例)
写真:バルブニャ・ピラキ(イメージ)

クスル
Kısır細かいブルグルをトマトペーストと香草で和えた、トルコのサラダ
赤いブルグルに、香草とザクロの酸味。家でも店でもよく作る、トルコの冷たいサラダ
ぷちぷちしたブルグルに、トマトとザクロのシロップの甘酸っぱさがしみている。パセリとネギの香りで、あとが軽い
レタスの葉にのせて包んで食べることもある。冷たいまま
Karaköy Lokantası(カラキョイ)などのロカンタ(探し先の例)
写真:クスル(イメージ)

スィガラ・ボレイ
Sigara böreği白チーズを薄い生地で葉巻の形に巻き、油で揚げた前菜
揚げたてが運ばれてくるメゼ。冷たい前菜の皿のあいだに、熱い一品をはさむとうれしい
皮がパリッと割れると湯気が立ち、とけた白チーズとパセリの香りが出る。チーズの塩気が強めで、ビールが欲しくなる
フォークを使わず、端をつまんで手でかじる。中のチーズが熱いので、最初は一口を小さく
Karaköy Lokantası(カラキョイ)
写真:スィガラ・ボレイ(イメージ)

ハイダリ
Haydari水切りヨーグルトにディルとにんにくを混ぜた、濃い前菜
クリームチーズに近い濃さのヨーグルト。前菜の棚に並ぶ皿の中で、ひときわ白く見えるのがこれだ
スプーンが立つほど固い。舌にのせると冷たく、ディルの青い香りとにんにくの辛み、ヨーグルトの酸味が順に来る
パンに厚く塗る。焼き魚の身にのせてもよく、夜のメイハネならラクとよく合う
Karaköy Lokantası(カラキョイ)
写真:ハイダリ(イメージ)
まちのようすカラキョイ/ベイオウル






注文の一言
Bir barbunya pilaki, lütfen.ビル バルブニャ ピラキ、リュトフェンバルブニャ・ピラキを1つください予約なしなら早めに
昼は勤め人が多く、12時半を過ぎると席が埋まり始める。予約がなければ開店直後か、13時半以降をねらう。チップは現金で
着席の店では会計の5〜10%を現金で置く。2026年からサービス料と席料の上乗せは禁止されたので、会計に付いていたら外してもらう。Migros の棚で、トルコのおやつ赤いウエハース、マシュマロのビスケット、ごまのヘルヴァ、瓶のラムネ

午後は、町のスーパーの Migros で菓子の棚を見て回る。ビスケットとチョコ菓子の棚は、日本のスーパーより長く続いている。赤い包装の Ülker と、黄色い Eti の2社がとくに目立つ。1本や1袋から買えるので、試すのに向いている。
かごに入れたのは4つにした。チョコがけのウエハース、マシュマロをはさんだビスケット、ごまのヘルヴァの小さな缶、瓶入りのラムネだ。宿に戻って机に並べ、ラムネを開けて順に食べ比べる。ヘルヴァの缶は、そのまま土産の袋に入れた。
ここで食べたもの4品
252₺ ≈ 810円
ウルケルのチョコウエハース
Ülker Çikolatalı Gofret赤い包装の、チョコがけヘーゼルナッツウエハース
トルコの人が子どもの頃から食べている赤い包み。キオスクでも1本から買える、国民的なおやつ
薄いチョコの層を歯で割ると、中のウエハースがサクサクと崩れる。ヘーゼルナッツのクリームが香ばしい
冷蔵庫で冷やすとチョコが締まって、割ったときの音がよくなる。包みを半分むいて、持ち手にする
Migros、BİM、Şok、町のキオスク
写真:ウルケルのチョコウエハースの箱

エティ・プフ
Eti Pufビスケットにマシュマロをのせ、ココアのチョコスプレーをまぶしたおやつ
かじるとマシュマロがむにっと伸びる。黄色い箱の Eti が出している、子どものおやつの定番
まぶしたチョコスプレーがぽろぽろ落ち、白いマシュマロがむにっと伸びる。下のビスケットはさくっと軽く、甘さがあとを引く
1個ずつ透明のケースに入っているので、配りやすい。スプレーがこぼれるので、皿の上で食べる
Migros、BİM
写真:エティ・プフ

タヒン・ヘルヴァス
Tahin helvası練りごまと砂糖を練り固めた、ほろほろの菓子
口の中でほろほろ崩れるごまの塊。スーパーでは缶入りも量り売りもある
ナイフを入れると繊維のように裂ける。口に入れるとすぐ崩れ、濃いごまの香りと砂糖の甘さが一度に来る
薄く切ってパンにのせるか、そのまま小さくつまむ。ピスタチオ入りやココア入りもある
Migros(Koska の缶)、エジプシャン・バザール周辺
写真:タヒン・ヘルヴァス(イメージ)

ウルダー・ガゾズ
Uludağ Gazozブルサの湧き水で作る、瓶入りのトルコのラムネ
日本のラムネに似た懐かしい甘さ。レトロな絵柄の瓶で売られている、トルコ生まれの炭酸飲料
炭酸は日本のサイダーよりやさしい。レモンのような香りと、すっきりした甘さがある。最後に少し酸味が残る
瓶のまま、よく冷やして飲む。ペットボトルや缶もあるが、瓶のほうが雰囲気がある
Migros、町のキオスク
写真:ウルダー・ガゾズの瓶(イメージ)
まちのようすカラキョイ〜ガラタ/ベイオウル





注文の一言
Uludağ Gazoz nerede?ウルダー ガゾズ ネレデ?ウルダー・ガゾズはどこですか?レジ袋は有料
トルコではレジ袋が有料(2026年は1枚1₺)。土産も買うなら、折りたたみのエコバッグを持っていくと便利だ。100mlを超える瓶は預ける
瓶のラムネは、100mlを超えると機内持ち込みの液体の制限にかかる。持ち帰る分は、スーツケースに入れて預ける。1888年創業の店で、窯の羊ほろほろの羊、細く巻いたぶどうの葉、透き通ったかぼちゃ

Hacı Abdullah は1888年創業の食堂で、酒は置いていない。店に入ると、果物や野菜を漬けた大きな瓶が棚に並んでいる。赤や黄色の漬物が、照明を受けて宝石のように光っている。まずは瓶の棚をひとまわり眺めてから、席に着いた。
頼んだのは、羊の窯焼きのクズ・タンドゥルと、ぶどうの葉で米を巻いたヤプラク・サルマだ。デザートには、秋冬だけのかぼちゃの甘煮を選んだ。羊は1皿を2人で分けても十分な量だった。飲み物は水にして、ワインはこのあとの店にとっておく。
ここで食べたもの3品
1,525₺ ≈ 4,880円
クズ・タンドゥル
Kuzu tandır羊肉を窯でゆっくり焼いた、骨付きの柔らかい肉料理
フォークだけで骨から肉が外れる。何時間も窯に入れたまま、余分な脂を落としながら焼いた羊
繊維がほろほろとほどけ、脂の甘さが口に広がる。表面の焼き目は香ばしく、羊のくせは思ったより弱い
添えられたピラウに、皿にたまった肉汁を吸わせて食べる
Hacı Abdullah(ベイオウル)
写真:クズ・タンドゥル(イメージ)

ヤプラク・サルマ
Zeytinyağlı yaprak sarmaぶどうの葉で米を細く巻き、オリーブ油で煮て冷ました料理
指ほどの細さにきっちり巻いてある。冷たいまま出てくる、オリーブ油で煮てから冷ましたぶどうの葉巻き
葉がつるっと歯に当たり、ほのかな酸味が来る。中のご飯には松の実とカラントが入り、ほんのり甘い
皿のレモンをしぼってから、1本ずつフォークで刺して食べる。温かい料理の前に出てくる
Hacı Abdullah(ベイオウル)
写真:ヤプラク・サルマ(イメージ)

カバク・タトゥルス(かぼちゃの甘煮)
Kabak tatlısıかぼちゃを砂糖で煮て、タヒン(練りごま)とくるみをかけた冬の菓子
10月から1月ごろまでの冬の甘味。透き通るまで砂糖でじっくり煮た、オレンジ色のかぼちゃ
ほっくりしたかぼちゃを噛むと、中から甘い蜜がしみ出す。タヒンのごまのコクと、くるみのカリッとした歯ざわり
タヒンがかかっていなければ、頼んでかけてもらう。スプーンで切り、くるみと一緒にすくう
Hacı Abdullah(ベイオウル)
写真:カバク・タトゥルス(イメージ)
まちのようすベイオウル


注文の一言
Bir kuzu tandır, lütfen.ビル クズ タンドゥル、リュトフェンクズ・タンドゥルを1つください瓶の漬物も頼める
棚の瓶の漬物は、小皿で頼める。果物の甘酸っぱい漬物は、脂の多い羊の合間の口直しになる。日の入りは18時前
11月中旬の日の入りは17時45〜50分ごろ。19時半にはすっかり夜で、路地は暗い。地図アプリで道を確かめて歩く。ネヴィザーデ通りで、赤を1杯東アナトリアの軽い赤と、ひりっと辛い刻み野菜

ネヴィザーデ通りは、魚市場の横の細い路地だ。両側のメイハネが通りまでテーブルを出し、月曜の夜でも席は半分ほど埋まっていた。前菜の皿がずらりと並ぶ店先のショーケースを何軒か見比べ、値段がメニューにはっきり書いてある明るい店を1軒選んだ。
ワインはオキュズギョズをグラスで頼んだ。トルコ東部の黒ぶどうで、名前は「牛の目」という意味だ。つまみは刻み野菜のアジュル・エズメだけにした。羊でふくれた腹にはこれで足りる。明日の昼には、この旅の100品目を食べる。
ここで食べたもの2品
650₺ ≈ 2,080円
オキュズギョズのワイン
Öküzgözü şarabı東アナトリアの黒ぶどう「牛の目」で造る赤ワイン
軽めで酸の立つ赤。メイハネの冷たい前菜にも焼き魚にも合わせやすい、トルコ東部の土着品種
口に含むと、さくらんぼのような赤い果実の香り。渋みは少なく、すっきりした酸味が舌の両側に残る
ボアズケレ種とのブレンドもあり、こちらは濃い。どちらか迷ったら、グラスで味見して選ぶ
ネヴィザーデ通りのメイハネ
写真:トルコの赤ワイン(イメージ)

アジュル・エズメ
Acılı ezmeトマトと唐辛子と玉ねぎを細かく刻んだ、辛い前菜
最後にザクロの蜜がまとめる。刻み野菜のみずみずしさと唐辛子の辛さを、甘酸っぱさで包む
しゃきっとした野菜の水気のあとに、唐辛子の辛さがひりっと来る。ザクロの甘酸っぱさで、口の中が落ち着く
パンにのせて食べる。辛さはワインで流さず、パンで和らげる
ネヴィザーデ通りのメイハネ
写真:アジュル・エズメ(イメージ)
まちのようすネヴィザーデ通り/ベイオウル



注文の一言
Bir kadeh Öküzgözü, lütfen.ビル カデフ オキュズギョズュ、リュトフェンオキュズギョズをグラスで1杯ください誘われて入らない
ベイオウルでは、親しげに声をかけてきた人が店へ誘い、高額な請求をするぼったくりの被害がある。日本語で近づいてくる人の誘いには乗らず、店は自分で選ぶ。メゼは指で選ぶ
多くの店では、冷たい前菜をショーケースや大きな盆で見せてくれる。名前が分からなくても、指さして選べる。11/17(火)
カラキョイの朝──最後はバクラヴァと黒海料理
ピスタチオの


カラキョイで、バクラヴァの朝隣り合う2軒で、しょっぱいパイと、甘いバクラヴァと焼きたての生地

最後の朝は、宿から歩いてすぐの Karaköy Güllüoğlu に入った。ガラスケースには、四角いバクラヴァがトレーごと並んでいる。朝から地元の人がカウンターに立ち、チャイと一緒に甘いものをつまんで出ていく。
まずスー・ボレイで塩気を入れ、それからピスタチオのバクラヴァを1皿食べる。そのあと、裏手の Köşkeroğlu へ移り、焼きたてのカトメルを頼んだ。Güllüoğlu では、三角に包んだシェビイェトも1つ足していた。
ここで食べたもの4品
1,190₺ ≈ 3,810円
ピスタチオのバクラヴァ
Fıstıklı baklava薄い生地を何十枚も重ね、ピスタチオをはさんでシロップをかけた菓子
フォークを刺すとシャリッと鳴る。これが、生地がよく焼けてシロップがなじんだバクラヴァの目印だ
表面の生地がパリパリと崩れ、シロップが一気にしみ出す。緑のピスタチオの青い香りが、甘さのあとに残る
1皿は4〜5切れ。上下を逆にして口に入れると、薄い生地が先に舌に当たって、香りがよく立つという人もいる
Karaköy Güllüoğlu(カラキョイ)
写真:Karaköy Güllüoğlu のピスタチオのバクラヴァ

スー・ボレイ
Su böreğiゆでた薄い生地を重ね、チーズをはさんで焼いたパイ
パイなのに柔らかい。生地を一枚ずつゆでてから重ねるので、ラザニアに近い食べ心地になる
表面はカリッと焼け、中は何層にも重なった生地がもっちりしている。バターの香りと白チーズの塩気
甘いものの前に、しょっぱい一皿として頼む人が多い。チャイと一緒に食べる
Karaköy Güllüoğlu(カラキョイ)
写真:スー・ボレイ(写真は別の店)

カトメル
Katmer極薄の生地でカイマクとピスタチオを包んで焼く、ガジアンテプの菓子
注文を受けてから焼く、ガジアンテプの朝の甘味。生地を紙のように薄くのばし、鉄板で焼き上げる
パリパリの生地を割ると、とけたカイマク(乳脂)とピスタチオの粉が混ざって出てくる。熱くて、ミルクの香りが濃い
冷めると生地がしんなりするので、届いたらすぐに切り分ける。濃いので、チャイか水を横に置く
Köşkeroğlu(カラキョイ、Güllüoğlu の裏手)
写真:カトメル(イメージ)

シェビイェト
Şöbiyet薄い生地でクリームとピスタチオを三角に包み、シロップをかけた菓子
バクラヴァの三角形のいとこ。層になった生地の中に、クリームとピスタチオが入る
サクッと割れた生地から、シロップと中のクリームがじゅわっと出てくる。ピスタチオの香りが、甘さのあとに残る
フォークで割らずに、手でつまんで一口で食べる人も多い
Karaköy Güllüoğlu(カラキョイ)
写真:シェビイェト(イメージ)
まちのようすカラキョイ/ベイオウル






注文の一言
Bir porsiyon fıstıklı baklava, lütfen.ビル ポルスィヨン フストゥクル バクラヴァ、リュトフェンピスタチオのバクラヴァを1皿ください土産は量り売り
バクラヴァは量り売りで(1kgのほか、500gなどでも頼める)、箱に詰めてくれる。日持ちは数日なので、帰国の朝に買うのがちょうどよい。箱は平らに運ぶ
シロップがしみているので、箱を傾けると中で崩れて汁がもれる。手荷物にして、水平に持って帰る。黒海料理で、100品目イワシで包んだピラフ、黒キャベツのスープ、カスタードのパイ

最後の食事は、黒海地方の料理を出す Hayvore にした。ガラス越しに、鍋や大皿の料理が並んでいるのが見える。11月は黒海でカタクチイワシ(ハムスィ)がとれ始める季節で、黒キャベツもこの時期の野菜だ。
イワシのピラウとスープを2人で分け、最後に甘いラズ・ボレイを1つ頼んだ。7日間で食べた100品目は、カスタードの入った黒海のパイになった。13時には宿に戻って荷物を受け取り、タクシムから空港へ向かう。
ここで食べたもの3品
975₺ ≈ 3,120円
ハムスィリ・ピラウ
Hamsili pilav開いたカタクチイワシを型に敷き、ピラフを詰めて焼いた黒海の料理
ケーキのように切り分けるピラフ。銀色に光るイワシの皮が、ドームの外側をぐるりと覆っている
表面のイワシは香ばしく、脂がしみたご飯はしっとりしている。松の実とカラントの甘さが、魚の塩気をやわらげる
1切れずつ皿に取り、イワシの皮とご飯を一緒にフォークにのせる。レモンがあれば少ししぼる
Hayvore(ベイオウル)
写真:ハムスィリ・ピラウ(イメージ)

カラ・ラハナ・チョルバス(黒キャベツのスープ)
Karalahana çorbası黒海の黒キャベツに豆ととうもろこし粉を加えた、冬のスープ
とうもろこし粉のとろみで体が温まる。黒海の人たちが寒い冬に食べる、素朴な緑色のスープ
青臭さのあるキャベツの味が先に来て、とうもろこし粉のざらっとしたとろみが舌に残る。豆がほくほくしている
テーブルの唐辛子を振って、辛みを足しながら飲む。パンを浸してもよい
Hayvore(ベイオウル)
写真:カラ・ラハナ・チョルバス(イメージ)

ラズ・ボレイ
Laz böreği薄い生地にカスタードを包んで焼いた、黒海地方の甘いパイ
中に柔らかいカスタード。黒海のラズの人たちの名前がついた、粉砂糖をかけた甘いパイ
フォークを入れると、上の生地がパリッと割れる。中からぬるいカスタードがとろっと出て、卵とミルクの味がやさしい
食後に、ほかの皿を下げてもらってから頼む。2人で1切れを分けると、ちょうどよい量だ
Hayvore(ベイオウル)
写真:ラズ・ボレイ(イメージ)
まちのようすガラタサライ/ベイオウル




注文の一言
Bir hamsili pilav, lütfen.ビル ハムスィリ ピラヴ、リュトフェンハムスィリ・ピラウを1つください余ったリラは使い切る
リラを円に戻せる両替所は日本では少なく、率もよくない。残った小銭は、空港に向かう前にキオスクの菓子や水に替えておく。イスタンブールカードの残り
空港行きのバスは現金が使えない。カードの残高が足りるかを、昼ごはんの前に駅の券売機で確かめておく。あつめた切手 100枚
食べたら□に印をつけながら回る用
001ラク300〜450₺
002チロズ250〜400₺
003ラケルダ350〜500₺
004ジャジュク150〜250₺
005ウスラク・ブルゲル(濡れバーガー)120〜180₺
006ミディエ・ドルマ20〜30₺
007ドネル・ケバブ200〜350₺
008タントゥニ200〜300₺
009パストゥルマ入り目玉焼き300〜450₺
010カイマクとはちみつ250〜400₺
011シミット25〜40₺
012チャイ50〜100₺
013トルココーヒー100〜180₺
014ビュルヤン500〜700₺
015ペルデ・ピラウ300〜450₺
016アイラン40〜80₺
017ロクム(ターキッシュ・ディライト)100〜200₺
018アキデ・シェケリ50〜100₺
019サバサンド(バルク・エキメキ)250〜300₺
020トゥルシュ・スユ(漬物の汁)50〜80₺
021ピスタチオ入りケバブ700〜950₺
022イチリ・キョフテ150〜250₺
023ラフマジュン150〜250₺
024キュネフェ250〜400₺
025ボザ80₺
026レブレビ(煎りひよこ豆)50〜100₺
027カンディル・スィミディ15〜30₺
028ポアチャ40〜60₺
029アチマ35〜55₺
030ギョズレメ120〜200₺
031マジュン・シェケリ30〜60₺
032エゾゲリン・チョルバス150〜220₺
033ムハンマラ150〜250₺
034アイヴァ・ケバブ(マルメロのケバブ)500〜750₺
035ミディエ・タヴァ150〜250₺
036ココレチ250〜350₺
037クップ・グリイェ250〜350₺
038サーレップ100〜180₺
039焼き栗150〜250₺
040ケスタネ・シェケリ(栗の砂糖漬け)50〜80₺
041ヒュンキャール・ベーエンディ450〜650₺
042カルヌヤルク300〜450₺
043アイヴァ・タトゥルス(マルメロの甘煮)250〜350₺
044エフェス・ピルセン80〜110₺
045ウルケル・アルベニ20〜35₺
046ウルケル・ハレイ30〜50₺
047タデッレ25〜40₺
048メネメン200〜300₺
049スジュク入り目玉焼き250〜350₺
050ムフラマ250〜350₺
051クンピル250〜400₺
052マラシュ・ドンドゥルマ150〜250₺
053タヴク・ギョウスュ(鶏肉プリン)200〜280₺
054フルン・スュトラッチ200〜250₺
055アシュレ(ノアの箱舟のプディング)200〜250₺
056サルイェル・ボレイ50〜80₺
057ハムスィ・タヴァ(カタクチイワシのフライ)350〜500₺
058パラムトの網焼き500〜800₺
059リュフェルの網焼き700〜1,200₺
060アダナ・デュリュム300〜450₺
061ジエル・シシ(レバーの串焼き)350〜450₺
062シャルガム50〜80₺
063ピデ250〜400₺
064エクメッキ・カダユフ200〜350₺
065スルタンアフメト・キョフテ450〜600₺
066ピヤズ150〜220₺
067カザンディビ200〜260₺
068ブルマ・カダイフ250〜350₺
069スュレイマニエのクル・ファスリエ250〜400₺
070シリア風シャワルマ150〜250₺
071チェルケス・タヴウ200〜300₺
072イマム・バユルドゥ250〜400₺
073タラマ200〜300₺
074アルナヴト・ジエリ300〜450₺
075イシュケンベ・チョルバス200〜300₺
076ケッレ・パチャ250〜350₺
077チュルブル250〜350₺
078タヒン・ペクメズ100〜180₺
079プロフィテロール200〜300₺
080メネンギチ・コーヒー120〜180₺
081バルブニャ・ピラキ200〜300₺
082クスル150〜250₺
083スィガラ・ボレイ150〜250₺
084ハイダリ150〜250₺
085ウルケルのチョコウエハース15〜30₺
086エティ・プフ30〜50₺
087タヒン・ヘルヴァス100〜200₺
088ウルダー・ガゾズ30〜50₺
089クズ・タンドゥル700〜1,000₺
090ヤプラク・サルマ300〜450₺
091カバク・タトゥルス(かぼちゃの甘煮)250〜350₺
092オキュズギョズのワイン350〜550₺
093アジュル・エズメ150〜250₺
094ピスタチオのバクラヴァ350〜500₺
095スー・ボレイ150〜250₺
096カトメル350〜500₺
097シェビイェト100〜180₺
098ハムスィリ・ピラウ400〜550₺
099カラ・ラハナ・チョルバス(黒キャベツのスープ)200〜300₺
100ラズ・ボレイ200〜300₺ イスタンブール 食べ歩き
RECEIPT 2026年11月
7日間でいくら?
地図の丸は「この一帯で食べられる/買える」という目安。店名はイスタンブールでよく知られた店の例として挙げたもので、メニュー、営業時間、定休日は変わることがある。屋台(シミット、焼き栗、ムール貝)は日によって出ていないことがある。
価格は2026年9月時点の目安で、店のメニューや口コミで見たものと、イスタンブールの相場から見積もったものが混ざっている。トルコは物価の上がり方が速いので、リラの値段は数か月で1〜2割上がることがある。幅のあるものは真ん中の値で会計に入れ、1リラ=約3.2円で換算した。
巻末の会計は、100品それぞれの目安価格を単純に足したもの。2人以上で分ける前提の皿や、箱・袋の値段もそのまま足しているので、「1人がこの金額で食べ歩ける」という意味ではない。
料理の写真の多くは、記事で挙げた店とは別の店で撮られたもの。記事の店そのものの写真でないものは、キャプションにそう書いた。
外務省 海外安全ホームページでは、イスタンブール県はレベル1(十分注意してください)、シリアとの国境地帯はレベル4(2026年9月28日時点)。2022年にはイスティクラル通りで爆弾テロがあった。デモや集会には近づかない。
日本人の被害で多いのは、スルタンアフメトやタクシムで親しげに日本語で話しかけてくる人に誘われる「ぼったくりバー」と、じゅうたんの押し売り、流しのタクシーの遠回り。「おいしい店に案内する」という誘いにはついていかない。レストランでサービス料や席料が付いていたら、外してもらえる。
旅程は2026年11月11日(水)〜17日(火)を想定。前日の11月10日はアタテュルクの命日で、1週間ほど街に肖像や半旗が多い。金曜の昼はモスクの見学が止まる。グランド・バザールは日曜休み。
出典
- 外務省 海外安全ホームページ トルコ
- 外務省 安全対策基礎データ トルコ
- 駐日トルコ大使館
- トルコ商業省(サービス料・席料の禁止)
- トルコ気象局 イスタンブールの統計
- Havaist(空港バス)
- Şehir Hatları(市営フェリー)
写真の出典(1枚ごと)
- ガラタ橋の欄干に並ぶ釣り人たち、奥にイェニ・ジャーミィのドームと金角湾|Martin Falbisoner|CC BY-SA 4.0|原典
- 夕暮れのボスポラス海峡を進む白いイスタンブールのフェリー|Jorge Franganillo|CC BY 2.0|原典
- 白く濁ったラクのグラス2つと焼き魚・トマトとキュウリのサラダ、屋外のテーブル|osscen|CC BY 3.0|原典
- 市場に積まれた干しサバ(ウスクムル・チロズ)の束と手書きの札|Dudva|CC BY-SA 4.0|原典
- オイルに漬けた輪切りのカツオ(ラケルダ)、透明な容器に並ぶ淡いピンクの切り身|Maor X|CC BY 4.0|原典
- 白い器のジャジュク、刻んだきゅうりと赤唐辛子の粉|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 紙に包まれたウスラク・ブルゲル、トマトソースが染みたしっとりしたバンズとトマト・パティ|作者不明|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿にレモンとレタスを添えて並べたミディエ・ドルマ、殻の中にスパイス入りのピラフ|Benreis|CC BY 3.0|原典
- イスタンブールのドネル店、店頭で回る肉の塔をナイフで削ぐ職人|User: (WT-shared) Shoestring at wts wikivoyage|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿にのった細長いタントゥニのラップ、薄い生地から覗く細切れ肉、青唐辛子のピクルスとレモン添え|Joquee|CC BY-SA 4.0|原典
- 片手鍋で焼いた目玉焼き3つ、下に薄切りのパストゥルマ(干し牛肉)が敷かれている|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- イスタンブールの老舗カイマク店の朝食、小皿のカイマクにはちみつをかけたもの、卵料理と野菜・パン|Quinn Comendant|CC BY-SA 2.0|原典
- ゴマをびっしりまとった焼きたてのシミットが山積み、こんがりした輪の表面|Andrey Filippov 安德烈|CC BY 2.0|原典
- イズニック柄のタイルの上、チューリップ型グラスに入った濃い赤茶色のチャイと受け皿|No machine-readable author provided. Bertilvidet~commonswiki assumed (based on copyright claims).|CC BY 2.5|原典
- チューリップ柄のカップと受け皿に入ったトルココーヒー、表面にきめ細かい泡|WordRidden|CC BY 2.0|原典
- 白い皿に盛ったほぐした子羊の窯焼き(竪穴窯)、薄いパンとブルグル・トマト添え|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 薄い生地で包んで焼いたドーム形のペルデ・ピラウ、ナイフを入れて中の鶏肉入りピラフが見える|tomislav medak|CC BY 2.0|原典
- 銅のマグに入ったアイラン2杯、縁から盛り上がる白い泡|bnhsu|CC BY-SA 2.0|原典
- 色とりどりの角切りロクム、ピスタチオ入りやバラ色・緑のゼリー状のもの|Fajrul Islam|CC BY 2.0|原典
- オスマン時代の飴屋を描いた水彩画、炉で砂糖を煮る鍋と積まれた菓子箱|Alexander Van Millingen|CC0|原典
- 焼いたサバの半身を挟んだバゲット、レタスと薄切り玉ねぎ入りのサバサンド|Benreis|CC BY 3.0|原典
- プラスチックのカップに入った赤いトゥルシュ・スユ、中に漬物のキュウリと唐辛子|Benreis|CC BY-SA 4.0|原典
- 細長く焼いたピスタチオ入りの挽き肉ケバブ、ブルグル・焼きトマト・青唐辛子・ヨーグルト添え|Sonse|CC BY 2.0|原典
- 皿に盛った丸いイチリ・キョフテ3つ、こんがり揚がったブルグルの衣、ルッコラとトマト添え|Basak|CC0|原典
- 丸く薄い生地にひき肉を塗って焼いたラフマジュン、イタリアンパセリとレモン添え|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 銀の小皿で焼いたキュネフェ、スプーンで崩した断面から覗く白いチーズとシロップの照り、奥にチャイ|Matt Krause|CC BY 2.0|原典
- ガラスの器に入ったとろりとしたボザ、シナモンをふって煎りひよこ豆(レブレビ)を散らしたもの|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 木のテーブルに広げた煎りひよこ豆(レブレビ)、黄金色で表面に焦げ目|Physicistjedi|パブリックドメイン|原典
- 皿に並べたゴマのカンディル・スィミディ3個|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 皿に盛った3個のプレーンなポアチャ(照りのある焼き色の丸いパン)|Samizambak|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿の上の輪の形のプレーンなアチマ、照りのある表面に黒いニゲラの粒|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 粉をふった丸い板の上で、細い麺棒で薄く生地をのばす手元|Erondell|CC BY-SA 4.0|原典
- 蓋付きの丸い缶に色とりどりの練り飴を入れた屋台と売り手|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 白いカップに入ったオレンジ色のエゾゲリン・チョルバス、レモンの櫛切りを添えて|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い器に盛ったアンタキヤ風のムハンマラ(クルミと赤唐辛子のペースト)、上にルッコラ|Masisoz|CC BY-SA 4.0|原典
- 楕円の皿に並べた肉詰めのマルメロ(丸ごとと半分に切ったもの)、そばに生のマルメロと素焼きの水差し|MrArifnajafov|CC BY-SA 4.0|原典
- 串に刺して揚げたムール貝(ミディエ・タヴァ)、白いタラトルソースとレモン、青菜の葉|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- パンにはさんだココレチ、刻んだ羊の腸をトマトや唐辛子と炒めた具|William Neuheisel|CC BY 2.0|原典
- 脚付きグラスのクップ・グリイェ、キャラメルソースとアイス、生クリームにピスタチオ、ラングドシャ|Basak|CC BY-SA 4.0|原典
- 受け皿にのせたカップの熱いサーレップ、表面にシナモンをふったとろりとした白い飲み物|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 屋台の鉄板の両側に並んだ焼き栗、切れ目から黄色い実がのぞく|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- ガラスの器に盛ったトルコの栗の砂糖漬け、上に白いメレンゲをのせて|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 銅の器に盛った焼きなすのクリーム状のピュレと、その上の羊肉の煮込み、焼いた青唐辛子とトマト|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 皿にのったカルヌヤルク、切り開いたなすにひき肉を詰め、トマトと青唐辛子をのせて煮たもの|William Neuheisel from DC, US|CC BY 2.0|原典
- 青い絵柄の皿に盛った赤く煮えたマルメロの甘煮、上にカイマクと砕いたクルミ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 青いエフェス・ピルセンの缶と、泡の立ったグラスのビール|Yusuke Kawasaki|CC BY 2.0|原典
- 2本に割ったウルケル・アルベニ、チョコで覆ったキャラメルとビスケットの断面|Bodo|CC BY 2.0|原典
- 皿の上で半分に割ったウルケル・ハレイ、チョコがけのビスケットにはさんだマシュマロの断面|Omar hoftun|CC BY-SA 4.0|原典
- 2つに割ったタデッレ(Maxinut)、刻みヘーゼルナッツ入りのチョコでくるんだウエハースの断面|Bodo|CC BY 2.0|原典
- 素焼きの器に入ったメネメン、トマトと卵にパセリをのせ、銀の盆の上|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- フライパンで焼いたスジュクの輪切りと目玉焼き2つ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 銅の両手鍋でとろけたムフラマ、チーズが伸びる木のスプーン|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- アルミ容器の焼きジャガイモにコーン、ケバブ、マヨネーズをのせたクンピル|Mervat Salman|CC BY-SA 4.0|原典
- コーンに盛ったピンクと白のマラシュ・ドンドゥルマ|hyolee2|CC BY-SA 3.0|原典
- シナモンをふった白く四角いタヴク・ギョウスュ|Garrett Ziegler|CC BY-SA 4.0|原典
- 素焼きの器で表面を焦がしたフルン・スュトラッチとスプーン|Sandstein|CC BY-SA 3.0|原典
- クルミ、ザクロ、干し杏をのせたアシュレのアップ|erin|CC BY 2.0|原典
- 天板に並んだ焼きたてのボレキ、ゴマをふった表面|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 扇形に並べたハムスィ・タヴァ、ルッコラ、レモン、赤玉ねぎ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 筒切りにして焼き色をつけたパラムト(カツオの仲間)の切り身、レモン添え|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 網焼きのリュフェル1尾に、レモン、ルッコラ、赤玉ねぎ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- ライスの上にのせた2本のアダナ・ケバブと焼き唐辛子|bob walker|CC BY-SA 2.0|原典
- 串に刺したレバーの炭火焼きと焼き青唐辛子、まわりに付け合わせの小皿|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- グラスに注いだ赤紫色のシャルガム|Charles Kremenak|CC BY 2.0|原典
- チーズと目玉焼き2つをのせた舟形のピデ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 皿の上のシロップを吸ったエクメッキ・カダユフに、白いカイマクをのせて|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 皿に並ぶ焼き目のついた細長いキョフテと青唐辛子の酢漬け|LWYang|CC BY 2.0|原典
- 白インゲン豆、ゆで卵、赤ピーマン、ミントのピヤズ|Miansari66|CC0|原典
- 底を焦がした面を上にしたカザンディビ、白いプディングの断面|Basak|CC BY-SA 4.0|原典
- 皿にのった棒状のブルマ・カダイフ、砕いたナッツをまぶして|Mehmetabdukaya|CC BY-SA 4.0|原典
- 赤い煮汁の白いんげん豆の煮込みと、別皿のピラフ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 薄いパンで巻いて断面を見せたシリア風シャワルマとガーリックソース|Tet|CC0|原典
- ほぐした鶏肉にクルミのソースと赤い唐辛子油をかけ、ライスを添えた皿|jeffreyw|CC BY 2.0|原典
- 白い器に盛ったイマム・バユルドゥ。玉ねぎを詰めた縦長のなす2本とオリーブ油、横に生のなす|LELAJ|CC BY-SA 4.0|原典
- 青いチェックのテーブルに置かれたピンク色のタラマの小鉢とオリーブ|CTO Zurich|CC BY 2.0|原典
- サイコロ状に揚げたレバー、ライス、白インゲン、トマトと青唐辛子の酢漬け|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- スプーンですくったイシュケンベ(胃袋)の入った白いスープ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 白く濁ったスープに頬肉や舌の塊が入ったケッレ・パチャ|Sharon Hahn Darlin|CC BY 2.0|原典
- ヨーグルトにのせたポーチドエッグに赤い唐辛子バターとディルをかけたチュルブル|oinonio|CC BY-SA 2.0|原典
- 紫の包みに入った一人分のタヒンリ・ペクメズ(ごまペーストとぶどう蜜)2個|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿の上のチョコレートソースたっぷりのプロフィテロール、奥にチャイ|Fred Cherrygarden|CC BY-SA 4.0|原典
- 白いカップに入った泡立つメネンギチ・コーヒー、受け皿にスプーン|Zeynel Cebeci|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿に盛ったうずら豆のオリーブ油煮、にんじんとパセリ、レモン添え|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿に盛った赤いブルグルのクスル|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 山盛りの揚げたてスィガラ・ボレイ、細長く巻いた薄い生地|Christian Kadluba from Vienna, Austria|CC BY-SA 2.0|原典
- 白い皿に盛ったディル入りの濃いヨーグルトのハイダリ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- ウルケル・チコラタル・ゴフレットの赤い箱|Satirdan kahraman|CC BY-SA 4.0|原典
- Eti Puf を半分に割った断面。白いマシュマロとチョコスプレー、後ろに個包装のケース|Satirdan kahraman|CC BY-SA 4.0|原典
- 店先に積んだ半月形のタヒン・ヘルヴァス。プレーン、ココアのマーブル、ピスタチオ入りの値札|Zeynel Cebeci|CC BY-SA 4.0|原典
- ガラス瓶のウルダー・ガゾズ2本、透明なガゾズとオレンジ味|Mx. Granger|CC0|原典
- 皿に盛ったほぐれた羊肉のタンドゥル、ピラフと青唐辛子・トマト添え|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿に放射状に並べた細巻きのオリーブオイルのヤプラク・サルマとレモン|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 透き通った橙色のかぼちゃの甘煮に砕いたくるみをのせた一皿|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- オキュズギョズ種を含むトルコの赤ワインの瓶と、赤ワインを注いだグラス|leyla.a|CC BY-SA 2.0|原典
- 白い皿に盛った真っ赤なアジュル・エズメ、細かく刻んだトマトと唐辛子|Benreis|CC BY 3.0|原典
- Karaköy Güllüoğlu の店内、金属のトレーに並ぶピスタチオたっぷりのバクラヴァ|Bonnie|CC BY-SA 2.0|原典
- 白い皿に盛ったチーズ入りのスー・ボレイ、奥にチャイ|Matt Krause|CC BY 2.0|原典
- 白い皿の上の三角に包んだカトメル、ピスタチオの粉をたっぷりまぶしたもの、チャイ添え|YG1|CC BY 4.0|原典
- 天板に並んだ三角のシェビイェトと「ŞÖBİYET」の札|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 丸い焼き型一面にイワシを放射状に並べて焼いたハムスィリ・ピラウ|gülin vardar|CC BY 2.0|原典
- 白いボウルの黒キャベツと豆・とうもろこし入りの黒海風スープ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿の上の四角いラズ・ボレイ、薄いパイ生地の間の黄色いカスタード|Laz|CC BY-SA 4.0|原典
- アスマルメスジトの細い坂道、日よけと灯りのついた店先が並ぶ石造りの建物|Erkut Mirza|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い椀のジャジュク、ミントとディルの葉をのせて|Rainer Zenz|CC BY-SA 3.0|原典
- 魚の総菜のショーケース、ラケルダやからすみ、干し魚が並ぶ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- アスマルメスジト通り、石畳の細い路地と両側の古い石造りの建物|Menbes1|CC0|原典
- タクシム広場の共和国記念碑と石畳の広場、青空|FaceMePLS|CC BY 2.0|原典
- 大きな浅い鉄鍋で炒める細切れ牛肉と青・赤の唐辛子、タントゥニの鍋|EbenezerScrooge|CC BY-SA 3.0|原典
- ピタに挟んだドネル・ケバブ、こんがり焼けた削ぎ肉と野菜|fugzu|CC BY 2.0|原典
- 殻を開いてピラフの詰まった中身を見せるミディエ・ドルマ、手元のアップ|Fenerli1978|CC BY-SA 4.0|原典
- 夜のKızılkayalarの店先、看板と店頭のショーケース|valkyrieh116|CC BY-SA 2.0|原典
- 上から見下ろしたタクシム広場、円形の花壇と周りの道路・黄色いタクシー|作者不明|CC BY 2.5|原典
- カラキョイの細い坂道、黄色やクリーム色の古い建物と路上の車|John Lord|CC BY 2.0|原典
- 赤い模様の受け皿にのったチューリップ型グラスのチャイ、スプーン添え|Henri Bergius|CC BY-SA 2.0|原典
- 石畳の広場に置かれた赤いシミット屋台の車、ガラスケースにシミットが並ぶ|Benreis|CC BY-SA 4.0|原典
- 金縁の白い皿にのったロール状のカイマク(濃厚なクロテッドクリーム)|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- カラキョイの路地のカフェ、赤い日よけの店先と外に並ぶテーブル席|Jwslubbock|CC BY-SA 4.0|原典
- グランド・バザールの通路、青と黄の模様が描かれたアーチ天井と両側の店|Brian Jeffery Beggerly|CC BY 2.0|原典
- 銀細工のホルダーに入ったトルココーヒーと蓋つきの砂糖入れ、木のテーブル|Jorge Cancela|CC BY 2.0|原典
- グランド・バザールの石造りの門(ヌルオスマニエ門)、アーチの上に紋章と「KAPALIÇARŞI」の文字|Dennis Jarvis|CC BY-SA 2.0|原典
- グランド・バザール内の薄暗いカフェ、ランプの灯りと小さなテーブル席|Miguel Virkkunen Carvalho|CC BY 2.0|原典
- ビュルヤン店のガラス窓の奥に吊るされた窯焼きの子羊の塊|İncelemeelemani|CC BY-SA 4.0|原典
- グラスに注いだ泡立つアイラン、白くきめ細かい泡の層|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿の上で切り分けたペルデ・ピラウ、きつね色の生地とアーモンド、ほぐした鶏肉入りの米|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 銀の大皿にのった窯焼きの子羊の塊、パンの上に皮つきの肉、トマトと青唐辛子添え|Muratkkara|CC BY-SA 4.0|原典
- カドゥンラル・パザルの店先、白いチーズの塊や乾物を山積みにした台|tomislav medak|CC BY 2.0|原典
- カドゥンラル・パザルの乾物屋、天井まで届く棚に缶や包みが並び青い樽が置かれた店内|tomislav medak|CC BY 2.0|原典
- 「Ali Muhiddin Hacı Bekir KURULUŞ 1777」の看板を掲げた木枠のショーウィンドウの店構え|rg-fotos|CC BY-SA 2.0|原典
- ガラタ橋のたもとで手に持った赤いトゥルシュ・スユのカップ、漬物入り|Benreis|CC BY-SA 4.0|原典
- 金の装飾のサバサンド船の中、鉄板でサバの切り身を焼いてパンに挟む職人|Antony Stanley|CC BY-SA 2.0|原典
- 金角湾の岸壁に並ぶ金の装飾のサバサンド船、背後の丘にスレイマニエ・モスク|Andrzej Szkopiński|CC BY 3.0|原典
- ドーム屋根のサバサンド船が波止場に並び、奥にイェニ・モスクのミナレット|Valen1988|CC BY-SA 4.0|原典
- 夜のエミノニュ、ネオンの「HAMDİ RESTORANT」の看板と奥にライトアップされたモスクのミナレット|Panegyrics of Granovetter|CC BY-SA 2.0|原典
- ラフマジュンを半分に折って山盛りのパセリとレモンを添えた皿、チェックのクロス|Dominik Schwind|CC BY 2.0|原典
- 白い細長い皿に並んだ紡錘形のイチリ・キョフテ4つ、きつね色の衣|Fatih Sarsılmaz|CC BY-SA 4.0|原典
- Hamdi の上階から見た金角湾とガラタ橋、対岸のガラタ塔とカラキョイの街並み、青空|Harold Litwiler|CC BY 2.0|原典
- Hamdi のバルコニーから見下ろしたガラタ橋とエミノニュの広場、行き交う車と船|HALUK COMERTEL|CC BY 3.0|原典
- Vefa Bozacısı の店内、窓越しに見える大理石の台と真鍮の大きなボザの壺、壁の古い棚|Furkan Akkurt|CC BY-SA 4.0|原典
- 店のガラスケースに山盛りになった白っぽい煎りひよこ豆(レブレビ)|Mervat Salman|CC BY-SA 4.0|原典
- 真鍮の盆に並んだグラスのボザ、表面にシナモン、1杯を手に持ち上げたところ|Lablascovegmenu|CC BY 2.0|原典
- ヴェファの通りに面した Vefa Bozacısı の店構え、アーチ窓の古い建物と前を歩く人|Özgür Arda BAYRAM|CC BY-SA 4.0|原典
- Vefa Bozacısı のカウンター、タイル張りの壁と瓶の並ぶ棚、並ぶ客の後ろ姿|Dosseman|CC BY-SA 4.0|原典
- 出航するフェリーの手すり越しに見たカドゥキョイの桟橋の建物|Matt Krause|CC BY 2.0|原典
- 四角い皿にのったチーズ入りのアチマ、ゴマをまぶした輪の形のパン|Andy Li|CC0|原典
- 白い皿にのったチーズ入りポアチャ1個、ひび割れた照りのある表面|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 紙を敷いた皿にのせたカンディル・スィミディ1個|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- フェリー後部の木のベンチのデッキと、青空の下の海峡と対岸の町並み|Kim Ahlström|CC BY 2.0|原典
- 海から見たカドゥキョイの海岸通りの建物と、接岸するフェリー|QuartierLatin1968 (Owen Cook).|CC BY-SA 2.5|原典
- 青いシートを敷いた市場の台に山積みの赤と緑の唐辛子、奥に野菜の箱|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 放射状に仕切った缶に入った色とりどりのマジュン・シェケリと棒|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 屋根の下に青い台がずらりと並ぶトルコの町の市場、赤い唐辛子やトマトの山と服の売り場|Shadowgate|CC BY 2.0|原典
- 夕方のイスタンブールの八百屋の店先、果物と野菜が段に積まれている|Esther Lee|CC BY 2.0|原典
- Çiya Sofrası のなすの前菜、トマトと青唐辛子で煮たなすのかけら|smayda|CC BY 2.0|原典
- 白い皿にこんもり盛ったムハンマラにザクロの粒をのせ、奥に平たいパン|Karen and Brad Emerson|CC BY 2.0|原典
- Çiya Sofrası のテーブルに並ぶオレガノ茶とスマック、ラズベリーの冷たい飲み物のグラス|tomislav medak|CC BY 2.0|原典
- 上から見たカドゥキョイ商店街の路地と赤い屋根、アヤ・エフィミア教会の鐘楼|QuartierLatin1968|CC BY-SA 3.0|原典
- カドゥキョイの魚屋の台に並ぶ氷の上の魚と、箱に盛った貝、値札|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- テラス席に置かれた背の高いグラスのクップ・グリイェ、奥にショーケース|Basak|CC0|原典
- 炭火の上の串でゆっくり回る、腸を巻きつけたココレチの太い棒|R Flores|CC BY 2.0|原典
- 屋台の大きな浅い鍋の油で揚がるミディエ・タヴァ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- カドゥキョイの魚市場の台、イカとアサリに手書きの値札|William Neuheisel from DC, US|CC BY 2.0|原典
- カドゥキョイ商店街の食料品店の店先、オリーブやチーズを並べた売り場と店名の看板|Harold Litwiler|CC BY 2.0|原典
- 茜色の夕焼け雲の下、海峡に浮かぶ乙女の塔と対岸の旧市街のシルエット|Maher Najm|CC0 1.0|原典
- 金色の紙カップに一つずつ並んだ、つやのある栗の砂糖漬け|Marica Massaro|CC BY-SA 4.0|原典
- 海沿いの広場に出た赤い焼き栗の屋台、後ろに桟橋のフェリー|shankar s.|CC BY 2.0|原典
- 「SALEP SAHLEP」の看板と、湯気を上げる真鍮のサーレップの壺、紙コップ|Charles Kremenak|CC BY 2.0|原典
- 海峡に浮かぶ乙女の塔、後ろに旧市街のモスクの丸屋根と塔が並ぶ|Noumenon|CC BY-SA 3.0|原典
- サラジャク海岸の遊歩道に並ぶ茶屋のパラソルと席、沖に乙女の塔(モノクロ)|M. PINARCI|CC BY-SA 3.0|原典
- Kanaat Lokantası の入口の柱にかかった店名の楕円のプレートと銘板|brewbooks|CC BY-SA 2.0|原典
- 白い皿に盛ったシロップ煮のマルメロ、カイマクと細かく刻んだナッツをのせて|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿の上の丸ごとのなすのカルヌヤルク、ひき肉の上にトマトの輪切りと唐辛子、赤い煮汁|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿のなすのピュレに肉の煮込みをのせたヒュンキャール・ベーエンディ、トマトと青唐辛子添え|www.lezzetcatering.com|CC BY-SA 3.0|原典
- ロカンタのガラスの台に並んだ料理の四角い鍋と、奥のトレーの菓子|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 夕暮れのユスキュダル広場、ミフリマー・スルタン・モスクのドームとミナレット、手前にバスと人々|davidbenito|CC BY-SA 2.0|原典
- 夜の対岸から見たカラキョイの明かりとガラタ塔、水面に映る灯り|Francisco Anzola|CC BY 2.0|原典
- Migros の冷蔵棚に並ぶエフェス・ピルセンの瓶と値札|Ayratayrat|CC BY-SA 4.0|原典
- 夜のボスポラス海峡を窓明かりをともして進む市営フェリー|Henri Bergius|CC BY-SA 2.0|原典
- トルコのショッピングモールにある Migros(MMMigros)の入口と売り場|Josbert Lonnee|パブリックドメイン 1.0|原典
- テーブルいっぱいに並ぶベシクタシュのトルコ式朝食の小皿|Danwithnoname|CC BY 2.0|原典
- 銅鍋の黄色いムフラマと木のスプーン、横にサラダ|Benreis|CC BY 3.0|原典
- 黒いフライパンに並ぶスジュクの薄切りと半熟の黄身|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 銅の両手鍋(サハン)に入ったとろりとしたメネメン|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 屋外席に並ぶメネメン、チーズ、オリーブ、サラダなどの朝食皿|pocketcultures|CC BY 2.0|原典
- ボスポラス海峡から見たベシクタシュの桟橋と街並み|Matti Blume|CC BY-SA 4.0|原典
- オルタキョイ・モスクと背後のボスポラス大橋|ccarlstead|CC BY 2.0|原典
- 夕方に灯りのともる Mado の店先とテラス席|leyla.a|CC BY-SA 2.0|原典
- マカロニサラダ、オリーブ、唐辛子、赤いソースを山盛りにしたクンピル|Felipe Tofani|CC BY-SA 2.0|原典
- 夜にライトアップされたオルタキョイ・モスクと橋|Ashwin Chandrasekaran|CC BY 2.0|原典
- クンピル屋台に並ぶコーン、豆、ピクルスなどの具材|ccarlstead|CC BY 2.0|原典
- トルコ国旗の立つエミルガンの白い桟橋小屋、奥にボスポラス|CeeGee|CC BY-SA 4.0|原典
- 器に盛ったアシュレとトルコ・コーヒー|David Leo Veksler|CC BY 2.0|原典
- 緑の皿にのった白いタヴク・ギョウスュのひと切れ|Maderibeyza|CC BY-SA 3.0|原典
- エミルガンの丘から見下ろすボスポラス海峡|Maxpax|CC BY 2.0|原典
- 海から見たエミルガンの岸辺、白い館とモスクのミナレット|VikiPicture|CC BY-SA 3.0|原典
- サルイェルの岸壁に停まる網を積んだ漁船とベンチ|ilhan turun|CC BY 3.0|原典
- 朝焼けのサルイェルの岸辺に浮かぶ小舟|Hamdigumus|CC0|原典
- サルイェルの海辺に並ぶ木の桟橋と小舟|Hamdigumus|CC0|原典
- ベシクタシュの魚市場、氷の上に並ぶ魚と野菜の露店|reckteng|CC BY 2.0|原典
- 皿にのせた網焼きのリュフェル、レモンとルッコラ添え|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- イスタンブールの魚屋に並ぶ、えらを見せた生のパラムト|Mark Ahsmann|CC BY-SA 3.0|原典
- 輪切り玉ねぎを添えて円く並べたカタクチイワシのフライ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 電球に照らされた魚屋の台に並ぶ大きな魚|muammerokumus|CC BY-SA 2.0|原典
- 夜のイスティクラル通り、頭上の電飾と歩く人々|Homayon Zeary from London, UK|CC BY 2.0|原典
- 赤いニンジンの漬物を差したシャルガムのグラス|Sadettin ( talk )|パブリックドメイン|原典
- 夜のベイオウルの石畳の路地、頭上の飾りと灯りのともる店|Another Believer|CC BY-SA 4.0|原典
- 炭火の上で焼かれるアダナ・ケバブの串|mroach|CC BY-SA 2.0|原典
- バラトの坂に並ぶ青・黄・オレンジの色とりどりの家|Antoloji|CC BY-SA 4.0|原典
- カイマクをのせたエクメッキ・カダユフのひと切れ|Doga Ozyurekli|CC BY 2.0|原典
- 天板の上の、溶けたカシャルチーズがたっぷりのピデ|Garrett Ziegler|CC BY-SA 4.0|原典
- 洗濯物が渡されたバラトの石畳の坂道と古い木造家屋|Michele C.|CC BY 2.0|原典
- 張り出し窓のある赤やオレンジの家が続くバラトの通り|Mireia Saenz de Buruaga|CC BY 2.0|原典
- Tarihi Sultanahmet Köftecisi の店構え、赤い日よけと木の看板|Dave Proffer|CC BY 2.0|原典
- レタスをのせた白インゲン豆のピヤズとトマト、ゆで卵|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿の焼きキョフテ5本と黄色い唐辛子|Tarihi Sultanahmet Köftecisi|CC BY-SA 3.0|原典
- 鉢植えが並ぶ Tarihi Sultanahmet Köftecisi の正面|Sultanahmetkoftecisi|CC BY-SA 3.0|原典
- Hafız Mustafa のショーケースに並ぶロクムや菓子の箱|Bit Boy|CC BY 2.0|原典
- 丸い天板に並ぶ棒状のブルマ・カダイフとナッツ|Mehmetabdukaya|CC BY-SA 4.0|原典
- シナモンをふった焦げ目のあるカザンディビとスプーン|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- Hafız Mustafa の台に並ぶ色とりどりのバクラヴァの天板|Umair Abbasi|CC BY-SA 2.0|原典
- Hafız Mustafa の店内、タイル床とカフェ席、コーヒーミル|Bit Boy|CC BY 2.0|原典
- 曇り空の下のラレリ・モスクとミナレット|Edal Anton Lefterov|CC BY-SA 3.0|原典
- 皿に盛った白いんげん豆のトマト煮込みと、奥にピラフ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 雨のラレリの大通りとトラムの停留所、傘をさす人|Kadı|CC BY 4.0|原典
- アクサライのモスクと前の通りを行き交う人|Abdullah Muashi from Jeddah, KSA|CC BY 2.0|原典
- クムカプの灯台と岩の防波堤で釣りをする人々|Dennis G. Jarvis|CC BY-SA 2.0|原典
- 角皿に盛ったピンク色のタラマ、オリーブと野菜添え|Monica Arellano-Ongpin|CC BY 2.0|原典
- 皿にのせた玉ねぎとトマト詰めのなす1本|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 白いクロスのテーブルが両側に並ぶクムカプのレストラン通り|Mister No|CC BY 3.0|原典
- 夜のクムカプの広場、灯りのともるメイハネと人出|User:Not home|パブリックドメイン|原典
- Tarihi Cumhuriyet İşkembe Salonu の店先と外のテーブル席|tannaz|CC BY-SA 2.0|原典
- 赤い唐辛子油を浮かべたケッレ・パチャとスプーン|Benreis|CC BY-SA 4.0|原典
- 唐辛子油をたらしたイシュケンベ・チョルバスのアップ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 雨上がりの夜のベイオウルの角、壁画のある建物と灯りのともる店|Furkan Akkurt|CC BY-SA 4.0|原典
- 値札の付いた牛の胃袋(イシュケンベ)と羊の足(パチャ)が並ぶ肉屋のケース|Sluggh Mcgee|CC0|原典
- ジハンギルの坂道、パステル色の集合住宅と街路樹|Alper Çuğun|CC BY 2.0|原典
- 白い皿のヨーグルトとポーチドエッグ、唐辛子入りの溶かしバターがけ|Deodora333|CC BY-SA 4.0|原典
- ジハンギルの細い路地、張り出し窓の古い建物と停めた白い車|Alper Çuğun|CC BY 2.0|原典
- 屋外テーブルに並ぶヴァン風朝食、チーズ・卵・トマト・パン籠とスジュク入り卵鍋|Miguel Olaya from Bogotá, Colombia|CC BY-SA 2.0|原典
- İnci Pastanesi の店先、ガラス窓に金色の「İnci」の文字|Nevit Dilmen ( talk )|CC BY-SA 3.0|原典
- 白い盆にのったきめ細かい泡のメネンギチ・コーヒーと水のグラス|MikaelF|CC BY-SA 3.0|原典
- イスティクラル通りを走る赤と白のノスタルジック・トラム|Janderk1968|CC BY-SA 3.0|原典
- 歩行者でにぎわうイスティクラル通り、正面から来る赤いトラム|Alexey Komarov|CC BY 3.0|原典
- カラキョイの海沿いに建つ装飾の多い黄色い古い建物|Eusebius|CC BY 3.0|原典
- 白い皿に広げたディルたっぷりのハイダリ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 紙の上に並ぶこんがり焼き色のついた細長いスィガラ・ボレイ|Manolo Gómez|CC BY 2.0|原典
- 白い楕円の皿に盛ったクスル、刻んだトマトとねぎ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 赤いチェックのテーブルに置いた、パセリをのせたうずら豆のピラキ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- カラキョイの石造りの古い建物が並ぶ通り|Metuboy|CC BY-SA 4.0|原典
- トラムT1線カラキョイ駅のホームと入ってくる路面電車|John Seb Barber from Leeds, UK|CC BY 2.0|原典
- イスタンブールの通り沿いの Migros の店先、店頭に並ぶ果物と花|Aziz Akbiyik|CC BY-SA 3.0|原典
- 黄色いテーブルに缶のウルダー・ガゾズと、泡の立つグラス|Hans Haase|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿に切り分けたタヒン・ヘルヴァス|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 指でつまんだ Eti Puf。ビスケットの上のマシュマロにチョコスプレー|Satirdan kahraman|CC BY-SA 4.0|原典
- トルコのスーパーの棚にぎっしり並ぶシリアルの袋|Jannis R|CC BY-SA 4.0|原典
- 夜明けのガラタ塔へ続く石畳の路地、通りに渡した電飾|LASZLO ILYES|CC BY 2.0|原典
- ベイオウルの屋根付き横丁、両側に並ぶ小さな店|Jerzy Kociatkiewicz|CC BY-SA 2.0|原典
- 白い皿のかぼちゃの甘煮、刻んだくるみをたっぷり散らしたもの|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 大鍋にぎっしり並ぶ細く巻いたヤプラク・サルマ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 夜のネヴィザーデ通り、路地いっぱいに並ぶメイハネのテーブルと客、ネオン看板|Jorge Franganillo|CC BY 3.0|原典
- 青い縁取りのタイル皿に盛ったアジュル・エズメ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- ネヴィザーデ通りの看板と吊りランプが連なる夜の路地|Ankara|CC BY-SA 3.0|原典
- ネヴィザーデ通りの頭上にともる丸いランプと電飾|Jorge Franganillo|CC BY 2.0|原典
- カラキョイの岸辺にとまるカモメ、対岸に夕日を浴びたスレイマニエ・モスク|LASZLO ILYES from Cleveland, Ohio, USA|CC BY 2.0|原典
- 皿に盛った三角のシェビイェトとバクラヴァ、ピスタチオをのせて|Garrett Ziegler|CC BY-SA 4.0|原典
- 白い皿の四角いカトメル、表面いっぱいにピスタチオの粉|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 紙の上の四角く切ったスー・ボレイ、焼き色のついた表面と層になった断面|Kurman Communications LLC|CC BY 2.0|原典
- ショーケースのトレーに四角く切り分けて並んだピスタチオのバクラヴァ|John Kim|CC BY 2.0|原典
- 店のケースに並ぶピスタチオやくるみのバクラヴァのトレー|Dan|CC BY-SA 2.0|原典
- ショーケースに積み上げたピスタチオとくるみのバクラヴァ|valkyrieh116|CC BY-SA 2.0|原典
- イスティクラル通りに面したガラタサライ高校の金の装飾の門|Maxpax|CC BY 2.0|原典
- 小皿に切り分けたラズ・ボレイとチャイのグラス|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- 素焼きの器の内側にイワシを並べたハムスィリ・ピラウ、上にレモンの輪切り|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
- ガラタサライ高校前ですれ違う赤いノスタルジック・トラム2台|Ex13|CC BY-SA 3.0|原典
- ベイオウルの坂の角に建つ古い石造りの建物と黄色いタクシー|Andrey|CC BY 2.0|原典
写真は原典の利用条件(CC BY/CC BY-SA/CC0/パブリックドメイン)に従って掲載。装飾の図版はパブリックドメインの資料。値段・営業時間は2026年9月時点の目安で、店によって違う。
もくじ



