行った気になる100品ツアー トルコ

イスタンブール100品グルメツアー

朝のシミット売り、岸壁の焼きサバ、海峡を渡るフェリーのチャイ、メイハネの冷たい前菜、夜更けの濡れバーガー。7日間、トラムとフェリーでイスタンブールを回って100品を食べた。この街の味は、ケバブだけではない。1個のシミット、1杯のボザ、スーパーの棚のチョコ菓子まで、一品ずつ確かめる。

DAYS7日間
MEALS35食
DISHES100品
FOOD8.2万円

1リラ ≈ 3.2円(2026年9月時点)。料理の値段は2026年9月時点の目安

ガラタ橋の欄干に並ぶ釣り人たち、奥にイェニ・ジャーミィのドームと金角湾
夕暮れのボスポラス海峡を進む白いイスタンブールのフェリー
白く濁ったラクのグラス2つと焼き魚・トマトとキュウリのサラダ、屋外のテーブル
VISITEDイスタンブール2026年11月
300〜450₺≈1,200円・1杯
旅のしおり

7日間・35の食事

羽田から直行便で約14時間。11月11日(水)の夕方に着いて、17日(火)の夕方に発つ

DAY 111/11(水)

着いた夜のベイオウル──ラクと深夜の立ち食い

DAY 211/12(木)

旧市街の平日──バザールから金角湾へ

DAY 311/13(金)

フェリーでアジア側へ──カドゥキョイとユスキュダル

DAY 411/14(土)

ボスポラスを北へ──朝ごはん通りから魚市場

DAY 511/15(日)

日曜の旧市街──バラトから夜の食堂へ

DAY 611/16(月)

宿のまわりを歩く──ジハンギルからベイオウル

DAY 711/17(火)

カラキョイの朝──最後はバクラヴァと黒海料理

地図を読み込んでいます…
DAY 1 11/11(水)DAY 2 11/12(木)DAY 3 11/13(金)DAY 4 11/14(土)DAY 5 11/15(日)DAY 6 11/16(月)DAY 7 11/17(火)
入国

観光の短期滞在はビザも電子渡航認証も不要(180日間で合計90日まで)。パスポートは入国の時点で残りの有効期間が150日以上必要。滞在中はパスポートを持ち歩く

直行便

羽田発の ANA(NH219、月・水・土)とターキッシュ エアラインズ、成田発のターキッシュ エアラインズ(TK51)がイスタンブール空港へ飛ぶ。この旅は ANA の NH219(羽田 8時台発→イスタンブール 16時台着)と NH220(イスタンブール 18:25発→羽田 翌日11:35着)を想定。往路は約14時間、復路は約11時間。冬ダイヤの時刻は出発前に確かめる

航空券

直行便のエコノミー往復は、燃油込みでおおむね20万〜25万円(時期と予約のタイミングで大きく変わる)

空港から市内

空港は市の北、旧市街から約50km。空港バスのハヴァイスト(タクシム行き 470₺、約1,500円、カード払いのみ)で70〜100分。地下鉄 M11 でガイレテペまで約30分。タクシーは渋滞しだいで 2,500〜3,500₺(約8,000〜11,000円)

市内交通

メトロ・トラム・バス・市営フェリーは、イスタンブールカード(本体約165₺)で1回 46.20₺(約150円)。1枚で何人分でもタッチできる。クレジットカードのタッチ決済でも乗れるが、割高になる。ヨーロッパ側とアジア側はフェリーかマルマライ(海底トンネルの鉄道)で渡る

通貨と支払い

トルコ・リラ(₺)。1リラ=約3.2円(2026年9月時点)。物価の上がり方が速く(2026年8月は前年同月比 約32%)、現地ではこの記事の値段より高いことが多い。店の多くはカードで払えるが、屋台や市場の小さな店は現金。ATM では「円で払う」を選ばずリラで

チップ

2026年1月30日から、飲食店がサービス料や席料を取ることは禁止。チップは任意で、テーブルの店なら5〜10%を現金で置く。大衆食堂やケバブ屋は端数を切り上げる程度

時差

日本より6時間遅い(トルコは一年中同じ時刻で、夏時間はない)

気候と服装

11月の平均は最高16℃・最低10℃で、月の3分の1ほどは雨が降る。海峡の風が冷たいので、冬物のコートかダウン、マフラー、折りたたみ傘。モスクでは女性は髪を覆い、男女とも肩と膝を隠す

もくじ

100品いっきに見る

写真を押すと、その料理へ飛べる

001白く濁ったラクのグラス2つと焼き魚・トマトとキュウリのサラダ、屋外のテーブルラク002市場に積まれた干しサバ(ウスクムル・チロズ)の束と手書きの札チロズ003オイルに漬けた輪切りのカツオ(ラケルダ)、透明な容器に並ぶ淡いピンクの切り身ラケルダ004白い器のジャジュク、刻んだきゅうりと赤唐辛子の粉ジャジュク005紙に包まれたウスラク・ブルゲル、トマトソースが染みたしっとりしたバンズとトマト・パティウスラク・ブルゲル(濡れバーガー)006白い皿にレモンとレタスを添えて並べたミディエ・ドルマ、殻の中にスパイス入りのピラフミディエ・ドルマ007イスタンブールのドネル店、店頭で回る肉の塔をナイフで削ぐ職人ドネル・ケバブ008白い皿にのった細長いタントゥニのラップ、薄い生地から覗く細切れ肉、青唐辛子のピクルスとレモン添えタントゥニ009片手鍋で焼いた目玉焼き3つ、下に薄切りのパストゥルマ(干し牛肉)が敷かれているパストゥルマ入り目玉焼き010イスタンブールの老舗カイマク店の朝食、小皿のカイマクにはちみつをかけたもの、卵料理と野菜・パンカイマクとはちみつ011ゴマをびっしりまとった焼きたてのシミットが山積み、こんがりした輪の表面シミット012イズニック柄のタイルの上、チューリップ型グラスに入った濃い赤茶色のチャイと受け皿チャイ013チューリップ柄のカップと受け皿に入ったトルココーヒー、表面にきめ細かい泡トルココーヒー014白い皿に盛ったほぐした子羊の窯焼き(竪穴窯)、薄いパンとブルグル・トマト添えビュルヤン015薄い生地で包んで焼いたドーム形のペルデ・ピラウ、ナイフを入れて中の鶏肉入りピラフが見えるペルデ・ピラウ016銅のマグに入ったアイラン2杯、縁から盛り上がる白い泡アイラン017色とりどりの角切りロクム、ピスタチオ入りやバラ色・緑のゼリー状のものロクム(ターキッシュ・ディライト)018オスマン時代の飴屋を描いた水彩画、炉で砂糖を煮る鍋と積まれた菓子箱アキデ・シェケリ019焼いたサバの半身を挟んだバゲット、レタスと薄切り玉ねぎ入りのサバサンドサバサンド(バルク・エキメキ)020プラスチックのカップに入った赤いトゥルシュ・スユ、中に漬物のキュウリと唐辛子トゥルシュ・スユ(漬物の汁)021細長く焼いたピスタチオ入りの挽き肉ケバブ、ブルグル・焼きトマト・青唐辛子・ヨーグルト添えピスタチオ入りケバブ022皿に盛った丸いイチリ・キョフテ3つ、こんがり揚がったブルグルの衣、ルッコラとトマト添えイチリ・キョフテ023丸く薄い生地にひき肉を塗って焼いたラフマジュン、イタリアンパセリとレモン添えラフマジュン024銀の小皿で焼いたキュネフェ、スプーンで崩した断面から覗く白いチーズとシロップの照り、奥にチャイキュネフェ025ガラスの器に入ったとろりとしたボザ、シナモンをふって煎りひよこ豆(レブレビ)を散らしたものボザ026木のテーブルに広げた煎りひよこ豆(レブレビ)、黄金色で表面に焦げ目レブレビ(煎りひよこ豆)027皿に並べたゴマのカンディル・スィミディ3個カンディル・スィミディ028皿に盛った3個のプレーンなポアチャ(照りのある焼き色の丸いパン)ポアチャ029白い皿の上の輪の形のプレーンなアチマ、照りのある表面に黒いニゲラの粒アチマ030粉をふった丸い板の上で、細い麺棒で薄く生地をのばす手元ギョズレメ031蓋付きの丸い缶に色とりどりの練り飴を入れた屋台と売り手マジュン・シェケリ032白いカップに入ったオレンジ色のエゾゲリン・チョルバス、レモンの櫛切りを添えてエゾゲリン・チョルバス033白い器に盛ったアンタキヤ風のムハンマラ(クルミと赤唐辛子のペースト)、上にルッコラムハンマラ034楕円の皿に並べた肉詰めのマルメロ(丸ごとと半分に切ったもの)、そばに生のマルメロと素焼きの水差しアイヴァ・ケバブ(マルメロのケバブ)035串に刺して揚げたムール貝(ミディエ・タヴァ)、白いタラトルソースとレモン、青菜の葉ミディエ・タヴァ036パンにはさんだココレチ、刻んだ羊の腸をトマトや唐辛子と炒めた具ココレチ037脚付きグラスのクップ・グリイェ、キャラメルソースとアイス、生クリームにピスタチオ、ラングドシャクップ・グリイェ038受け皿にのせたカップの熱いサーレップ、表面にシナモンをふったとろりとした白い飲み物サーレップ039屋台の鉄板の両側に並んだ焼き栗、切れ目から黄色い実がのぞく焼き栗040ガラスの器に盛ったトルコの栗の砂糖漬け、上に白いメレンゲをのせてケスタネ・シェケリ(栗の砂糖漬け)041銅の器に盛った焼きなすのクリーム状のピュレと、その上の羊肉の煮込み、焼いた青唐辛子とトマトヒュンキャール・ベーエンディ042皿にのったカルヌヤルク、切り開いたなすにひき肉を詰め、トマトと青唐辛子をのせて煮たものカルヌヤルク043青い絵柄の皿に盛った赤く煮えたマルメロの甘煮、上にカイマクと砕いたクルミアイヴァ・タトゥルス(マルメロの甘煮)044青いエフェス・ピルセンの缶と、泡の立ったグラスのビールエフェス・ピルセン0452本に割ったウルケル・アルベニ、チョコで覆ったキャラメルとビスケットの断面ウルケル・アルベニ046皿の上で半分に割ったウルケル・ハレイ、チョコがけのビスケットにはさんだマシュマロの断面ウルケル・ハレイ0472つに割ったタデッレ(Maxinut)、刻みヘーゼルナッツ入りのチョコでくるんだウエハースの断面タデッレ048素焼きの器に入ったメネメン、トマトと卵にパセリをのせ、銀の盆の上メネメン049フライパンで焼いたスジュクの輪切りと目玉焼き2つスジュク入り目玉焼き050銅の両手鍋でとろけたムフラマ、チーズが伸びる木のスプーンムフラマ051アルミ容器の焼きジャガイモにコーン、ケバブ、マヨネーズをのせたクンピルクンピル052コーンに盛ったピンクと白のマラシュ・ドンドゥルママラシュ・ドンドゥルマ053シナモンをふった白く四角いタヴク・ギョウスュタヴク・ギョウスュ(鶏肉プリン)054素焼きの器で表面を焦がしたフルン・スュトラッチとスプーンフルン・スュトラッチ055クルミ、ザクロ、干し杏をのせたアシュレのアップアシュレ(ノアの箱舟のプディング)056天板に並んだ焼きたてのボレキ、ゴマをふった表面サルイェル・ボレイ057扇形に並べたハムスィ・タヴァ、ルッコラ、レモン、赤玉ねぎハムスィ・タヴァ(カタクチイワシのフライ)058筒切りにして焼き色をつけたパラムト(カツオの仲間)の切り身、レモン添えパラムトの網焼き059網焼きのリュフェル1尾に、レモン、ルッコラ、赤玉ねぎリュフェルの網焼き060ライスの上にのせた2本のアダナ・ケバブと焼き唐辛子アダナ・デュリュム061串に刺したレバーの炭火焼きと焼き青唐辛子、まわりに付け合わせの小皿ジエル・シシ(レバーの串焼き)062グラスに注いだ赤紫色のシャルガムシャルガム063チーズと目玉焼き2つをのせた舟形のピデピデ064皿の上のシロップを吸ったエクメッキ・カダユフに、白いカイマクをのせてエクメッキ・カダユフ065皿に並ぶ焼き目のついた細長いキョフテと青唐辛子の酢漬けスルタンアフメト・キョフテ066白インゲン豆、ゆで卵、赤ピーマン、ミントのピヤズピヤズ067底を焦がした面を上にしたカザンディビ、白いプディングの断面カザンディビ068皿にのった棒状のブルマ・カダイフ、砕いたナッツをまぶしてブルマ・カダイフ069赤い煮汁の白いんげん豆の煮込みと、別皿のピラフスュレイマニエのクル・ファスリエ070薄いパンで巻いて断面を見せたシリア風シャワルマとガーリックソースシリア風シャワルマ071ほぐした鶏肉にクルミのソースと赤い唐辛子油をかけ、ライスを添えた皿チェルケス・タヴウ072白い器に盛ったイマム・バユルドゥ。玉ねぎを詰めた縦長のなす2本とオリーブ油、横に生のなすイマム・バユルドゥ073青いチェックのテーブルに置かれたピンク色のタラマの小鉢とオリーブタラマ074サイコロ状に揚げたレバー、ライス、白インゲン、トマトと青唐辛子の酢漬けアルナヴト・ジエリ075スプーンですくったイシュケンベ(胃袋)の入った白いスープイシュケンベ・チョルバス076白く濁ったスープに頬肉や舌の塊が入ったケッレ・パチャケッレ・パチャ077ヨーグルトにのせたポーチドエッグに赤い唐辛子バターとディルをかけたチュルブルチュルブル078紫の包みに入った一人分のタヒンリ・ペクメズ(ごまペーストとぶどう蜜)2個タヒン・ペクメズ079白い皿の上のチョコレートソースたっぷりのプロフィテロール、奥にチャイプロフィテロール080白いカップに入った泡立つメネンギチ・コーヒー、受け皿にスプーンメネンギチ・コーヒー081白い皿に盛ったうずら豆のオリーブ油煮、にんじんとパセリ、レモン添えバルブニャ・ピラキ082白い皿に盛った赤いブルグルのクスルクスル083山盛りの揚げたてスィガラ・ボレイ、細長く巻いた薄い生地スィガラ・ボレイ084白い皿に盛ったディル入りの濃いヨーグルトのハイダリハイダリ085ウルケル・チコラタル・ゴフレットの赤い箱ウルケルのチョコウエハース086Eti Puf を半分に割った断面。白いマシュマロとチョコスプレー、後ろに個包装のケースエティ・プフ087店先に積んだ半月形のタヒン・ヘルヴァス。プレーン、ココアのマーブル、ピスタチオ入りの値札タヒン・ヘルヴァス088ガラス瓶のウルダー・ガゾズ2本、透明なガゾズとオレンジ味ウルダー・ガゾズ089皿に盛ったほぐれた羊肉のタンドゥル、ピラフと青唐辛子・トマト添えクズ・タンドゥル090白い皿に放射状に並べた細巻きのオリーブオイルのヤプラク・サルマとレモンヤプラク・サルマ091透き通った橙色のかぼちゃの甘煮に砕いたくるみをのせた一皿カバク・タトゥルス(かぼちゃの甘煮)092オキュズギョズ種を含むトルコの赤ワインの瓶と、赤ワインを注いだグラスオキュズギョズのワイン093白い皿に盛った真っ赤なアジュル・エズメ、細かく刻んだトマトと唐辛子アジュル・エズメ094Karaköy Güllüoğlu の店内、金属のトレーに並ぶピスタチオたっぷりのバクラヴァピスタチオのバクラヴァ095白い皿に盛ったチーズ入りのスー・ボレイ、奥にチャイスー・ボレイ096白い皿の上の三角に包んだカトメル、ピスタチオの粉をたっぷりまぶしたもの、チャイ添えカトメル097天板に並んだ三角のシェビイェトと「ŞÖBİYET」の札シェビイェト098丸い焼き型一面にイワシを放射状に並べて焼いたハムスィリ・ピラウハムスィリ・ピラウ099白いボウルの黒キャベツと豆・とうもろこし入りの黒海風スープカラ・ラハナ・チョルバス(黒キャベツのスープ)100白い皿の上の四角いラズ・ボレイ、薄いパイ生地の間の黄色いカスタードラズ・ボレイ
DAY1

11/11(水)

着いた夜のベイオウル──ラクと深夜の立ち食い

メイハネの冷たい前菜とラク、タクシム広場の濡れバーガー、ムール貝、ドネル

白く濁ったラクのグラス2つと焼き魚・トマトとキュウリのサラダ、屋外のテーブル
紙に包まれたウスラク・ブルゲル、トマトソースが染みたしっとりしたバンズとトマト・パティ
夕ごはん
STOP 01DAY 1アスマルメスジト/ベイオウル

着いた夜、ラクで乾杯石畳の路地のメイハネで、白く濁る酒と冷たいメゼ

STOP 01アスマルメスジト2026年11月
アスマルメスジトの細い坂道、日よけと灯りのついた店先が並ぶ石造りの建物
アスマルメスジトの通り

羽田を朝に発つ ANA の NH219 は、夕方の4時半ごろイスタンブール空港に着く。空港は市の北にあり、旧市街まで約50km。バスでもタクシーでも1時間以上かかる。カラキョイの宿に荷物を置けるのは、6時半から7時ごろになる。

11月中旬の日の入りは17時50分ごろで、外はもう暗い。坂を上って、アスマルメスジトの路地へ向かう。細い石畳の両側にメイハネ(トルコの居酒屋)が並び、テーブルの上のグラスが明かりを返している。店先では、給仕がメゼの皿を運びながら客を席へ通していく。

初日の夜は、いきなりメイハネでラクを飲む。冷たいメゼ(前菜)を3皿並べ、少しずつ杯を重ねていく。干したサバとヨーグルトの皿が、ラクの香りによく合う。長い移動のあとの体に、冷たい皿と強い酒がしみる。

ここで食べたもの4品

1,325₺ ≈ 4,240円
001 300〜450₺≈1,200円・1杯
白く濁ったラクのグラス2つと焼き魚・トマトとキュウリのサラダ、屋外のテーブル
飲み物酒場
No.001

ラク

Rakıアニスの香りの蒸留酒。水で割ると白く濁る

水を注いだ瞬間、透明な酒が白く曇る。「ライオンのミルク」と呼ばれる、メイハネの主役

一口目

甘草のような香りが鼻に抜け、口当たりはひやりとなめらか。飲み込むと、喉の奥がかっと熱くなる

食感
ひやっつるりかっと熱い
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

細長いグラスにラクを注ぎ、水で割って、氷は最後に入れる。乾杯は「シェレフェ!」。メゼをつまみながら、何時間もかけて飲む

どこで

Asmalı Cavit(アスマルメスジト)

写真:ラク(イメージ)

002 250〜400₺≈1,040円・1皿
市場に積まれた干しサバ(ウスクムル・チロズ)の束と手書きの札
前菜酒場
No.002

チロズ

Çiroz塩をして干したサバを、酢と油とディルで和えた冷たいメゼ

干したサバを、酢とディルで。メイハネの冷菜の棚に並ぶ、しょっぱくて酸っぱい一皿

一口目

身は固く締まっていて、噛むほどに干した魚のうまみが出てくる。酢とディルの香りのあと、ラクがほしくなる塩気が残る

食感
ぎゅっしっとりすっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

細く裂いて、パンにのせるか、そのままラクと交互に。骨が残っていることがあるので、少しずつ噛む

どこで

Asmalı Cavit(アスマルメスジト)などのメイハネ(探し先の例)

写真:チロズにする干しサバ(イスタンブールの市場)(イメージ)

003 350〜500₺≈1,360円・1皿
オイルに漬けた輪切りのカツオ(ラケルダ)、透明な容器に並ぶ淡いピンクの切り身
酒場
No.003

ラケルダ

Lakerdaトルク(カツオの仲間)を塩漬けにし、薄く切ったメゼ

生ハムのようにねっとりした魚の塩漬け。秋冬に仕込む店が多く、11月はちょうど食べどき

一口目

身は冷たく、しっとりと重い。強い塩気のあとに魚の脂がじわりとにじみ、ラクがほしくなる

食感
ねっとりしっとりひやっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

赤玉ねぎの薄切りと一緒に口へ運ぶ。ギリシャ系のメイハネ文化の名残といわれる一皿

どこで

Asmalı Cavit(アスマルメスジト)

写真:ラケルダ(イメージ)

004 150〜250₺≈640円・1皿
白い器のジャジュク、刻んだきゅうりと赤唐辛子の粉
前菜酒場
No.004

ジャジュク

Cacıkヨーグルトに刻んだきゅうりとにんにく、ミントを混ぜた冷たいメゼ

ヨーグルトにきゅうりとにんにく。水で少しゆるめて、スプーンですくうトルコの定番の冷菜

一口目

ひんやりして酸っぱく、きゅうりがしゃきっと当たる。にんにくのあとにミントが抜け、強い酒の合間に口の中が軽くなる

食感
ひんやりしゃきっとろり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

スプーンですくって食べるか、パンにつける。ラクや揚げ物の合間に少しずつ

どこで

Asmalı Cavit(アスマルメスジト)などのメイハネ(探し先の例)

写真:ジャジュク(イメージ)

まちのようすアスマルメスジト/ベイオウル

白い椀のジャジュク、ミントとディルの葉をのせて
ジャジュク(イメージ)
魚の総菜のショーケース、ラケルダやからすみ、干し魚が並ぶ
ラケルダの並ぶショーケース(イメージ)
アスマルメスジト通り、石畳の細い路地と両側の古い石造りの建物
アスマルメスジト通り
注文の一言
Bir duble rakı, lütfen.ビル ドゥブレ ラク、リュトフェンラクをダブルで1杯ください
席料はもう取られない
2026年1月から、飲食店がサービス料や席料を取ることは禁止された。会計に付いていたら外してもらう。チップは5〜10%を現金で置く。
空港バスは現金不可
ハヴァイストのタクシム行きは470₺(約1,500円)。現金は使えず、カードかイスタンブールカードで払う。乗り場は到着ロビーの地下2階にある。
イスティクラル通りを北へ歩き、タクシム広場まで約20分つぎへ →
夜食
STOP 02DAY 1タクシム広場/ベイオウル

タクシム、深夜の4連発濡れバーガー、ムール貝、ドネル、タントゥニ。広場のまわりを立ち食いで回る

STOP 02タクシム広場2026年11月
タクシム広場の共和国記念碑と石畳の広場、青空
タクシム広場

イスティクラル通りを北へ歩き、タクシム広場に出る。夜10時を過ぎても、人の流れは途切れない。広場に面した Kızılkayalar では、ガラスケースの中で小さなハンバーガーが湯気を立てている。まずはここが1軒目になる。

ここから立ち食いを4軒つなぐ。濡れバーガー、屋台のムール貝、ドネル、タントゥニの順だ。量が多いので、濡れバーガーのほかは1つを2人で分ける。どれも手で持って、店の前でその場で食べ切る。濡れバーガーは柔らかいうちに、ムール貝は開けてもらったそばから口に入れる。

最後のタントゥニの店では、鉄板の上で肉を刻む音が響き、店の前まで湯気が流れてくる。4軒を回り終える頃には、日付が変わりそうになる。明日は朝から旧市街を歩くので、初日はここで切り上げる。深夜の広場は、まだ人であふれている。

ここで食べたもの4品

700₺ ≈ 2,240円
005 120〜180₺≈480円・1個
紙に包まれたウスラク・ブルゲル、トマトソースが染みたしっとりしたバンズとトマト・パティ
屋台軽食
No.005

ウスラク・ブルゲル(濡れバーガー)

Islak burgerにんにく入りのトマトソースに浸して蒸らした小さなバーガー

ガラスケースで蒸らされ、パンまでしっとり。深夜のタクシムで食べる、手のひら大のバーガー

一口目

ソースを吸ったパンが、舌の上でとろけるように崩れる。噛むと、にんにくの香りが鼻に抜ける

食感
べちゃっふわっじゅわ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

紙に包んで渡されるので、立ったまま食べる。小ぶりなので、1人で2個頼む人が多い

どこで

Kızılkayalar(タクシム広場)

写真:ウスラク・ブルゲル(イメージ)

006 20〜30₺≈80円・1個
白い皿にレモンとレタスを添えて並べたミディエ・ドルマ、殻の中にスパイス入りのピラフ
屋台
No.006

ミディエ・ドルマ

Midye dolmaムール貝にスパイス入りのご飯を詰めて蒸した屋台の品

殻をスプーン代わりにして、詰めたご飯をすくう。レモンをしぼり、1個ずつ次々に口へ運ぶ

一口目

ご飯はシナモンと黒こしょうが効いて、ほろりとほどける。貝の身はぷりっとして、塩気が強い

食感
ぷりっほろっねっとり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

売り子が次々に開けて渡してくれる。やめるときは「イェテル(もういい)」と言い、食べた個数分を払う

どこで

タクシム周辺の夜の屋台

写真:ミディエ・ドルマ(イメージ)

007 200〜350₺≈880円・1個
イスタンブールのドネル店、店頭で回る肉の塔をナイフで削ぐ職人
屋台
No.007

ドネル・ケバブ

Döner kebap縦の串で回し焼きにした肉を削ぎ、パンにはさむ

回る肉の塊から、注文を受けてその場で削ぐ。深夜になっても火を落とさない、タクシムの定番

一口目

焦げた削ぎ肉の縁がカリッとして、噛むと内側から肉汁が出る。トマトとピクルスが脂を切る

食感
カリッじゅわっふかっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

パンにはさむ「エキメキ・アラス」か、薄いパンで巻く「デュリュム」かを選ぶ。肉は牛(エト)か鶏(タヴク)を指定する

どこで

タクシム周辺のドネル店

写真:イスタンブールのドネル店(イメージ)

008 200〜300₺≈800円・1本
白い皿にのった細長いタントゥニのラップ、薄い生地から覗く細切れ肉、青唐辛子のピクルスとレモン添え
屋台
No.008

タントゥニ

Tantuni刻んだ牛肉を鉄板で炒め、薄いパンで巻いたメルスィン名物

細かく刻んだ肉を、鉄板で湿らせながら炒める。唐辛子とパセリがさわやかで、何本でも入る軽さ

一口目

しっとりした細切れ肉がほろほろ崩れる。トマトのみずみずしさのあと、唐辛子の辛さが来る

食感
しっとりもちっしゃきっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

量は「ヤルム(半分)」や「ビル・ブチュク(1.5倍)」でも頼める。巻いたままレモンをしぼり、かぶりつく

どこで

タクシム周辺のタントゥニ店(店名は出かける前に確かめる)

写真:タントゥニ(イメージ)

まちのようすタクシム広場/ベイオウル

大きな浅い鉄鍋で炒める細切れ牛肉と青・赤の唐辛子、タントゥニの鍋
タントゥニの鍋(イメージ)
ピタに挟んだドネル・ケバブ、こんがり焼けた削ぎ肉と野菜
ドネル・ケバブ(イメージ)
殻を開いてピラフの詰まった中身を見せるミディエ・ドルマ、手元のアップ
ミディエ・ドルマ(イメージ)
夜のKızılkayalarの店先、看板と店頭のショーケース
Kızılkayalar の店先
上から見下ろしたタクシム広場、円形の花壇と周りの道路・黄色いタクシー
タクシム広場を見下ろす
注文の一言
İki ıslak burger, lütfen.イキ ウスラク ブルゲル、リュトフェン濡れバーガーを2つください
親しげな誘いには乗らない
夜のイスティクラル通りでは、「自分も旅行者だ」と話しかけてきた人がバーへ誘い、法外な額を請求する手口がある。日本語で声をかけてくる人にはついていかない。
屋台は小額の現金で
ミディエ売りなどの屋台は、カードが使えないことが多い。100₺や200₺の紙幣を用意しておくと払いやすい。
カラキョイの宿までタクシーで約10分。歩くならイスティクラル通りを下って約30分つぎへ →
DAY2

11/12(木)

旧市街の平日──バザールから金角湾へ

カラキョイの朝ごはん、グランド・バザールのコーヒー、羊の窯焼き、ガラタ橋のサバサンド、金角湾を見下ろすケバブ、夜のボザ

片手鍋で焼いた目玉焼き3つ、下に薄切りのパストゥルマ(干し牛肉)が敷かれている
チューリップ柄のカップと受け皿に入ったトルココーヒー、表面にきめ細かい泡
白い皿に盛ったほぐした子羊の窯焼き(竪穴窯)、薄いパンとブルグル・トマト添え
朝ごはん
STOP 03DAY 2カラキョイ

カラキョイ、総菜屋の朝濃いクリームとはちみつ、干し肉の目玉焼き。シミットは店の前の屋台で

STOP 03カラキョイ2026年11月
カラキョイの細い坂道、黄色やクリーム色の古い建物と路上の車
カラキョイの路地

11月のイスタンブールは、朝8時近くまで暗い。空が明るくなった8時半、カラキョイの Namlı Gurme に入る。ガラスケースにチーズ、オリーブ、干し肉、総菜が並ぶ店で、朝ごはんも食べられる。外の空気はまだ冷たい。

頼むのは、パストゥルマ入りの目玉焼きと、カイマクとはちみつ。パンは、店の前の赤い屋台でシミットを買ってくる。ちぎったシミットにカイマクをのせ、はちみつをたらす。小さなグラスのチャイが、次々に空いていく。

ここで食べたもの4品

808₺ ≈ 2,580円
009 300〜450₺≈1,200円・1皿
片手鍋で焼いた目玉焼き3つ、下に薄切りのパストゥルマ(干し牛肉)が敷かれている
朝ごはん
No.009

パストゥルマ入り目玉焼き

Pastırmalı yumurta香辛料をまぶした干し牛肉を焼き、卵を落とした朝の一皿

熱で干し肉の脂が溶け出し、卵がそれを吸う。塩気が強く香りも強い、朝から一気に目が覚める一皿

一口目

フェヌグリークとにんにくの独特な香りが立つ。とろりとした黄身が、干し肉の強い塩気を包む

食感
しっとりカリッとろり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

パンで黄身と脂をぬぐって食べる。香りが強いので、食後はチャイで口を流してから人と話す

どこで

Namlı Gurme(カラキョイ)

写真:パストゥルマ入り目玉焼き(イメージ)

010 250〜400₺≈1,040円・1皿
イスタンブールの老舗カイマク店の朝食、小皿のカイマクにはちみつをかけたもの、卵料理と野菜・パン
朝ごはん
No.010

カイマクとはちみつ

Kaymak ve bal乳の表面を固めた濃いクリームに、はちみつをかけたもの

バターより軽く、生クリームより重い。水牛や牛の乳から作る、朝のパンにのせる乳のごちそう

一口目

舌にのせると、脂肪の塊のようなクリームがひんやりほどける。あとから、はちみつの香りが追いかける

食感
ねっとりひんやりとろり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

パンにカイマクを塗り、上からはちみつをたらす。巣蜜(ペテク・バル)なら、蜜ろうごとかじる

どこで

Namlı Gurme(カラキョイ)

写真:カイマクとはちみつの朝食(写真は別の店)

011 25〜40₺≈100円・1個
ゴマをびっしりまとった焼きたてのシミットが山積み、こんがりした輪の表面
朝ごはん屋台
No.011

シミット

Simit糖蜜にくぐらせ、ごまをまぶして焼いた輪のパン

焦げたごまの香ばしさが決め手の輪のパン。カイマクをのせると、甘じょっぱい朝ごはんになる

一口目

表面のごまがプチプチはじけ、中は意外にむっちりしている。糖蜜のかすかな甘さが、後から来る

食感
カリッむちっプチプチ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

屋台(シミッチ)で1個から買い、手でちぎって食べる。街では歩きながらかじる人も多い

どこで

Namlı Gurme 前のシミット屋台(カラキョイ)

写真:シミット(イメージ)

012 50〜100₺≈240円・1杯
イズニック柄のタイルの上、チューリップ型グラスに入った濃い赤茶色のチャイと受け皿
飲み物
No.012

チャイ

Çayチューリップ形の小さなグラスで飲む、濃い紅茶

グラスの縁を指でつまんで持つ。濃く煮出した紅茶を、朝から晩まで何杯も飲む

一口目

グラスの縁が熱い。渋みの強い紅茶が口の脂をさっと洗い、角砂糖を1つ入れると角がとれる

食感
熱いさらり渋い
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

飲み終えたら、スプーンをグラスの上に横に置く。「もういらない」の合図になる

どこで

Namlı Gurme(カラキョイ)

写真:チャイ(イメージ)

まちのようすカラキョイ

赤い模様の受け皿にのったチューリップ型グラスのチャイ、スプーン添え
チャイ(イメージ)
石畳の広場に置かれた赤いシミット屋台の車、ガラスケースにシミットが並ぶ
イスタンブールのシミット屋台(イメージ)
金縁の白い皿にのったロール状のカイマク(濃厚なクロテッドクリーム)
カイマク(イメージ)
カラキョイの路地のカフェ、赤い日よけの店先と外に並ぶテーブル席
カラキョイの路地のカフェ
注文の一言
Pastırmalı yumurta ve bir çay, lütfen.パストゥルマル ユムルタ ヴェ ビル チャイ、リュトフェンパストゥルマの目玉焼きと、チャイを1杯ください
チャイの濃さは頼める
薄めがよければ「アチュク」、濃いめなら「コユ(koyu)」と言う。朝の脂っこい皿には、濃いめが合う。
屋台の分は現金で
シミットの屋台はカードが使えないことが多い。朝のうちに小額の紙幣を用意しておくと、午後の屋台でも困らない。
トラムT1線でカラキョイからベヤズット=カパルチャルシュ駅まで約15分、降りて歩いて約5分つぎへ →
おやつ
STOP 04DAY 2グランド・バザール/ベヤズット

迷路の市場でコーヒー屋根のある市場の中の茶屋で、粉ごと煮出した一杯

STOP 04グランド・バザール2026年11月
グランド・バザールの通路、青と黄の模様が描かれたアーチ天井と両側の店
グランド・バザールの中

グランド・バザールは日曜が休みなので、木曜の午前に来る。アーチの屋根の下に細い通りが何本も走り、じゅうたん、ランプ、金細工の店がすき間なく続く。開いてまだ1時間あまりで、人通りはこれから増えていく。店先では、店主がチャイのグラスを片手に客を待つ。

歩き疲れたところで、バザールの中の茶屋 Şark Kahvesi に入る。頼むのはトルココーヒーを1杯だけ。昼に子羊を食べるので、ここでは飲み物だけにしておく。小鍋で煮出すのを待つあいだ、店先の通りを行き交う人と荷車を眺める。

ここで食べたもの1品

140₺ ≈ 450円
013 100〜180₺≈450円・1杯
チューリップ柄のカップと受け皿に入ったトルココーヒー、表面にきめ細かい泡
飲み物老舗
No.013

トルココーヒー

Türk kahvesi細かく挽いた豆を小鍋で煮出し、粉ごと注ぐコーヒー

砂糖は煮出す前に入れるから、注文のときに量を伝える。粉ごとカップに注がれる濃い一杯

一口目

きめの細かい泡をすすると、濃い苦みが来る。その奥に、カルダモンのような香りがかすかに残る

食感
とろっ泡ざらり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

水とロクムが添えられて出てくる。水で口を整えてから飲み、底にたまった粉は残す

どこで

Şark Kahvesi(グランド・バザール内)

写真:トルココーヒー(イメージ)

まちのようすグランド・バザール/ベヤズット

銀細工のホルダーに入ったトルココーヒーと蓋つきの砂糖入れ、木のテーブル
トルココーヒー(イメージ)
グランド・バザールの石造りの門(ヌルオスマニエ門)、アーチの上に紋章と「KAPALIÇARŞI」の文字
グランド・バザールの門
グランド・バザール内の薄暗いカフェ、ランプの灯りと小さなテーブル席
グランド・バザールの中のカフェ(写真は別の店)
注文の一言
Bir Türk kahvesi, orta şekerli, lütfen.ビル テュルク カフヴェスィ、オルタ シェケルリ、リュトフェントルココーヒーを1杯、砂糖は中くらいでください
じゅうたんの勧誘は断る
日本語で親しげに話しかけ、食事をおごって断りにくくしてから、高いじゅうたんを売る手口がある。買う気がなければ、はっきり断って店に入らない。
茶屋の値段はカフェ並み
同じチャイでも、屋台なら20〜40₺、カフェでは50〜100₺ほど。バザールの茶屋も、カフェの値段と考えておく。
バザールを出て北西へ、ファーティフのカドゥンラル・パザルまで歩いて約20分つぎへ →
昼ごはん
STOP 05DAY 2カドゥンラル・パザル/ファーティフ

竪穴の窯で焼いた子羊シイルト料理の食堂で、吊るし焼きの肉とドーム形のピラフ

STOP 05カドゥンラル・パザル2026年11月
ビュルヤン店のガラス窓の奥に吊るされた窯焼きの子羊の塊
ビュルヤン店の店先(写真は別の店)

ヴァレンス水道橋のそばの市場、カドゥンラル・パザルへ歩く。目指すのは Siirt Şeref Büryan。ビュルヤンはトルコ南東部シイルト地方の料理で、地面に掘った竪穴の窯に子羊を丸ごと吊るして焼く。

肉は昼前に焼き上がり、売り切れたらその日は終わる。だから昼の12時に着くようにする。薄いパンにのった肉と、ドーム形のピラフ、冷たいアイランを頼み、3品を2人で分ける。席に着いたら、まず今日の肉が残っているかを確かめる。

食べ終えたら、坂を上ってスュレイマニエ・モスクへ寄る。金曜の昼の長い礼拝とは重ならないが、毎日の礼拝の時間(昼は12時過ぎ)も見学が止まるので、少しずらして入る。中に入るときは肩と膝を隠し、女性は髪をスカーフで覆う。モスクの裏手からは、金角湾とガラタの丘が見渡せる。

ここで食べたもの3品

1,035₺ ≈ 3,310円
014 500〜700₺≈1,920円・1人前
白い皿に盛ったほぐした子羊の窯焼き(竪穴窯)、薄いパンとブルグル・トマト添え
郷土料理ごちそう
No.014

ビュルヤン

Büryan竪穴の窯に子羊を丸ごと吊るして焼く、シイルト地方の料理

皮はパリッ、中はとろとろ。竪穴の窯の中で脂を落としながら、じっくり焼き上げた子羊の肉

一口目

肉はフォークで押すだけでほぐれる。噛むと脂の甘みが広がり、下のパンにも肉汁がしみている

食感
ほろほろカリッとろっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

肉と下の薄いパンを一緒にすくう。パンは肉汁を吸っていて、それだけでもおいしい

どこで

Siirt Şeref Büryan(ファーティフ)

写真:ビュルヤン(イメージ)

015 300〜450₺≈1,200円・1皿
薄い生地で包んで焼いたドーム形のペルデ・ピラウ、ナイフを入れて中の鶏肉入りピラフが見える
郷土料理
No.015

ペルデ・ピラウ

Perde pilavı鶏肉と米、アーモンドを薄い生地で包んで焼いたピラフ

ドームを割ると湯気が立つ。婚礼の席でも出される、薄い生地で包んで焼き上げた鶏のピラフ

一口目

焼けた生地がパリッと割れ、バターの香りが広がる。中は鶏とアーモンドの入った、しっとりしたご飯

食感
パリッほろっしっとり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

ナイフでケーキのように切り分け、生地と中のご飯を一緒にすくう

どこで

Siirt Şeref Büryan(ファーティフ)

写真:ペルデ・ピラウ(イメージ)

016 40〜80₺≈190円・1杯
銅のマグに入ったアイラン2杯、縁から盛り上がる白い泡
飲み物
No.016

アイラン

Ayranヨーグルトを水でのばし、塩を加えた泡立つ飲み物

塩味のヨーグルト飲料。羊の脂のあとに飲むと、口の中がすっとさっぱりする。ケバブの相棒

一口目

冷たく細かい泡が、まず唇に当たる。ヨーグルトの酸味と塩気が、舌の上にすっと残る

食感
ひんやり泡さらり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

ケバブの店では「アイラン」と頼むだけで出てくる。泡の立ったものを飲むと、口のまわりが白くなる

どこで

Siirt Şeref Büryan(ファーティフ)

写真:アイラン(イメージ)

まちのようすカドゥンラル・パザル/ファーティフ

グラスに注いだ泡立つアイラン、白くきめ細かい泡の層
アイラン(イメージ)
白い皿の上で切り分けたペルデ・ピラウ、きつね色の生地とアーモンド、ほぐした鶏肉入りの米
ペルデ・ピラウ(イメージ)
銀の大皿にのった窯焼きの子羊の塊、パンの上に皮つきの肉、トマトと青唐辛子添え
ビュルヤン(イメージ)
カドゥンラル・パザルの店先、白いチーズの塊や乾物を山積みにした台
カドゥンラル・パザルの店先
カドゥンラル・パザルの乾物屋、天井まで届く棚に缶や包みが並び青い樽が置かれた店内
カドゥンラル・パザルの乾物屋
注文の一言
Bir büryan ve bir ayran, lütfen.ビル ビュルヤン ヴェ ビル アイラン、リュトフェンビュルヤンとアイランを1つずつください
売り切れていたら
ビュルヤンがなくなっていたら、ファーティフの食堂でムンバル(羊の腸に米とひき肉を詰めて揚げたもの)に切り替える。
チップは端数の切り上げで
食堂やケバブの店では、会計の端数を切り上げる程度でよい。カードの端末にチップの欄はないので、置くなら現金で。
スュレイマニエ・モスクに寄り、坂を下ってエミノニュまで歩いて約30分つぎへ →
おやつ
STOP 06DAY 2エミノニュ

老舗の飴と岸壁のサバ量り売りの菓子店で味見をしてから、橋のたもとの船のサバサンドへ

STOP 06エミノニュ2026年11月
「Ali Muhiddin Hacı Bekir KURULUŞ 1777」の看板を掲げた木枠のショーウィンドウの店構え
Ali Muhiddin Hacı Bekir の店構え

スュレイマニエの坂を下りると、エミノニュの人ごみに出る。1777年創業の菓子店、Ali Muhiddin Hacı Bekir に入る。ガラスケースに、粉砂糖をまとった色とりどりのロクムが並ぶ。1つずつ味見をして、気に入ったものを量り売りで買う。

瓶に入った硬い飴、アキデ・シェケリも少し買う。そのまま、ガラタ橋のたもとへ歩く。岸壁に船が横づけされ、甲板から煙が上がっている。波で船が揺れるたびに、焼き台の煙も揺れる。近づくと、サバの焼ける匂いが漂ってくる。

サバサンドを受け取り、岸壁の低いイスに座る。隣の屋台で、赤い漬物の汁も1杯買う。脂ののったサバと、酸っぱくてしょっぱい汁を、交互に口へ運ぶ。目の前の海を、アジア側へ向かうフェリーが次々に出ていく。頭の上ではカモメが鳴いている。

ここで食べたもの4品

565₺ ≈ 1,810円
017 100〜200₺≈480円・少量
色とりどりの角切りロクム、ピスタチオ入りやバラ色・緑のゼリー状のもの
菓子老舗
No.017

ロクム(ターキッシュ・ディライト)

Lokumでんぷんと砂糖を練って固めた、柔らかいゼリー菓子

粉砂糖の下は、弾む餅のよう。ばら水やピスタチオの香りをまとった、一口大の角切りの菓子

一口目

噛むと歯を押し返すように弾み、ねっとりと伸びる。ばら水の香りが、ふわりと鼻に抜ける

食感
もちっねっとり粉っぽい
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

量り売りなので、何種類かを少しずつ組み合わせて買える。粉砂糖が落ちるので、口の下に手を添えて食べる

どこで

Ali Muhiddin Hacı Bekir(エミノニュ)

写真:ロクム(イメージ)

018 50〜100₺≈240円・少量
オスマン時代の飴屋を描いた水彩画、炉で砂糖を煮る鍋と積まれた菓子箱
菓子老舗
No.018

アキデ・シェケリ

Akide şekeriオスマン時代から作られてきた、硬い飴

ガラス瓶から量り出す、色とりどりの小さな飴。シナモンやミントの、素朴で懐かしい味がする

一口目

口に入れるとカチッと硬い。なめるうちに表面がつるりと溶け、シナモンの香りが少しずつ出てくる

食感
カチッつるっゆっくり溶ける
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

1個からでも買える。噛まずに、口の中でゆっくり溶かす

どこで

Ali Muhiddin Hacı Bekir(エミノニュ)

写真:昔のイスタンブールの飴屋(イメージ)

019 250〜300₺≈880円・1個
焼いたサバの半身を挟んだバゲット、レタスと薄切り玉ねぎ入りのサバサンド
屋台
No.019

サバサンド(バルク・エキメキ)

Balık ekmek焼いたサバの切り身と玉ねぎ、レタスをパンにはさむ

岸壁に横づけした船の上で焼くサバ。その脂がパンにしみ込んだ、エミノニュの名物のサンド

一口目

パンはふかっと柔らかく、サバの脂を吸っている。生の玉ねぎのシャキシャキが後を追う

食感
ふかっほろっしゃきっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

受け取ったら、卓上のレモンをしぼり、塩を振ってからかぶりつく

どこで

ガラタ橋たもとのサバサンド船(エミノニュ)

写真:サバサンド(イメージ)

020 50〜80₺≈210円・1杯
プラスチックのカップに入った赤いトゥルシュ・スユ、中に漬物のキュウリと唐辛子
飲み物ゲテモノ
No.020

トゥルシュ・スユ(漬物の汁)

Turşu suyu野菜の塩漬けから出た赤い汁を、コップで飲む

漬物の汁を、飲み物として飲む。酢と塩と唐辛子のおかげで、サバの脂がきれいに消えていく

一口目

口に入れた瞬間、強い酸味と塩気が舌を刺す。遅れて唐辛子がぴりっと来て、口の中がさっぱりする

食感
さらりきゅっしょっぱい
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

コップにはキャベツ、きゅうり、にんじんの漬物が刺してある。汁を飲み、合間に漬物をかじる

どこで

サバサンド船の横の漬物屋台(エミノニュ)

写真:トゥルシュ・スユ(イメージ)

まちのようすエミノニュ

ガラタ橋のたもとで手に持った赤いトゥルシュ・スユのカップ、漬物入り
ガラタ橋のトゥルシュ・スユ(イメージ)
金の装飾のサバサンド船の中、鉄板でサバの切り身を焼いてパンに挟む職人
エミノニュのサバサンド船(イメージ)
金角湾の岸壁に並ぶ金の装飾のサバサンド船、背後の丘にスレイマニエ・モスク
エミノニュの岸壁のサバサンド船
ドーム屋根のサバサンド船が波止場に並び、奥にイェニ・モスクのミナレット
エミノニュのサバサンド船とイェニ・モスク
注文の一言
Bunu tadabilir miyim?ブヌ タダビリル ミイム?これ、味見できますか?
桟橋のまわりはスリに注意
エミノニュの桟橋のまわりは、人が非常に多い。鞄は体の前に抱え、スマートフォンを後ろのポケットに入れたまま歩かない。
ロクムの量り売りの目安
250gで300〜500₺ほど。粉砂糖が落ちるので、土産にするなら箱に詰めてもらう。
エジプシャン・バザールの裏を抜け、Hamdi まで歩いて約5分。いったん宿に戻るなら、トラムT1線でカラキョイまで1駅つぎへ →
夕ごはん
STOP 07DAY 2エミノニュ

金角湾を見下ろすケバブ上の階の席で、ピスタチオのケバブと揚げたキョフテ、焼きたての菓子

STOP 07Hamdi2026年11月
夜のエミノニュ、ネオンの「HAMDİ RESTORANT」の看板と奥にライトアップされたモスクのミナレット
夜の Hamdi

夜7時半、エジプシャン・バザールの裏にある Hamdi の上の階へ上がる。窓の外には金角湾とガラタ橋が広がり、対岸の丘の上にガラタ塔が明かりに浮かぶ。昼に歩いた旧市街の坂が、今は暗い影になっている。日が沈んで、もう2時間近くたつ。

まずラフマジュンと、揚げたイチリ・キョフテで口を慣らす。主役は、羊のひき肉にピスタチオを練り込んだケバブ。最後にキュネフェを頼み、焼き上がりを待つ。量が多いので、4品を2人で分ける。皿が並ぶと、テーブルはすぐにいっぱいになる。

ここで食べたもの4品

1,550₺ ≈ 4,960円
021 700〜950₺≈2,640円・1人前
細長く焼いたピスタチオ入りの挽き肉ケバブ、ブルグル・焼きトマト・青唐辛子・ヨーグルト添え
ごちそう
No.021

ピスタチオ入りケバブ

Fıstıklı kebap羊ひき肉にピスタチオを練り込み、串で焼いたケバブ

肉の中で緑のピスタチオが割れる。ガジアンテプ産のナッツを練り込んだ、ごちそうのケバブ

一口目

焼き目はカリッとして、中から肉汁がじゅわっと出る。ナッツの香ばしさと脂の甘さが重なる

食感
ぷちっじゅわカリッ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

添えられた焼き唐辛子とトマトを、肉と交互に口へ運ぶ

どこで

Hamdi(エミノニュ)

写真:ピスタチオ入りケバブ(イメージ)

022 150〜250₺≈640円・1個
皿に盛った丸いイチリ・キョフテ3つ、こんがり揚がったブルグルの衣、ルッコラとトマト添え
ごちそう
No.022

イチリ・キョフテ

İçli köfteブルグルの殻にひき肉とくるみを詰め、揚げた団子

ラグビーボールの形をした揚げ団子。ブルグルの硬い殻の中に、スパイスの効いた具が詰まる

一口目

かじると殻がカリッと割れ、中の具がほろっと崩れる。スパイスとくるみの香りが、熱い湯気と一緒に立つ

食感
カリッほろっじゅわ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

手で持ってレモンをしぼり、かじりながらしぼり足す

どこで

Hamdi(エミノニュ)

写真:イチリ・キョフテ(イメージ)

023 150〜250₺≈640円・1枚
丸く薄い生地にひき肉を塗って焼いたラフマジュン、イタリアンパセリとレモン添え
軽食
No.023

ラフマジュン

Lahmacunひき肉とトマトを塗った極薄の生地を、窯で焼いたもの

縁は焦げてパリッ、真ん中はしっとり。唐辛子の効いたひき肉を薄く塗った、窯焼きの薄い生地

一口目

焦げた縁が香ばしく割れ、中央は肉の汁でもちっとしている。唐辛子の辛さが、じわりと来る

食感
パリッもちっしゃきっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

パセリと玉ねぎをのせ、レモンをしぼってくるりと巻く。巻いたまま手で持ってかじる

どこで

Hamdi(エミノニュ)

写真:ラフマジュン(イメージ)

024 250〜400₺≈1,040円・1皿
銀の小皿で焼いたキュネフェ、スプーンで崩した断面から覗く白いチーズとシロップの照り、奥にチャイ
菓子
No.024

キュネフェ

Künefe細い麺状の生地でチーズをはさみ、焼いてシロップをかけた菓子

熱いチーズが糸を引いてのびる。甘いシロップと、チーズの乳の香りが重なる

一口目

表面の麺がカリッと香ばしい。その下から熱いチーズがびよーんとのび、シロップがじゅわっとしみ出す

食感
カリッびよーんじゅわ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

焼きたてをすぐに食べる。冷めるとチーズが固まり、のびなくなる

どこで

Hamdi(エミノニュ)

写真:キュネフェ(イメージ)

キュネフェを詳しく読む

まちのようすエミノニュ

ラフマジュンを半分に折って山盛りのパセリとレモンを添えた皿、チェックのクロス
ラフマジュン(イメージ)
白い細長い皿に並んだ紡錘形のイチリ・キョフテ4つ、きつね色の衣
イチリ・キョフテ(イメージ)
Hamdi の上階から見た金角湾とガラタ橋、対岸のガラタ塔とカラキョイの街並み、青空
Hamdi から見た金角湾とガラタ塔
Hamdi のバルコニーから見下ろしたガラタ橋とエミノニュの広場、行き交う車と船
Hamdi のバルコニーから見たガラタ橋
注文の一言
Fıstıklı kebap ve bir künefe, lütfen.フストゥクル ケバプ ヴェ ビル キュネフェ、リュトフェンピスタチオのケバブと、キュネフェを1つください
窓際は予約のときに頼む
夜景が目当てなら、予約のときに窓際の席を希望しておく。遅い時間ほど席は選びにくくなる。
キュネフェは早めに伝える
キュネフェは焼きたてを出すので、少し待つ。ケバブを頼むときに一緒に伝えておくと、食べ終わる頃に届く。
ヴェファの Vefa Bozacısı までタクシーで約10分つぎへ →
一杯
STOP 08DAY 2ヴェファ/ファーティフ

ヴェファで冬のボザをとろりと甘酸っぱい発酵飲料に、向かいの店で買った煎り豆をのせる

STOP 08Vefa Bozacısı2026年11月
Vefa Bozacısı の店内、窓越しに見える大理石の台と真鍮の大きなボザの壺、壁の古い棚
Vefa Bozacısı の店内

夜9時半、ヴェファの Vefa Bozacısı に着く。1876年創業のボザの店だ。ボザはきびなどの穀物を発酵させた飲み物で、冬が季節になる。11月の半ばは、ちょうど飲みはじめの時期にあたる。夕食のあとの甘い一杯として飲む。

店に入る前に、向かいの店でレブレビ(煎りひよこ豆)を1袋買う。カウンターで受け取ったボザにシナモンを振り、買ってきた豆を上にのせる。スプーンですくうと、甘酸っぱい香りが立つ。2人で1杯ずつ頼み、この日の食べ歩きを締める。

ここで食べたもの2品

155₺ ≈ 500円
025 80₺≈260円・1杯
ガラスの器に入ったとろりとしたボザ、シナモンをふって煎りひよこ豆(レブレビ)を散らしたもの
飲み物老舗
No.025

ボザ

Bozaきびなどの穀物を発酵させた、とろりとした冬の飲み物

甘酒とヨーグルトの間のような甘酸っぱさ。シナモンを振って、スプーンで飲む冬の一杯

一口目

とろりと重く、舌の上でざらりとする。甘みのあとに発酵の酸味が来て、シナモンが香る

食感
どろっざらりねっとり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

スプーンですくって、ゆっくり飲む。レブレビは沈む前にすくうと、カリッとした歯ざわりが残る

どこで

Vefa Bozacısı(ヴェファ)

写真:ボザ(イメージ)

026 50〜100₺≈240円・1袋
木のテーブルに広げた煎りひよこ豆(レブレビ)、黄金色で表面に焦げ目
軽食老舗
No.026

レブレビ(煎りひよこ豆)

Leblebiひよこ豆を煎って乾かした、素朴なおつまみ

ボザにのせると、ふやけて別の味になる。そのままでも、ぽりぽりと手が止まらない煎り豆

一口目

ぽりっと噛むと、すぐに粉っぽく崩れる。煎った香ばしさの奥に、ひよこ豆の素朴な味が残る

食感
カリッほろっ粉っぽい
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

袋から手でつまんで食べる。ボザにのせる分と、そのまま食べる分に分けておく

どこで

Cemal Leblebiciler(Vefa Bozacısı の向かい)

写真:レブレビ(イメージ)

まちのようすヴェファ/ファーティフ

店のガラスケースに山盛りになった白っぽい煎りひよこ豆(レブレビ)
レブレビ(イメージ)
真鍮の盆に並んだグラスのボザ、表面にシナモン、1杯を手に持ち上げたところ
ボザ(イメージ)
ヴェファの通りに面した Vefa Bozacısı の店構え、アーチ窓の古い建物と前を歩く人
Vefa Bozacısı の店構え
Vefa Bozacısı のカウンター、タイル張りの壁と瓶の並ぶ棚、並ぶ客の後ろ姿
Vefa Bozacısı のカウンター
注文の一言
İki boza, lütfen.イキ ボザ、リュトフェンボザを2杯ください
帰りのタクシーはアプリで
流しのタクシーには、遠回りやメーターを切る手口がある。配車アプリの BiTaksi か Uber で呼び、乗ったらメーターが動いているか確かめる。
レブレビは余りを持ち帰る
1袋は2杯にのせても余る。残りは宿でつまむか、翌日のフェリーのおやつにする。
カラキョイの宿までタクシーで約15分。翌朝はカラキョイの桟橋からフェリーでカドゥキョイへつぎへ →
DAY3

11/13(金)

フェリーでアジア側へ──カドゥキョイとユスキュダル

船のトースト、金曜の市場、季節のケバブ、魚屋通りの揚げ物、海辺の焼き栗、老舗食堂、宿でスーパーのお菓子

皿に並べたゴマのカンディル・スィミディ3個
粉をふった丸い板の上で、細い麺棒で薄く生地をのばす手元
白いカップに入ったオレンジ色のエゾゲリン・チョルバス、レモンの櫛切りを添えて
朝ごはん
STOP 09DAY 3カラキョイ→カドゥキョイ(フェリー)

フェリーのデッキでチャイ、アジア側の朝チャイで海峡を渡り、桟橋前でパンを3つ

STOP 09カドゥキョイ桟橋2026年11月
出航するフェリーの手すり越しに見たカドゥキョイの桟橋の建物
フェリーから見たカドゥキョイ桟橋

空が白んだころ、カラキョイの桟橋から8時半の市営フェリーに乗った。船内の売店でチャイを買い、デッキに出る。振り返ると、旧市街のモスクの丸屋根が朝の光に浮かんでいた。

ポアチャは割ると、中の白チーズがほろりと崩れる。アチマは指で押すと沈むほど柔らかく、甘さは控えめだ。桟橋の前のベンチに座って2つを食べ比べていると、通勤の人たちが同じ紙袋を提げ、足早に街へ散っていった。

桟橋の前のパン屋で、ポアチャとアチマに、小さな輪のカンディル・スィミディを足した。宗教の祝日の夜に配られてきたパンで、いまは毎日焼いている。

ここで食べたもの3品

118₺ ≈ 380円
027 15〜30₺≈70円・1個
皿に並べたゴマのカンディル・スィミディ3個
朝ごはん軽食
No.027

カンディル・スィミディ

Kandil simidiマフレブ(サクランボの種の香料)が香る、小ぶりのやわらかい輪のパン

シミットよりやわらかく、甘い香り。宗教の祝日の夜に配られてきた、ゴマをまぶした小さな輪

一口目

外はゴマが香ばしく、中はふんわりほろほろ。噛むとマフレブの甘い香りが鼻に抜け、チャイの渋みとよく合う

食感
ほろほろふんわりぷちぷち
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

チャイと一緒に。いまは祝日でなくても、パン屋や菓子店で毎日焼いている

どこで

カドゥキョイ桟橋前のパン屋・菓子店(探し先の例)

写真:カンディル・スィミディ(イメージ)

028 40〜60₺≈160円
皿に盛った3個のプレーンなポアチャ(照りのある焼き色の丸いパン)
朝ごはんチェーン店
No.028

ポアチャ

Poğaçaチーズやオリーブを包んだ、ふっくら柔らかい丸パン

トルコのパン屋の朝の棚に並ぶ丸パン。柔らかい生地と塩辛いチーズの組み合わせが朝に合う

一口目

バターの香る生地はしっとりしている。中から白チーズがほろりと崩れ出て、塩気が後から追いかけてくる

食感
ふわっしっとりほろっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

「ペイニルリ(チーズ入り)」「ザイティンリ(オリーブ入り)」と中身で選ぶ。紙袋のまま持って、歩きながら食べてよい

どこで

Simit Sarayı(カドゥキョイ桟橋前ほか市内各所)

写真:ポアチャ(イメージ)

029 35〜55₺≈140円
白い皿の上の輪の形のプレーンなアチマ、照りのある表面に黒いニゲラの粒
朝ごはんチェーン店
No.029

アチマ

Açma油脂を練り込んだ、ねじりドーナツ形の柔らかいパン

形はシミットに似ているが、ごまがなく、ふわふわに柔らかい。やさしい甘さの朝のパン

一口目

指で押すと沈むほど柔らかい。噛むとバターパンのような甘さがじんわり広がり、生地がもっちりと歯に残る

食感
ふわふわもっちりしっとり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

プレーンのほか、チョコ入りやオリーブ入りもある。甘いものが欲しい朝はチョコ入りを選ぶ

どこで

Simit Sarayı(カドゥキョイ桟橋前)、町のフルン(パン屋)

写真:アチマ(イメージ)

まちのようすカラキョイ→カドゥキョイ(フェリー)

四角い皿にのったチーズ入りのアチマ、ゴマをまぶした輪の形のパン
Simit Sarayı のチーズ入りアチマ(写真は別の店舗)
白い皿にのったチーズ入りポアチャ1個、ひび割れた照りのある表面
チーズのポアチャ(イメージ)
紙を敷いた皿にのせたカンディル・スィミディ1個
カンディル・スィミディ(イメージ)
フェリー後部の木のベンチのデッキと、青空の下の海峡と対岸の町並み
市営フェリーのデッキ
海から見たカドゥキョイの海岸通りの建物と、接岸するフェリー
船から見たカドゥキョイ
注文の一言
Bir kandil simidi, lütfen.ビル カンディル スィミディ、リュトフェンカンディル・スィミディを1つください
1枚で何人分も払える
フェリーもイスタンブールカードで乗れる。1枚のカードで何人分でも払えるので、改札で人数分タッチする。運賃は1回46〜50₺ほど。
デッキは寒い
11月の海峡は風が冷たい。デッキで食べるなら上着の前を閉め、チャイのグラスは両手で持つ。雨の日は船室の窓際の席がいい。
桟橋から東へ、ハサンパシャの市場まで歩いて約25〜30分(バスもある)つぎへ →
おやつ
STOP 10DAY 3カドゥキョイ・ハサンパシャ

金曜の市場で、焼きたてのギョズレメ火曜と金曜だけ立つ市場で、目の前で焼く薄焼き。帰りに屋台の練り飴

STOP 10ハサンパシャ2026年11月
青いシートを敷いた市場の台に山積みの赤と緑の唐辛子、奥に野菜の箱
トルコの市場の野菜の台(イメージ)

カドゥキョイの市場は「火曜市場」という名前だが、金曜にも立つ。桟橋から住宅街を25〜30分ほど歩くと、大きな屋根の下に屋台がぎっしり並んでいた。金曜は服や布、台所用品、古道具が中心だ。売り手の呼び声が、屋根の下に響いている。

屋台の奥では、スカーフ姿の女性が丸い生地を細い棒で薄くのばしていた。白チーズを包んで大きな鉄板にのせ、何度か返す。焼き上がりを待つ間に、隣の軽食の屋台でチャイを1杯頼んだ。まわりの客も、買い物袋を足もとに置いてひと休みしている。

受け取ったギョズレメは、4つに折りたたんで切り分けてある。焦げ目のついた皮はパリッとして、中のチーズがとろりと糸を引く。立ったまま半分ずつ食べた。桟橋の方へ戻る途中、練り飴の屋台で、色を選んで棒に巻いてもらう。ねっとりした甘さが、口に残ったチーズの塩気のあとに来る。

ここで食べたもの2品

205₺ ≈ 660円
030 120〜200₺≈510円
粉をふった丸い板の上で、細い麺棒で薄く生地をのばす手元
市場屋台
No.030

ギョズレメ

Gözleme薄い生地にチーズやほうれん草を包み、鉄板で焼く軽食

市場の屋台で、生地をのばすところから目の前で焼く。できたてを手渡しで受け取れる薄焼き

一口目

鉄板の焦げ目がパリパリと音を立て、折り込んだ白チーズが半分とけて糸を引く。生地はもちっとして素朴な味

食感
パリッもちっとろっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

中身は白チーズ、ほうれん草、じゃがいもなどから選べることが多い。飲み物はアイランを合わせるのが普通

どこで

カドゥキョイ・サル・パザル(火・金)の軽食の屋台

写真:ギョズレメの生地をのばす(イメージ)

031 30〜60₺≈140円・1本
蓋付きの丸い缶に色とりどりの練り飴を入れた屋台と売り手
屋台菓子
No.031

マジュン・シェケリ

Macun şekeri色とりどりの練り飴を、棒にくるくる巻きつけて売る屋台の菓子

缶の中の色から選んで、棒に巻いてもらう。子どもが喜ぶ、昔ながらの屋台の練り飴

一口目

粘りが強く、歯にくっつくほどねっとりしている。レモンやミントの味が、色ごとに少しずつ違う

食感
ねっとりもちっべたっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

棒に巻いてもらい、なめながら歩く。歯にくっつくので、少しずつなめる

どこで

カドゥキョイの商店街や市場の周りの屋台(出ていない日もある)

写真:マジュン・シェケリの屋台(イメージ)

まちのようすカドゥキョイ・ハサンパシャ

放射状に仕切った缶に入った色とりどりのマジュン・シェケリと棒
マジュン・シェケリ(イメージ)
屋根の下に青い台がずらりと並ぶトルコの町の市場、赤い唐辛子やトマトの山と服の売り場
トルコの町の市場(イメージ。写真はボドルム)
夕方のイスタンブールの八百屋の店先、果物と野菜が段に積まれている
イスタンブールの八百屋の店先(イメージ)
注文の一言
Bir peynirli gözleme, lütfen.ビル ペイニルリ ギョズレメ、リュトフェンチーズのギョズレメを1つください
小さい紙幣を多めに
市場の屋台はカードが使えないことがある。100₺札や200₺札など、小さい紙幣をまとめて持っていく。
金曜は服が中心
金曜の市は衣類や布、古物が中心で、野菜や果物の屋台は火曜ほど多くない。食べ物は、屋根の下の軽食の一角でギョズレメやドネルを焼いている。
桟橋の方へ戻り、ギュネシリバフチェ通りの Çiya まで歩いて約25〜30分(途中、商店街のジューススタンドに寄る)つぎへ →
昼ごはん
STOP 11DAY 3カドゥキョイ・ギュネシリバフチェ通り

季節の黒板を見て、マルメロのケバブアナトリア各地の家庭の味を出す食堂で、豆のスープと赤いペーストと秋の一皿

STOP 11チヤ2026年11月
Çiya Sofrası のなすの前菜、トマトと青唐辛子で煮たなすのかけら
Çiya Sofrası のなすの前菜

魚屋や八百屋の並ぶ市場の路地に、Çiya Sofrası がある。アナトリア各地の郷土料理を出す食堂で、日によって並ぶ料理が変わる。入口の近くでは、温かい料理の大鍋が湯気を立てていた。昼どきの店内は、地元の勤め人でにぎわっている。

まずエゾゲリン・チョルバスと、パンにつけるムハンマラを頼んだ。スープは豆の粒が残り、乾燥ミントの香りが強い。ムハンマラはねっとりと赤く、くるみの粒が舌に当たる。スープとムハンマラを行き来するうちに、パンのかごがすぐ空になった。

壁の黒板に「アイヴァ・ケバブ」の文字があった。マルメロと羊肉を一緒に焼いた、秋冬だけの料理だ。店の人に聞くと、今日はあるという。運ばれてきた皿では、半分に切ったマルメロが肉汁を吸い、つやつやと光っていた。

ここで食べたもの3品

1,010₺ ≈ 3,230円
032 150〜220₺≈590円
白いカップに入ったオレンジ色のエゾゲリン・チョルバス、レモンの櫛切りを添えて
軽食
No.032

エゾゲリン・チョルバス

Ezogelin çorbası赤レンズ豆とブルグルに、ミントを効かせたスープ

「花嫁エゾ」の名がつく、豆と麦のつぶつぶのスープ。トルコの食堂なら、たいていどこにでもある一杯

一口目

レンズ豆のスープよりざらりと粒が残り、乾燥ミントと唐辛子の香りがふわっと立つ。舌の上で豆がほどけていく

食感
とろっつぶつぶ温かい
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

卓上のレモンをしぼってから飲む。ちぎったパンを浸してもよい

どこで

Çiya Sofrası(カドゥキョイ)

写真:エゾゲリン・チョルバス(イメージ)

033 150〜250₺≈640円
白い器に盛ったアンタキヤ風のムハンマラ(クルミと赤唐辛子のペースト)、上にルッコラ
軽食
No.033

ムハンマラ

Muhammara焼いた赤唐辛子に、くるみとザクロ糖蜜を合わせたペースト

パンが足りなくなる、ねっとりした赤いペースト。甘さと酸味と辛さを、くるみがひとつにまとめる

一口目

くるみの粒がざらりと舌に当たり、ザクロ糖蜜の甘酸っぱさが広がる。飲み込むころ、唐辛子の辛さがじわっと来る

食感
ざらっねっとりぴりっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

ちぎったパンでぬぐうようにすくう。辛さが後から来るので、スープと交互に食べる

どこで

Çiya Sofrası(カドゥキョイ)

写真:ムハンマラ(イメージ)

034 500〜750₺≈2,000円
楕円の皿に並べた肉詰めのマルメロ(丸ごとと半分に切ったもの)、そばに生のマルメロと素焼きの水差し
ごちそう
No.034

アイヴァ・ケバブ(マルメロのケバブ)

Ayva kebabıマルメロと羊肉を一緒に煮込み焼きにした、秋冬の果物のケバブ

果物と羊肉を同じ鍋で焼く、秋冬だけの季節料理。マルメロの甘酸っぱさが、羊肉の脂を軽くする

一口目

甘酸っぱいマルメロの果肉がとろりと崩れ、羊肉の脂を吸っている。果物と肉なのに、口の中で違和感がない

食感
とろっほろっ甘酸っぱい
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

マルメロと肉を一緒にフォークにのせる。皿に残った煮汁はパンでぬぐう

どこで

Çiya Kebap / Çiya Sofrası(カドゥキョイ)

写真:マルメロの肉詰め(イメージ。写真はアゼルバイジャンの料理)

まちのようすカドゥキョイ・ギュネシリバフチェ通り

白い皿にこんもり盛ったムハンマラにザクロの粒をのせ、奥に平たいパン
ムハンマラ(イメージ)
Çiya Sofrası のテーブルに並ぶオレガノ茶とスマック、ラズベリーの冷たい飲み物のグラス
Çiya Sofrası のオレガノ茶とスマックのシャーベット
上から見たカドゥキョイ商店街の路地と赤い屋根、アヤ・エフィミア教会の鐘楼
カドゥキョイの商店街(チャルシュ)
注文の一言
Ayva kebabı var mı?アイヴァ ケバブ ヴァル ム?マルメロのケバブはありますか
ない日はなすの煮物に
アイヴァ・ケバブは入荷しだいで、ない日もある。そのときは同じ店のイマム・バユルドゥ(なすのオリーブオイル煮)を頼む。
金曜の昼の礼拝
金曜は12時台後半に昼の礼拝がある。モスクの周りの個人店は一時閉めることがあるが、カドゥキョイの市場や食堂はふだんどおり開いている。
市場の路地を抜けて魚屋通りへ、歩いて約3分つぎへ →
おやつ
STOP 12DAY 3カドゥキョイ商店街(チャルシュ)

魚屋通りの揚げ貝、ココレチ、老舗のパフェカドゥキョイの商店街を歩き、しょっぱいものと甘いものを交互に

STOP 12カドゥキョイ商店街2026年11月
カドゥキョイの魚屋の台に並ぶ氷の上の魚と、箱に盛った貝、値札
カドゥキョイの魚屋の店先

Çiya を出て、魚屋通りへ。氷の上にカタクチイワシやスズキが並び、店の人が大きな声で客を呼んでいる。その先の屋台では、ムール貝を揚げていた。串に刺した揚げ貝に、白いにんにくのソースをたっぷりつける。衣の中から海の汁があふれた。

次は商店街のココレチ店。炭火の前で、羊の腸を巻いた長い串がゆっくり回っている。パン半分を頼むと、店の人が焼けた腸を細かく刻み、唐辛子とオレガノを振ってはさんでくれた。カウンターに立ったまま、熱いうちにかぶりつく。

甘いもので締めるため、Baylan に入る。1961年からカドゥキョイの同じ場所で続く菓子店で、古いガラスのショーケースが残っている。名物のクップ・グリイェは、背の高いガラスの器に入って出てきた。揚げ貝とココレチの脂っこさを、冷たいアイスが消していく。

ここで食べたもの3品

800₺ ≈ 2,560円
035 150〜250₺≈640円
串に刺して揚げたムール貝(ミディエ・タヴァ)、白いタラトルソースとレモン、青菜の葉
屋台
No.035

ミディエ・タヴァ

Midye tavaムール貝に衣をつけて揚げ、タラトル・ソースで食べるもの

揚げたてを串で受け取る、魚屋通りの立ち食い。白いソースはにんにくとナッツでできている

一口目

衣がサクッと割れると、ぷりっとした身から海の汁がにじむ。ソースのにんにくが強く、あとまで口に残る

食感
サクッぷりっもったり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

串の先から1個ずつ歯で外して食べる。ソースは容器で添えてくるので、1個ごとにつけ直す

どこで

カドゥキョイ魚屋通りの屋台(Kadı Nimet の並び)

写真:ミディエ・タヴァ(イメージ)

036 250〜350₺≈960円・パン半分
パンにはさんだココレチ、刻んだ羊の腸をトマトや唐辛子と炒めた具
屋台ゲテモノ
No.036

ココレチ

Kokoreç羊の腸を串に巻いて炭火で焼き、刻んでパンにはさむもの

内臓なのに臭みが少ない。炭火で焦がした羊の腸を刻み、唐辛子とオレガノを振ってパンで食べる

一口目

刻んだ腸の焦げたところがカリカリと鳴り、内側から脂がじゅわっとしみ出る。唐辛子の辛さが脂を切っていく

食感
カリッこりっじゅわっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

「ヤルム(パン半分)」か「チェイレク(4分の1)」で頼む。地元では、酒を飲んだあとの深夜に食べる人が多い

どこで

カドゥキョイ・チャルシュ(商店街)のココレチ店

写真:ココレチのサンド(イメージ)

037 250〜350₺≈960円
脚付きグラスのクップ・グリイェ、キャラメルソースとアイス、生クリームにピスタチオ、ラングドシャ
菓子老舗
No.037

クップ・グリイェ

Kup Griyeカラメルソースと生クリームをかけた、アイスのパフェ

ガラスの器で出てくる、1960年代から続くレトロなパフェ。カドゥキョイの老舗 Baylan の名物

一口目

冷たいアイスに、焦がしたアーモンド入りのカラメルソースがとろりとからむ。ナッツがカリッと鳴り、甘さは濃い

食感
ひんやりとろっカリッ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

長いスプーンで底からすくい、ソースとアイスを混ぜながら食べる。甘さが濃いので、水を横に置く

どこで

Baylan(カドゥキョイ)

写真:Baylan のクップ・グリイェ

まちのようすカドゥキョイ商店街(チャルシュ)

テラス席に置かれた背の高いグラスのクップ・グリイェ、奥にショーケース
Baylan のクップ・グリイェ(写真はガラタポート店)
炭火の上の串でゆっくり回る、腸を巻きつけたココレチの太い棒
炭火で焼くココレチ(イメージ)
屋台の大きな浅い鍋の油で揚がるミディエ・タヴァ
ミディエ・タヴァを揚げる鍋(イメージ)
カドゥキョイの魚市場の台、イカとアサリに手書きの値札
カドゥキョイ魚屋通りのイカと貝
カドゥキョイ商店街の食料品店の店先、オリーブやチーズを並べた売り場と店名の看板
カドゥキョイ商店街の食料品店
注文の一言
Yarım kokoreç, lütfen.ヤルム ココレチ、リュトフェンココレチをパン半分でください
夜の分をここで買う
商店街の Migros で、夜に宿で食べるビールとチョコ菓子を買っておく。夕ごはんのユスキュダルの食堂は酒を出さない。
2人で1つずつ
揚げ貝、ココレチ、パフェと続き、夕方にもう一度食べる。揚げ貝とココレチは2人で1つを分けると、夕ごはんまでにお腹が空く。
カドゥキョイから地下鉄M4線でアイルルクチェシュメへ1駅、マルマライに乗り換えてユスキュダルへ1駅。約25分つぎへ →
おやつ
STOP 13DAY 3ユスキュダル・サラジャク海岸

乙女の塔を前に、サーレップと焼き栗海峡の向こうに旧市街の夕焼け。とろりと熱い冬の飲み物を海辺の茶屋で

STOP 13サラジャク2026年11月
茜色の夕焼け雲の下、海峡に浮かぶ乙女の塔と対岸の旧市街のシルエット
夕暮れの乙女の塔

マルマライでユスキュダル駅に着き、まず広場の近くの菓子店でケスタネ・シェケリを2個買った。海沿いの道を南へ15分ほど歩くと、サラジャク海岸に出る。沖の小島に、白い乙女の塔が立っていた。岸辺の茶屋には、海の方を向いた低いイスが並ぶ。

11月中旬の日の入りは17時49分ごろ。海峡の向こうで、旧市街のモスクの丸屋根と尖塔が、夕焼けの中で影になっていく。海辺の茶屋でサーレップを頼むと、シナモンを振った熱いカップが来た。両手で包むと、冷えた指先にじんわりしみる。

岸の屋台では、栗を炭火で焼いている。紙袋に入れてもらった栗は、割ると湯気が立ち、ほくほくと甘い。サーレップで手を温めながら、空が暗くなるのを待った。やがて乙女の塔に明かりがともり、対岸の旧市街にも灯が並びはじめた。

ここで食べたもの3品

405₺ ≈ 1,300円
038 100〜180₺≈450円
受け皿にのせたカップの熱いサーレップ、表面にシナモンをふったとろりとした白い飲み物
飲み物
No.038

サーレップ

Salep野生ランの根の粉でとろみをつけた、熱い牛乳の飲み物

11月から茶屋に出回る冬の飲み物。カップを持つと重たいほどのとろみがあり、体の芯から温まる

一口目

ミルクのやさしい甘さが舌を包み、シナモンが鼻に抜ける。とろみのせいで、なかなか冷めない

食感
とろっ熱いなめらか
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

表面のシナモンは混ぜずに、香りを先に吸い込む。とても熱いので、ふうふう吹いて少しずつすする

どこで

サラジャク海岸の茶屋、フェリーの売店

写真:カドゥキョイで飲むサーレップ(イメージ)

039 150〜250₺≈640円・100〜200g
屋台の鉄板の両側に並んだ焼き栗、切れ目から黄色い実がのぞく
屋台
No.039

焼き栗

Kestane kebap屋台の炭火で、殻に切れ目を入れて焼いた大粒の栗

10月から2月が旬。夕暮れの海辺に、屋台の炭火で焼ける栗の香ばしい匂いが風に乗って流れてくる

一口目

殻を割ると湯気が上がる。日本の栗より大粒で、ほくほくとした実がねっとりと甘い。指先が熱く、持ち替えながらむく

食感
ほくっねっとり熱い
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

紙袋に100グラム単位で入れてくれる。むいた殻は袋に戻して持ち帰る

どこで

サラジャク海岸やユスキュダルの焼き栗の屋台

写真:屋台の焼き栗(イメージ)

040 50〜80₺≈210円・1個
ガラスの器に盛ったトルコの栗の砂糖漬け、上に白いメレンゲをのせて
菓子
No.040

ケスタネ・シェケリ(栗の砂糖漬け)

Kestane şekeri栗をシロップで煮た、トルコ版のマロン・グラッセ

ブルサの名物で、秋冬に菓子店の棚に並ぶ栗の菓子。1個ずつ包んであり、1個から買える

一口目

しっとりした栗にシロップがしみ込んでいて、歯を当てるとほろりとほぐれる。甘さは濃いが、栗の香りが残る

食感
ねっとりしっとりほろっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

包み紙をはがして、そのままかじる。シロップで指がべたつくので、ウェットティッシュを持っていく

どこで

ユスキュダルの菓子店、Kafkas などのチェーン

写真:ケスタネ・シェケリ(イメージ)

まちのようすユスキュダル・サラジャク海岸

金色の紙カップに一つずつ並んだ、つやのある栗の砂糖漬け
栗の砂糖漬け(イメージ)
海沿いの広場に出た赤い焼き栗の屋台、後ろに桟橋のフェリー
海辺の焼き栗の屋台(イメージ。写真はエミノニュ)
「SALEP SAHLEP」の看板と、湯気を上げる真鍮のサーレップの壺、紙コップ
サーレップの屋台(イメージ)
海峡に浮かぶ乙女の塔、後ろに旧市街のモスクの丸屋根と塔が並ぶ
サラジャクから見る乙女の塔と旧市街
サラジャク海岸の遊歩道に並ぶ茶屋のパラソルと席、沖に乙女の塔(モノクロ)
サラジャク海岸の茶屋の席
注文の一言
Bir salep, lütfen.ビル サレプ、リュトフェンサーレップを1杯ください
手袋かストールを
海辺は海峡の風がまともに当たり、日が沈むと一気に冷える。手袋かストールがあれば、外の席でも長く座っていられる。
夕焼けは17時半ごろ
空がいちばん赤くなるのは日の入りの少し前。17時過ぎには海辺に着き、茶屋の海側の席を取っておく。
海沿いを北へ戻り、ユスキュダル広場の Kanaat まで歩いて約15分つぎへ →
夕ごはん
STOP 14DAY 3ユスキュダル

ガラスケースを指さして、なすの料理を2つ酒を置かない老舗の食堂で、宮廷料理と家庭料理、冬の果物の甘煮

STOP 14ユスキュダル2026年11月
Kanaat Lokantası の入口の柱にかかった店名の楕円のプレートと銘板
Kanaat Lokantası の入口

Kanaat Lokantası は1933年創業の食堂で、毎日開いている。入口のガラスケースに、煮込みや詰め物、ピラウの大皿がずらりと並ぶ。料理の名前が読めなくても、指さしで頼める。夕方の店内は家族連れが多く、テーブルには水とアイランのコップが並んでいた。

ヒュンキャール・ベーエンディは、焼きなすのクリームの上に羊肉の煮込みがのる。クリームは焦げたなすの香りがして濃い。カルヌヤルクは、切れ目を入れたなすにひき肉を詰めて焼いたもので、トマトの汁が皿にあふれていた。

甘いものは、ガラスケースの端にあった。ルビー色に煮えたマルメロに、白いカイマクがのっている。昼のケバブと同じ果物なのに、こちらはすっかり菓子の味だ。店に入ったときから、窓の外はもう暗かった。桟橋まで歩いて、帰りの船に乗る。

ここで食べたもの3品

1,225₺ ≈ 3,920円
041 450〜650₺≈1,760円
銅の器に盛った焼きなすのクリーム状のピュレと、その上の羊肉の煮込み、焼いた青唐辛子とトマト
老舗ごちそう
No.041

ヒュンキャール・ベーエンディ

Hünkâr beğendi焼きなすのチーズクリームに、羊肉の煮込みをのせた宮廷料理

名前は「スルタンのお気に入り」。オスマン宮廷から伝わる、焼きなすのクリームと羊肉の一皿

一口目

焼きなすのクリームはスモーキーで濃厚。トマトで煮た羊肉は、フォークを当てるだけでほろりと崩れる

食感
とろとろほろっスモーキー
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

肉とクリームを一緒にすくい、一口で両方を味わう。付け合わせのパンはクリームにつける

どこで

Kanaat Lokantası(ユスキュダル)

写真:ヒュンキャール・ベーエンディ(イメージ)

042 300〜450₺≈1,200円
皿にのったカルヌヤルク、切り開いたなすにひき肉を詰め、トマトと青唐辛子をのせて煮たもの
老舗
No.042

カルヌヤルク

Karnıyarık揚げたなすに切れ目を入れ、ひき肉を詰めて焼いたもの

名前は「腹を割いた」という意味。食堂のガラスケースにたいてい並んでいる、家庭のなす料理

一口目

油を吸ったなすがとろりと崩れ、トマトとひき肉の汁がじゅわっと広がる。唐辛子の辛さがほんの少し

食感
とろっじゅわほろっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

ピラウかヨーグルトを添えて頼む。皿にあふれた汁をピラウにしみ込ませて食べる

どこで

Kanaat Lokantası(ユスキュダル)ほか町のロカンタ

写真:カルヌヤルク(写真は別の店、カドゥキョイの Yanyalı Fehmi Lokantası)

043 250〜350₺≈960円
青い絵柄の皿に盛った赤く煮えたマルメロの甘煮、上にカイマクと砕いたクルミ
菓子老舗
No.043

アイヴァ・タトゥルス(マルメロの甘煮)

Ayva tatlısıマルメロを赤く煮て、カイマクをのせた冬の菓子

ルビー色に煮えたマルメロに、白いカイマク。10月から1月にかけて、冬の食堂に並ぶ甘いもの

一口目

果肉はとろりと柔らかいのに、芯の近くだけしゃりっと歯ごたえが残る。カイマクの脂が酸味を包む

食感
とろっしゃりっねっとり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

種のあったくぼみに、カイマクがのっている。スプーンの縁で果肉を切り、カイマクと一緒に口に入れる

どこで

Kanaat Lokantası(ユスキュダル)

写真:アイヴァ・タトゥルス(イメージ)

まちのようすユスキュダル

白い皿に盛ったシロップ煮のマルメロ、カイマクと細かく刻んだナッツをのせて
カイマクをのせたアイヴァ・タトゥルス(イメージ)
白い皿の上の丸ごとのなすのカルヌヤルク、ひき肉の上にトマトの輪切りと唐辛子、赤い煮汁
カルヌヤルク(イメージ)
白い皿のなすのピュレに肉の煮込みをのせたヒュンキャール・ベーエンディ、トマトと青唐辛子添え
ヒュンキャール・ベーエンディ(イメージ)
ロカンタのガラスの台に並んだ料理の四角い鍋と、奥のトレーの菓子
ロカンタの料理の台(イメージ)
夕暮れのユスキュダル広場、ミフリマー・スルタン・モスクのドームとミナレット、手前にバスと人々
夕暮れのユスキュダル広場
注文の一言
Hünkâr beğendi ve ayva tatlısı, lütfen.ヒュンキャール ベーエンディ ヴェ アイヴァ タトゥルス、リュトフェンヒュンキャール・ベーエンディとマルメロの甘煮をください
チップは現金で
2026年1月から、店がサービス料や席料を取ることは禁止された。着席の店ではチップを5〜10%、リラの現金で置く。カードの端末にはチップの欄がないことが多い。
半人前を聞いてみる
ロカンタ(大衆食堂)には、「ヤルム・ポルスィヨン(半人前)」で頼める料理もある。何品も試したいときは、注文のときに聞いてみる。
ユスキュダル桟橋からカラキョイ行きのフェリーで約20分(冬ダイヤの最終便を確かめておく)。桟橋から宿まで歩いて数分つぎへ →
一杯
STOP 15DAY 3カラキョイ(宿)

宿の部屋で、缶ビールとチョコ菓子を並べるカドゥキョイのスーパーで買った、トルコのお菓子3つとビール

STOP 15カラキョイ2026年11月
夜の対岸から見たカラキョイの明かりとガラタ塔、水面に映る灯り
夜のカラキョイとガラタ塔

フェリーでカラキョイに戻った。昼にカドゥキョイの Migros で買っておいた袋を、部屋のテーブルに広げる。エフェスの缶、ウルケルのアルベニとハレイ、タデッレ。どれも町のキオスクでよく見かける顔ぶれで、4つ合わせても200₺ほどだ。

お菓子は3つとも甘さの向きが違うので、ビールを一口はさみながら順に食べ比べた。エフェスは軽く、一日じゅう食べ続けた舌をさっぱりさせる。アルベニはキャラメルがのび、ハレイはマシュマロがふわふわ。タデッレはヘーゼルナッツがごろごろ入っていて、噛むたびにポリッと鳴る。

ここで食べたもの4品

195₺ ≈ 620円
044 80〜110₺≈300円・缶
青いエフェス・ピルセンの缶と、泡の立ったグラスのビール
飲み物スーパー
No.044

エフェス・ピルセン

Efes Pilsenトルコで広く飲まれている、軽い味のラガービール

塩辛い料理のあとに合う一杯。スーパーの缶ならバーの半額以下で買えるので、宿で飲むのに向く

一口目

よく冷えた缶を開けると、泡は細かく、苦味は控えめ。麦の香りが軽く、水のように喉を通る

食感
しゅわっ軽い冷たい
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

酒を出さない食堂の日は、スーパーで買って宿で飲む。外で飲むなら、カラキョイやカドゥキョイのバーへ

どこで

Migros(カドゥキョイ商店街)、カラキョイやカドゥキョイのバー

写真:エフェス・ピルセン(イメージ)

045 20〜35₺≈90円・1本
2本に割ったウルケル・アルベニ、チョコで覆ったキャラメルとビスケットの断面
スーパー菓子
No.045

ウルケル・アルベニ

Ülker Albeniキャラメルとビスケットを、チョコでくるんだバー

キオスクのレジ横でよく見る、キャラメルが主役のチョコバー。ビスケットは底で支える役に回る

一口目

チョコの殻を噛むと、下のキャラメルがねちっとのびる。底のビスケットがサクッと崩れて、甘さを少しだけ和らげる

食感
サクッねちっとろっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

1本ずつ包装されているので、かばんに入れて持ち歩ける。チャイのお供にもなる

どこで

Migros、町のキオスク

写真:ウルケル・アルベニ(イメージ)

046 30〜50₺≈130円・箱
皿の上で半分に割ったウルケル・ハレイ、チョコがけのビスケットにはさんだマシュマロの断面
スーパー菓子
No.046

ウルケル・ハレイ

Ülker Halleyマシュマロをビスケットではさみ、チョコでくるんだ菓子

トルコ版のチョコパイのような、丸くて小ぶりの菓子。箱で買って、何人かで分けるのにちょうどいい

一口目

チョコの薄い殻がパリッと割れ、ふわふわのマシュマロが出てくる。ビスケットはサクッと軽い

食感
ふわっサクッパリッ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

箱から1個ずつ出して、ビールの合間に食べる。暖かい部屋に長く置くと、チョコがとけてパリッとしなくなる

どこで

Migros、BİM

写真:ウルケル・ハレイ(イメージ)

047 25〜40₺≈100円・1本
2つに割ったタデッレ(Maxinut)、刻みヘーゼルナッツ入りのチョコでくるんだウエハースの断面
スーパー菓子
No.047

タデッレ

Tadelleヘーゼルナッツを丸ごと詰め込んだ、細長いチョコバー

黒海沿岸で採れるヘーゼルナッツが主役の一本

一口目

ねっとりしたチョコの中でナッツを噛むと、ポリッと鳴って香ばしさが広がる。甘さの奥にナッツの油のコク

食感
ポリッねっとりパリッ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

1本から買える。ビールと交互に食べると、甘さが口に残らない

どこで

Migros、町のキオスク

写真:タデッレ(イメージ。写真は Maxinut)

まちのようすカラキョイ(宿)

Migros の冷蔵棚に並ぶエフェス・ピルセンの瓶と値札
Migros の棚のエフェス・ピルセン(写真は別の店舗)
夜のボスポラス海峡を窓明かりをともして進む市営フェリー
夜のフェリー
トルコのショッピングモールにある Migros(MMMigros)の入口と売り場
トルコの Migros(写真は別の店舗)
注文の一言
Soğuk Efes var mı?ソウク エフェス ヴァル ム?冷えたエフェスはありますか
酒は夜10時まで
トルコでは、店で酒を売るのは22時まで。夜遅くに宿の近くで買おうとしても売ってもらえないので、昼のうちに買っておく。
配る土産は大袋で
アルベニとタデッレは1本から、ハレイは箱で買える。スーパーには大袋もあるので、配る土産はそちらが便利。
翌朝はカラキョイからタクシーかバスで、ベシクタシュの朝ごはん通りへ約15分つぎへ →
DAY4

11/14(土)

ボスポラスを北へ──朝ごはん通りから魚市場

鍋ごと出る朝食、オルタキョイのクンピル、海辺のミルク菓子、揚げたてのボレキ、ハムスィの季節、夜のアダナ

素焼きの器に入ったメネメン、トマトと卵にパセリをのせ、銀の盆の上
アルミ容器の焼きジャガイモにコーン、ケバブ、マヨネーズをのせたクンピル
シナモンをふった白く四角いタヴク・ギョウスュ
朝ごはん
STOP 16DAY 4ベシクタシュ

ベシクタシュの朝ごはん通りで、鍋ごと3皿土曜の朝、朝食の店が軒を連ねる路地で、熱い鍋の料理を分け合う

STOP 16ベシクタシュ2026年11月
テーブルいっぱいに並ぶベシクタシュのトルコ式朝食の小皿
ベシクタシュのトルコ式朝食

土曜の朝9時前、ベシクタシュの細い路地には、もうテラス席が並んでいた。通りの両側がほとんど朝ごはんの店で、どの店先でも店員がメニューを広げて見せてくる。週末は地元の家族連れで埋まる通りなので、席の空いていた1軒に早めに腰を下ろした。

机いっぱいに小皿が並ぶセルプメ・カフヴァルトゥ(ずらり並ぶ朝食)は、この日は頼まない。目当ては、熱い鍋のまま出てくる3品だ。メネメン、スジュク入り目玉焼き、ムフラマを単品で頼み、パンとチャイを添えてもらった。

3つの鍋が並ぶと、テーブルの上は赤と黄色になった。どの鍋にも、ちぎったパンを直接入れて食べる。チーズの糸をのばしているあいだに、隣の鍋の卵が冷めていく。3皿を2人で回していくうちに、パンのかごは2回空になった。

ここで食べたもの3品

850₺ ≈ 2,720円
048 200〜300₺≈800円
素焼きの器に入ったメネメン、トマトと卵にパセリをのせ、銀の盆の上
朝ごはん
No.048

メネメン

Menemenトマトと青唐辛子を炒め煮にし、卵を落としたフライパン料理

トマトの酸味に半熟の卵がからむ。パンでぬぐって食べる朝の鍋

一口目

両手鍋にパンを差し込むと、青唐辛子の香りが立つ。トマトの汁を吸ったパンに、半熟の卵がとろりと乗ってくる

食感
とろとろじゅわっふんわり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

取り皿に分けず、鍋に直接パンを入れて食べる。玉ねぎを入れるかどうかはトルコで意見が割れる話題なので、店の人に聞くと話がはずむ

どこで

ベシクタシュのカフヴァルトゥジュラル通りの朝食店

写真:メネメン(イメージ)

メネメンを詳しく読む

049 250〜350₺≈960円
フライパンで焼いたスジュクの輪切りと目玉焼き2つ
朝ごはん
No.049

スジュク入り目玉焼き

Sucuklu yumurtaにんにくとスパイスの効いた牛肉ソーセージに、卵を落として焼いた一品

焼けたスジュクから出た赤い脂を白身が吸う。にんにくと塩気が強く、パンがいくらでも進む朝の一皿

一口目

縁の縮んだスジュクはカリカリで、にんにくが強く香る。黄身をつぶすと、赤い脂と混ざってソースになる

食感
カリッじゅわっとろり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

銅の小鍋(サハン)のまま出てくる。鍋は熱いので手を触れず、フォークで黄身を割ってからパンですくう

どこで

ベシクタシュのカフヴァルトゥジュラル通りの朝食店

写真:スジュク入り目玉焼き(イメージ)

050 250〜350₺≈960円
銅の両手鍋でとろけたムフラマ、チーズが伸びる木のスプーン
朝ごはん郷土料理
No.050

ムフラマ

Muhlama黒海地方のチーズとコーンミールを、バターで練った料理

パンで持ち上げると糸が腕の長さまでのびる。黒海地方から来た、朝のチーズフォンデュ

一口目

チーズの塩気は穏やかで、コーンミールの粒がざらりと舌に残る。溶けたバターが重く、一口で腹にたまる

食感
びよーんとろとろざらっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

冷めると固まるので、鍋が来たらすぐに手をつける。糸が切れないときは、パンを鍋の縁でくるくる回して巻き取る

どこで

ベシクタシュのカフヴァルトゥジュラル通りの朝食店

写真:ムフラマ(イメージ)

まちのようすベシクタシュ

銅鍋の黄色いムフラマと木のスプーン、横にサラダ
ムフラマ(イメージ)
黒いフライパンに並ぶスジュクの薄切りと半熟の黄身
スジュク入り目玉焼き(イメージ)
銅の両手鍋(サハン)に入ったとろりとしたメネメン
メネメン(イメージ)
屋外席に並ぶメネメン、チーズ、オリーブ、サラダなどの朝食皿
トルコ式朝食(イメージ)
ボスポラス海峡から見たベシクタシュの桟橋と街並み
海から見たベシクタシュ
注文の一言
Bir menemen, bir sucuklu yumurta ve bir muhlama, lütfen.ビル メネメン、ビル スジュクル ユムルタ ヴェ ビル ムフラマ、リュトフェンメネメンとスジュク入り目玉焼き、ムフラマを1つずつください
パンとチャイ
朝ごはん通りの店は、パンとチャイのおかわりが自由なところが多い。追加で頼む前に、店の人に聞いてみる。
チップは現金で
着席の店では、会計の5〜10%を現金で置く。カードの端末にはチップの欄がないことが多い。
海沿いの道を北へ歩いて約25分でオルタキョイへ。バスなら約10分つぎへ →
おやつ
STOP 17DAY 4オルタキョイ

オルタキョイで、巨大な芋とのびるアイスボスポラス大橋を見上げる広場で、具を積んだクンピルを2人で1個

STOP 17オルタキョイ2026年11月
オルタキョイ・モスクと背後のボスポラス大橋
オルタキョイ・モスクとボスポラス大橋

オルタキョイの広場に着くと、モスクの向こうにボスポラス大橋がかかっていた。モスクの裏の路地には、クンピルの屋台が何軒も並ぶ。どの店先にも具のトレーが20種類ほど並び、店員が手を振って、通りかかる客を呼んでいる。

店員は焼いたじゃがいもを縦に割り、バターとチーズを入れて中身を練る。そこへ、指さした具を上に積んでいく。朝ごはんから2時間半しかたっていないので、1個を2人で分けた。それでも食べ終わるころには、腹がずっしり重かった。

口直しに、広場の近くの Mado でマラシュ・ドンドゥルマを1つ頼む。店員がアイスにスプーンを差し込み、ぐいっと引くと、白いアイスが餅のようにのびた。11月の海風は冷たいが、甘いアイスはすぐになくなった。

ここで食べたもの2品

525₺ ≈ 1,680円
051 250〜400₺≈1,040円
アルミ容器の焼きジャガイモにコーン、ケバブ、マヨネーズをのせたクンピル
屋台
No.051

クンピル

Kumpir巨大な焼きじゃがいもにバターとチーズを練り込み、具をのせたもの

バターとチーズで中身を練ったじゃがいもに、好きな具を山ほど積む。オルタキョイの屋台の名物

一口目

練ったじゃがいもはなめらかで、ほくほくと熱い。そこへピクルスの酸味とコーンの甘さ、ソーセージの塩気が混ざる

食感
ほくほくとろっごちゃっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

具はトレーを指さして選ぶ。全部のせると重いので、2人で1個に。皮の近くのじゃがいもまで、スプーンでこそげて食べる

どこで

オルタキョイ・モスク裏のクンピル屋台通り

写真:クンピル(イメージ)

052 150〜250₺≈640円
コーンに盛ったピンクと白のマラシュ・ドンドゥルマ
菓子チェーン店
No.052

マラシュ・ドンドゥルマ

Maraş dondurmasıサーレップとマスティックで粘りを出した、のびるアイス

ナイフで切るほど硬いのに、口の中では餅のようにのびる。マスティックの香りがするアイス

一口目

スプーンで押すと、ねっとり重い。口に入れると、もちっとのびてからゆっくり溶け、松やにのような香りが残る

食感
もちっのびるひんやり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

屋台では、店員がアイスを客に渡すふりをしてからかう芸が名物。何度か空振りしても、最後にはきちんと渡してくれる

どこで

Mado(チェーン、オルタキョイ店など)

写真:マラシュ・ドンドゥルマ(イメージ)

まちのようすオルタキョイ

夕方に灯りのともる Mado の店先とテラス席
Mado の店(写真は別の店)
マカロニサラダ、オリーブ、唐辛子、赤いソースを山盛りにしたクンピル
クンピル(イメージ)
夜にライトアップされたオルタキョイ・モスクと橋
夜のオルタキョイ・モスク
クンピル屋台に並ぶコーン、豆、ピクルスなどの具材
オルタキョイのクンピル屋台の具材
注文の一言
Mısır, turşu ve sosis, lütfen.ムスル、トゥルシュ ヴェ ソスィス、リュトフェンコーンとピクルスとソーセージをのせてください
屋台は現金も
屋台はカードが使えないことがある。小額紙幣で500〜1,000₺ほど持っておくと困らない。
橋と一緒に撮る
モスクと大橋を1枚に収めるなら、広場の先の海沿いに出る。昼の光なら、橋の向こうにアジア側の岸まで写る。
海沿いを北へ、タクシーで約20分。バス(25E番・40番など)なら約30分でエミルガンへつぎへ →
昼ごはん
STOP 18DAY 4エミルガン

エミルガンの海辺で、昼をミルク菓子3皿に鶏肉の入ったプリンから、麦と豆のアシュレまで。昼ごはんを甘いものにする

STOP 18エミルガン2026年11月
トルコ国旗の立つエミルガンの白い桟橋小屋、奥にボスポラス
エミルガンの桟橋

エミルガンは、海峡を北へ上った静かな町だ。Emirgan Sütiş は海沿いの通りに面していて、テラスの向こうを大きな船がゆっくり通っていく。ショーケースには白いプディングの器がずらりと並び、昼どきでも甘いものを前にした客が多い。

昼ごはんの代わりに、ミルク菓子を3つ選んだ。白いタヴク・ギョウスュ、表面の焦げたフルン・スュトラッチ、具の詰まったアシュレ。3つの器をテーブルに並べると、白と茶色とこげ茶の3色になった。どれから食べるかで少し迷う。

最初にスプーンが伸びたのは、鶏肉が入っていると聞いたプリンだった。食べ比べると、同じミルクの菓子でも舌ざわりが3つとも違う。甘さで口が重くなってきたところでチャイを1杯頼み、グラスを両手で包んで、しばらく海峡を行く船を眺めた。

ここで食べたもの3品

690₺ ≈ 2,210円
053 200〜280₺≈770円
シナモンをふった白く四角いタヴク・ギョウスュ
菓子ゲテモノ
No.053

タヴク・ギョウスュ(鶏肉プリン)

Tavuk göğsüほぐした鶏の胸肉を練り込んだ、白いミルクプディング

言われなければ鶏肉とは気づかない。オスマン宮廷の菓子から伝わる、白くてもちもちのミルクプリン

一口目

もちっとした弾力のあと、ミルクのやさしい甘さが広がる。噛むと、ごく細い繊維がかすかに歯に当たる

食感
もちっねっとりかすかに繊維
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

上にシナモンを振ってから食べる。細い繊維は、舌の上でゆっくりつぶすと分かる

どこで

Emirgan Sütiş(エミルガン本店)

写真:タヴク・ギョウスュ(イメージ)

054 200〜250₺≈720円
素焼きの器で表面を焦がしたフルン・スュトラッチとスプーン
菓子
No.054

フルン・スュトラッチ

Fırın sütlaç表面をオーブンで焦がした、冷たいライスプディング

焦げた膜の下に冷たいミルクと米粒が隠れている。ミルク菓子3皿の中では、いちばん甘さが控えめ

一口目

スプーンで茶色の膜を破ると、ひんやりしたミルクがとろりと出てくる。柔らかい米粒が舌の上でつぶれる

食感
ひんやりとろっつぶつぶ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

陶器の器のまま出てくる。縁についた焦げがいちばん香ばしいので、最後まで取っておく

どこで

Emirgan Sütiş(エミルガン本店)

写真:フルン・スュトラッチ(イメージ)

055 200〜250₺≈720円
クルミ、ザクロ、干し杏をのせたアシュレのアップ
菓子
No.055

アシュレ(ノアの箱舟のプディング)

Aşure麦、豆、干し果物、ナッツを甘く煮た、具だくさんのプディング

スプーン1杯に麦も豆も干しあんずも入る。「ノアの箱舟」の名で呼ばれる、具の多いプディング

一口目

麦がぷちぷちと歯に当たり、豆がほくっと崩れる。干しあんずの酸味のあと、上のザクロの粒がはじける

食感
つぶつぶもちっねっとり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

本来はイスラム暦のアシュレの月に作って近所に配る菓子で、プディングの店では一年中ある。上のナッツとザクロを混ぜてから食べる

どこで

Emirgan Sütiş(エミルガン本店)、Hafız Mustafa

写真:アシュレ(イメージ)

まちのようすエミルガン

器に盛ったアシュレとトルコ・コーヒー
アシュレ(イメージ)
緑の皿にのった白いタヴク・ギョウスュのひと切れ
タヴク・ギョウスュ(イメージ)
エミルガンの丘から見下ろすボスポラス海峡
エミルガンから見たボスポラス
海から見たエミルガンの岸辺、白い館とモスクのミナレット
海から見たエミルガン
注文の一言
Bir tavuk göğsü, bir fırın sütlaç, bir de aşure, lütfen.ビル タヴク ギョウスュ、ビル フルン スュトラチ、ビル デ アシュレ、リュトフェンタヴク・ギョウスュとフルン・スュトラッチ、それにアシュレをください
テラスは上着のまま
11月のイスタンブールは、平均の最高気温が16℃ほど。海峡を渡る風は冷たいので、テラス席では上着を脱がずにいる。
ショーケースで選ぶ
品名が読めなくても、ショーケースの器を指させば通じる。器ごと席に運んでくれる。
海沿いをさらに北へ、タクシーで約15分。バス(25E番・40番など)なら約20分でサルイェルへつぎへ →
おやつ
STOP 19DAY 4サルイェル

サルイェルの港で、揚げたての三角パイ海峡の北の港町で、町の名がついたひき肉のボレキを1人1個

STOP 19サルイェル2026年11月
サルイェルの岸壁に停まる網を積んだ漁船とベンチ
サルイェルの港

サルイェルは、バスの終点に近い港町だ。岸壁に漁船が並び、ここまで来ると黒海はもう近い。桟橋のそばの Tarihi Sarıyer Börekçisi では、ガラスの向こうで小さな三角のボレキが次々に揚げられていた。

サルイェル・ボレイは、この町の名がついたひき肉のパイだ。1個が手のひらより小さいので、分けずに1人1個ずつ頼んだ。紙に包んで渡されたボレキは、持った指が熱いほどだった。店の前に立って、揚げたてのうちにかじった。

ここで食べたもの1品

65₺ ≈ 210円
056 50〜80₺≈210円・1個
天板に並んだ焼きたてのボレキ、ゴマをふった表面
老舗郷土料理
No.056

サルイェル・ボレイ

Sarıyer böreğiひき肉を薄い生地で包み、揚げた小さな三角のパイ

薄い生地が何層にもはがれる、海峡の北の町サルイェルの名物。1個が一口半ほどの小ささ

一口目

端をかじるとパリパリの層が崩れ、中から黒こしょうの効いたひき肉が出てくる。揚げた生地の香ばしさが残る

食感
パリパリほろっじゅわ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

紙に包んだまま持って食べる。店ではチャイと一緒に頼む客が多い

どこで

Tarihi Sarıyer Börekçisi(サルイェル桟橋そば)

写真:天板のボレキ(イメージ、サルイェル・ボレイそのものではない)

まちのようすサルイェル

朝焼けのサルイェルの岸辺に浮かぶ小舟
朝のサルイェルの海辺
サルイェルの海辺に並ぶ木の桟橋と小舟
サルイェルの海辺の桟橋
注文の一言
İki tane börek, lütfen.イキ タネ ボレキ、リュトフェンボレキを2つください
帰りは早めに
日の入りは17時47分ごろ。南へ戻る海沿いの道は夕方に混むので、16時台に出ると夕ごはんに間に合う。
追加は指で
ボレキは1個から頼める。もう1つ欲しくなったら、指で数を示せば通じる。
海沿いを南へ、タクシーで約40分。バス(25E番など)なら約1時間でベシクタシュへつぎへ →
夕ごはん
STOP 20DAY 4ベシクタシュ

ベシクタシュの魚市場で、11月の青魚旬に入ったハムスィ、パラムト、海峡を下るリュフェルを、市場の食堂で

STOP 20ベシクタシュ魚市場2026年11月
ベシクタシュの魚市場、氷の上に並ぶ魚と野菜の露店
ベシクタシュの魚市場

外はもう暗い。ベシクタシュの魚市場では、明かりの下に氷を敷いた台が並び、えらを赤く見せた魚が積まれていた。11月はハムスィとパラムトの季節で、台の上にもこの2つが並ぶ。入荷を確かめてから、市場の食堂に入った。

ハムスィはフライ、パラムトは網焼きにしてもらい、入荷していたリュフェルも網焼きで1皿足した。秋にボスポラスを下ってくる、この街の季節の魚だ。3皿が並ぶと、テーブルは魚でいっぱいになる。小さなハムスィは頭から丸ごとかじり、パラムトの厚い身は2人で半身ずつ分けた。魚ばかりの皿に、赤玉ねぎとレモンだけが色を添えていた。

ここで食べたもの3品

2,025₺ ≈ 6,480円
057 350〜500₺≈1,360円
扇形に並べたハムスィ・タヴァ、ルッコラ、レモン、赤玉ねぎ
市場
No.057

ハムスィ・タヴァ(カタクチイワシのフライ)

Hamsi tava黒海のカタクチイワシに、コーンミールをまぶして揚げたもの

骨ごとかじる小魚のフライ。黒海から届き、冬が近づくほど脂が乗る。11月からが旬の味

一口目

コーンミールの衣がカリッと鳴り、小さな身は脂で甘い。細い骨は気にならず、頭まで食べられる

食感
カリッほろっふわっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

赤玉ねぎの薄切りと一緒に口に入れ、途中でレモンをしぼる。尾をつまんで口に運ぶと手早い

どこで

ベシクタシュ魚市場の食堂、カドゥキョイの Kadı Nimet

写真:ハムスィ・タヴァ(イメージ)

058 500〜800₺≈2,080円
筒切りにして焼き色をつけたパラムト(カツオの仲間)の切り身、レモン添え
市場ごちそう
No.058

パラムトの網焼き

Palamut ızgaraボスポラスを回遊するハガツオを、炭火の網で焼いたもの

サバより濃い脂が炭で焼けて香ばしい。9月から11月が旬の、ボスポラス海峡の秋を告げる魚

一口目

皮がぱりっと焦げ、身はふっくらと厚い。噛むと赤身から脂がじゅわっと出て、焼けた皮の香りが鼻に抜ける

食感
ふっくらほろっ脂じゅわ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

ルッコラと赤玉ねぎを添えて出てくる。身が厚いので、骨に沿ってナイフを入れ、半身ずつはがす

どこで

ベシクタシュ魚市場の食堂

写真:パラムトの切り身焼き(イメージ)

059 700〜1,200₺≈3,040円・1皿
網焼きのリュフェル1尾に、レモン、ルッコラ、赤玉ねぎ
市場ごちそう
No.059

リュフェルの網焼き

Lüfer ızgara秋にボスポラス海峡を下ってくる青魚リュフェル(アミキリ)の網焼き

秋の海峡の魚。黒海で育ったリュフェルが、ボスポラスを通って南へ下る季節の網焼き

一口目

皮はぱりっと香ばしく、身はしっとりして脂が甘い。青魚らしいうまみが強く、レモンを搾ると後味がすっと軽くなる

食感
ぱりっしっとりほろり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

レモンを搾り、生の玉ねぎとルッコラと一緒に。とれる数が年によって違うので、市場で入荷を聞いてから頼む

どこで

ベシクタシュ魚市場の食堂(入荷しだい)

写真:リュフェルの網焼き(イメージ)

まちのようすベシクタシュ

皿にのせた網焼きのリュフェル、レモンとルッコラ添え
リュフェルの網焼き(写真はアンカラの店)(イメージ)
イスタンブールの魚屋に並ぶ、えらを見せた生のパラムト
魚屋に並ぶパラムト(イメージ)
輪切り玉ねぎを添えて円く並べたカタクチイワシのフライ
ハムスィ・タヴァ(イメージ)
電球に照らされた魚屋の台に並ぶ大きな魚
ベシクタシュの魚市場の店先
注文の一言
Bugün hamsi var mı?ブギュン ハムスィ ヴァル ム?今日はハムスィはありますか
不漁の日は
2026年は、黒海でのハムスィ漁は11月15日から認められると報じられている。9月から市場に出ている分はあるが、14日は量が少ないかもしれない。ない日は、食堂の定番の料理に替えればよい。
サービス料はない
2026年1月から、飲食店がサービス料や席料を上乗せすることは禁止された。会計に付いていたら外してもらう。
タクシーで海沿いを戻り、ベイオウルまで約15分つぎへ →
夜食
STOP 21DAY 4ベイオウル

ベイオウルの夜、焼き台の前でデュリュム唐辛子入りの羊肉とレバーを炭で焼き、赤紫の漬物の汁で流し込む

STOP 21ベイオウル2026年11月
夜のイスティクラル通り、頭上の電飾と歩く人々
夜のイスティクラル通り

夕ごはんのあと、タクシーでベイオウルに戻った。Dürümzade は間口の小さな店で、入口の脇に長い炭の焼き台がある。夜が更けても客が途切れない。焼き台の前では、赤く熾った炭の上で、長い串が休みなく返されていた。

注文はアダナ・デュリュムとジエル・シシ。店員は焼けた肉を薄いパンにのせ、玉ねぎと焼きトマトを重ねて手早く巻く。飲み物は辛口のシャルガムにした。赤紫の汁を一口飲むごとに、ケバブの脂が流れていく。2人で分け合い、最後の一巻きまで一気に食べ切った。

ここで食べたもの3品

840₺ ≈ 2,690円
060 300〜450₺≈1,200円
ライスの上にのせた2本のアダナ・ケバブと焼き唐辛子
軽食郷土料理
No.060

アダナ・デュリュム

Adana dürüm唐辛子入りの羊ひき肉の串焼きを、薄いパンで巻いたもの

炭の香りの肉から脂がほとばしる。玉ねぎのスマック和えが後味を締める、夜更けのケバブ

一口目

かじると熱い脂がじゅわっと出て、唐辛子がじんわり効いてくる。焼きトマトの甘さとスマックの酸味が追いかける

食感
じゅわっもちっしゃきっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

巻いた紙は一度に外さず、食べ進めながら少しずつはがす。焼き台の見えるカウンターに座ると、焼き上がりがすぐ届く

どこで

Dürümzade(ベイオウル、深夜まで営業)

写真:アダナ・ケバブ(イメージ)

061 350〜450₺≈1,280円
串に刺したレバーの炭火焼きと焼き青唐辛子、まわりに付け合わせの小皿
ゲテモノ軽食
No.061

ジエル・シシ(レバーの串焼き)

Ciğer şiş羊のレバーを小さく切り、串に刺して炭で焼いたもの

表面は香ばしく、中はしっとりのレバー。玉ねぎのスマック和えと一緒に口に入れる小さな串

一口目

炭で焼けた表面がカリッとして、中はぷりっと柔らかい。レバーのコクが舌に残り、唐辛子がほのかに効く

食感
ぷりっカリッとろっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

串のまま食べるか、パンで巻いてもらう。串から外すときは、パンで肉をはさんで引き抜く

どこで

Dürümzade(ベイオウル)

写真:ジエル・シシ(イメージ)

062 50〜80₺≈210円
グラスに注いだ赤紫色のシャルガム
飲み物郷土料理
No.062

シャルガム

Şalgam suyu黒にんじんを発酵させた、赤紫で塩辛い飲み物

見た目はぶどうジュース。中身は漬物の汁のような酸味と塩気で、ケバブの脂を流してくれる

一口目

冷たい一口目で、すっぱさと塩気が同時に来る。辛口は、喉を通ったあとに唐辛子の熱さが残る

食感
きゅっさらりぴりっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

注文すると「アジュル(辛口)」か「アジュスズ(辛くない)」かを聞かれる。辛いのが苦手なら辛くないほうを

どこで

Dürümzade(ベイオウル)などアダナ系のケバブ店、スーパー

写真:シャルガム(イメージ)

まちのようすベイオウル

赤いニンジンの漬物を差したシャルガムのグラス
シャルガム(イメージ)
夜のベイオウルの石畳の路地、頭上の飾りと灯りのともる店
夜のベイオウルの路地
炭火の上で焼かれるアダナ・ケバブの串
炭火で焼くアダナ・ケバブ(イメージ)
注文の一言
Bir Adana dürüm, bir ciğer şiş ve bir acılı şalgam, lütfen.ビル アダナ デュリュム、ビル ジエル シシ ヴェ ビル アジュル シャルガム、リュトフェンアダナ・デュリュムとレバーの串焼き、辛口のシャルガムをください
帰りは配車アプリで
流しのタクシーでは、遠回りやメーターを切る手口の被害がある。夜の帰りは BiTaksi や Uber で呼び、メーターが動いているかを見る。
辛いのが苦手なら
アダナは唐辛子を練り込んだひき肉。辛さを抑えたいときは、唐辛子を入れないウルファを頼む。
宿のカラキョイまでタクシーで約10分。翌朝はタクシーでバラトへ約20分つぎへ →
DAY5

11/15(日)

日曜の旧市街──バラトから夜の食堂へ

色の家並みの朝、行列のキョフテ、老舗の菓子店、移民の街の食堂、クムカプのメイハネ、深夜の臓物スープ

チーズと目玉焼き2つをのせた舟形のピデ
皿に並ぶ焼き目のついた細長いキョフテと青唐辛子の酢漬け
底を焦がした面を上にしたカザンディビ、白いプディングの断面
朝ごはん
STOP 22DAY 5バラト

バラトの坂道で、窯のピデと冷たいケーキ色とりどりの家が並ぶ日曜の朝、窯焼きのピデとミルクにひたしたスポンジ

STOP 22バラト2026年11月
バラトの坂に並ぶ青・黄・オレンジの色とりどりの家
バラトのカラフルな家並み

日曜の朝10時のバラトは、坂道に色とりどりの家が並ぶ古い町だ。人通りはまだ少なく、石畳の上をパンの配達が行き来している。まず Forno Balat に入り、窯から出たばかりのピデを頼んだ。縁がふくらんだ舟形のピデを、2人で分けた。

ピデを食べ終えて、ヴォディナ通りを歩きながらカフェを探す。ショーケースにエクメッキ・カダユフが並ぶ店を見つけた。シロップを吸わせた生地に、カイマクをのせた菓子だ。朝ごはんの締めに1皿を頼み、スプーンを2本もらった。

ここで食べたもの2品

600₺ ≈ 1,920円
063 250〜400₺≈1,040円
チーズと目玉焼き2つをのせた舟形のピデ
朝ごはん軽食
No.063

ピデ

Pide舟形の生地にチーズや卵をのせ、窯で焼いたトルコのパン料理

縁はパリパリ、中央の卵は半熟で、チーズがとろける。バターを塗られて窯から出てくる、舟形の一枚

一口目

縁の生地がパリッと割れ、もちっとした内側からチーズがのびる。とろりとした黄身がバターと混ざる

食感
パリッもちっとろり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

切り分けて出てくるので、手で端から持って食べる。真ん中の黄身は、最初の1切れでつぶして全体に広げる

どこで

Forno Balat(バラト)

写真:ピデ(イメージ)

064 200〜350₺≈880円・1皿
皿の上のシロップを吸ったエクメッキ・カダユフに、白いカイマクをのせて
菓子
No.064

エクメッキ・カダユフ

Ekmek kadayıfıシロップをしみこませた焼き生地に、濃いカイマクをのせた菓子

シロップを吸った生地に、カイマクをのせて。アフヨン生まれの、宮廷風の菓子

一口目

しっとりした生地から甘いシロップがじゅわっと出てくる。上の冷たいカイマクが、甘さをまろやかにする

食感
じゅわっしっとりとろり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

カイマクと生地を一緒にスプーンですくう。甘いので、チャイかトルココーヒーと

どこで

バラトのカフェや菓子店(探し先の例)

写真:エクメッキ・カダユフ(イメージ)

まちのようすバラト

カイマクをのせたエクメッキ・カダユフのひと切れ
エクメッキ・カダユフ(イメージ)
天板の上の、溶けたカシャルチーズがたっぷりのピデ
カシャルチーズのピデ(イメージ)
洗濯物が渡されたバラトの石畳の坂道と古い木造家屋
バラトの石畳の路地
張り出し窓のある赤やオレンジの家が続くバラトの通り
バラトの通り
注文の一言
Kaşarlı yumurtalı bir pide, lütfen.カシャルル ユムルタル ビル ピデ、リュトフェンチーズと卵のピデを1枚ください
家を撮るときは
色の家並みには人が住んでいる。玄関先や窓辺を撮るときは、住む人のじゃまにならないよう一声かける。
歩きやすい靴で
バラトは坂と石畳が多く、雨の日は滑りやすい。11月は月の3分の1ほどが雨なので、滑りにくい靴で来る。
トラムT5線でエミノニュへ出て、T1線に乗り換えてスルタンアフメトまで約40分つぎへ →
昼ごはん
STOP 23DAY 5スルタンアフメト

スルタンアフメトで、肉団子と豆の2皿アヤソフィアのそばの食堂で、網焼きのキョフテと白いんげん豆のサラダ

STOP 23スルタンアフメト2026年11月
Tarihi Sultanahmet Köftecisi の店構え、赤い日よけと木の看板
Tarihi Sultanahmet Köftecisi

スルタンアフメト駅で降りると、アヤソフィアのドームが見える。Selim Usta は大通り沿いの食堂で、12時半にはもう入口の前に列ができていた。客の入れ替わりは速く、列はどんどん前に進んでいく。

メニューは短い。キョフテとピヤズを一緒に頼むのが、1920年創業のこの店の定番だ。まわりの客も、ほとんどが同じ2皿を前にしている。肉の皿と豆の皿が並ぶと、2人ともテーブルの唐辛子ペーストに手が伸びた。

ここで食べたもの2品

710₺ ≈ 2,270円
065 450〜600₺≈1,680円
皿に並ぶ焼き目のついた細長いキョフテと青唐辛子の酢漬け
老舗
No.065

スルタンアフメト・キョフテ

Sultanahmet köftesi小判形に丸めた牛ひき肉を、網で焼いた旧市街の名物

パン粉入りの肉だねがふんわり弾む。卓上の唐辛子ペーストをつけると、味がきゅっと引き締まる

一口目

焼き目がカリッと香ばしく、噛むと肉汁がじゅわっと出る。スパイスは控えめで、牛肉の味がまっすぐ来る

食感
むちっカリッじゅわ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

パンを1切れ取り、キョフテをのせて食べる。唐辛子ペーストは、少しずつ足して辛さを決める

どこで

Tarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Usta(スルタンアフメト、毎日営業)

写真:Tarihi Sultanahmet Köftecisi のキョフテ

066 150〜220₺≈590円
白インゲン豆、ゆで卵、赤ピーマン、ミントのピヤズ
老舗
No.066

ピヤズ

Piyaz白いんげん豆を、玉ねぎとパセリと酢で和えたサラダ

キョフテの脂を切る、酢の効いた白いんげん豆のサラダ。この店では、たいていの客が肉の皿と一緒に頼む相棒

一口目

ほくほくの豆に酢がしみていて、すっぱさが先に来る。あとから玉ねぎがシャキッと音を立てる

食感
ほくっしゃきっきゅっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

キョフテと交互に食べる。好みで、唐辛子ペーストを上からかけてもよい

どこで

Tarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Usta

写真:ピヤズ(イメージ)

まちのようすスルタンアフメト

レタスをのせた白インゲン豆のピヤズとトマト、ゆで卵
ピヤズ(イメージ)
白い皿の焼きキョフテ5本と黄色い唐辛子
スルタンアフメト・キョフテ(イメージ)
鉢植えが並ぶ Tarihi Sultanahmet Köftecisi の正面
Tarihi Sultanahmet Köftecisi の店先
注文の一言
Bir porsiyon köfte ve bir piyaz, lütfen.ビル ポルスィヨン キョフテ ヴェ ビル ピヤズ、リュトフェンキョフテ1人前とピヤズをください
日本語の誘いに注意
スルタンアフメトでは、日本語で親しげに話しかけてバーやじゅうたん店に連れて行く手口がある。誘いには乗らない。
食後にモスクへ
日曜でも、1日5回の礼拝の時間は見学が止まる(金曜の昼はとくに長い)。ブルーモスクに入るなら肩と膝を隠し、女性はスカーフで髪を覆う。
モスクを見たあと、大通りを歩いて約3分で Hafız Mustafa 1864 へつぎへ →
おやつ
STOP 24DAY 5スルタンアフメト

ハフズ・ムスタファで、焦がしプリンと巻き菓子ショーケースの前で迷い、ミルク菓子とシロップ菓子を1つずつ

STOP 24スルタンアフメト2026年11月
Hafız Mustafa のショーケースに並ぶロクムや菓子の箱
Hafız Mustafa のショーケース

店の名前には、創業の年の1864が入っている。ガラスのショーケースには、バクラヴァ、ロクム、プリンの類がぎっしり並ぶ。奥の席では、観光を終えた家族連れがチャイのグラスを前に、いくつもの菓子を分け合っていた。

朝はピデとエクメッキ・カダユフ、昼はキョフテを食べている。腹具合を考えて、この店では2つだけにした。ミルク菓子のカザンディビと、シロップ菓子のブルマ・カダイフ。軽いものと重いものを、交互にスプーンで行き来した。

ここで食べたもの2品

530₺ ≈ 1,700円
067 200〜260₺≈740円
底を焦がした面を上にしたカザンディビ、白いプディングの断面
菓子老舗
No.067

カザンディビ

Kazandibi鍋底を焦がしたミルクプディングを、くるりと巻いた菓子

焦がした鍋底のほろ苦さと、もちっとしたミルクの甘さ。トルコ語の名前の意味は「鍋の底」

一口目

表面の焦げ目が香ばしく、少し苦い。その下のミルクはもちっと弾み、あとからやさしい甘さが広がる

食感
もちっぷるっ香ばしい
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

巻いた端からスプーンで切って食べる。上からシナモンを振る人もいる

どこで

Hafız Mustafa 1864(スルタンアフメト、スィルケジほか)

写真:カザンディビ(イメージ)

068 250〜350₺≈960円
皿にのった棒状のブルマ・カダイフ、砕いたナッツをまぶして
菓子
No.068

ブルマ・カダイフ

Burma kadayıf細い麺状の生地でピスタチオを巻き、シロップをしみこませた菓子

細い麺がカリカリに焼けた巻き菓子。巻いた芯には、緑色のピスタチオがぎっしり詰まっている

一口目

かじると焼けた麺がカリッと鳴り、シロップがじゅわっとしみ出す。ピスタチオのコクが甘さを受け止める

食感
カリッしゃりっじゅわ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

甘さが強いので、カイマク(濃いクリーム)を添えてもらうと食べやすい。フォークで輪切りにして、断面から食べる

どこで

Hafız Mustafa 1864(スィルケジ、スルタンアフメト)、Köşkeroğlu(カラキョイ)

写真:ブルマ・カダイフ(イメージ)

まちのようすスルタンアフメト

丸い天板に並ぶ棒状のブルマ・カダイフとナッツ
ブルマ・カダイフ(イメージ)
シナモンをふった焦げ目のあるカザンディビとスプーン
カザンディビ(イメージ)
Hafız Mustafa の台に並ぶ色とりどりのバクラヴァの天板
Hafız Mustafa のバクラヴァ
Hafız Mustafa の店内、タイル床とカフェ席、コーヒーミル
Hafız Mustafa の店内
注文の一言
Bir kazandibi ve bir burma kadayıf, lütfen.ビル カザンディビ ヴェ ビル ブルマ カダユフ、リュトフェンカザンディビとブルマ・カダイフを1つずつください
支店が多い
スィルケジの本店のほか、エミノニュやタクシムにも支店がある。混んでいたら、近くの別の支店に回ればよい。
おみやげは最後に
バクラヴァやロクムは箱に詰めてもらえる。シロップ菓子は日持ちが短いので、帰国の前日か当日に買う。
トラムT1線でラレリ=ユニヴェルスィテ駅まで約10分つぎへ →
おやつ
STOP 25DAY 5スュレイマニエ・アクサライ/ファーティフ

スュレイマニエの豆とアクサライの巻きモスクの向かいの老舗で豆の煮込み、シリア系の店で鉄板で押したシャワルマ

STOP 25スュレイマニエ2026年11月
曇り空の下のラレリ・モスクとミナレット
ラレリ・モスク

スュレイマニエ・モスクの向かいに、豆の煮込みの店が並ぶ一角がある。Erzincanlı Ali Baba は1924年からここで豆を煮ていて、昔は学生や勤め人でいっぱいだったという。白いんげん豆の煮込みにピラフを添えてもらい、豆をご飯にのせて食べた。

坂を下ってアクサライへ。2011年以降、シリアから来た人たちの店がこの一帯に増え、アラビア文字の看板が並ぶ。鉄板で押して焼いたシャワルマを受け取り、紙をはがしながら歩いた。日の入りの17時47分が近づき、通りの電灯がつき始めていた。

ここで食べたもの2品

525₺ ≈ 1,680円
069 250〜400₺≈1,040円・1皿
赤い煮汁の白いんげん豆の煮込みと、別皿のピラフ
老舗ごちそう
No.069

スュレイマニエのクル・ファスリエ

Kuru fasulye白いんげん豆をトマトと油で煮込んだ、スュレイマニエの名物の豆料理

モスクの向かいで、1924年から。学生や勤め人が通ってきた、スュレイマニエの豆の煮込み

一口目

豆はやわらかく、ほくっと崩れる。トマトと油の甘いうまみがしみていて、店の辛い油をかけると味が締まる

食感
ほくっとろりほろほろ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

ピラフ(ご飯)と一緒に頼み、豆を少しずつご飯にのせて食べる。テーブルの辛い油はお好みで

どこで

Erzincanlı Ali Baba(スュレイマニエ、1924年創業)

写真:クル・ファスリエとピラフ(イメージ)

070 150〜250₺≈640円
薄いパンで巻いて断面を見せたシリア風シャワルマとガーリックソース
移民の味屋台
No.070

シリア風シャワルマ

Şam usulü şavurma鶏肉とにんにくのソースを薄いパンで巻き、鉄板で焼き付けたもの

にんにくの白いソースが強烈。巻いてから鉄板で押したパンは、表面がカリカリに焼ける

一口目

表面がカリッと割れ、中から鶏の肉汁がじゅわっと出る。遅れて、トゥーム(にんにくのソース)が鼻に抜ける

食感
カリッじゅわっもちっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

一口大に切って出してくれることが多い。添えてあるピクルスを合間にかじると、口の中がさっぱりする

どこで

アクサライ・ファーティフのシリア系の店

写真:シリア風シャワルマ(イメージ)

まちのようすスュレイマニエ・アクサライ/ファーティフ

皿に盛った白いんげん豆のトマト煮込みと、奥にピラフ
クル・ファスリエ(イメージ)
雨のラレリの大通りとトラムの停留所、傘をさす人
ラレリのトラム停留所
アクサライのモスクと前の通りを行き交う人
アクサライのモスク前
注文の一言
Bir porsiyon kuru fasulye ve pilav, lütfen.ビル ポルスィヨン クル ファスリエ ヴェ ピラヴ、リュトフェンクル・ファスリエとピラフを1人前ください
指さしで頼む
トルコ語が通じにくい店もある。大鍋やメニューの写真を指さし、指で数を示せば注文できる。
小額の紙幣を
小さな食堂や屋台では、現金しか使えないことがある。小額紙幣で500〜1,000₺ほど用意しておく。
坂を海のほうへ下り、クムカプのメイハネ通りまで歩いて約15分つぎへ →
夕ごはん
STOP 26DAY 5クムカプ

クムカプのメイハネで、4皿のメゼチェルケスやアルバニアにゆかりの前菜と、なすの冷菜を1軒で食べ比べる

STOP 26クムカプ2026年11月
クムカプの灯台と岩の防波堤で釣りをする人々
クムカプの灯台

クムカプは海に近い古い町で、狭い通りにメイハネの白いテーブルがずらりと並ぶ。どの店の前にも呼び込みが立っていた。店先のメニューで値段を見比べ、どの皿にも値段がはっきり書かれた1軒を選んで入った。

メゼは小皿で頼み、パンをちぎってつまむ。ピンクのタラマと、くるみ色のチェルケス・タヴウが先に来た。冷たい2皿を食べ終えたころ、揚げたてのアルナヴト・ジエリが湯気を立てて届く。隣の席では、ラクのグラスが白く濁っていた。

最後の皿はイマム・バユルドゥだった。「イマームが気絶した」という名前の、なすの冷たい煮込みだ。ラクに合う塩気の皿が続いたあとで、この甘さは意外だった。4皿の中で、いちばん話が弾んだのがこれだった。

ここで食べたもの4品

1,200₺ ≈ 3,840円
071 200〜300₺≈800円
ほぐした鶏肉にクルミのソースと赤い唐辛子油をかけ、ライスを添えた皿
前菜酒場
No.071

チェルケス・タヴウ

Çerkez tavuğu裂いた鶏肉を、くるみとパンのペーストで和えたメゼ

くるみのコクで鶏がしっとりする。チェルケス(コーカサス)の人々の名がついた、冷たい前菜

一口目

もったりしたペーストがざらりと舌に広がり、裂いた鶏がしっとりほどける。赤い油がほんのり辛い

食感
しっとりもったりざらり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

パンにのせて食べる。上にかかったパプリカの油は、混ぜずに一緒にすくう

どこで

クムカプのメイハネ、Karaköy Lokantası

写真:チェルケス・タヴウ(イメージ)

072 250〜400₺≈1,040円・1皿
白い器に盛ったイマム・バユルドゥ。玉ねぎを詰めた縦長のなす2本とオリーブ油、横に生のなす
前菜酒場
No.072

イマム・バユルドゥ

İmam bayıldıなすに玉ねぎとトマトを詰め、オリーブ油で煮た冷たい前菜

名前は「イマームが気絶した」。甘く煮えた玉ねぎとオリーブ油が、ひやりとしたなすにしみている

一口目

なすの皮はやわらかく、中はとろとろ。玉ねぎの甘さとトマトの酸味が、冷たいオリーブ油といっしょに舌に広がる

食感
とろとろひんやりしっとり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

冷たいまま食べるオリーブ油料理(ゼイティンヤール)。皿に残った油はパンでぬぐう

どこで

クムカプのメイハネ(ほかのメイハネや食堂にもある)

写真:イマム・バユルドゥ(イメージ)

073 200〜300₺≈800円
青いチェックのテーブルに置かれたピンク色のタラマの小鉢とオリーブ
前菜酒場
No.073

タラマ

Tarama魚卵とパンを、オリーブ油でのばしたピンク色のペースト

ムースのように軽いのに、あとから魚卵の塩気が来る。パンをちぎる手が止まらない、ピンク色の皿

一口目

ふわっと軽い口当たりのあと、なめらかなペーストの中で、小さな魚卵の粒がぷちぷちと舌に当たる

食感
ふわっなめらかぷちぷち
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

パンに薄く塗って食べる。塩気が強いので、ほかのメゼの合間に少しずつ

どこで

クムカプのメイハネ

写真:タラマ(イメージ)

074 300〜450₺≈1,200円
サイコロ状に揚げたレバー、ライス、白インゲン、トマトと青唐辛子の酢漬け
前菜ゲテモノ
No.074

アルナヴト・ジエリ

Arnavut ciğeri角切りのレバーに粉をまぶして揚げた、アルバニア風のメゼ

衣はカリカリで、中のレバーはしっとり。アルバニアの名がつく、揚げたてが勝負のメゼ

一口目

揚げたての衣がカリッと鳴り、レバーはほくっと崩れる。クミンが香り、赤玉ねぎがシャキッと口を締める

食感
カリッほくっしっとり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

冷めると衣が固くなるので、届いたら先に食べる。トルコでは、ラクの肴の定番とされる

どこで

クムカプのメイハネ

写真:アルナヴト・ジエリ(イメージ)

まちのようすクムカプ

角皿に盛ったピンク色のタラマ、オリーブと野菜添え
タラマ(イメージ)
皿にのせた玉ねぎとトマト詰めのなす1本
イマム・バユルドゥ(イメージ)
白いクロスのテーブルが両側に並ぶクムカプのレストラン通り
クムカプのメイハネ通り
夜のクムカプの広場、灯りのともるメイハネと人出
夜のクムカプ
注文の一言
Çerkez tavuğu, imam bayıldı, tarama ve Arnavut ciğeri, lütfen.チェルケズ タヴウ、イマム バユルドゥ、タラマ ヴェ アルナヴト ジエリ、リュトフェンチェルケス・タヴウ、イマム・バユルドゥ、タラマ、アルナヴト・ジエリをください
値段を先に見る
呼び込みの強い通りなので、席に着く前にメニューの値段を確かめる。サービス料や席料の上乗せは2026年から違法で、付いていたら外してもらう。
チップは現金で
着席のメイハネでは、会計の5〜10%を現金で置く。カードの端末にはチップの欄がないことが多い。
タクシーで金角湾を渡り、ベイオウルまで約20分つぎへ →
夜食
STOP 27DAY 5ベイオウル

深夜のベイオウルで、にんにく酢のスープ一晩中開いている内臓スープの店で、胃袋と羊の頭のスープを1杯ずつ

STOP 27ベイオウル2026年11月
Tarihi Cumhuriyet İşkembe Salonu の店先と外のテーブル席
深夜も開くイシュケンベ(臓物スープ)の店(写真は別の店)

日付が変わる前のベイオウルは、まだ人が多い。Lale İşkembecisi は一晩中明かりのついている店で、白い壁の奥で大きな鍋が湯気を立てていた。カウンターには、飲んだ帰りらしい客が肩を並べ、黙ってスプーンを動かしている。

イシュケンベとケッレ・パチャを1杯ずつ頼み、2人で分ける。テーブルにはにんにく酢と唐辛子の瓶が並び、まわりの客は皆、たっぷり回し入れていた。まねをして入れると、白いスープが急に鋭い味になった。2杯を取り替えながら飲み、器はすぐに空になった。

ここで食べたもの2品

550₺ ≈ 1,760円
075 200〜300₺≈800円
スプーンですくったイシュケンベ(胃袋)の入った白いスープ
ゲテモノ
No.075

イシュケンベ・チョルバス

İşkembe çorbası牛の胃を煮込んだ白いスープ。にんにく酢を入れて飲む

白く濁った濃いスープに、くにゅくにゅの胃袋。にんにく酢を入れると臭みが消えて止まらない

一口目

とろっとした熱いスープが舌を包み、刻んだ胃袋がくにゅっと歯を押し返す。酢の酸味があとから来る

食感
くにゅっとろっ熱い
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

にんにく酢(サルムサクル・スィルケ)と唐辛子は、自分で好きなだけ入れる。少し入れて味を見てから足す

どこで

Lale İşkembecisi(ベイオウル、24時間)、29 Ekim İşkembe Salonu

写真:イシュケンベ・チョルバス(イメージ)

076 250〜350₺≈960円
白く濁ったスープに頬肉や舌の塊が入ったケッレ・パチャ
ゲテモノ
No.076

ケッレ・パチャ

Kelle paça çorbası羊の頭と足を長く煮込んだ、とろみのあるスープ

唇がくっつくほどのコラーゲン。羊の頭と足をじっくり煮込んだ、深夜に向く濃いスープ

一口目

スープはとろっと重く、ほほ肉が舌の上で柔らかくほどける。ぷるっとした足のすじが混じる

食感
とろっぷるっ熱い
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

にんにく酢のほかに、レモンをしぼって味を締める。肉は骨から外れやすいので、スプーンでほぐす

どこで

Lale İşkembecisi、Tarihi Cumhuriyet İşkembecisi(ベイオウル)

写真:ケッレ・パチャ(イメージ)

まちのようすベイオウル

赤い唐辛子油を浮かべたケッレ・パチャとスプーン
ケッレ・パチャ(イメージ)
唐辛子油をたらしたイシュケンベ・チョルバスのアップ
イシュケンベ・チョルバス(イメージ)
雨上がりの夜のベイオウルの角、壁画のある建物と灯りのともる店
夜のベイオウル
値札の付いた牛の胃袋(イシュケンベ)と羊の足(パチャ)が並ぶ肉屋のケース
イスタンブールの肉屋に並ぶイシュケンベとパチャ
注文の一言
Bir işkembe, bir kelle paça, lütfen.ビル イシュケンベ、ビル ケッレ パチャ、リュトフェンイシュケンベとケッレ・パチャを1杯ずつください
二日酔いの朝の一杯
トルコでは、イシュケンベは飲んだあとや二日酔いの朝に飲むスープとされる。夜が更けるほど客が増えるのはそのため。
パンは控えめに
スープにはパンが添えられることが多い。浸すと腹にたまるので、夜食なら少しだけにしておく。
宿のカラキョイまでタクシーで約10分。翌朝はジハンギルへ歩いて約15分つぎへ →
DAY6

11/16(月)

宿のまわりを歩く──ジハンギルからベイオウル

東部の朝ごはん、老舗のプロフィテロール、ロカンタの昼、スーパー探検、1888年創業の店、ネヴィザーデ通りの一杯

ヨーグルトにのせたポーチドエッグに赤い唐辛子バターとディルをかけたチュルブル
白い皿の上のチョコレートソースたっぷりのプロフィテロール、奥にチャイ
白い皿に盛ったうずら豆のオリーブ油煮、にんじんとパセリ、レモン添え
朝ごはん
STOP 28DAY 6ジハンギル/ベイオウル

ジハンギルの坂で、ヴァン風の朝冷たいヨーグルトに落とした卵と、ごまとぶどうの蜜

STOP 28ジハンギル2026年11月
ジハンギルの坂道、パステル色の集合住宅と街路樹
ジハンギルの坂道

月曜の朝、宿を出てジハンギルの坂を上る。猫が石段で丸くなり、角のパン屋がちょうどシャッターを開けていた。Van Kahvaltı Evi は、トルコ東部の町ヴァンの朝ごはんを出す店だ。週末は店の前に行列ができるが、平日の9時ならすぐに席に通された。

頼んだのは2皿だけにした。ヨーグルトに卵を落としたチュルブルと、練りごまとぶどうの蜜のタヒン・ペクメズだ。籠のパンをちぎりながら、2皿を2人で分けた。今日は宿のまわりを歩いて回る。昼までに、もう少し甘いものを入れる余裕を残しておく。

ここで食べたもの2品

440₺ ≈ 1,410円
077 250〜350₺≈960円・1皿
ヨーグルトにのせたポーチドエッグに赤い唐辛子バターとディルをかけたチュルブル
朝ごはん
No.077

チュルブル

Çılbırポーチドエッグににんにく入りヨーグルトと唐辛子バターをかけた料理

冷たいヨーグルトと熱い卵を1皿に。オスマン朝の宮廷から伝わる、にんにくの効いた朝の卵料理

一口目

スプーンを入れると黄身がとろりと流れ、冷たいヨーグルトと混ざる。赤いバターのピリ辛が、にんにくの香りを押し上げる

食感
ぷるっひんやりとろり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

パンで皿の底までぬぐう。黄身とバターとヨーグルトが混ざった最後の一口が、いちばん味が濃い

どこで

Van Kahvaltı Evi(ジハンギル)

写真:チュルブル(イメージ)

078 100〜180₺≈450円・1皿
紫の包みに入った一人分のタヒンリ・ペクメズ(ごまペーストとぶどう蜜)2個
朝ごはん
No.078

タヒン・ペクメズ

Tahin pekmez練りごまとぶどうの糖蜜を皿で混ぜる、パンにつける甘いディップ

混ぜる割合で味が変わる。白い練りごまと黒い糖蜜を、自分の好みの濃さに合わせてつくる

一口目

ごまの香ばしさのあとに、黒糖に似た糖蜜のコクが来る。甘いのに後味は軽く、ほのかに酸味が残る

食感
ねっとりとろっざらり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

皿の上でスプーンを回し、渦を描くように混ぜてからパンにつける。ペクメズを多めにすると甘く、タヒンを多めにすると香ばしい

どこで

Van Kahvaltı Evi(ジハンギル)

写真:タヒン・ペクメズ(イメージ)

まちのようすジハンギル/ベイオウル

白い皿のヨーグルトとポーチドエッグ、唐辛子入りの溶かしバターがけ
チュルブル(イメージ)
ジハンギルの細い路地、張り出し窓の古い建物と停めた白い車
ジハンギルの路地
屋外テーブルに並ぶヴァン風朝食、チーズ・卵・トマト・パン籠とスジュク入り卵鍋
ヴァン風の朝ごはん(イメージ)
注文の一言
Bir çılbır, lütfen.ビル チュルブル、リュトフェンチュルブルを1つください
朝はまだ暗い
11月中旬の日の出は7時50分ごろ。8時の開店直後は外がまだ薄暗く、坂道の石畳も朝露で滑りやすい。歩きやすい靴で上る。
セットにしない
ずらりと並ぶ朝食のセットは量が多く、このあとの食べ歩きに響く。単品の皿を2〜3つ選べば、パンとチャイを添えて出してくれる。
ジハンギルの坂を上り、イスティクラル通りまで歩いて約15分つぎへ →
おやつ
STOP 29DAY 6イスティクラル通り/ベイオウル

イスティクラル通りで、甘い寄り道老舗のチョコがけシューと、ピスタチオの実の「コーヒー」

STOP 29イスティクラル通り2026年11月
İnci Pastanesi の店先、ガラス窓に金色の「İnci」の文字
İnci Pastanesi の店先

イスティクラル通りは、朝から人の流れが途切れない。赤い路面電車がベルを鳴らして人垣を割っていく。İnci Pastanesi は1944年創業の菓子店で、名物はチョコレートソースに沈んだプロフィテロールだ。2012年に元の建物を出て、今は通りから少し入ったミス通りにある。

小さなガラスの器を受け取り、カウンターの端で立ったまま食べた。口の中が甘くなったところで、チェーンの Kahve Dünyası へ移る。頼んだのはメネンギチ・コーヒーだ。コーヒー豆を使わない南東部の飲み物で、チョコの甘さのあとに、その香ばしさがよく合う。

ここで食べたもの2品

400₺ ≈ 1,280円
079 200〜300₺≈800円・1皿
白い皿の上のチョコレートソースたっぷりのプロフィテロール、奥にチャイ
菓子老舗
No.079

プロフィテロール

Profiterol小さなシュークリームに、濃いチョコレートソースをかけた菓子

シューがチョコのプールに沈んでいる。甘さを抑えたカスタードと、ねっとり濃いソースの組み合わせ

一口目

冷えたシューの皮がふわっとつぶれ、中から軽いカスタードが出てくる。あとからビターなチョコが舌に残る

食感
ふわっとろっひんやり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

シューを崩しながら、器の底にたまったチョコまでスプーンですくう。ソースを残すのはもったいない

どこで

İnci Pastanesi(イスティクラル通り、移転後の店)

写真:İnci Pastanesi のプロフィテロール

080 120〜180₺≈480円・1杯
白いカップに入った泡立つメネンギチ・コーヒー、受け皿にスプーン
飲み物チェーン店
No.080

メネンギチ・コーヒー

Menengiç kahvesi野生のピスタチオの実を煎って練り、牛乳で煮た飲み物

コーヒーと名乗るが、豆は入らない。カフェインのない、南東部アナトリアの香ばしい一杯

一口目

ピーナツバターのような香ばしさが広がり、松やにに似た独特の香りが鼻に抜ける。とろみがあって、ミルクが甘い

食感
とろっなめらか香ばしい
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

砂糖入りで出てくるのが普通なので、甘さは足さずにそのまま飲む。カップの底の粉は飲まずに残す

どこで

Kahve Dünyası(イスティクラル通りの店舗など)

写真:メネンギチ・コーヒー(イメージ)

まちのようすイスティクラル通り/ベイオウル

白い盆にのったきめ細かい泡のメネンギチ・コーヒーと水のグラス
メネンギチ・コーヒー(イメージ)
イスティクラル通りを走る赤と白のノスタルジック・トラム
イスティクラル通りのトラム
歩行者でにぎわうイスティクラル通り、正面から来る赤いトラム
イスティクラル通り
注文の一言
Bir profiterol, lütfen.ビル プロフィテロル、リュトフェンプロフィテロールを1つください
鞄は体の前に
イスティクラル通りは人が非常に多い。鞄は体の前に持つ。「おいしい店に案内する」と声をかけてくる人にはついていかない。
チョコの粒も買える
Kahve Dünyası は、コーヒー豆をチョコレートで包んだ菓子(カフヴェリ・ドラジェ)を袋入りで売っている。小さな袋もあるので、午後の眠気覚ましに持ち歩ける。
イスティクラル通りを南へ歩いてテュネル駅まで約10分。地下ケーブルカー(F2)でカラキョイ駅まで約2分、降りて歩いて約5分つぎへ →
昼ごはん
STOP 30DAY 6カラキョイ/ベイオウル

カラキョイの食堂で、冷たい前菜豆のオリーブ油煮、ブルグルのサラダ、揚げたての葉巻、ディルのヨーグルト

STOP 30カラキョイ2026年11月
カラキョイの海沿いに建つ装飾の多い黄色い古い建物
カラキョイの海沿いの建物

Karaköy Lokantası は、青緑のタイルの壁が明るい食堂だ。昼は日替わりの煮込みや前菜を並べ、夜はメイハネになる。ミシュランガイド・トルコ2026のビブグルマンに載っている。日曜は夕方からしか開かないので、月曜の昼にした。

まず冷たい料理の棚から、うずら豆のオリーブ油煮とクスル、ハイダリを指さして取る。そのあいだに、スィガラ・ボレイが揚がってくる。4皿を2人で分けると、ちょうど腹八分目になった。夜の羊に備えて、パンのおかわりは1回でやめておく。

ここで食べたもの4品

850₺ ≈ 2,720円
081 200〜300₺≈800円・1皿
白い皿に盛ったうずら豆のオリーブ油煮、にんじんとパセリ、レモン添え
前菜
No.081

バルブニャ・ピラキ

Barbunya pilakiうずら豆を玉ねぎ、にんじん、オリーブ油で煮て冷ました前菜

冷たいまま食べる豆のオリーブ油煮。ロカンタの冷たい料理の棚に並ぶ、トルコの家庭の味

一口目

豆はねっとりしていて、オリーブ油と玉ねぎの甘さがからむ。レモンの酸味で、あとがさっぱりする

食感
ねっとりほくっしっとり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

冷たいまま。皿に残った油はパンでぬぐう

どこで

Karaköy Lokantası(カラキョイ)などのロカンタ(探し先の例)

写真:バルブニャ・ピラキ(イメージ)

082 150〜250₺≈640円・1皿
白い皿に盛った赤いブルグルのクスル
前菜
No.082

クスル

Kısır細かいブルグルをトマトペーストと香草で和えた、トルコのサラダ

赤いブルグルに、香草とザクロの酸味。家でも店でもよく作る、トルコの冷たいサラダ

一口目

ぷちぷちしたブルグルに、トマトとザクロのシロップの甘酸っぱさがしみている。パセリとネギの香りで、あとが軽い

食感
ぷちぷちしっとりしゃきっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

レタスの葉にのせて包んで食べることもある。冷たいまま

どこで

Karaköy Lokantası(カラキョイ)などのロカンタ(探し先の例)

写真:クスル(イメージ)

083 150〜250₺≈640円・1皿
山盛りの揚げたてスィガラ・ボレイ、細長く巻いた薄い生地
軽食
No.083

スィガラ・ボレイ

Sigara böreği白チーズを薄い生地で葉巻の形に巻き、油で揚げた前菜

揚げたてが運ばれてくるメゼ。冷たい前菜の皿のあいだに、熱い一品をはさむとうれしい

一口目

皮がパリッと割れると湯気が立ち、とけた白チーズとパセリの香りが出る。チーズの塩気が強めで、ビールが欲しくなる

食感
パリッとろっ熱い
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

フォークを使わず、端をつまんで手でかじる。中のチーズが熱いので、最初は一口を小さく

どこで

Karaköy Lokantası(カラキョイ)

写真:スィガラ・ボレイ(イメージ)

084 150〜250₺≈640円・1皿
白い皿に盛ったディル入りの濃いヨーグルトのハイダリ
軽食
No.084

ハイダリ

Haydari水切りヨーグルトにディルとにんにくを混ぜた、濃い前菜

クリームチーズに近い濃さのヨーグルト。前菜の棚に並ぶ皿の中で、ひときわ白く見えるのがこれだ

一口目

スプーンが立つほど固い。舌にのせると冷たく、ディルの青い香りとにんにくの辛み、ヨーグルトの酸味が順に来る

食感
もったりひんやりなめらか
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

パンに厚く塗る。焼き魚の身にのせてもよく、夜のメイハネならラクとよく合う

どこで

Karaköy Lokantası(カラキョイ)

写真:ハイダリ(イメージ)

まちのようすカラキョイ/ベイオウル

白い皿に広げたディルたっぷりのハイダリ
ハイダリ(イメージ)
紙の上に並ぶこんがり焼き色のついた細長いスィガラ・ボレイ
スィガラ・ボレイ(イメージ)
白い楕円の皿に盛ったクスル、刻んだトマトとねぎ
クスル(イメージ)
赤いチェックのテーブルに置いた、パセリをのせたうずら豆のピラキ
バルブニャ・ピラキ(イメージ)
カラキョイの石造りの古い建物が並ぶ通り
カラキョイの通り
トラムT1線カラキョイ駅のホームと入ってくる路面電車
トラムT1線カラキョイ駅
注文の一言
Bir barbunya pilaki, lütfen.ビル バルブニャ ピラキ、リュトフェンバルブニャ・ピラキを1つください
予約なしなら早めに
昼は勤め人が多く、12時半を過ぎると席が埋まり始める。予約がなければ開店直後か、13時半以降をねらう。
チップは現金で
着席の店では会計の5〜10%を現金で置く。2026年からサービス料と席料の上乗せは禁止されたので、会計に付いていたら外してもらう。
カラキョイ〜ガラタの Migros の店舗まで、歩いて5〜10分つぎへ →
おやつ
STOP 31DAY 6カラキョイ〜ガラタ/ベイオウル

Migros の棚で、トルコのおやつ赤いウエハース、マシュマロのビスケット、ごまのヘルヴァ、瓶のラムネ

STOP 31ガラタ2026年11月
イスタンブールの通り沿いの Migros の店先、店頭に並ぶ果物と花
街なかの Migros(写真は別の店)

午後は、町のスーパーの Migros で菓子の棚を見て回る。ビスケットとチョコ菓子の棚は、日本のスーパーより長く続いている。赤い包装の Ülker と、黄色い Eti の2社がとくに目立つ。1本や1袋から買えるので、試すのに向いている。

かごに入れたのは4つにした。チョコがけのウエハース、マシュマロをはさんだビスケット、ごまのヘルヴァの小さな缶、瓶入りのラムネだ。宿に戻って机に並べ、ラムネを開けて順に食べ比べる。ヘルヴァの缶は、そのまま土産の袋に入れた。

ここで食べたもの4品

252₺ ≈ 810円
085 15〜30₺≈70円・1本
ウルケル・チコラタル・ゴフレットの赤い箱
スーパー
No.085

ウルケルのチョコウエハース

Ülker Çikolatalı Gofret赤い包装の、チョコがけヘーゼルナッツウエハース

トルコの人が子どもの頃から食べている赤い包み。キオスクでも1本から買える、国民的なおやつ

一口目

薄いチョコの層を歯で割ると、中のウエハースがサクサクと崩れる。ヘーゼルナッツのクリームが香ばしい

食感
サクッ軽いパリッ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

冷蔵庫で冷やすとチョコが締まって、割ったときの音がよくなる。包みを半分むいて、持ち手にする

どこで

Migros、BİM、Şok、町のキオスク

写真:ウルケルのチョコウエハースの箱

086 30〜50₺≈130円・1袋
Eti Puf を半分に割った断面。白いマシュマロとチョコスプレー、後ろに個包装のケース
スーパー菓子
No.086

エティ・プフ

Eti Pufビスケットにマシュマロをのせ、ココアのチョコスプレーをまぶしたおやつ

かじるとマシュマロがむにっと伸びる。黄色い箱の Eti が出している、子どものおやつの定番

一口目

まぶしたチョコスプレーがぽろぽろ落ち、白いマシュマロがむにっと伸びる。下のビスケットはさくっと軽く、甘さがあとを引く

食感
むにっさくっぽろぽろ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

1個ずつ透明のケースに入っているので、配りやすい。スプレーがこぼれるので、皿の上で食べる

どこで

Migros、BİM

写真:エティ・プフ

087 100〜200₺≈480円・小1缶
店先に積んだ半月形のタヒン・ヘルヴァス。プレーン、ココアのマーブル、ピスタチオ入りの値札
スーパー菓子
No.087

タヒン・ヘルヴァス

Tahin helvası練りごまと砂糖を練り固めた、ほろほろの菓子

口の中でほろほろ崩れるごまの塊。スーパーでは缶入りも量り売りもある

一口目

ナイフを入れると繊維のように裂ける。口に入れるとすぐ崩れ、濃いごまの香りと砂糖の甘さが一度に来る

食感
ほろっざらっねっとり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

薄く切ってパンにのせるか、そのまま小さくつまむ。ピスタチオ入りやココア入りもある

どこで

Migros(Koska の缶)、エジプシャン・バザール周辺

写真:タヒン・ヘルヴァス(イメージ)

088 30〜50₺≈130円・1本
ガラス瓶のウルダー・ガゾズ2本、透明なガゾズとオレンジ味
スーパー飲み物
No.088

ウルダー・ガゾズ

Uludağ Gazozブルサの湧き水で作る、瓶入りのトルコのラムネ

日本のラムネに似た懐かしい甘さ。レトロな絵柄の瓶で売られている、トルコ生まれの炭酸飲料

一口目

炭酸は日本のサイダーよりやさしい。レモンのような香りと、すっきりした甘さがある。最後に少し酸味が残る

食感
しゅわっさらり甘い
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

瓶のまま、よく冷やして飲む。ペットボトルや缶もあるが、瓶のほうが雰囲気がある

どこで

Migros、町のキオスク

写真:ウルダー・ガゾズの瓶(イメージ)

まちのようすカラキョイ〜ガラタ/ベイオウル

黄色いテーブルに缶のウルダー・ガゾズと、泡の立つグラス
ウルダー・ガゾズ(イメージ)
白い皿に切り分けたタヒン・ヘルヴァス
タヒン・ヘルヴァス(イメージ)
指でつまんだ Eti Puf。ビスケットの上のマシュマロにチョコスプレー
エティ・プフ
トルコのスーパーの棚にぎっしり並ぶシリアルの袋
トルコのスーパーの棚(イメージ)
夜明けのガラタ塔へ続く石畳の路地、通りに渡した電飾
ガラタ塔へ続く路地
注文の一言
Uludağ Gazoz nerede?ウルダー ガゾズ ネレデ?ウルダー・ガゾズはどこですか?
レジ袋は有料
トルコではレジ袋が有料(2026年は1枚1₺)。土産も買うなら、折りたたみのエコバッグを持っていくと便利だ。
100mlを超える瓶は預ける
瓶のラムネは、100mlを超えると機内持ち込みの液体の制限にかかる。持ち帰る分は、スーツケースに入れて預ける。
宿に買ったものを置き、シシハーネ駅から地下鉄M2線で1駅のタクシム駅へ。降りて歩いて約7分。イスティクラル通りを歩いても約25分つぎへ →
夕ごはん
STOP 32DAY 6ベイオウル

1888年創業の店で、窯の羊ほろほろの羊、細く巻いたぶどうの葉、透き通ったかぼちゃ

STOP 32ベイオウル2026年11月
ベイオウルの屋根付き横丁、両側に並ぶ小さな店
ベイオウルの横丁

Hacı Abdullah は1888年創業の食堂で、酒は置いていない。店に入ると、果物や野菜を漬けた大きな瓶が棚に並んでいる。赤や黄色の漬物が、照明を受けて宝石のように光っている。まずは瓶の棚をひとまわり眺めてから、席に着いた。

頼んだのは、羊の窯焼きのクズ・タンドゥルと、ぶどうの葉で米を巻いたヤプラク・サルマだ。デザートには、秋冬だけのかぼちゃの甘煮を選んだ。羊は1皿を2人で分けても十分な量だった。飲み物は水にして、ワインはこのあとの店にとっておく。

ここで食べたもの3品

1,525₺ ≈ 4,880円
089 700〜1,000₺≈2,720円・1皿
皿に盛ったほぐれた羊肉のタンドゥル、ピラフと青唐辛子・トマト添え
老舗ごちそう
No.089

クズ・タンドゥル

Kuzu tandır羊肉を窯でゆっくり焼いた、骨付きの柔らかい肉料理

フォークだけで骨から肉が外れる。何時間も窯に入れたまま、余分な脂を落としながら焼いた羊

一口目

繊維がほろほろとほどけ、脂の甘さが口に広がる。表面の焼き目は香ばしく、羊のくせは思ったより弱い

食感
ほろほろとろっ香ばしい
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

添えられたピラウに、皿にたまった肉汁を吸わせて食べる

どこで

Hacı Abdullah(ベイオウル)

写真:クズ・タンドゥル(イメージ)

090 300〜450₺≈1,200円・1皿
白い皿に放射状に並べた細巻きのオリーブオイルのヤプラク・サルマとレモン
老舗
No.090

ヤプラク・サルマ

Zeytinyağlı yaprak sarmaぶどうの葉で米を細く巻き、オリーブ油で煮て冷ました料理

指ほどの細さにきっちり巻いてある。冷たいまま出てくる、オリーブ油で煮てから冷ましたぶどうの葉巻き

一口目

葉がつるっと歯に当たり、ほのかな酸味が来る。中のご飯には松の実とカラントが入り、ほんのり甘い

食感
つるっほろっきゅっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

皿のレモンをしぼってから、1本ずつフォークで刺して食べる。温かい料理の前に出てくる

どこで

Hacı Abdullah(ベイオウル)

写真:ヤプラク・サルマ(イメージ)

091 250〜350₺≈960円・1皿
透き通った橙色のかぼちゃの甘煮に砕いたくるみをのせた一皿
菓子老舗
No.091

カバク・タトゥルス(かぼちゃの甘煮)

Kabak tatlısıかぼちゃを砂糖で煮て、タヒン(練りごま)とくるみをかけた冬の菓子

10月から1月ごろまでの冬の甘味。透き通るまで砂糖でじっくり煮た、オレンジ色のかぼちゃ

一口目

ほっくりしたかぼちゃを噛むと、中から甘い蜜がしみ出す。タヒンのごまのコクと、くるみのカリッとした歯ざわり

食感
ほっくりねっとりカリッ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

タヒンがかかっていなければ、頼んでかけてもらう。スプーンで切り、くるみと一緒にすくう

どこで

Hacı Abdullah(ベイオウル)

写真:カバク・タトゥルス(イメージ)

まちのようすベイオウル

白い皿のかぼちゃの甘煮、刻んだくるみをたっぷり散らしたもの
カバク・タトゥルス(イメージ)
大鍋にぎっしり並ぶ細く巻いたヤプラク・サルマ
ヤプラク・サルマ(イメージ)
注文の一言
Bir kuzu tandır, lütfen.ビル クズ タンドゥル、リュトフェンクズ・タンドゥルを1つください
瓶の漬物も頼める
棚の瓶の漬物は、小皿で頼める。果物の甘酸っぱい漬物は、脂の多い羊の合間の口直しになる。
日の入りは18時前
11月中旬の日の入りは17時45〜50分ごろ。19時半にはすっかり夜で、路地は暗い。地図アプリで道を確かめて歩く。
イスティクラル通りを南へ、ネヴィザーデ通りまで歩いて約10分つぎへ →
一杯
STOP 33DAY 6ネヴィザーデ通り/ベイオウル

ネヴィザーデ通りで、赤を1杯東アナトリアの軽い赤と、ひりっと辛い刻み野菜

STOP 33ネヴィザーデ通り2026年11月
夜のネヴィザーデ通り、路地いっぱいに並ぶメイハネのテーブルと客、ネオン看板
夜のネヴィザーデ通り

ネヴィザーデ通りは、魚市場の横の細い路地だ。両側のメイハネが通りまでテーブルを出し、月曜の夜でも席は半分ほど埋まっていた。前菜の皿がずらりと並ぶ店先のショーケースを何軒か見比べ、値段がメニューにはっきり書いてある明るい店を1軒選んだ。

ワインはオキュズギョズをグラスで頼んだ。トルコ東部の黒ぶどうで、名前は「牛の目」という意味だ。つまみは刻み野菜のアジュル・エズメだけにした。羊でふくれた腹にはこれで足りる。明日の昼には、この旅の100品目を食べる。

ここで食べたもの2品

650₺ ≈ 2,080円
092 350〜550₺≈1,440円・1杯
オキュズギョズ種を含むトルコの赤ワインの瓶と、赤ワインを注いだグラス
飲み物
No.092

オキュズギョズのワイン

Öküzgözü şarabı東アナトリアの黒ぶどう「牛の目」で造る赤ワイン

軽めで酸の立つ赤。メイハネの冷たい前菜にも焼き魚にも合わせやすい、トルコ東部の土着品種

一口目

口に含むと、さくらんぼのような赤い果実の香り。渋みは少なく、すっきりした酸味が舌の両側に残る

食感
するり軽い果実
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

ボアズケレ種とのブレンドもあり、こちらは濃い。どちらか迷ったら、グラスで味見して選ぶ

どこで

ネヴィザーデ通りのメイハネ

写真:トルコの赤ワイン(イメージ)

093 150〜250₺≈640円・1皿
白い皿に盛った真っ赤なアジュル・エズメ、細かく刻んだトマトと唐辛子
軽食
No.093

アジュル・エズメ

Acılı ezmeトマトと唐辛子と玉ねぎを細かく刻んだ、辛い前菜

最後にザクロの蜜がまとめる。刻み野菜のみずみずしさと唐辛子の辛さを、甘酸っぱさで包む

一口目

しゃきっとした野菜の水気のあとに、唐辛子の辛さがひりっと来る。ザクロの甘酸っぱさで、口の中が落ち着く

食感
しゃきっみずみずしいひりっ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

パンにのせて食べる。辛さはワインで流さず、パンで和らげる

どこで

ネヴィザーデ通りのメイハネ

写真:アジュル・エズメ(イメージ)

まちのようすネヴィザーデ通り/ベイオウル

青い縁取りのタイル皿に盛ったアジュル・エズメ
アジュル・エズメ(イメージ)
ネヴィザーデ通りの看板と吊りランプが連なる夜の路地
ネヴィザーデ通りの路地
ネヴィザーデ通りの頭上にともる丸いランプと電飾
ネヴィザーデ通りの灯り
注文の一言
Bir kadeh Öküzgözü, lütfen.ビル カデフ オキュズギョズュ、リュトフェンオキュズギョズをグラスで1杯ください
誘われて入らない
ベイオウルでは、親しげに声をかけてきた人が店へ誘い、高額な請求をするぼったくりの被害がある。日本語で近づいてくる人の誘いには乗らず、店は自分で選ぶ。
メゼは指で選ぶ
多くの店では、冷たい前菜をショーケースや大きな盆で見せてくれる。名前が分からなくても、指さして選べる。
宿(カラキョイ〜ガラタ)へ坂を下って歩いて15〜20分。翌朝のカラキョイ・ギュッルオールは宿から歩いてすぐつぎへ →
DAY7

11/17(火)

カラキョイの朝──最後はバクラヴァと黒海料理

ピスタチオのバクラヴァと焼きたてのカトメル、黒海のピラフとスープ、夕方の便で羽田へ

Karaköy Güllüoğlu の店内、金属のトレーに並ぶピスタチオたっぷりのバクラヴァ
丸い焼き型一面にイワシを放射状に並べて焼いたハムスィリ・ピラウ
朝ごはん
STOP 34DAY 7カラキョイ/ベイオウル

カラキョイで、バクラヴァの朝隣り合う2軒で、しょっぱいパイと、甘いバクラヴァと焼きたての生地

STOP 34カラキョイ2026年11月
カラキョイの岸辺にとまるカモメ、対岸に夕日を浴びたスレイマニエ・モスク
カラキョイの岸辺のカモメ

最後の朝は、宿から歩いてすぐの Karaköy Güllüoğlu に入った。ガラスケースには、四角いバクラヴァがトレーごと並んでいる。朝から地元の人がカウンターに立ち、チャイと一緒に甘いものをつまんで出ていく。

まずスー・ボレイで塩気を入れ、それからピスタチオのバクラヴァを1皿食べる。そのあと、裏手の Köşkeroğlu へ移り、焼きたてのカトメルを頼んだ。Güllüoğlu では、三角に包んだシェビイェトも1つ足していた。

ここで食べたもの4品

1,190₺ ≈ 3,810円
094 350〜500₺≈1,360円・1皿
Karaköy Güllüoğlu の店内、金属のトレーに並ぶピスタチオたっぷりのバクラヴァ
菓子老舗
No.094

ピスタチオのバクラヴァ

Fıstıklı baklava薄い生地を何十枚も重ね、ピスタチオをはさんでシロップをかけた菓子

フォークを刺すとシャリッと鳴る。これが、生地がよく焼けてシロップがなじんだバクラヴァの目印だ

一口目

表面の生地がパリパリと崩れ、シロップが一気にしみ出す。緑のピスタチオの青い香りが、甘さのあとに残る

食感
パリパリじゅわっねっとり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

1皿は4〜5切れ。上下を逆にして口に入れると、薄い生地が先に舌に当たって、香りがよく立つという人もいる

どこで

Karaköy Güllüoğlu(カラキョイ)

写真:Karaköy Güllüoğlu のピスタチオのバクラヴァ

095 150〜250₺≈640円・1皿
白い皿に盛ったチーズ入りのスー・ボレイ、奥にチャイ
朝ごはん老舗
No.095

スー・ボレイ

Su böreğiゆでた薄い生地を重ね、チーズをはさんで焼いたパイ

パイなのに柔らかい。生地を一枚ずつゆでてから重ねるので、ラザニアに近い食べ心地になる

一口目

表面はカリッと焼け、中は何層にも重なった生地がもっちりしている。バターの香りと白チーズの塩気

食感
もっちり層になる表面カリッ
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

甘いものの前に、しょっぱい一皿として頼む人が多い。チャイと一緒に食べる

どこで

Karaköy Güllüoğlu(カラキョイ)

写真:スー・ボレイ(写真は別の店)

096 350〜500₺≈1,360円・1枚
白い皿の上の三角に包んだカトメル、ピスタチオの粉をたっぷりまぶしたもの、チャイ添え
菓子郷土料理
No.096

カトメル

Katmer極薄の生地でカイマクとピスタチオを包んで焼く、ガジアンテプの菓子

注文を受けてから焼く、ガジアンテプの朝の甘味。生地を紙のように薄くのばし、鉄板で焼き上げる

一口目

パリパリの生地を割ると、とけたカイマク(乳脂)とピスタチオの粉が混ざって出てくる。熱くて、ミルクの香りが濃い

食感
パリッとろっしっとり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

冷めると生地がしんなりするので、届いたらすぐに切り分ける。濃いので、チャイか水を横に置く

どこで

Köşkeroğlu(カラキョイ、Güllüoğlu の裏手)

写真:カトメル(イメージ)

097 100〜180₺≈450円・1個
天板に並んだ三角のシェビイェトと「ŞÖBİYET」の札
菓子老舗
No.097

シェビイェト

Şöbiyet薄い生地でクリームとピスタチオを三角に包み、シロップをかけた菓子

バクラヴァの三角形のいとこ。層になった生地の中に、クリームとピスタチオが入る

一口目

サクッと割れた生地から、シロップと中のクリームがじゅわっと出てくる。ピスタチオの香りが、甘さのあとに残る

食感
サクッじゅわっとろり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

フォークで割らずに、手でつまんで一口で食べる人も多い

どこで

Karaköy Güllüoğlu(カラキョイ)

写真:シェビイェト(イメージ)

まちのようすカラキョイ/ベイオウル

皿に盛った三角のシェビイェトとバクラヴァ、ピスタチオをのせて
シェビイェト(イメージ)
白い皿の四角いカトメル、表面いっぱいにピスタチオの粉
カトメル(イメージ)
紙の上の四角く切ったスー・ボレイ、焼き色のついた表面と層になった断面
スー・ボレイ(イメージ)
ショーケースのトレーに四角く切り分けて並んだピスタチオのバクラヴァ
Karaköy Güllüoğlu のバクラヴァ
店のケースに並ぶピスタチオやくるみのバクラヴァのトレー
バクラヴァ店のケース(イメージ)
ショーケースに積み上げたピスタチオとくるみのバクラヴァ
バクラヴァ店の店先(イメージ)
注文の一言
Bir porsiyon fıstıklı baklava, lütfen.ビル ポルスィヨン フストゥクル バクラヴァ、リュトフェンピスタチオのバクラヴァを1皿ください
土産は量り売り
バクラヴァは量り売りで(1kgのほか、500gなどでも頼める)、箱に詰めてくれる。日持ちは数日なので、帰国の朝に買うのがちょうどよい。
箱は平らに運ぶ
シロップがしみているので、箱を傾けると中で崩れて汁がもれる。手荷物にして、水平に持って帰る。
カラキョイ駅から地下ケーブルカー(F2)でテュネル駅へ約2分。イスティクラル通りを北へ歩いて Hayvore まで約10分つぎへ →
昼ごはん
STOP 35DAY 7ガラタサライ/ベイオウル

黒海料理で、100品目イワシで包んだピラフ、黒キャベツのスープ、カスタードのパイ

STOP 35ガラタサライ2026年11月
イスティクラル通りに面したガラタサライ高校の金の装飾の門
ガラタサライ高校の門

最後の食事は、黒海地方の料理を出す Hayvore にした。ガラス越しに、鍋や大皿の料理が並んでいるのが見える。11月は黒海でカタクチイワシ(ハムスィ)がとれ始める季節で、黒キャベツもこの時期の野菜だ。

イワシのピラウとスープを2人で分け、最後に甘いラズ・ボレイを1つ頼んだ。7日間で食べた100品目は、カスタードの入った黒海のパイになった。13時には宿に戻って荷物を受け取り、タクシムから空港へ向かう。

ここで食べたもの3品

975₺ ≈ 3,120円
098 400〜550₺≈1,520円・1皿
丸い焼き型一面にイワシを放射状に並べて焼いたハムスィリ・ピラウ
郷土料理ごちそう
No.098

ハムスィリ・ピラウ

Hamsili pilav開いたカタクチイワシを型に敷き、ピラフを詰めて焼いた黒海の料理

ケーキのように切り分けるピラフ。銀色に光るイワシの皮が、ドームの外側をぐるりと覆っている

一口目

表面のイワシは香ばしく、脂がしみたご飯はしっとりしている。松の実とカラントの甘さが、魚の塩気をやわらげる

食感
しっとりほろっ香ばしい
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

1切れずつ皿に取り、イワシの皮とご飯を一緒にフォークにのせる。レモンがあれば少ししぼる

どこで

Hayvore(ベイオウル)

写真:ハムスィリ・ピラウ(イメージ)

099 200〜300₺≈800円・1杯
白いボウルの黒キャベツと豆・とうもろこし入りの黒海風スープ
郷土料理
No.099

カラ・ラハナ・チョルバス(黒キャベツのスープ)

Karalahana çorbası黒海の黒キャベツに豆ととうもろこし粉を加えた、冬のスープ

とうもろこし粉のとろみで体が温まる。黒海の人たちが寒い冬に食べる、素朴な緑色のスープ

一口目

青臭さのあるキャベツの味が先に来て、とうもろこし粉のざらっとしたとろみが舌に残る。豆がほくほくしている

食感
ざらっくたっ温かい
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

テーブルの唐辛子を振って、辛みを足しながら飲む。パンを浸してもよい

どこで

Hayvore(ベイオウル)

写真:カラ・ラハナ・チョルバス(イメージ)

100 200〜300₺≈800円・1切れ
白い皿の上の四角いラズ・ボレイ、薄いパイ生地の間の黄色いカスタード
菓子郷土料理
No.100

ラズ・ボレイ

Laz böreği薄い生地にカスタードを包んで焼いた、黒海地方の甘いパイ

中に柔らかいカスタード。黒海のラズの人たちの名前がついた、粉砂糖をかけた甘いパイ

一口目

フォークを入れると、上の生地がパリッと割れる。中からぬるいカスタードがとろっと出て、卵とミルクの味がやさしい

食感
パリッとろっしっとり
味
甘
塩
酸
辛
コク
食べ方

食後に、ほかの皿を下げてもらってから頼む。2人で1切れを分けると、ちょうどよい量だ

どこで

Hayvore(ベイオウル)

写真:ラズ・ボレイ(イメージ)

まちのようすガラタサライ/ベイオウル

小皿に切り分けたラズ・ボレイとチャイのグラス
ラズ・ボレイ(イメージ)
素焼きの器の内側にイワシを並べたハムスィリ・ピラウ、上にレモンの輪切り
ハムスィリ・ピラウ(イメージ)
ガラタサライ高校前ですれ違う赤いノスタルジック・トラム2台
ガラタサライ前のトラム
ベイオウルの坂の角に建つ古い石造りの建物と黄色いタクシー
ベイオウルの街角
注文の一言
Bir hamsili pilav, lütfen.ビル ハムスィリ ピラヴ、リュトフェンハムスィリ・ピラウを1つください
余ったリラは使い切る
リラを円に戻せる両替所は日本では少なく、率もよくない。残った小銭は、空港に向かう前にキオスクの菓子や水に替えておく。
イスタンブールカードの残り
空港行きのバスは現金が使えない。カードの残高が足りるかを、昼ごはんの前に駅の券売機で確かめておく。
13時に宿で荷物を受け取り、14時ごろ、遅くとも14時半までにタクシムを出る。ハヴァイストのバス HVL-9 でイスタンブール空港まで70〜100分(470₺、約1,500円。現金は不可)。タクシーなら配車アプリを使い、メーターが動いているか確かめる。ANA の NH220(IST 18:25発)で羽田まで約11時間10分、着くのは翌11月18日(水)の11:35おしまい
もちかえる

あつめた切手 100枚

食べたら□に印をつけながら回る用

白く濁ったラクのグラス2つと焼き魚・トマトとキュウリのサラダ、屋外のテーブル001ラク300〜450₺市場に積まれた干しサバ(ウスクムル・チロズ)の束と手書きの札002チロズ250〜400₺オイルに漬けた輪切りのカツオ(ラケルダ)、透明な容器に並ぶ淡いピンクの切り身003ラケルダ350〜500₺白い器のジャジュク、刻んだきゅうりと赤唐辛子の粉004ジャジュク150〜250₺紙に包まれたウスラク・ブルゲル、トマトソースが染みたしっとりしたバンズとトマト・パティ005ウスラク・ブルゲル(濡れバーガー)120〜180₺白い皿にレモンとレタスを添えて並べたミディエ・ドルマ、殻の中にスパイス入りのピラフ006ミディエ・ドルマ20〜30₺イスタンブールのドネル店、店頭で回る肉の塔をナイフで削ぐ職人007ドネル・ケバブ200〜350₺白い皿にのった細長いタントゥニのラップ、薄い生地から覗く細切れ肉、青唐辛子のピクルスとレモン添え008タントゥニ200〜300₺片手鍋で焼いた目玉焼き3つ、下に薄切りのパストゥルマ(干し牛肉)が敷かれている009パストゥルマ入り目玉焼き300〜450₺イスタンブールの老舗カイマク店の朝食、小皿のカイマクにはちみつをかけたもの、卵料理と野菜・パン010カイマクとはちみつ250〜400₺ゴマをびっしりまとった焼きたてのシミットが山積み、こんがりした輪の表面011シミット25〜40₺イズニック柄のタイルの上、チューリップ型グラスに入った濃い赤茶色のチャイと受け皿012チャイ50〜100₺チューリップ柄のカップと受け皿に入ったトルココーヒー、表面にきめ細かい泡013トルココーヒー100〜180₺白い皿に盛ったほぐした子羊の窯焼き(竪穴窯)、薄いパンとブルグル・トマト添え014ビュルヤン500〜700₺薄い生地で包んで焼いたドーム形のペルデ・ピラウ、ナイフを入れて中の鶏肉入りピラフが見える015ペルデ・ピラウ300〜450₺銅のマグに入ったアイラン2杯、縁から盛り上がる白い泡016アイラン40〜80₺色とりどりの角切りロクム、ピスタチオ入りやバラ色・緑のゼリー状のもの017ロクム(ターキッシュ・ディライト)100〜200₺オスマン時代の飴屋を描いた水彩画、炉で砂糖を煮る鍋と積まれた菓子箱018アキデ・シェケリ50〜100₺焼いたサバの半身を挟んだバゲット、レタスと薄切り玉ねぎ入りのサバサンド019サバサンド(バルク・エキメキ)250〜300₺プラスチックのカップに入った赤いトゥルシュ・スユ、中に漬物のキュウリと唐辛子020トゥルシュ・スユ(漬物の汁)50〜80₺細長く焼いたピスタチオ入りの挽き肉ケバブ、ブルグル・焼きトマト・青唐辛子・ヨーグルト添え021ピスタチオ入りケバブ700〜950₺皿に盛った丸いイチリ・キョフテ3つ、こんがり揚がったブルグルの衣、ルッコラとトマト添え022イチリ・キョフテ150〜250₺丸く薄い生地にひき肉を塗って焼いたラフマジュン、イタリアンパセリとレモン添え023ラフマジュン150〜250₺銀の小皿で焼いたキュネフェ、スプーンで崩した断面から覗く白いチーズとシロップの照り、奥にチャイ024キュネフェ250〜400₺ガラスの器に入ったとろりとしたボザ、シナモンをふって煎りひよこ豆(レブレビ)を散らしたもの025ボザ80₺木のテーブルに広げた煎りひよこ豆(レブレビ)、黄金色で表面に焦げ目026レブレビ(煎りひよこ豆)50〜100₺皿に並べたゴマのカンディル・スィミディ3個027カンディル・スィミディ15〜30₺皿に盛った3個のプレーンなポアチャ(照りのある焼き色の丸いパン)028ポアチャ40〜60₺白い皿の上の輪の形のプレーンなアチマ、照りのある表面に黒いニゲラの粒029アチマ35〜55₺粉をふった丸い板の上で、細い麺棒で薄く生地をのばす手元030ギョズレメ120〜200₺蓋付きの丸い缶に色とりどりの練り飴を入れた屋台と売り手031マジュン・シェケリ30〜60₺白いカップに入ったオレンジ色のエゾゲリン・チョルバス、レモンの櫛切りを添えて032エゾゲリン・チョルバス150〜220₺白い器に盛ったアンタキヤ風のムハンマラ(クルミと赤唐辛子のペースト)、上にルッコラ033ムハンマラ150〜250₺楕円の皿に並べた肉詰めのマルメロ(丸ごとと半分に切ったもの)、そばに生のマルメロと素焼きの水差し034アイヴァ・ケバブ(マルメロのケバブ)500〜750₺串に刺して揚げたムール貝(ミディエ・タヴァ)、白いタラトルソースとレモン、青菜の葉035ミディエ・タヴァ150〜250₺パンにはさんだココレチ、刻んだ羊の腸をトマトや唐辛子と炒めた具036ココレチ250〜350₺脚付きグラスのクップ・グリイェ、キャラメルソースとアイス、生クリームにピスタチオ、ラングドシャ037クップ・グリイェ250〜350₺受け皿にのせたカップの熱いサーレップ、表面にシナモンをふったとろりとした白い飲み物038サーレップ100〜180₺屋台の鉄板の両側に並んだ焼き栗、切れ目から黄色い実がのぞく039焼き栗150〜250₺ガラスの器に盛ったトルコの栗の砂糖漬け、上に白いメレンゲをのせて040ケスタネ・シェケリ(栗の砂糖漬け)50〜80₺銅の器に盛った焼きなすのクリーム状のピュレと、その上の羊肉の煮込み、焼いた青唐辛子とトマト041ヒュンキャール・ベーエンディ450〜650₺皿にのったカルヌヤルク、切り開いたなすにひき肉を詰め、トマトと青唐辛子をのせて煮たもの042カルヌヤルク300〜450₺青い絵柄の皿に盛った赤く煮えたマルメロの甘煮、上にカイマクと砕いたクルミ043アイヴァ・タトゥルス(マルメロの甘煮)250〜350₺青いエフェス・ピルセンの缶と、泡の立ったグラスのビール044エフェス・ピルセン80〜110₺2本に割ったウルケル・アルベニ、チョコで覆ったキャラメルとビスケットの断面045ウルケル・アルベニ20〜35₺皿の上で半分に割ったウルケル・ハレイ、チョコがけのビスケットにはさんだマシュマロの断面046ウルケル・ハレイ30〜50₺2つに割ったタデッレ(Maxinut)、刻みヘーゼルナッツ入りのチョコでくるんだウエハースの断面047タデッレ25〜40₺素焼きの器に入ったメネメン、トマトと卵にパセリをのせ、銀の盆の上048メネメン200〜300₺フライパンで焼いたスジュクの輪切りと目玉焼き2つ049スジュク入り目玉焼き250〜350₺銅の両手鍋でとろけたムフラマ、チーズが伸びる木のスプーン050ムフラマ250〜350₺アルミ容器の焼きジャガイモにコーン、ケバブ、マヨネーズをのせたクンピル051クンピル250〜400₺コーンに盛ったピンクと白のマラシュ・ドンドゥルマ052マラシュ・ドンドゥルマ150〜250₺シナモンをふった白く四角いタヴク・ギョウスュ053タヴク・ギョウスュ(鶏肉プリン)200〜280₺素焼きの器で表面を焦がしたフルン・スュトラッチとスプーン054フルン・スュトラッチ200〜250₺クルミ、ザクロ、干し杏をのせたアシュレのアップ055アシュレ(ノアの箱舟のプディング)200〜250₺天板に並んだ焼きたてのボレキ、ゴマをふった表面056サルイェル・ボレイ50〜80₺扇形に並べたハムスィ・タヴァ、ルッコラ、レモン、赤玉ねぎ057ハムスィ・タヴァ(カタクチイワシのフライ)350〜500₺筒切りにして焼き色をつけたパラムト(カツオの仲間)の切り身、レモン添え058パラムトの網焼き500〜800₺網焼きのリュフェル1尾に、レモン、ルッコラ、赤玉ねぎ059リュフェルの網焼き700〜1,200₺ライスの上にのせた2本のアダナ・ケバブと焼き唐辛子060アダナ・デュリュム300〜450₺串に刺したレバーの炭火焼きと焼き青唐辛子、まわりに付け合わせの小皿061ジエル・シシ(レバーの串焼き)350〜450₺グラスに注いだ赤紫色のシャルガム062シャルガム50〜80₺チーズと目玉焼き2つをのせた舟形のピデ063ピデ250〜400₺皿の上のシロップを吸ったエクメッキ・カダユフに、白いカイマクをのせて064エクメッキ・カダユフ200〜350₺皿に並ぶ焼き目のついた細長いキョフテと青唐辛子の酢漬け065スルタンアフメト・キョフテ450〜600₺白インゲン豆、ゆで卵、赤ピーマン、ミントのピヤズ066ピヤズ150〜220₺底を焦がした面を上にしたカザンディビ、白いプディングの断面067カザンディビ200〜260₺皿にのった棒状のブルマ・カダイフ、砕いたナッツをまぶして068ブルマ・カダイフ250〜350₺赤い煮汁の白いんげん豆の煮込みと、別皿のピラフ069スュレイマニエのクル・ファスリエ250〜400₺薄いパンで巻いて断面を見せたシリア風シャワルマとガーリックソース070シリア風シャワルマ150〜250₺ほぐした鶏肉にクルミのソースと赤い唐辛子油をかけ、ライスを添えた皿071チェルケス・タヴウ200〜300₺白い器に盛ったイマム・バユルドゥ。玉ねぎを詰めた縦長のなす2本とオリーブ油、横に生のなす072イマム・バユルドゥ250〜400₺青いチェックのテーブルに置かれたピンク色のタラマの小鉢とオリーブ073タラマ200〜300₺サイコロ状に揚げたレバー、ライス、白インゲン、トマトと青唐辛子の酢漬け074アルナヴト・ジエリ300〜450₺スプーンですくったイシュケンベ(胃袋)の入った白いスープ075イシュケンベ・チョルバス200〜300₺白く濁ったスープに頬肉や舌の塊が入ったケッレ・パチャ076ケッレ・パチャ250〜350₺ヨーグルトにのせたポーチドエッグに赤い唐辛子バターとディルをかけたチュルブル077チュルブル250〜350₺紫の包みに入った一人分のタヒンリ・ペクメズ(ごまペーストとぶどう蜜)2個078タヒン・ペクメズ100〜180₺白い皿の上のチョコレートソースたっぷりのプロフィテロール、奥にチャイ079プロフィテロール200〜300₺白いカップに入った泡立つメネンギチ・コーヒー、受け皿にスプーン080メネンギチ・コーヒー120〜180₺白い皿に盛ったうずら豆のオリーブ油煮、にんじんとパセリ、レモン添え081バルブニャ・ピラキ200〜300₺白い皿に盛った赤いブルグルのクスル082クスル150〜250₺山盛りの揚げたてスィガラ・ボレイ、細長く巻いた薄い生地083スィガラ・ボレイ150〜250₺白い皿に盛ったディル入りの濃いヨーグルトのハイダリ084ハイダリ150〜250₺ウルケル・チコラタル・ゴフレットの赤い箱085ウルケルのチョコウエハース15〜30₺Eti Puf を半分に割った断面。白いマシュマロとチョコスプレー、後ろに個包装のケース086エティ・プフ30〜50₺店先に積んだ半月形のタヒン・ヘルヴァス。プレーン、ココアのマーブル、ピスタチオ入りの値札087タヒン・ヘルヴァス100〜200₺ガラス瓶のウルダー・ガゾズ2本、透明なガゾズとオレンジ味088ウルダー・ガゾズ30〜50₺皿に盛ったほぐれた羊肉のタンドゥル、ピラフと青唐辛子・トマト添え089クズ・タンドゥル700〜1,000₺白い皿に放射状に並べた細巻きのオリーブオイルのヤプラク・サルマとレモン090ヤプラク・サルマ300〜450₺透き通った橙色のかぼちゃの甘煮に砕いたくるみをのせた一皿091カバク・タトゥルス(かぼちゃの甘煮)250〜350₺オキュズギョズ種を含むトルコの赤ワインの瓶と、赤ワインを注いだグラス092オキュズギョズのワイン350〜550₺白い皿に盛った真っ赤なアジュル・エズメ、細かく刻んだトマトと唐辛子093アジュル・エズメ150〜250₺Karaköy Güllüoğlu の店内、金属のトレーに並ぶピスタチオたっぷりのバクラヴァ094ピスタチオのバクラヴァ350〜500₺白い皿に盛ったチーズ入りのスー・ボレイ、奥にチャイ095スー・ボレイ150〜250₺白い皿の上の三角に包んだカトメル、ピスタチオの粉をたっぷりまぶしたもの、チャイ添え096カトメル350〜500₺天板に並んだ三角のシェビイェトと「ŞÖBİYET」の札097シェビイェト100〜180₺丸い焼き型一面にイワシを放射状に並べて焼いたハムスィリ・ピラウ098ハムスィリ・ピラウ400〜550₺白いボウルの黒キャベツと豆・とうもろこし入りの黒海風スープ099カラ・ラハナ・チョルバス(黒キャベツのスープ)200〜300₺白い皿の上の四角いラズ・ボレイ、薄いパイ生地の間の黄色いカスタード100ラズ・ボレイ200〜300₺

イスタンブール 食べ歩き

RECEIPT 2026年11月

DAY1 11/11(水)(8品)2,025₺
DAY2 11/12(木)(18品)4,252₺
DAY3 11/13(金)(21品)3,958₺
DAY4 11/14(土)(15品)4,995₺
DAY5 11/15(日)(14品)4,115₺
DAY6 11/16(月)(17品)4,118₺
DAY7 11/17(火)(7品)2,165₺
合計 100品25,628₺
日本円≈ 82,000円
換算1リラ ≈ 3.2円(2026年9月時点)
旅の費用

7日間でいくら?

航空券(羽田⇔イスタンブール 直行便、エコノミー往復、燃油込み)約22万円
空港⇔市内(ハヴァイスト 470₺×2)940₺(約3,000円)
市内交通(イスタンブールカード+メトロ・トラム・フェリー約25回)約1,330₺(約4,300円)
ホテル(中級、1室110ユーロ前後×6泊を2人で。税込み)約330ユーロ(約5.9万円)
食費(100品の目安価格の合計)約25,628₺(約8.2万円)
合計(6泊8日・1人、食費を除く)約28.6万円

地図の丸は「この一帯で食べられる/買える」という目安。店名はイスタンブールでよく知られた店の例として挙げたもので、メニュー、営業時間、定休日は変わることがある。屋台(シミット、焼き栗、ムール貝)は日によって出ていないことがある。

価格は2026年9月時点の目安で、店のメニューや口コミで見たものと、イスタンブールの相場から見積もったものが混ざっている。トルコは物価の上がり方が速いので、リラの値段は数か月で1〜2割上がることがある。幅のあるものは真ん中の値で会計に入れ、1リラ=約3.2円で換算した。

巻末の会計は、100品それぞれの目安価格を単純に足したもの。2人以上で分ける前提の皿や、箱・袋の値段もそのまま足しているので、「1人がこの金額で食べ歩ける」という意味ではない。

料理の写真の多くは、記事で挙げた店とは別の店で撮られたもの。記事の店そのものの写真でないものは、キャプションにそう書いた。

外務省 海外安全ホームページでは、イスタンブール県はレベル1(十分注意してください)、シリアとの国境地帯はレベル4(2026年9月28日時点)。2022年にはイスティクラル通りで爆弾テロがあった。デモや集会には近づかない。

日本人の被害で多いのは、スルタンアフメトやタクシムで親しげに日本語で話しかけてくる人に誘われる「ぼったくりバー」と、じゅうたんの押し売り、流しのタクシーの遠回り。「おいしい店に案内する」という誘いにはついていかない。レストランでサービス料や席料が付いていたら、外してもらえる。

旅程は2026年11月11日(水)〜17日(火)を想定。前日の11月10日はアタテュルクの命日で、1週間ほど街に肖像や半旗が多い。金曜の昼はモスクの見学が止まる。グランド・バザールは日曜休み。

VISITEDイスタンブール2026年11月

出典

写真の出典(1枚ごと)

  • ガラタ橋の欄干に並ぶ釣り人たち、奥にイェニ・ジャーミィのドームと金角湾|Martin Falbisoner|CC BY-SA 4.0|原典
  • 夕暮れのボスポラス海峡を進む白いイスタンブールのフェリー|Jorge Franganillo|CC BY 2.0|原典
  • 白く濁ったラクのグラス2つと焼き魚・トマトとキュウリのサラダ、屋外のテーブル|osscen|CC BY 3.0|原典
  • 市場に積まれた干しサバ(ウスクムル・チロズ)の束と手書きの札|Dudva|CC BY-SA 4.0|原典
  • オイルに漬けた輪切りのカツオ(ラケルダ)、透明な容器に並ぶ淡いピンクの切り身|Maor X|CC BY 4.0|原典
  • 白い器のジャジュク、刻んだきゅうりと赤唐辛子の粉|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 紙に包まれたウスラク・ブルゲル、トマトソースが染みたしっとりしたバンズとトマト・パティ|作者不明|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿にレモンとレタスを添えて並べたミディエ・ドルマ、殻の中にスパイス入りのピラフ|Benreis|CC BY 3.0|原典
  • イスタンブールのドネル店、店頭で回る肉の塔をナイフで削ぐ職人|User: (WT-shared) Shoestring at wts wikivoyage|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿にのった細長いタントゥニのラップ、薄い生地から覗く細切れ肉、青唐辛子のピクルスとレモン添え|Joquee|CC BY-SA 4.0|原典
  • 片手鍋で焼いた目玉焼き3つ、下に薄切りのパストゥルマ(干し牛肉)が敷かれている|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • イスタンブールの老舗カイマク店の朝食、小皿のカイマクにはちみつをかけたもの、卵料理と野菜・パン|Quinn Comendant|CC BY-SA 2.0|原典
  • ゴマをびっしりまとった焼きたてのシミットが山積み、こんがりした輪の表面|Andrey Filippov 安德烈|CC BY 2.0|原典
  • イズニック柄のタイルの上、チューリップ型グラスに入った濃い赤茶色のチャイと受け皿|No machine-readable author provided. Bertilvidet~commonswiki assumed (based on copyright claims).|CC BY 2.5|原典
  • チューリップ柄のカップと受け皿に入ったトルココーヒー、表面にきめ細かい泡|WordRidden|CC BY 2.0|原典
  • 白い皿に盛ったほぐした子羊の窯焼き(竪穴窯)、薄いパンとブルグル・トマト添え|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 薄い生地で包んで焼いたドーム形のペルデ・ピラウ、ナイフを入れて中の鶏肉入りピラフが見える|tomislav medak|CC BY 2.0|原典
  • 銅のマグに入ったアイラン2杯、縁から盛り上がる白い泡|bnhsu|CC BY-SA 2.0|原典
  • 色とりどりの角切りロクム、ピスタチオ入りやバラ色・緑のゼリー状のもの|Fajrul Islam|CC BY 2.0|原典
  • オスマン時代の飴屋を描いた水彩画、炉で砂糖を煮る鍋と積まれた菓子箱|Alexander Van Millingen|CC0|原典
  • 焼いたサバの半身を挟んだバゲット、レタスと薄切り玉ねぎ入りのサバサンド|Benreis|CC BY 3.0|原典
  • プラスチックのカップに入った赤いトゥルシュ・スユ、中に漬物のキュウリと唐辛子|Benreis|CC BY-SA 4.0|原典
  • 細長く焼いたピスタチオ入りの挽き肉ケバブ、ブルグル・焼きトマト・青唐辛子・ヨーグルト添え|Sonse|CC BY 2.0|原典
  • 皿に盛った丸いイチリ・キョフテ3つ、こんがり揚がったブルグルの衣、ルッコラとトマト添え|Basak|CC0|原典
  • 丸く薄い生地にひき肉を塗って焼いたラフマジュン、イタリアンパセリとレモン添え|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 銀の小皿で焼いたキュネフェ、スプーンで崩した断面から覗く白いチーズとシロップの照り、奥にチャイ|Matt Krause|CC BY 2.0|原典
  • ガラスの器に入ったとろりとしたボザ、シナモンをふって煎りひよこ豆(レブレビ)を散らしたもの|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 木のテーブルに広げた煎りひよこ豆(レブレビ)、黄金色で表面に焦げ目|Physicistjedi|パブリックドメイン|原典
  • 皿に並べたゴマのカンディル・スィミディ3個|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 皿に盛った3個のプレーンなポアチャ(照りのある焼き色の丸いパン)|Samizambak|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿の上の輪の形のプレーンなアチマ、照りのある表面に黒いニゲラの粒|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 粉をふった丸い板の上で、細い麺棒で薄く生地をのばす手元|Erondell|CC BY-SA 4.0|原典
  • 蓋付きの丸い缶に色とりどりの練り飴を入れた屋台と売り手|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白いカップに入ったオレンジ色のエゾゲリン・チョルバス、レモンの櫛切りを添えて|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い器に盛ったアンタキヤ風のムハンマラ(クルミと赤唐辛子のペースト)、上にルッコラ|Masisoz|CC BY-SA 4.0|原典
  • 楕円の皿に並べた肉詰めのマルメロ(丸ごとと半分に切ったもの)、そばに生のマルメロと素焼きの水差し|MrArifnajafov|CC BY-SA 4.0|原典
  • 串に刺して揚げたムール貝(ミディエ・タヴァ)、白いタラトルソースとレモン、青菜の葉|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • パンにはさんだココレチ、刻んだ羊の腸をトマトや唐辛子と炒めた具|William Neuheisel|CC BY 2.0|原典
  • 脚付きグラスのクップ・グリイェ、キャラメルソースとアイス、生クリームにピスタチオ、ラングドシャ|Basak|CC BY-SA 4.0|原典
  • 受け皿にのせたカップの熱いサーレップ、表面にシナモンをふったとろりとした白い飲み物|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 屋台の鉄板の両側に並んだ焼き栗、切れ目から黄色い実がのぞく|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • ガラスの器に盛ったトルコの栗の砂糖漬け、上に白いメレンゲをのせて|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 銅の器に盛った焼きなすのクリーム状のピュレと、その上の羊肉の煮込み、焼いた青唐辛子とトマト|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 皿にのったカルヌヤルク、切り開いたなすにひき肉を詰め、トマトと青唐辛子をのせて煮たもの|William Neuheisel from DC, US|CC BY 2.0|原典
  • 青い絵柄の皿に盛った赤く煮えたマルメロの甘煮、上にカイマクと砕いたクルミ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 青いエフェス・ピルセンの缶と、泡の立ったグラスのビール|Yusuke Kawasaki|CC BY 2.0|原典
  • 2本に割ったウルケル・アルベニ、チョコで覆ったキャラメルとビスケットの断面|Bodo|CC BY 2.0|原典
  • 皿の上で半分に割ったウルケル・ハレイ、チョコがけのビスケットにはさんだマシュマロの断面|Omar hoftun|CC BY-SA 4.0|原典
  • 2つに割ったタデッレ(Maxinut)、刻みヘーゼルナッツ入りのチョコでくるんだウエハースの断面|Bodo|CC BY 2.0|原典
  • 素焼きの器に入ったメネメン、トマトと卵にパセリをのせ、銀の盆の上|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • フライパンで焼いたスジュクの輪切りと目玉焼き2つ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 銅の両手鍋でとろけたムフラマ、チーズが伸びる木のスプーン|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • アルミ容器の焼きジャガイモにコーン、ケバブ、マヨネーズをのせたクンピル|Mervat Salman|CC BY-SA 4.0|原典
  • コーンに盛ったピンクと白のマラシュ・ドンドゥルマ|hyolee2|CC BY-SA 3.0|原典
  • シナモンをふった白く四角いタヴク・ギョウスュ|Garrett Ziegler|CC BY-SA 4.0|原典
  • 素焼きの器で表面を焦がしたフルン・スュトラッチとスプーン|Sandstein|CC BY-SA 3.0|原典
  • クルミ、ザクロ、干し杏をのせたアシュレのアップ|erin|CC BY 2.0|原典
  • 天板に並んだ焼きたてのボレキ、ゴマをふった表面|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 扇形に並べたハムスィ・タヴァ、ルッコラ、レモン、赤玉ねぎ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 筒切りにして焼き色をつけたパラムト(カツオの仲間)の切り身、レモン添え|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 網焼きのリュフェル1尾に、レモン、ルッコラ、赤玉ねぎ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • ライスの上にのせた2本のアダナ・ケバブと焼き唐辛子|bob walker|CC BY-SA 2.0|原典
  • 串に刺したレバーの炭火焼きと焼き青唐辛子、まわりに付け合わせの小皿|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • グラスに注いだ赤紫色のシャルガム|Charles Kremenak|CC BY 2.0|原典
  • チーズと目玉焼き2つをのせた舟形のピデ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 皿の上のシロップを吸ったエクメッキ・カダユフに、白いカイマクをのせて|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 皿に並ぶ焼き目のついた細長いキョフテと青唐辛子の酢漬け|LWYang|CC BY 2.0|原典
  • 白インゲン豆、ゆで卵、赤ピーマン、ミントのピヤズ|Miansari66|CC0|原典
  • 底を焦がした面を上にしたカザンディビ、白いプディングの断面|Basak|CC BY-SA 4.0|原典
  • 皿にのった棒状のブルマ・カダイフ、砕いたナッツをまぶして|Mehmetabdukaya|CC BY-SA 4.0|原典
  • 赤い煮汁の白いんげん豆の煮込みと、別皿のピラフ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 薄いパンで巻いて断面を見せたシリア風シャワルマとガーリックソース|Tet|CC0|原典
  • ほぐした鶏肉にクルミのソースと赤い唐辛子油をかけ、ライスを添えた皿|jeffreyw|CC BY 2.0|原典
  • 白い器に盛ったイマム・バユルドゥ。玉ねぎを詰めた縦長のなす2本とオリーブ油、横に生のなす|LELAJ|CC BY-SA 4.0|原典
  • 青いチェックのテーブルに置かれたピンク色のタラマの小鉢とオリーブ|CTO Zurich|CC BY 2.0|原典
  • サイコロ状に揚げたレバー、ライス、白インゲン、トマトと青唐辛子の酢漬け|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • スプーンですくったイシュケンベ(胃袋)の入った白いスープ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白く濁ったスープに頬肉や舌の塊が入ったケッレ・パチャ|Sharon Hahn Darlin|CC BY 2.0|原典
  • ヨーグルトにのせたポーチドエッグに赤い唐辛子バターとディルをかけたチュルブル|oinonio|CC BY-SA 2.0|原典
  • 紫の包みに入った一人分のタヒンリ・ペクメズ(ごまペーストとぶどう蜜)2個|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿の上のチョコレートソースたっぷりのプロフィテロール、奥にチャイ|Fred Cherrygarden|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白いカップに入った泡立つメネンギチ・コーヒー、受け皿にスプーン|Zeynel Cebeci|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿に盛ったうずら豆のオリーブ油煮、にんじんとパセリ、レモン添え|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿に盛った赤いブルグルのクスル|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 山盛りの揚げたてスィガラ・ボレイ、細長く巻いた薄い生地|Christian Kadluba from Vienna, Austria|CC BY-SA 2.0|原典
  • 白い皿に盛ったディル入りの濃いヨーグルトのハイダリ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • ウルケル・チコラタル・ゴフレットの赤い箱|Satirdan kahraman|CC BY-SA 4.0|原典
  • Eti Puf を半分に割った断面。白いマシュマロとチョコスプレー、後ろに個包装のケース|Satirdan kahraman|CC BY-SA 4.0|原典
  • 店先に積んだ半月形のタヒン・ヘルヴァス。プレーン、ココアのマーブル、ピスタチオ入りの値札|Zeynel Cebeci|CC BY-SA 4.0|原典
  • ガラス瓶のウルダー・ガゾズ2本、透明なガゾズとオレンジ味|Mx. Granger|CC0|原典
  • 皿に盛ったほぐれた羊肉のタンドゥル、ピラフと青唐辛子・トマト添え|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿に放射状に並べた細巻きのオリーブオイルのヤプラク・サルマとレモン|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 透き通った橙色のかぼちゃの甘煮に砕いたくるみをのせた一皿|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • オキュズギョズ種を含むトルコの赤ワインの瓶と、赤ワインを注いだグラス|leyla.a|CC BY-SA 2.0|原典
  • 白い皿に盛った真っ赤なアジュル・エズメ、細かく刻んだトマトと唐辛子|Benreis|CC BY 3.0|原典
  • Karaköy Güllüoğlu の店内、金属のトレーに並ぶピスタチオたっぷりのバクラヴァ|Bonnie|CC BY-SA 2.0|原典
  • 白い皿に盛ったチーズ入りのスー・ボレイ、奥にチャイ|Matt Krause|CC BY 2.0|原典
  • 白い皿の上の三角に包んだカトメル、ピスタチオの粉をたっぷりまぶしたもの、チャイ添え|YG1|CC BY 4.0|原典
  • 天板に並んだ三角のシェビイェトと「ŞÖBİYET」の札|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 丸い焼き型一面にイワシを放射状に並べて焼いたハムスィリ・ピラウ|gülin vardar|CC BY 2.0|原典
  • 白いボウルの黒キャベツと豆・とうもろこし入りの黒海風スープ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿の上の四角いラズ・ボレイ、薄いパイ生地の間の黄色いカスタード|Laz|CC BY-SA 4.0|原典
  • アスマルメスジトの細い坂道、日よけと灯りのついた店先が並ぶ石造りの建物|Erkut Mirza|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い椀のジャジュク、ミントとディルの葉をのせて|Rainer Zenz|CC BY-SA 3.0|原典
  • 魚の総菜のショーケース、ラケルダやからすみ、干し魚が並ぶ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • アスマルメスジト通り、石畳の細い路地と両側の古い石造りの建物|Menbes1|CC0|原典
  • タクシム広場の共和国記念碑と石畳の広場、青空|FaceMePLS|CC BY 2.0|原典
  • 大きな浅い鉄鍋で炒める細切れ牛肉と青・赤の唐辛子、タントゥニの鍋|EbenezerScrooge|CC BY-SA 3.0|原典
  • ピタに挟んだドネル・ケバブ、こんがり焼けた削ぎ肉と野菜|fugzu|CC BY 2.0|原典
  • 殻を開いてピラフの詰まった中身を見せるミディエ・ドルマ、手元のアップ|Fenerli1978|CC BY-SA 4.0|原典
  • 夜のKızılkayalarの店先、看板と店頭のショーケース|valkyrieh116|CC BY-SA 2.0|原典
  • 上から見下ろしたタクシム広場、円形の花壇と周りの道路・黄色いタクシー|作者不明|CC BY 2.5|原典
  • カラキョイの細い坂道、黄色やクリーム色の古い建物と路上の車|John Lord|CC BY 2.0|原典
  • 赤い模様の受け皿にのったチューリップ型グラスのチャイ、スプーン添え|Henri Bergius|CC BY-SA 2.0|原典
  • 石畳の広場に置かれた赤いシミット屋台の車、ガラスケースにシミットが並ぶ|Benreis|CC BY-SA 4.0|原典
  • 金縁の白い皿にのったロール状のカイマク(濃厚なクロテッドクリーム)|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • カラキョイの路地のカフェ、赤い日よけの店先と外に並ぶテーブル席|Jwslubbock|CC BY-SA 4.0|原典
  • グランド・バザールの通路、青と黄の模様が描かれたアーチ天井と両側の店|Brian Jeffery Beggerly|CC BY 2.0|原典
  • 銀細工のホルダーに入ったトルココーヒーと蓋つきの砂糖入れ、木のテーブル|Jorge Cancela|CC BY 2.0|原典
  • グランド・バザールの石造りの門(ヌルオスマニエ門)、アーチの上に紋章と「KAPALIÇARŞI」の文字|Dennis Jarvis|CC BY-SA 2.0|原典
  • グランド・バザール内の薄暗いカフェ、ランプの灯りと小さなテーブル席|Miguel Virkkunen Carvalho|CC BY 2.0|原典
  • ビュルヤン店のガラス窓の奥に吊るされた窯焼きの子羊の塊|İncelemeelemani|CC BY-SA 4.0|原典
  • グラスに注いだ泡立つアイラン、白くきめ細かい泡の層|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿の上で切り分けたペルデ・ピラウ、きつね色の生地とアーモンド、ほぐした鶏肉入りの米|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 銀の大皿にのった窯焼きの子羊の塊、パンの上に皮つきの肉、トマトと青唐辛子添え|Muratkkara|CC BY-SA 4.0|原典
  • カドゥンラル・パザルの店先、白いチーズの塊や乾物を山積みにした台|tomislav medak|CC BY 2.0|原典
  • カドゥンラル・パザルの乾物屋、天井まで届く棚に缶や包みが並び青い樽が置かれた店内|tomislav medak|CC BY 2.0|原典
  • 「Ali Muhiddin Hacı Bekir KURULUŞ 1777」の看板を掲げた木枠のショーウィンドウの店構え|rg-fotos|CC BY-SA 2.0|原典
  • ガラタ橋のたもとで手に持った赤いトゥルシュ・スユのカップ、漬物入り|Benreis|CC BY-SA 4.0|原典
  • 金の装飾のサバサンド船の中、鉄板でサバの切り身を焼いてパンに挟む職人|Antony Stanley|CC BY-SA 2.0|原典
  • 金角湾の岸壁に並ぶ金の装飾のサバサンド船、背後の丘にスレイマニエ・モスク|Andrzej Szkopiński|CC BY 3.0|原典
  • ドーム屋根のサバサンド船が波止場に並び、奥にイェニ・モスクのミナレット|Valen1988|CC BY-SA 4.0|原典
  • 夜のエミノニュ、ネオンの「HAMDİ RESTORANT」の看板と奥にライトアップされたモスクのミナレット|Panegyrics of Granovetter|CC BY-SA 2.0|原典
  • ラフマジュンを半分に折って山盛りのパセリとレモンを添えた皿、チェックのクロス|Dominik Schwind|CC BY 2.0|原典
  • 白い細長い皿に並んだ紡錘形のイチリ・キョフテ4つ、きつね色の衣|Fatih Sarsılmaz|CC BY-SA 4.0|原典
  • Hamdi の上階から見た金角湾とガラタ橋、対岸のガラタ塔とカラキョイの街並み、青空|Harold Litwiler|CC BY 2.0|原典
  • Hamdi のバルコニーから見下ろしたガラタ橋とエミノニュの広場、行き交う車と船|HALUK COMERTEL|CC BY 3.0|原典
  • Vefa Bozacısı の店内、窓越しに見える大理石の台と真鍮の大きなボザの壺、壁の古い棚|Furkan Akkurt|CC BY-SA 4.0|原典
  • 店のガラスケースに山盛りになった白っぽい煎りひよこ豆(レブレビ)|Mervat Salman|CC BY-SA 4.0|原典
  • 真鍮の盆に並んだグラスのボザ、表面にシナモン、1杯を手に持ち上げたところ|Lablascovegmenu|CC BY 2.0|原典
  • ヴェファの通りに面した Vefa Bozacısı の店構え、アーチ窓の古い建物と前を歩く人|Özgür Arda BAYRAM|CC BY-SA 4.0|原典
  • Vefa Bozacısı のカウンター、タイル張りの壁と瓶の並ぶ棚、並ぶ客の後ろ姿|Dosseman|CC BY-SA 4.0|原典
  • 出航するフェリーの手すり越しに見たカドゥキョイの桟橋の建物|Matt Krause|CC BY 2.0|原典
  • 四角い皿にのったチーズ入りのアチマ、ゴマをまぶした輪の形のパン|Andy Li|CC0|原典
  • 白い皿にのったチーズ入りポアチャ1個、ひび割れた照りのある表面|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 紙を敷いた皿にのせたカンディル・スィミディ1個|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • フェリー後部の木のベンチのデッキと、青空の下の海峡と対岸の町並み|Kim Ahlström|CC BY 2.0|原典
  • 海から見たカドゥキョイの海岸通りの建物と、接岸するフェリー|QuartierLatin1968 (Owen Cook).|CC BY-SA 2.5|原典
  • 青いシートを敷いた市場の台に山積みの赤と緑の唐辛子、奥に野菜の箱|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 放射状に仕切った缶に入った色とりどりのマジュン・シェケリと棒|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 屋根の下に青い台がずらりと並ぶトルコの町の市場、赤い唐辛子やトマトの山と服の売り場|Shadowgate|CC BY 2.0|原典
  • 夕方のイスタンブールの八百屋の店先、果物と野菜が段に積まれている|Esther Lee|CC BY 2.0|原典
  • Çiya Sofrası のなすの前菜、トマトと青唐辛子で煮たなすのかけら|smayda|CC BY 2.0|原典
  • 白い皿にこんもり盛ったムハンマラにザクロの粒をのせ、奥に平たいパン|Karen and Brad Emerson|CC BY 2.0|原典
  • Çiya Sofrası のテーブルに並ぶオレガノ茶とスマック、ラズベリーの冷たい飲み物のグラス|tomislav medak|CC BY 2.0|原典
  • 上から見たカドゥキョイ商店街の路地と赤い屋根、アヤ・エフィミア教会の鐘楼|QuartierLatin1968|CC BY-SA 3.0|原典
  • カドゥキョイの魚屋の台に並ぶ氷の上の魚と、箱に盛った貝、値札|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • テラス席に置かれた背の高いグラスのクップ・グリイェ、奥にショーケース|Basak|CC0|原典
  • 炭火の上の串でゆっくり回る、腸を巻きつけたココレチの太い棒|R Flores|CC BY 2.0|原典
  • 屋台の大きな浅い鍋の油で揚がるミディエ・タヴァ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • カドゥキョイの魚市場の台、イカとアサリに手書きの値札|William Neuheisel from DC, US|CC BY 2.0|原典
  • カドゥキョイ商店街の食料品店の店先、オリーブやチーズを並べた売り場と店名の看板|Harold Litwiler|CC BY 2.0|原典
  • 茜色の夕焼け雲の下、海峡に浮かぶ乙女の塔と対岸の旧市街のシルエット|Maher Najm|CC0 1.0|原典
  • 金色の紙カップに一つずつ並んだ、つやのある栗の砂糖漬け|Marica Massaro|CC BY-SA 4.0|原典
  • 海沿いの広場に出た赤い焼き栗の屋台、後ろに桟橋のフェリー|shankar s.|CC BY 2.0|原典
  • 「SALEP SAHLEP」の看板と、湯気を上げる真鍮のサーレップの壺、紙コップ|Charles Kremenak|CC BY 2.0|原典
  • 海峡に浮かぶ乙女の塔、後ろに旧市街のモスクの丸屋根と塔が並ぶ|Noumenon|CC BY-SA 3.0|原典
  • サラジャク海岸の遊歩道に並ぶ茶屋のパラソルと席、沖に乙女の塔(モノクロ)|M. PINARCI|CC BY-SA 3.0|原典
  • Kanaat Lokantası の入口の柱にかかった店名の楕円のプレートと銘板|brewbooks|CC BY-SA 2.0|原典
  • 白い皿に盛ったシロップ煮のマルメロ、カイマクと細かく刻んだナッツをのせて|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿の上の丸ごとのなすのカルヌヤルク、ひき肉の上にトマトの輪切りと唐辛子、赤い煮汁|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿のなすのピュレに肉の煮込みをのせたヒュンキャール・ベーエンディ、トマトと青唐辛子添え|www.lezzetcatering.com|CC BY-SA 3.0|原典
  • ロカンタのガラスの台に並んだ料理の四角い鍋と、奥のトレーの菓子|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 夕暮れのユスキュダル広場、ミフリマー・スルタン・モスクのドームとミナレット、手前にバスと人々|davidbenito|CC BY-SA 2.0|原典
  • 夜の対岸から見たカラキョイの明かりとガラタ塔、水面に映る灯り|Francisco Anzola|CC BY 2.0|原典
  • Migros の冷蔵棚に並ぶエフェス・ピルセンの瓶と値札|Ayratayrat|CC BY-SA 4.0|原典
  • 夜のボスポラス海峡を窓明かりをともして進む市営フェリー|Henri Bergius|CC BY-SA 2.0|原典
  • トルコのショッピングモールにある Migros(MMMigros)の入口と売り場|Josbert Lonnee|パブリックドメイン 1.0|原典
  • テーブルいっぱいに並ぶベシクタシュのトルコ式朝食の小皿|Danwithnoname|CC BY 2.0|原典
  • 銅鍋の黄色いムフラマと木のスプーン、横にサラダ|Benreis|CC BY 3.0|原典
  • 黒いフライパンに並ぶスジュクの薄切りと半熟の黄身|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 銅の両手鍋(サハン)に入ったとろりとしたメネメン|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 屋外席に並ぶメネメン、チーズ、オリーブ、サラダなどの朝食皿|pocketcultures|CC BY 2.0|原典
  • ボスポラス海峡から見たベシクタシュの桟橋と街並み|Matti Blume|CC BY-SA 4.0|原典
  • オルタキョイ・モスクと背後のボスポラス大橋|ccarlstead|CC BY 2.0|原典
  • 夕方に灯りのともる Mado の店先とテラス席|leyla.a|CC BY-SA 2.0|原典
  • マカロニサラダ、オリーブ、唐辛子、赤いソースを山盛りにしたクンピル|Felipe Tofani|CC BY-SA 2.0|原典
  • 夜にライトアップされたオルタキョイ・モスクと橋|Ashwin Chandrasekaran|CC BY 2.0|原典
  • クンピル屋台に並ぶコーン、豆、ピクルスなどの具材|ccarlstead|CC BY 2.0|原典
  • トルコ国旗の立つエミルガンの白い桟橋小屋、奥にボスポラス|CeeGee|CC BY-SA 4.0|原典
  • 器に盛ったアシュレとトルコ・コーヒー|David Leo Veksler|CC BY 2.0|原典
  • 緑の皿にのった白いタヴク・ギョウスュのひと切れ|Maderibeyza|CC BY-SA 3.0|原典
  • エミルガンの丘から見下ろすボスポラス海峡|Maxpax|CC BY 2.0|原典
  • 海から見たエミルガンの岸辺、白い館とモスクのミナレット|VikiPicture|CC BY-SA 3.0|原典
  • サルイェルの岸壁に停まる網を積んだ漁船とベンチ|ilhan turun|CC BY 3.0|原典
  • 朝焼けのサルイェルの岸辺に浮かぶ小舟|Hamdigumus|CC0|原典
  • サルイェルの海辺に並ぶ木の桟橋と小舟|Hamdigumus|CC0|原典
  • ベシクタシュの魚市場、氷の上に並ぶ魚と野菜の露店|reckteng|CC BY 2.0|原典
  • 皿にのせた網焼きのリュフェル、レモンとルッコラ添え|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • イスタンブールの魚屋に並ぶ、えらを見せた生のパラムト|Mark Ahsmann|CC BY-SA 3.0|原典
  • 輪切り玉ねぎを添えて円く並べたカタクチイワシのフライ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 電球に照らされた魚屋の台に並ぶ大きな魚|muammerokumus|CC BY-SA 2.0|原典
  • 夜のイスティクラル通り、頭上の電飾と歩く人々|Homayon Zeary from London, UK|CC BY 2.0|原典
  • 赤いニンジンの漬物を差したシャルガムのグラス|Sadettin ( talk )|パブリックドメイン|原典
  • 夜のベイオウルの石畳の路地、頭上の飾りと灯りのともる店|Another Believer|CC BY-SA 4.0|原典
  • 炭火の上で焼かれるアダナ・ケバブの串|mroach|CC BY-SA 2.0|原典
  • バラトの坂に並ぶ青・黄・オレンジの色とりどりの家|Antoloji|CC BY-SA 4.0|原典
  • カイマクをのせたエクメッキ・カダユフのひと切れ|Doga Ozyurekli|CC BY 2.0|原典
  • 天板の上の、溶けたカシャルチーズがたっぷりのピデ|Garrett Ziegler|CC BY-SA 4.0|原典
  • 洗濯物が渡されたバラトの石畳の坂道と古い木造家屋|Michele C.|CC BY 2.0|原典
  • 張り出し窓のある赤やオレンジの家が続くバラトの通り|Mireia Saenz de Buruaga|CC BY 2.0|原典
  • Tarihi Sultanahmet Köftecisi の店構え、赤い日よけと木の看板|Dave Proffer|CC BY 2.0|原典
  • レタスをのせた白インゲン豆のピヤズとトマト、ゆで卵|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿の焼きキョフテ5本と黄色い唐辛子|Tarihi Sultanahmet Köftecisi|CC BY-SA 3.0|原典
  • 鉢植えが並ぶ Tarihi Sultanahmet Köftecisi の正面|Sultanahmetkoftecisi|CC BY-SA 3.0|原典
  • Hafız Mustafa のショーケースに並ぶロクムや菓子の箱|Bit Boy|CC BY 2.0|原典
  • 丸い天板に並ぶ棒状のブルマ・カダイフとナッツ|Mehmetabdukaya|CC BY-SA 4.0|原典
  • シナモンをふった焦げ目のあるカザンディビとスプーン|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • Hafız Mustafa の台に並ぶ色とりどりのバクラヴァの天板|Umair Abbasi|CC BY-SA 2.0|原典
  • Hafız Mustafa の店内、タイル床とカフェ席、コーヒーミル|Bit Boy|CC BY 2.0|原典
  • 曇り空の下のラレリ・モスクとミナレット|Edal Anton Lefterov|CC BY-SA 3.0|原典
  • 皿に盛った白いんげん豆のトマト煮込みと、奥にピラフ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 雨のラレリの大通りとトラムの停留所、傘をさす人|Kadı|CC BY 4.0|原典
  • アクサライのモスクと前の通りを行き交う人|Abdullah Muashi from Jeddah, KSA|CC BY 2.0|原典
  • クムカプの灯台と岩の防波堤で釣りをする人々|Dennis G. Jarvis|CC BY-SA 2.0|原典
  • 角皿に盛ったピンク色のタラマ、オリーブと野菜添え|Monica Arellano-Ongpin|CC BY 2.0|原典
  • 皿にのせた玉ねぎとトマト詰めのなす1本|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白いクロスのテーブルが両側に並ぶクムカプのレストラン通り|Mister No|CC BY 3.0|原典
  • 夜のクムカプの広場、灯りのともるメイハネと人出|User:Not home|パブリックドメイン|原典
  • Tarihi Cumhuriyet İşkembe Salonu の店先と外のテーブル席|tannaz|CC BY-SA 2.0|原典
  • 赤い唐辛子油を浮かべたケッレ・パチャとスプーン|Benreis|CC BY-SA 4.0|原典
  • 唐辛子油をたらしたイシュケンベ・チョルバスのアップ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 雨上がりの夜のベイオウルの角、壁画のある建物と灯りのともる店|Furkan Akkurt|CC BY-SA 4.0|原典
  • 値札の付いた牛の胃袋(イシュケンベ)と羊の足(パチャ)が並ぶ肉屋のケース|Sluggh Mcgee|CC0|原典
  • ジハンギルの坂道、パステル色の集合住宅と街路樹|Alper Çuğun|CC BY 2.0|原典
  • 白い皿のヨーグルトとポーチドエッグ、唐辛子入りの溶かしバターがけ|Deodora333|CC BY-SA 4.0|原典
  • ジハンギルの細い路地、張り出し窓の古い建物と停めた白い車|Alper Çuğun|CC BY 2.0|原典
  • 屋外テーブルに並ぶヴァン風朝食、チーズ・卵・トマト・パン籠とスジュク入り卵鍋|Miguel Olaya from Bogotá, Colombia|CC BY-SA 2.0|原典
  • İnci Pastanesi の店先、ガラス窓に金色の「İnci」の文字|Nevit Dilmen ( talk )|CC BY-SA 3.0|原典
  • 白い盆にのったきめ細かい泡のメネンギチ・コーヒーと水のグラス|MikaelF|CC BY-SA 3.0|原典
  • イスティクラル通りを走る赤と白のノスタルジック・トラム|Janderk1968|CC BY-SA 3.0|原典
  • 歩行者でにぎわうイスティクラル通り、正面から来る赤いトラム|Alexey Komarov|CC BY 3.0|原典
  • カラキョイの海沿いに建つ装飾の多い黄色い古い建物|Eusebius|CC BY 3.0|原典
  • 白い皿に広げたディルたっぷりのハイダリ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 紙の上に並ぶこんがり焼き色のついた細長いスィガラ・ボレイ|Manolo Gómez|CC BY 2.0|原典
  • 白い楕円の皿に盛ったクスル、刻んだトマトとねぎ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 赤いチェックのテーブルに置いた、パセリをのせたうずら豆のピラキ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • カラキョイの石造りの古い建物が並ぶ通り|Metuboy|CC BY-SA 4.0|原典
  • トラムT1線カラキョイ駅のホームと入ってくる路面電車|John Seb Barber from Leeds, UK|CC BY 2.0|原典
  • イスタンブールの通り沿いの Migros の店先、店頭に並ぶ果物と花|Aziz Akbiyik|CC BY-SA 3.0|原典
  • 黄色いテーブルに缶のウルダー・ガゾズと、泡の立つグラス|Hans Haase|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿に切り分けたタヒン・ヘルヴァス|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 指でつまんだ Eti Puf。ビスケットの上のマシュマロにチョコスプレー|Satirdan kahraman|CC BY-SA 4.0|原典
  • トルコのスーパーの棚にぎっしり並ぶシリアルの袋|Jannis R|CC BY-SA 4.0|原典
  • 夜明けのガラタ塔へ続く石畳の路地、通りに渡した電飾|LASZLO ILYES|CC BY 2.0|原典
  • ベイオウルの屋根付き横丁、両側に並ぶ小さな店|Jerzy Kociatkiewicz|CC BY-SA 2.0|原典
  • 白い皿のかぼちゃの甘煮、刻んだくるみをたっぷり散らしたもの|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 大鍋にぎっしり並ぶ細く巻いたヤプラク・サルマ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 夜のネヴィザーデ通り、路地いっぱいに並ぶメイハネのテーブルと客、ネオン看板|Jorge Franganillo|CC BY 3.0|原典
  • 青い縁取りのタイル皿に盛ったアジュル・エズメ|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • ネヴィザーデ通りの看板と吊りランプが連なる夜の路地|Ankara|CC BY-SA 3.0|原典
  • ネヴィザーデ通りの頭上にともる丸いランプと電飾|Jorge Franganillo|CC BY 2.0|原典
  • カラキョイの岸辺にとまるカモメ、対岸に夕日を浴びたスレイマニエ・モスク|LASZLO ILYES from Cleveland, Ohio, USA|CC BY 2.0|原典
  • 皿に盛った三角のシェビイェトとバクラヴァ、ピスタチオをのせて|Garrett Ziegler|CC BY-SA 4.0|原典
  • 白い皿の四角いカトメル、表面いっぱいにピスタチオの粉|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 紙の上の四角く切ったスー・ボレイ、焼き色のついた表面と層になった断面|Kurman Communications LLC|CC BY 2.0|原典
  • ショーケースのトレーに四角く切り分けて並んだピスタチオのバクラヴァ|John Kim|CC BY 2.0|原典
  • 店のケースに並ぶピスタチオやくるみのバクラヴァのトレー|Dan|CC BY-SA 2.0|原典
  • ショーケースに積み上げたピスタチオとくるみのバクラヴァ|valkyrieh116|CC BY-SA 2.0|原典
  • イスティクラル通りに面したガラタサライ高校の金の装飾の門|Maxpax|CC BY 2.0|原典
  • 小皿に切り分けたラズ・ボレイとチャイのグラス|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • 素焼きの器の内側にイワシを並べたハムスィリ・ピラウ、上にレモンの輪切り|E4024|CC BY-SA 4.0|原典
  • ガラタサライ高校前ですれ違う赤いノスタルジック・トラム2台|Ex13|CC BY-SA 3.0|原典
  • ベイオウルの坂の角に建つ古い石造りの建物と黄色いタクシー|Andrey|CC BY 2.0|原典

写真は原典の利用条件(CC BY/CC BY-SA/CC0/パブリックドメイン)に従って掲載。装飾の図版はパブリックドメインの資料。値段・営業時間は2026年9月時点の目安で、店によって違う。

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