グランダンスの海辺で、薪の火にかけた大鍋がいくつも並ぶ野外調理
行った気になる100品ツアー フランス/インド洋

4日間・16の食事・100品。市場の朝から薪火の夜まで、島を一周して目で食べ歩く

レユニオン島 100品グルメツアー

たべたレユニオン島2026年9月
発泡トレーに入った、たれのかかったブション(蒸し餃子)LA RÉUNION3.50€紙に包まれた、ブションとソースをはさんだパン・ブションLA RÉUNION4€アルミホイルの上に並んだ揚げたてのボンボン・ピマンLA RÉUNION0.40€
サン・ドニの大市場(グラン・マルシェ)の正面玄関
DAY1

北の入口──サン・ドニ

大市場の朝、カリの昼、砂糖の午後、ドドの夜

発泡トレーに入った、たれのかかったブション(蒸し餃子)LA RÉUNION07:00
07:00朝ごはん
DAY 1STOP 01サン・ドニ/北部

サン・ドニの大市場と小市場島の食材が全部そろう、朝いちばんの一帯

STOP 01大市場2026年9月
籠やみやげ物がぎっしり並ぶサン・ドニ大市場の通路
サン・ドニのグラン・マルシェ。かごと土産物の通路を抜けると、その奥が食料品の売り場になる(2024年)

レユニオン島の朝は、サン・ドニの市場から始めるのが早い。木造の大市場(グラン・マルシェ)は、入口から数十メートルはヴァコアの葉で編んだかごと土産物が並ぶ観光の顔をしていて、その奥で急に食べ物の匂いに変わる。干した豚、揚げ油、ターメリック、そして正体のわからない根っこの匂い。

海側に5分ほど歩くと、こちらは完全に生活の側のプティ・マルシェ(小市場)だ。青い屋根の下に果物と野菜のケースが積まれ、値札は段ボールに手書き。ここで買えるものが、そのまま島の家庭の鍋に入る。

この一帯で最初に覚えるべき言葉は「ペイ(péi)」。クレオール語で「この島の」という意味で、値札に「combava péi」「orange péi」と書いてあれば、輸入ではなく島で採れたものだ。値段は少し高い。それでも地元の人は péi を選ぶ。

朝ごはんはたいてい、市場のまわりのスナック(snack)で立ったまま済ませる。蒸し餃子のブション、揚げた唐辛子団子のボンボン・ピマン、それをパンに挟んだパン・ブション。フランスの海外県なのに、朝から中華とインドの匂いがする。

地図を読み込んでいます…
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グラン・マルシェ(大市場)とプティ・マルシェ(小市場)、その周りのスナック

エリアサン・ドニ市街

時間朝から夕方。日曜は短縮の店が多い

行き方ローラン・ギャロス空港から車で15分

グラン・マルシェ(大市場)とプティ・マルシェ(小市場)は徒歩5分。丸の中は食料品と土産物が混ざる一帯。

ここで食べたもの

8品・57.90€≈10,132円
発泡トレーに入った、たれのかかったブション(蒸し餃子)07:00001紙に包まれた、ブションとソースをはさんだパン・ブション07:00002アルミホイルの上に並んだ揚げたてのボンボン・ピマン07:00003赤く染まった塩漬け豚バラ(ブカネ)が山盛りになった売り場07:00004店頭の赤いトレーに並べられたザンドゥイユ(クレオール風アンドゥイユ)07:00005生のソシス・ペイ(レユニオンの豚ソーセージ)が輪になって並ぶ07:00006皮つきのカンバー(ダイジョ)の芋を切って中の紫色を見せたところ07:00007ざらついた茶色の皮のポム・アン・レール(ニガカシュウの珠芽)2個07:00008
0013〜5€≈612円・6個たべた!★✦発泡トレーに入った、たれのかかったブション(蒸し餃子)
No.001

ブション・オ・シアウ

bouchon au siawレユニオン式の蒸し餃子・醤油だれ

フランス県の朝ごはんが、点心。中国系移民が持ち込んだ焼売が、島の朝食になった

一口目皮のつるりとした舌ざわりのあとに、豚の脂の甘みと、醤油だれ(siaw)の塩気が同時に来る

つるりむちっ肉汁

食べ方発泡トレーに4〜6個。醤油だれをかけ、辛いのが好きならピマンのペーストを少し足す。指でつまんで食べる人も多い

市場周辺のスナック。「BOUCHONS」と看板に書いてある店ならどこでも

写真:2007年撮影。発泡トレーに入った醤油だれのブション

0023.5〜5€≈700円♥✦紙に包まれた、ブションとソースをはさんだパン・ブション
No.002

パン・ブション

pain bouchonブション入りのパン

餃子を、バゲットに挟む。これが島でいちばん食べられている軽食

一口目パンの端がぱりっと割れて、中から蒸し餃子と甘辛いたれが出てくる。炭水化物に炭水化物

ぱりっふかふかとろみ

食べ方紙に包んで手渡される。歩きながら食べる。チーズを足してオーブンで焼いた pain bouchon gratiné もある

スナック、パン屋、ガソリンスタンドの軽食コーナーまで、どこにでもある

写真:2009年撮影。紙に包まれたパン・ブション

0030.40€≈70円・1個✦★アルミホイルの上に並んだ揚げたてのボンボン・ピマン
No.003

ボンボン・ピマン

bonbon piment唐辛子入りの豆の揚げ団子

名前は唐辛子のあめ玉。実物は、割り豆をすりつぶして揚げた辛い団子

一口目衣がざらりと崩れて、豆のほくほくと、あとから追いかけてくる唐辛子の熱

ざくりほくほくひりり

食べ方アペリティフの定番。ビールと一緒に。1個ずつ指でつまむ

市場の揚げ物台とスナック。島内メーカーの袋入りもスーパーに並ぶ ▶ この一皿を深掘り

写真:2010年撮影。アルミホイルの上に並んだ揚げたてのボンボン・ピマン

00414€≈2,450円・1kgあたり❀♥赤く染まった塩漬け豚バラ(ブカネ)が山盛りになった売り場
No.004

ブカネ

boucané薪で燻した塩漬け豚バラ

赤黒く干された豚が、店先に吊るされている。島の煮込みの出発点はここ

一口目生では食べない。煮ると、燻製の煙の香りが先に立ち、あとから塩と脂が出てくる

ねっとり繊維質脂

食べ方一度ゆでて塩を抜き、トマトと玉ねぎで煮て rougail boucané に。ティ・ジャックや若いバナナと合わせるのが島の定番

市場の精肉台。standard(脂身つき)と maigre(赤身)で値段が違う ▶ この一皿を深掘り

写真:2005年撮影。売り場に山盛りになったブカネ。完成した煮込みではなく材料の状態

00516€≈2,800円・1kgあたり★✦店頭の赤いトレーに並べられたザンドゥイユ(クレオール風アンドゥイユ)
No.005

ザンドゥイユ

z'andouille / andouille créoleクレオール風の腸詰め(燻製)

フランスのアンドゥイユが、島で燻されて別物になった

一口目焼くと皮がはじけ、内臓のくせのある香りと燻製香が立つ。好き嫌いが分かれる島の味

ぷりっむっちり燻香

食べ方ゆでて塩を抜き、焼き付けてから輪切りにし、トマトと玉ねぎで煮る rougail z'andouille に

市場の加工肉売り場。高地の Chez Guilaine では料理として出す

写真:2007年撮影。サン・ドニの市場で売られているザンドゥイユ。材料の状態

00612€≈2,100円・1kgあたり♥✦生のソシス・ペイ(レユニオンの豚ソーセージ)が輪になって並ぶ
No.006

ソシス・ペイ

saucisse péi島の豚ソーセージ

島でいちばん食べられている料理ルガイユ・ソシスの主役は、この生ソーセージ

一口目焼くと脂が落ちて縮み、噛むと粗いひき肉のざらつきと塩気、ときどきタイムの香り

粗びきじゅわり塩気

食べ方一度ゆでてからトマト・玉ねぎ・ターメリックで煮る。これが rougail saucisses。白飯と豆に添える

市場の精肉台。燻したもの(saucisse fumée)と生のものがある ▶ この一皿を深掘り

写真:2005年撮影。市場に並ぶ生のソシス・ペイ。完成した煮込みではなく材料

0074€≈700円・1kgあたり✦★皮つきのカンバー(ダイジョ)の芋を切って中の紫色を見せたところ
No.007

カンバー

kambarダイジョ(紫のヤム芋)

切ると、中が驚くほど鮮やかな赤紫。島のracines lontan(昔の根菜)の代表格

一口目ゆでるとほくほくというより、もっちり。ほのかな甘みと、鼻に抜ける土の香り

もっちりねっとりほの甘

食べ方皮をむいてゆでる、蒸す、揚げる。肉や魚の付け合わせにも、砂糖を足しておやつにもする

市場の根菜売り場

写真:2013年撮影。ショードロン市場(サン・ドニ)のカンバー

0084€≈700円・1kgあたり❀♥ざらついた茶色の皮のポム・アン・レール(ニガカシュウの珠芽)2個
No.008

ポム・アン・レール

pomme en l'airニガカシュウのむかご(空中の芋)

空のりんご。地面ではなく、蔓の途中にぶら下がる芋

一口目皮はざらざらで頼りないが、切ると淡い黄色。ゆでると軽く粉っぽく、ほんのり苦い

ざらり粉っぽいほろ苦

食べ方十分に加熱してから食べる。ゆでて塩、または煮込みに落とす。えぐみが残ることがあるので生食はしない

市場の根菜売り場。季節もので、いつでもあるわけではない

写真:2013年撮影。ショードロン市場(サン・ドニ)のポム・アン・レール

まちのようす

サン・ドニの大市場(グラン・マルシェ)の正面玄関
グラン・マルシェの正面玄関。木造の切妻屋根がそのまま残っている(2011年撮影)
サン・ドニの小市場(プティ・マルシェ)の入口
海側のプティ・マルシェ。こちらは完全に地元の買い出しの場(2024年)
カンバーの断面のアップ。鮮やかな赤紫色の果肉
カンバーの断面。この色は染めたものではなく、芋そのものの色(2013年撮影)
ポム・アン・レールを切った断面。淡い黄色の果肉
ポム・アン・レールを切ったところ。中は淡い黄色(2013年撮影)
値札を添えて店頭に吊るされたブカネ(燻製豚バラ)
値札を添えて店頭に吊るされたブカネ。standardとmaigreで値段が違う(2011年撮影)
皮つきのマニョック(キャッサバ)の根が積まれた市場の台
市場の台に積まれたキャッサバの根。根菜売り場はどの市場にもある(2005年撮影)
注文の一言Deux bouchons, s'il vous plaît.ドゥ・ブション、シル・ヴ・プレ ブションを2つください
「ペイ」を探す値札の péi は「島産」の印。combava péi、orange péi、fromage péi。輸入品より高いが、地元の人はこちらを買う。逆に「péi」と書いていない果物は、南アフリカやマダガスカルから来ていることが多い。
市場で買った肉は生ブカネもザンドゥイユもソシスも、店先では調理前の状態で売られている。塩がきついので、宿にキッチンがあるなら一度ゆでて塩を抜くところから。買って帰るだけなら、真空パックにしてもらえる。
🚶市場から市街の食堂まで、歩いて10分つぎへ →
11:30昼ごはん
DAY 1STOP 02サン・ドニ市街

リ・グラン・カリ──島の一皿の作法白飯、豆、煮込み、そして小皿の薬味

STOP 02カリの昼2026年9月
厨房のコンロで揚げ物を返す女性と、手前に並ぶ揚がったばかりの具
厨房で揚げ物を返す。手前は揚がったばかりの具材(2023年)

レユニオンの食事は、ほとんどいつも同じ形をしている。皿の半分に白いご飯(riz)、その隣に豆の煮込み(grains)、真ん中に主役の煮込み(cari)、そしてわきに小さく、生の薬味(rougail)。この4点セットを「riz-grains-cari」と呼ぶ。フランス本土の定食とも、インドのターリーとも違う、この島だけの並べ方だ。

「カリ(cari)」はインドのカレーと語源を共有するが、粉のミックススパイスを大量に使うインド料理とは作り方が違う。玉ねぎ、にんにく、生姜、トマトを炒めて、ターメリック(safran péi)とタイムを入れ、肉や魚を入れて水を足さずに蒸し煮する。だから色は黄色〜オレンジで、辛くない。辛さは別皿のルガイユで自分で足す。

赤ワインを入れると、同じ煮込みでも名前が「シヴェ(civet)」に変わる。タコのシヴェ、鴨のシヴェ、タングのシヴェ。フランスの煮込みの語彙が、そのまま島の食卓に残っている。

豆(grains)は、レンズ豆、インゲン豆、ポワ・デュ・カップ(ライマビーン)。「grains」を頼まずにカリだけ食べるのは、島の人から見ると皿が半分足りない状態だ。

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市街の食堂と持ち帰り店。看板の店は Cari Factory

エリアサン・ドニ市街

時間11:30〜14:00ごろ

行き方市場から徒歩10分

市街の食堂・持ち帰り店が集まる一帯。昼は11時半から14時ごろまで。

ここで食べたもの

8品・76€≈13,300円
白飯、赤インゲン豆、鶏のカリ、ルガイユを盛りつけた一皿11:30009白い角皿に盛られた鶏のカリ、じゃがいも、白飯、豆11:30010パセリを散らしたプレ・コンバヴァ(コンバヴァ風味の鶏)の鍋11:30011じゃがいもと一緒に煮込まれたカリ・ブフ(牛肉)の鍋11:30012ガラスのボウルに盛られた、トマトと混ぜたルガイユ・モリュ(干し鱈)11:30013さやのままのグラン(豆)が山盛りになった売り台11:30014市場に並んだ青梗菜のようなブレッド(葉野菜)の束11:30015真っ赤な小粒のピマン(唐辛子)が山盛りになった売り台11:30016
00910〜16€≈2,100円たべた!★✦白飯、赤インゲン豆、鶏のカリ、ルガイユを盛りつけた一皿
No.009

リ・グラン・カリ

riz-grains-cari白飯・豆・煮込みの一皿

レユニオンの一皿を1枚で説明するなら、この写真

一口目まず白飯と豆を混ぜ、そこにカリの汁を落とす。塩気・脂・ターメリックの香りが、米に吸われて一体になる

ほろりとろみふっくら

食べ方ご飯の上に少しずつカリを移して食べる。全部混ぜない。ルガイユはひと口ごとに耳かき一杯くらい

食堂、持ち帰り店、フェルム・オーベルジュ。どこで頼んでもこの形で出てくる

写真:2023年撮影。白飯、赤インゲン豆、鶏のカリ、ルガイユを盛りつけた一皿

01011〜16€≈2,275円♥✦白い角皿に盛られた鶏のカリ、じゃがいも、白飯、豆
No.010

カリ・プレ

cari poulet鶏の煮込み

島でいちばん出会う一皿。辛くない。黄色いのはターメリックの色だ

一口目鶏の皮の脂がほどけて、ターメリックとタイムの香りが立つ。トマトの酸味はごく控えめ

ほろほろしっとり煮汁

食べ方じゃがいもを煮汁でつぶしながらご飯にのせる。辛味はルガイユかピマン・ラ・パットで足す

全島。フェルム・オーベルジュでは薪火で作る店もある ▶ この一皿を深掘り

写真:2024年撮影。白い角皿に盛られた鶏のカリ

01112〜17€≈2,450円✦★パセリを散らしたプレ・コンバヴァ(コンバヴァ風味の鶏)の鍋
No.011

プレ・コンバヴァ

poulet combavaコブミカン風味の鶏煮込み

コンバヴァの皮を削り入れると、同じ鶏がまったく違う匂いになる

一口目湯気の段階で柑橘の強い香り。口に入れると、鶏の脂の裏から青い皮の苦みがすっと通る

ほろほろ香りが立つさっぱり

食べ方香りが飛ばないうちに食べる。ご飯に汁を多めに

家庭料理寄り。コンバヴァを使う店なら看板に「combava」と書いてある

写真:2014年撮影。鍋の中のプレ・コンバヴァ

01212〜17€≈2,450円❀♥じゃがいもと一緒に煮込まれたカリ・ブフ(牛肉)の鍋
No.012

カリ・ブフ・ポムドテール

carri bœuf pommes de terre牛肉とじゃがいもの煮込み

鶏に飽きたらこれ。じゃがいもが煮汁を吸って、ご飯より先になくなる

一口目牛のうま味と煮詰まったトマト。鶏のカリより色が濃く、味も重い

ほろりほくほく濃い煮汁

食べ方じゃがいもをつぶして煮汁と混ぜ、ご飯に。豆と一緒に

食堂・持ち帰り店の定番

写真:2014年撮影。鍋の中のカリ・ブフ・ポムドテール

01311〜16€≈2,275円★✦ガラスのボウルに盛られた、トマトと混ぜたルガイユ・モリュ(干し鱈)
No.013

ルガイユ・モリュ

rougail morue干し鱈のトマト煮

海に囲まれた島なのに、ごちそうは北大西洋から来た干し鱈だった

一口目戻した鱈のほぐれた繊維に、トマトの酸味と玉ねぎの甘み。塩気は強め

ほぐれるしっとり塩気

食べ方白飯にのせる。塩が強いので、豆とご飯を多めに

食堂、持ち帰り店。金曜に出す店が多い ▶ この一皿を深掘り

写真:2015年撮影。ガラスのボウルに盛られたルガイユ・モリュ

0145€≈875円・1kgあたり(乾燥)♥✦さやのままのグラン(豆)が山盛りになった売り台
No.014

グラン

grains豆の煮込み(皿の半分)

主役ではないのに、これがないと島の人は皿が足りないと言う

一口目煮汁ごとご飯にかけると、豆の粉っぽい甘みが米にしみる。塩は控えめ

ほくほくとろみやさしい

食べ方ご飯の脇に。レンズ豆(lentilles)、インゲン(haricots)、ポワ・デュ・カップから選べる店もある

どの食堂でもカリに付いてくる。市場ではさや付き・乾燥の両方で売る

写真:2005年撮影。市場に並ぶさや付きの豆。完成した煮込みではなく材料

0152€≈350円・1束✦★市場に並んだ青梗菜のようなブレッド(葉野菜)の束
No.015

ブレッド

brèdes葉物野菜の炒め煮

かぼちゃの葉、クレソン、チンゲン菜、ソンジュの葉。葉っぱなら何でもブレッド

一口目にんにくと生姜で炒め煮にした葉の、やわらかい青みと、うっすらしたぬめり

くたっ青い香りぬめり

食べ方スープ状にして「bouillon brèdes」としてご飯にかける。カリの箸休めにもなる

市場の葉物売り場。束で売る

写真:2005年撮影。市場に並ぶブレッド用の葉野菜。完成した料理ではなく材料

0163€≈525円・1瓶/100g前後❀♥真っ赤な小粒のピマン(唐辛子)が山盛りになった売り台
No.016

ピマン

piment唐辛子

カリは辛くない。辛さは、この赤い粒で自分の皿にだけ足す

一口目小指の先ほどの実で、口の奥がまっすぐ熱くなる。香りより先に熱が来る

ひりりぱりっ後を引く

食べ方生をすりつぶして塩・油と混ぜたのが「ピマン・ラ・パット」。瓶入りで売っていて、島の食卓にはたいてい置いてある

市場の香辛料売り場。瓶入りはスーパーにも並ぶ

写真:2005年撮影。市場に山盛りになった赤い唐辛子

まちのようす

大きな鍋にカリと白飯を並べたレユニオンの食卓
大鍋のカリと白飯。取り分ける前の食卓(2010年撮影)
チェックのクロスの食卓に置かれたカリの鍋と、白飯やルガイユをのせた皿、ワイングラス
チェックのクロスに、カリの鍋と皿とワイン。日曜の家の食卓(2007年撮影)
薪の煙の上がる鍋から湯気を立てる煮込みと白飯の皿
薪の煙の上で煮える鍋。ガスより薪のほうがうまいと言う人は今も多い(2023年)
じゃがいもと一緒に煮えた黄色いカリ・プレの鍋
じゃがいもと一緒に煮えたカリ。汁を飛ばさずに蒸し煮にするのが島のやり方(2024年)
屋外にしゃがんで大鍋の料理を取り分けるサリー姿の女性たち
屋外にしゃがんで大鍋の料理を取り分ける。インド系の家庭の食事の風景(2023年)
トタン壁の台所で、薪の炎の上に並んだ3つの鍋
トタン壁の台所で、薪の炎の上に並んだ3つの鍋(2011年撮影)
注文の一言Un cari poulet avec des grains, s'il vous plaît.アン・カリ・プレ・アヴェック・デ・グラン、シル・ヴ・プレ 鶏のカリを豆つきで1つ
cari と civet の違い同じ煮込みでも、赤ワインを入れると civet(シヴェ)になる。観光局の公式レシピでも、タコ料理は「ワインを入れれば civet zourite、入れなければ cari zourite」と説明している。メニューで両方見かけたら、色の濃いほうがシヴェだ。
サフラン・ペイ=ターメリックレユニオンで「safran」と言えば、サフランではなくターメリック(curcuma)のこと。島で栽培していて、市場では粉の山で売っている。カリの黄色はこれ。
🚗海岸道路を東へ40分、サント・シュザンヌの製糖地帯へつぎへ →
15:00おやつ
DAY 1STOP 03サント・シュザンヌ/サン・タンドレ

砂糖の島──サント・シュザンヌからサン・タンドレサトウキビ、製糖工場、そしてラム

STOP 03砂糖の島2026年9月
サトウキビを積んだ車を量るバランス・スクリエール(計量所)
サント・ローズのバランス・スクリエール(計量所)。刈ったキビを積んだ車はここで重さを量ってから工場へ行く(2026年)

レユニオンの風景の半分は、サトウキビでできている。海沿いの平地から標高800メートルくらいまで、緑の畑が斜面を這い上がっていく。7月から12月の収穫期になると、キビを山積みにしたトラックとトレーラーが道路を占領し、あちこちの「バランス・スクリエール(計量所)」に列をつくる。

島には現在も稼働している大きな製糖工場があり、サン・ルイのゴル工場、サン・タンドレのボワ・ルージュ工場が中心だ。工場ではキビを搾って砂糖にし、残ったバガス(搾りかす)を燃やして発電まで行う。「Notre île, notre sucre(私たちの島の、私たちの砂糖)」という広告が、キビを運ぶコンテナに貼ってある。

産業としての砂糖の隣に、手仕事の砂糖もある。ガラベ(galabé)は、搾ったキビ汁を薪の火で何時間も煮詰め、型に流して固めた黒糖の塊。サント・シュザンヌの Payet & Rivière では今も作っていて、見学と試食ができる。

そして搾りかすと糖蜜からは、ラムができる。島のラムはシャレット(Charrette)が圧倒的で、スーパーにも小さな商店にも必ずある。そのラムに果物や香辛料を漬け込んだのが「ロム・アランジェ」。家ごとにレシピが違い、宿の棚に何本も並んでいる光景は、レユニオンでいちばんよく見る景色のひとつだ。

地図を読み込んでいます…
表示されない場合はブラウザで開いてください(OpenStreetMap)

海沿いのサトウキビ地帯。看板の店は Payet & Rivière(ガラベの見学)と Tafia & Galabé

エリアサント・シュザンヌ〜サン・タンドレ

時間日中。収穫期は7〜12月

行き方サン・ドニから海岸道路を東へ40分

海沿いの平地は一面のサトウキビ畑。収穫期(7〜12月)は道路がキビを積んだトラックで埋まる。

ここで食べたもの

7品・18€≈3,150円
市場のサトウキビ搾り機と「JUS 2€ le litre CANNE PÉI」の札、そばでギターを弾く人(白黒写真)15:00017収穫したサトウキビを積んだ色鮮やかなトレーラーの列15:00018製糖工場でクレーンがサトウキビをつかみ上げ、トラックに積み込む15:00019「Rhum Charrette La Réunion」のロゴ入りグラスに注がれた琥珀色のラム15:00020薪のかまどの前に置かれた、果実を漬け込んだシャレット・ラムの大瓶と小瓶15:00021市場に並ぶ洋梨形のひょうたん(カレバス)15:00022皮つきのキャッサバ(マニョック)の根15:00023
0172〜3€≈438円・1リットルたべた!★✦市場のサトウキビ搾り機と「JUS 2€ le litre CANNE PÉI」の札、そばでギターを弾く人(白黒写真)
No.017

ジュ・ド・カンヌ

jus de canne搾りたてサトウキビジュース

その場で搾って、その場で飲む。氷を入れると別の飲み物になる

一口目甘いのに軽い。青草の香りが後ろにあって、砂糖水とはまったく違う

さらり青い香り自然な甘さ

食べ方露天市の搾り機の前で立ち飲み。レモンを少し搾ってもらうと甘さが締まる

露天市の搾り機の前

写真:2019年撮影。市場のサトウキビ搾り機と価格の札。奥でマロヤの歌い手がギターを弾いている(白黒写真)

0181€≈175円・1本♥✦収穫したサトウキビを積んだ色鮮やかなトレーラーの列
No.018

カンヌ・ア・シュクル

canne à sucreサトウキビ

この島の畑の主役。収穫期の道路は、キビを積んだ車で渋滞する

一口目節を割って噛むと、繊維からしみ出す薄い甘み。かすは吐き出す

繊維しみ出す甘み青い

食べ方そのまま噛むより、搾ってジュースに、煮詰めてガラベに、発酵させてラムに。島では食べ物というより産業

畑と道路。市場でも短く切ったものを売っていることがある

写真:2019年撮影。刈り取ったサトウキビを積んだトレーラーの列

0192.50€≈438円・1kg入り✦★製糖工場でクレーンがサトウキビをつかみ上げ、トラックに積み込む
No.019

シュクル・ペイ

sucre péi島の砂糖(未精製糖)

島の砂糖は白くない。琥珀色で、香りがある

一口目口に入れるとカラメルと糖蜜の香り。白砂糖よりも味の輪郭がはっきりしている

ざらり糖蜜の香りコク

食べ方コーヒーに、菓子に、ラムの漬け込みに。「sucre roux」「sucre de canne」の袋でスーパーに並ぶ

スーパー、市場、工場の直売

写真:2023年撮影。製糖工場でクレーンがキビをつかみ上げているところ。砂糖そのものではなく製造工程の写真

0202〜5€≈525円・1杯❀♥「Rhum Charrette La Réunion」のロゴ入りグラスに注がれた琥珀色のラム
No.020

ロム・シャレット

rhum Charrette島の定番ラム

Une île, un rhum(ひとつの島に、ひとつのラム)。グラスにまでそう書いてある

一口目ストレートだと、甘い香りのあとに強いアルコール。氷とライムで割ると急に飲みやすくなる

まろやか強い甘い香り

食べ方小さなグラスで少しずつ。あるいは漬け込んでロム・アランジェに

スーパー、商店、バー。島のどこにでもある

写真:2024年撮影。ラム・シャレットのロゴ入りグラスに注がれたラム

0213〜6€≈700円・1杯★✦薪のかまどの前に置かれた、果実を漬け込んだシャレット・ラムの大瓶と小瓶
No.021

ロム・アランジェ

rhum arrangé果物・香辛料を漬け込んだラム

家ごとにレシピが違う。バニラ、ライチ、コンバヴァ、生姜、シナモン、なんでも入る

一口目漬け込んだものの香りが先に来て、ラムの角が取れている。ライチは甘く、コンバヴァは苦く鋭い

とろり香りが濃い甘い

食べ方食後に小さなグラスで。宿やレストランでは何種類も並べて選ばせてくれる

宿、レストラン、土産物店 ▶ この一皿を深掘り

写真:2019年撮影。薪のかまどの前に置かれた、果実を漬け込んだラムの瓶

0222€≈350円・1個♥✦市場に並ぶ洋梨形のひょうたん(カレバス)
No.022

カレバス

calebasseひょうたん(ユウガオの実)

洋梨の形をした緑の実。器にもなるが、島では普通に野菜として煮る

一口目とろりと煮えて、味はごく淡い。煮汁の味を吸うための野菜

とろり淡白みずみずしい

食べ方皮をむいて煮込みに落とす。カリの実質的な「かさ増し」役でもある

市場の野菜売り場

写真:2005年撮影。市場に並ぶひょうたん。完成した料理ではなく材料

0233€≈525円・1kgあたり✦★皮つきのキャッサバ(マニョック)の根
No.023

マニョック

maniocキャッサバ

アフリカから来た根っこ。島では菓子になる

一口目ゆでるとほくほくして、ほのかに甘い。粉にして焼いた gâteau manioc は、しっとり重い

ほくほくもっちりほの甘

食べ方ゆでる、揚げる、すりおろして焼き菓子に。生では絶対に食べない(十分に加熱する)

市場の根菜売り場。チップスはスーパーにも並ぶ

写真:2013年撮影。ショードロン市場(サン・ドニ)のキャッサバ。完成した菓子ではなく材料

まちのようす

夜、照明に照らされたサトウキビの荷下ろし設備
夜のキビの荷下ろし。収穫期は工場が24時間動く(2024年)
ゴル製糖工場と発電所の全景
サン・ルイのゴル製糖工場。搾りかす(バガス)を燃やして発電もしている(2007年撮影)
サトウキビ運搬に使われていた木製の荷車
かつてキビを運んだ木の荷車。今は農園の記念物(2020年)
刈り取り機で切り出されたサトウキビの山と海
刈り取り機から出たキビ。この山が工場へ運ばれる(2006年撮影)
ホテルの棚にずらりと並んだロム・アランジェの大瓶
ホテルの棚にずらりと並んだロム・アランジェの大瓶。何を漬けたかは瓶の中を見ればわかる(2014年撮影)
棚に並んだ果物やスパイスを漬け込んだロム・アランジェの瓶
果物やスパイスを漬け込んだ瓶。宿でもレストランでもこの棚がある(2015年撮影)
海沿いに建つボワ・ルージュ製糖工場
海沿いに建つボワ・ルージュ製糖工場(2008年撮影)
注文の一言Un jus de canne bien frais, s'il vous plaît.アン・ジュ・ド・カンヌ・ビヤン・フレ、シル・ヴ・プレ よく冷えたサトウキビジュースを1つ
ガラベという黒い塊ガラベ(galabé)は、搾ったキビ汁を薪火で何時間も煮詰めて固めた砂糖の塊。工業製糖が始まる前からある島の甘味で、サント・シュザンヌの Payet & Rivière では、見学と試食を受け付けている。かじると黒糖よりも香ばしく、後味に苦みが残る。
ロム・アランジェは何日待つか作り方は単純で、瓶に果物と香辛料を入れてラムを注ぎ、待つだけ。バニラなら数週間、硬い果実や樹皮なら数か月。宿によっては「これは3年もの」と自慢げに出してくる。持ち帰るなら未開封の市販品のほうが空港で説明しやすい。
🚗海沿いを西へ戻ってサン・ドニの夜へ、40分つぎへ →
19:00晩ごはん
DAY 1STOP 04サン・ドニ/バラショワ

サン・ドニの夜──ドドとスナック島のビールと、揚げ物と、たまの珍味

STOP 04ドドの夜2026年9月
「la Dodo lé La」と描かれたビール広告の壁画
「la Dodo lé La(ドドがいるぞ)」。島じゅうの壁に描かれているビールの広告(2015年)

夕方になると、島の壁という壁からドドが見えてくる。ビール「ブルボン(Bourbon)」のマスコットである絶滅鳥ドドは、島の小商店の壁に描かれ、バーの冷蔵庫に並び、みんなから「ドド」と呼ばれている。正式な銘柄名より愛称のほうが通っている、めずらしいビールだ。

スナックの品書きは、たいていどこも同じだ。グリル(grillades)、串(brochettes)、ブション、フライドポテト、サラダ、そして冷えた飲み物。看板は手描きで、色を変えて品目が並んでいる。座って食べても、持ち帰ってもいい。

そこに時々、島でしか食べられないものが混じる。豚を甘辛く煮た中国系のサルシーヴ、マグロを黄色い酢漬けにしたヴァンダイユ。そして季節が合えば、タングという小動物のシヴェが出ることもある。ただしタングの猟期は2026年なら2月15日から4月15日までで、通年で食べられるものではない。

海のものも忘れてはいけない。レユニオンの沖はメカジキ(espadon)、クロカジキ、キハダマグロ、シイラの漁場で、燻製にした poisson fumé péi は土産物としても定番になっている。

地図を読み込んでいます…
表示されない場合はブラウザで開いてください(OpenStreetMap)

海沿いのバラショワ周辺のスナックとバー

エリアサン・ドニ/バラショワ

時間夕方から23時ごろ

予算1人15〜25€

海沿いのバラショワ周辺は、夕方から人が集まる。スナックとバーが並ぶ一帯。

ここで食べたもの

7品・78€≈13,650円
「BOURBON」のラベルが並ぶドド(ビール)の瓶の列19:00024サルシーヴにフライドポテトとサラダを添えた皿と、ビールのグラス19:00025ブションにフライドポテトとサラダを添えた皿と、COTの瓶が置かれたテーブル19:00026黒く煮詰まったシヴェ・タングが鍋に入っている19:00027海沿いの路上に並ぶテントの屋台と、煙を上げるグリル19:00028ターメリック色のソースをまとったヴァンダイユ・ド・トン(マグロ)19:00029白背景のメカジキ(エスパドン)の標本写真19:00030
0242〜4€≈525円・1本たべた!★✦「BOURBON」のラベルが並ぶドド(ビール)の瓶の列
No.024

ドド/ビエール・ブルボン

Dodo / bière Bourbon島のビール

la Dodo lé La。島じゅうの壁に描かれた、絶滅鳥の名を持つビール

一口目軽いラガー。苦みは弱く、暑さと揚げ物に合わせて設計されている

きめ細かい泡軽いすっきり

食べ方よく冷やして瓶のまま。ブションやボンボン・ピマンと一緒に

バー、スナック、商店、スーパー。島のどこでも ▶ この一皿を深掘り

写真:2015年撮影。ブルボンのラベルが並ぶ瓶の列

02510〜15€≈2,100円♥✦サルシーヴにフライドポテトとサラダを添えた皿と、ビールのグラス
No.025

サルシーヴ

sarcive甘辛く煮た豚(中国系)

中華の叉焼が島の言葉になった。名前も味も、少しずつずれている

一口目醤油と砂糖の照りが先に来て、あとから五香粉のような香り。甘さがはっきりしている

とろり照り甘辛

食べ方フライドポテトとサラダを添えた皿で。ビールに合う

中国系の惣菜店、スナック ▶ この一皿を深掘り

写真:2011年撮影。フライドポテトとサラダを添えたサルシーヴの皿

0267〜12€≈1,575円✦★ブションにフライドポテトとサラダを添えた皿と、COTの瓶が置かれたテーブル
No.026

ブション・レユニオネ

bouchons réunionnaisブションの一皿(ポテトつき)

朝に立ち食いしたブションが、夜はちゃんと皿になって出てくる

一口目蒸したての皮のつるつるに、フライドポテトの塩気が続く。たれは自分でかける

つるりほくほく塩気

食べ方1皿6〜10個。ソース・ピマンを少し。写真のテーブルに写っている茶色い瓶は、島のレモネード COT

スナック、中国系の店 ▶ この一皿を深掘り

写真:2011年撮影。ブションにフライドポテトとサラダを添えた皿

02718〜28€≈3,500円・猟期のみ❀♥黒く煮詰まったシヴェ・タングが鍋に入っている
No.027

シヴェ・タング

civet tangueテンレックの赤ワイン煮

マダガスカルから来たハリネズミに似た小動物。猟期は年に2か月だけ

一口目黒く煮詰まった煮汁の、赤ワインと丁子の香り。肉はしっかり締まって野性味がある

締まった肉濃い煮汁香辛料

食べ方白飯と豆と一緒に。強い香辛料と赤ワインで煮るのは、匂いを抑えるためでもある

猟期(2026年は2月15日〜4月15日)だけ、地元の食堂やフェルム・オーベルジュで ▶ この一皿を深掘り

写真:2014年撮影。鍋の中で黒く煮詰まったシヴェ・タング

02810〜16€≈2,100円・1羽★✦海沿いの路上に並ぶテントの屋台と、煙を上げるグリル
No.028

プレ・ビチューム

poulet bitume路上のグリルチキン(アスファルトの鶏)

アスファルトの鶏。道端のドラム缶で焼くから、そう呼ばれる

一口目皮は炭の香りで香ばしく、身はしっかり火が通って締まっている。味付けは塩と香辛料だけ

ぱりっ締まった肉炭の香り

食べ方1羽まるごと、または半羽で買って持ち帰る。フライドポテトを付けてもらう

海沿いの道路脇の屋台。週末に増える

写真:2009年撮影。サン・ポールのショセ・ロワイヤル沿いに並ぶ路上の屋台とグリル。焼き上がった鶏そのものではなく、売り場の風景

02912〜18€≈2,450円♥✦ターメリック色のソースをまとったヴァンダイユ・ド・トン(マグロ)
No.029

ヴァンダイユ・ド・トン

vindaye de thonマグロのターメリック酢漬け

インドのヴィンダルーが、島でマグロの冷菜になった

一口目酢とマスタードの酸味が最初に来て、ターメリックの土っぽい香りが残る。魚は締まっている

締まった身酸味香ばしい

食べ方冷たいまま、白飯かパンと。作り置きできるので、家庭では大皿で出る

食堂、惣菜店。祝いの席の定番でもある ▶ この一皿を深掘り

写真:2013年撮影。ターメリック色のソースをまとったヴァンダイユ・ド・トン

0306〜12€≈1,400円・100gあたり✦★白背景のメカジキ(エスパドン)の標本写真
No.030

エスパドン・フュメ

espadon fuméメカジキの燻製

島の沖はカジキの漁場。燻して薄く切ると、土産物のいちばん人気になる

一口目燻製の香りのあとに、脂ののった白身のねっとりした甘み。塩気は控えめ

ねっとり燻香しっとり

食べ方薄切りをそのまま、レモンとパンで。カルパッチョ風にもする

魚屋、スーパー、空港の土産物店

写真:2016年公開のIFREMER資料写真。魚種としてのメカジキで、燻製の完成品ではない

まちのようす

黄色い商店の壁に掲げられた「BOURBON LA BIÈRE RÉUNIONNAISE」の看板
商店の壁の「BOURBON LA BIÈRE RÉUNIONNAISE」。山道の途中にもこれがある(2019年)
夜に赤くライトアップされたサン・ピエールのブラッスリー外観
サン・ピエールのブラッスリーの夜。島にはチェーンの店もちゃんとある(2007年撮影)
グリヤード・ブロシェット・ブション・フリットと書かれた店の看板
スナックの手描きの品書き。グリル、串、ブション、フライドポテト、冷たい飲み物(2009年撮影)
COTとSEGA、島の炭酸ビールが飲めない日は、島の炭酸がある。COT は1949年にサン・ルイの食料品店の庭で始まった会社で、ライチ、ゴヤヴィエ、タマリンドコーラなど、その季節の島の果肉を使うのが売り。SEGA は湧き水とサトウキビ糖で作るレモネードで、現行はアナナ/ボンボン・アングレ/グルナディン/オリジナル/トロピックの5種類。
タングを書くときの注意タングは県が猟期を毎年決めていて、2026年は2月15日〜4月15日。2月15日の合同取締りでは972頭の捕獲が確認される一方、約30件の違反も摘発されている。「島の珍味」として紹介されることが多いが、いつでも誰でも食べられるものではない。
🚗翌朝は東海岸へ。バニラの町ブラ・パノンまで50分つぎへ →
ドラセナに巻きついて育つバニラの蔓のトンネル
DAY2

東海岸──バニラと溶岩

バニラ協同組合の朝、菓子工房の昼、ヴァコアの海岸、薪火の夜

竹かご2つに山盛りになった乾燥バニラビーンズLA RÉUNION07:30
07:30朝ごはん
DAY 2STOP 05ブラ・パノン/東海岸

ブラ・パノン──バニラ海岸の朝受粉も、乾燥も、選別も、全部この一帯で

STOP 05バニラ海岸2026年9月
ブラ・パノンのバニラ協同組合で作業台のバニラを扱う女性たち
ブラ・パノンのバニラ協同組合。作業台の上に広げられた莢を、手で選り分けていく(2008年撮影)

レユニオンのバニラには、世界の菓子を変えた発明がある。1841年、この島で奴隷だった12歳の少年エドモン・アルビウスが、バニラの花を人の手で受粉させる方法を見つけた。バニラはメキシコ原産で、本来はそこにしかいないハリナシバチが受粉する。この受粉法がなければ、バニラは今も贅沢品どころか、ほとんど存在しない香りだった。

バニラの蔓は、木に巻きつけて育てる。この島ではドラセナの木に絡ませることが多く、緑のトンネルの中を歩くと、両側から莢が下がっている。花は朝のうちに開いてその日のうちにしぼむので、受粉は毎朝、一輪ずつ手で行う。

収穫した莢は緑で、香りがまったくない。熱湯に通し、汗をかかせ、天日と日陰で何か月も乾かしてはじめて、あの黒くしなやかな莢になる。ブラ・パノンでは、木枠に広げた莢を毎日出し入れする光景が今も見られる。

2026年現在、「Vanille de l'Île de La Réunion」はIGP(地理的表示保護)を取得している。INAOは乾燥・生・givrée(表面に結晶が出たもの)の3つの形を認めていて、これはレユニオンで2008年以来はじめての公式認定産品になった。

地図を読み込んでいます…
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バニラの協同組合と農園が点在する一帯。看板の店は La Vanilleraie

エリアブラ・パノン〜サント・シュザンヌ

時間日中。収穫は6〜8月ごろ

行き方サン・ドニから海岸道路を東へ50分

サン・タンドレからサン・ブノワまでの海沿いは「バニラ海岸(Côte Vanille)」と呼ばれる。協同組合と農園が点在する。

ここで食べたもの

7品・42€≈7,350円
竹かご2つに山盛りになった乾燥バニラビーンズ07:30031収穫したての緑のバニラを袋いっぱいに持ち込んだところ07:30032半分に切ったティ・ジャック(ジャックフルーツ)の断面07:30033青空を背に木になっているフリュイ・ア・パン(パンノキの実)07:30034畑で下がっているババフィグ(バナナの花)07:30035緑と黄色の小ぶりなバナナの房07:30036枝についた赤く熟したゴヤヴィエ(ストロベリーグァバ)の実07:30037
0315〜9€≈1,050円・莢1本たべた!★✦竹かご2つに山盛りになった乾燥バニラビーンズ
No.031

ヴァニーユ・ド・リル・ド・ラ・レユニオン

Vanille de l'Île de La Réunion (IGP)レユニオン島のバニラ(IGP)

黒くて、しなやかで、油分でつやが出る。手で受粉させた莢だけが、ここまでになる

一口目莢を割ると、甘い香りの奥に、干し草とラムのような発酵の匂いが混じる

しなやか油分でつやつや濃厚な香り

食べ方縦に裂いて種をこそげ、菓子や鴨の煮込みに。莢は砂糖の瓶に入れて香りを移す

協同組合、農園の直売、市場、空港。IGPのラベルを確認する ▶ この一皿を深掘り

写真:2004年撮影。かごに山盛りになった乾燥バニラ

03220€≈3,500円・1kgあたり(生)♥✦収穫したての緑のバニラを袋いっぱいに持ち込んだところ
No.032

ヴァニーユ・ヴェルト

vanille verte生バニラ(収穫したての緑の莢)

採れたてのバニラは緑で、においがしない。香りは全部、加工でつくられる

一口目青い豆のような匂いしかしない。ここから数か月かけて、あの香りが生まれる

ぱりっみずみずしい無香

食べ方そのままでは使わない。熱湯に通してから乾燥・熟成させる

収穫期(6〜8月ごろ)に協同組合へ持ち込まれる。市場には出回らない

写真:2015年撮影。ブラ・パノンに持ち込まれた収穫したての緑のバニラ

0333€≈525円・1切れ✦★半分に切ったティ・ジャック(ジャックフルーツ)の断面
No.033

ティ・ジャック

ti'jacque若いジャックフルーツ

熟す前に採ると、果物ではなく肉のかわりになる

一口目煮込むと繊維がほぐれて、鶏のささみのような食感。味は淡く、煮汁の味になる

繊維がほぐれるもちっ淡白

食べ方ブカネと一緒に煮る「cari ti jacque boucané」が島の名物。切ると出る白い樹液は手につくと取れにくいので、油を塗って切る

市場の野菜売り場。大きいので4分の1に切って売る

写真:2006年撮影。半分に切ったジャックフルーツの断面。完成した料理ではなく材料

0343€≈525円・1個❀♥青空を背に木になっているフリュイ・ア・パン(パンノキの実)
No.034

フリュイ・ア・パン

fruit à painパンノキの実

焼くとパンの匂いがするから、この名前。島では立派な主食

一口目ゆでるとほくほく、揚げるとフライドポテトに近い。ほのかに甘く、香りは栗に似ている

ほくほくほろりほの甘

食べ方皮をむいて切り、ゆでる・揚げる・グラタンにする。レ・マクの Le Vieil Alambic ではチョコレートを合わせた菓子にもしている

市場の野菜売り場。大きいので切り売りが多い

写真:2025年撮影。木になったままのパンノキの実(サン・ジル、ジャルダン・デデン)

0352.50€≈438円・1個★✦畑で下がっているババフィグ(バナナの花)
No.035

ババフィグ

baba-figueバナナの花(つぼみ)

バナナの実ではなく、その先に垂れ下がる紫のつぼみを食べる

一口目苦みとえぐみが強いので、下ゆでしてから煮る。噛むとしゃきしゃきして、ほのかに渋い

しゃきしゃきほろ苦繊維質

食べ方外側の硬い包葉を外し、細く刻んで塩水にさらす。ブカネと煮る、サラダにする、achards に漬ける

市場の野菜売り場。南部の L'Oiseau Blanc では料理にしている ▶ この一皿を深掘り

写真:2019年撮影。畑で下がっているバナナの花。完成した料理ではなく材料

0362.50€≈438円・1kgあたり♥✦緑と黄色の小ぶりなバナナの房
No.036

バナヌ・ペイ

banane péi / figue島の小さいバナナ

本土のバナナより小さくて濃い。島ではフィグ(いちじく)と呼ぶ

一口目小さいぶん味が詰まっていて、甘みが濃く、後味に酸味が残る

ねっとり濃厚きめ細かい

食べ方そのまま。青いうちに採ったものは野菜として煮る。揚げてフランベした beignets de bananes flambés は定番のデザート

市場の果物売り場。房のまま買う

写真:2005年撮影。市場に並ぶ小ぶりの黄色いバナナ

0375€≈875円・1kgあたり✦★枝についた赤く熟したゴヤヴィエ(ストロベリーグァバ)の実
No.037

ゴヤヴィエ

goyavierストロベリーグァバ

4月末から8月、島じゅうの人が山に入って摘む赤い小さな実

一口目皮ごと噛むと、甘酸っぱさと同時にざらついた種が当たる。香りはグァバより軽い

ぷちっ甘酸っぱい種のざらつき

食べ方そのまま、またはジャム、ゼリー、ジュース、シャーベット、菓子に。プレーヌ・デ・パルミスト周辺は採集の名所

季節の市場、道端の直売。自分で摘みに行く人も多い ▶ この一皿を深掘り

写真:2006年撮影。枝についた赤く熟したゴヤヴィエ

まちのようす

ドラセナに巻きついて育つバニラの蔓のトンネル
ドラセナに巻きつけて育てるバニラ。トンネルの中を歩くと両側から莢が下がっている(2006年撮影)
木枠の上に広げて天日で乾かすバニラビーンズ
木枠に広げて天日で乾かす莢。毎日出し入れして、数か月かけて黒くする(2015年撮影)
作業台の上で乾燥したバニラビーンズを選別する男性
乾いた莢を長さと品質で選り分ける。IGPはこの選別まで含めて認定されている(2004年撮影)
開きかけたバナナの花のアップ
開きかけたバナナの花。この包葉の内側にある部分がババフィグになる(2004年撮影)
注文の一言C'est de la vanille de La Réunion ?セ・ドゥ・ラ・ヴァニーユ・ドゥ・ラ・レユニオン? これはレユニオン産のバニラですか?
エドモン・アルビウスの指1841年、サント・スザンヌの農園で、12歳の奴隷の少年エドモン・アルビウスがバニラの人工受粉法を発見した。細い棒で花の膜をめくり、雄しべと雌しべを押し合わせる。この方法は今も世界中で「アルビウス法」としてそのまま使われている。バニラ栽培は、この島から世界に出ていった。
IGPの3つの形INAOが認めているのは、乾燥(しなやかで油分のある外観)、生(より硬く光沢がある)、そしてgivrée(表面にバニリンの結晶が白く浮いたもの)の3つ。givrée は熟成が進んだ証拠で、値段も上がる。
🚗海沿いを南へ15分、サン・ブノワの市場へつぎへ →
11:00昼ごはん
DAY 2STOP 06サン・ブノワ/東海岸

サン・ブノワ──市場と「ボンボン・ロンタン」昔の菓子が、今も工房で焼かれている

STOP 06菓子工房2026年9月
サン・ブノワの屋根付き市場の建物
サン・ブノワの屋根付き市場。東海岸のこのあたりは雨が多く、屋根のある市場が重宝する(2011年撮影)

レユニオンの菓子には「ボンボン・ロンタン(bonbons lontan)」という総称がある。lontan は「昔」。かつて村の小さな商店(ti boutik)のガラス瓶に並んでいた菓子のことで、その多くが今も現役の工房で作られている。

ボンボン・ミエル(bonbon miel)は、名前に「蜂蜜」とあるが、実際には揚げた生地を自家製シロップにくぐらせたドーナツ型の菓子。ボンボン・ラ・ルルート(bonbon la rouroute)は、クズウコンのでんぷん(arrow-root)で作る白っぽい焼き菓子で、口に入れるとほろりと崩れる。ほかにも、揚げてシロップに漬けたボンボン・クラヴァット、ピーナッツをのせた柔らかいボンボン・グラ、黄色いボンボン・キュルキュマ。

菓子の主役はもうひとつ、「ガトー・ペイ(gâteau pays)」と呼ばれる焼き菓子だ。さつまいものガトー・パタト、キャッサバのガトー・マニョック、ダイジョのガトー・カンバー、タロイモのガトー・ソンジュ。共通しているのは、小麦粉ではなく根菜を主材料にしていること。

そして年末になると、パテ・クレオールが食卓に戻ってくる。もともとは塩味の肉のパイだったが、今はパパイヤやゴヤヴィエ、バナナ、パイナップルのジャムを詰めた甘いものが一般的で、伝統的には元日に、コーヒーかリキュールを添えて食べる。

地図を読み込んでいます…
表示されない場合はブラウザで開いてください(OpenStreetMap)

屋根付き市場と菓子工房。看板の店は La Confiserie d'Emilie

エリアサン・ブノワ

時間市場は午前中が中心

行き方ブラ・パノンから南へ15分

屋根付き市場を中心に、菓子工房と持ち帰り店が点在する。

ここで食べたもの

7品・18.50€≈3,238円
黒い丸皿に焼き上げたガトー・パタト(さつまいもの菓子)11:00038赤い衣をまとい、断面にジャムとクリームの層が見えるガトー・シュマン・ド・フェール11:00039格子の飾りをつけた黄金色のパテ・クレオールと、アニゼットの瓶とグラス11:00040透明トレーに入ったドーナツ型のボンボン・ミエル11:00041割れ目の入った白っぽい丸い焼き菓子、ボンボン・ラ・ルルート11:00042棚に並んだレユニオン産のコンフィチュール(ジャム)の瓶11:00043木の枝に実った赤いルチ(ライチ)11:00044
0382.5〜4€≈525円・1切れたべた!★✦黒い丸皿に焼き上げたガトー・パタト(さつまいもの菓子)
No.038

ガトー・パタト

gâteau patateさつまいもの焼き菓子

小麦粉ではなく、さつまいもで作るケーキ。島の焼き菓子の基本形

一口目しっとりというより、みっしり。さつまいもの甘みと、バニラかシナモンの香り

みっしりしっとりほの甘

食べ方薄く切ってコーヒーと。冷やしても崩れない

菓子工房、パン屋、市場 ▶ この一皿を深掘り

写真:2014年撮影。レユニオンの家庭で焼かれたガトー・パタト

0392〜3.5€≈438円・1切れ♥✦赤い衣をまとい、断面にジャムとクリームの層が見えるガトー・シュマン・ド・フェール
No.039

ガトー・シュマン・ド・フェール

gâteau chemin de fer「鉄道」のロールケーキ

名前は鉄道の菓子。断面に走る層が線路に見えるから、という説がある

一口目外の赤いざらざらした衣が最初に当たり、中はふわりとしたスポンジとジャムとクリーム

ざらりふわふわ甘い

食べ方紙に包んで買って、その場で。1切れでかなり甘い

パン屋、菓子工房 ▶ この一皿を深掘り

写真:2023年撮影。赤い衣をまとい、断面にジャムとクリームの層が見えるガトー・シュマン・ド・フェール

0401.5〜3€≈350円・1個✦★格子の飾りをつけた黄金色のパテ・クレオールと、アニゼットの瓶とグラス
No.040

パテ・クレオール

pâté créole年末のクレオール・パイ

年末年始の食卓の主役。もとは塩味、今は甘いジャム入りが主流

一口目サクサクというよりほろほろ崩れる生地。中から甘いジャムが出てくる

ほろほろしっとり甘い

食べ方伝統的には元日に、コーヒーかリキュールを添えて。写真ではアニゼットの瓶とグラスが一緒に置かれている

12月になると、パン屋・菓子工房・スーパーに一斉に並ぶ

写真:2018年撮影。格子の飾りをつけたパテ・クレオール

0410.8〜1.5€≈175円・1個❀♥透明トレーに入ったドーナツ型のボンボン・ミエル
No.041

ボンボン・ミエル

bonbon mielシロップ漬けの揚げドーナツ

蜂蜜の菓子という名前だが、正体は揚げてシロップにくぐらせた生地

一口目外側のシロップがねっとり指につき、噛むと中はしっとり。甘さは相当に強い

ねっとりしっとり強い甘さ

食べ方コーヒーと一緒に。1個で足りる甘さ

菓子工房と市場。Confiserie Hoarau、La Confiserie d'Emilie など

写真:2011年撮影。透明トレーに入ったドーナツ型のボンボン・ミエル

0420.8〜1.5€≈175円・1個★✦割れ目の入った白っぽい丸い焼き菓子、ボンボン・ラ・ルルート
No.042

ボンボン・ラ・ルルート

bonbon la rourouteクズウコンでんぷんの焼き菓子

口に入れた瞬間に崩れる。小麦粉ではなく arrow-root で作るから

一口目歯を当てただけで割れて、口の中で粉になって溶ける。甘さは控えめ

ほろり口溶け軽い

食べ方紅茶やコーヒーと。ぽろぽろ崩れるので受け皿の上で

菓子工房、市場

写真:2009年撮影。割れ目の入った白っぽい丸い焼き菓子

0434〜8€≈875円・1瓶♥✦棚に並んだレユニオン産のコンフィチュール(ジャム)の瓶
No.043

コンフィチュール・ペイ

confitures péi島の果物のジャム

ゴヤヴィエ、パパイヤ、ライチ、そしてトマト。何でもジャムにする

一口目果物の香りが濃く、砂糖は島の未精製糖なので後味に糖蜜のコクが残る

とろり果肉感濃い甘み

食べ方パンに塗るほか、パテ・クレオールの中身にもなる。ラベルに果物名が手書きの小さな工房のものが多い

市場、農園の直売、土産物店

写真:2014年撮影。棚に並んだレユニオン産のジャムの瓶

0443〜7€≈700円・1kgあたり✦★木の枝に実った赤いルチ(ライチ)
No.044

ルチ

letchiライチ

11月から1月。ライチが出ると、島は年末になる

一口目皮を割ると香りが立ち、白い果肉は驚くほどみずみずしい。甘さのあとにかすかな酸

ぷりっみずみずしい香り高い

食べ方枝ごと買って、その場で剥く。ラムと砂糖とバニラに漬けた「ポンシュ・ルチ」は年末の定番の飲み物

11〜1月の市場と道端の直売。サン・ブノワ周辺は産地

写真:2006年撮影。サン・ブノワで木に実った赤いルチ

まちのようす

金色の器に盛られたゴヤヴィエの実
器に盛ったゴヤヴィエ。ジャムにもゼリーにもシャーベットにもなる(2005年撮影)
熟す前の青いルチが枝いっぱいについている
熟す前のルチ。赤くなるのは11月から1月にかけて(2004年撮影)
ブラ・ド・ラ・プレーヌ渓谷の斜面を埋めるバナナ畑
谷の斜面を埋めるバナナ畑。東と南の高地はバナナとサトウキビが交互に現れる(2026年)
1930年ごろのサン・ドニ駅を写した絵はがき
1930年ごろのサン・ドニ駅の絵はがき。島には海岸沿いに鉄道が走っていた時代がある。ガトー・シュマン・ド・フェール(鉄道の菓子)の名前はこの記憶と重なる
注文の一言Un bonbon miel et un gâteau patate, s'il vous plaît.アン・ボンボン・ミエル・エ・アン・ガトー・パタト、シル・ヴ・プレ ボンボン・ミエルを1つと、ガトー・パタトを1つ
「ボンボン」は飴じゃないレユニオンで bonbon と言うと、飴ではなく揚げ菓子・焼き菓子のこと。bonbon piment(唐辛子の揚げ団子)にいたっては、まったく甘くない。菓子屋の棚で「bonbon」と書いてあっても、甘いとはかぎらない。
現役の工房を1軒だけ挙げるならサン・ルイの Confiserie Hoarau は1994年からの工房で、bonbon miel/cravate/curcuma/gras/rouroute/napolitain/pâté créole/chemin de fer/gâteau patate・tison・manioc がひととおりそろう。2026年のパリ国際農業見本市にも出展している。
🚗溶岩の海岸線を南へ50分、サント・ローズからサン・フィリップへつぎへ →
15:00おやつ
DAY 2STOP 07サン・フィリップ/南東部

サント・ローズ〜サン・フィリップ──溶岩とヴァコア海岸のタコノキと、川を上る稚魚と、根っこの食べもの

STOP 07ヴァコアの海岸2026年9月
溶岩の上に群生するヴァコアの林
溶岩の上に群生するヴァコア(タコノキ)。サン・フィリップの海岸線(2013年撮影)

島の南東は、溶岩でできている。ピトン・ド・ラ・フルネーズが噴くたびに新しい岩が海に落ち、そこに最初に根を下ろす木のひとつがヴァコア(vacoa/タコノキ)だ。支柱根を何本も垂らして立つ姿は、歩いていると生き物のように見える。

ヴァコアは食べられる。若い芯(chou de vacoa)はサラダ、ドーブ、ブカネとの煮込みにする。葉は編んでかご(bertel)や帽子になる。食べ物と工芸が同じ木から出てくるのが、この植物の面白いところだ。プティティルの L'Oiseau Blanc では chou de vacoa を料理として出している(特殊な料理は2日前予約推奨と公式に案内がある)。

同じ南東の川では、ビシック(bichiques)が獲れる。海で生まれて川を遡上するハゼの稚魚で、リヴィエール・デ・ロッシュの河口は昔からの漁場だ。ただしこれは「島のキャビア」と呼ばれるほど高価で、しかも資源状態が厳しい。2026-27年の漁期は2026年8月28日から2027年2月21日まで、非職業漁は1人1日3kgまで、夜間漁は禁止と県令で決まっている。

そして足元には根っこがある。ソンジュ(タロイモ)、マニョック、カンバー、サツマイモ。「racines lontan(昔の根菜)」と呼ばれるこれらは、今も市場に普通に並んでいて、2026年の現地取材でも「世代を超えて食べ続けられている」と語られている。

地図を読み込んでいます…
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溶岩海岸のヴァコア林と、南部のレストラン。看板の店は Le Cap Méchant と La Marmite du Pêcheur

エリアサント・ローズ〜サン・フィリップ

時間昼〜夕方

行き方サン・ブノワから海岸道路を南へ50分

溶岩流が海に落ちる一帯。アンス・デ・カスカードからピュイ・デ・ザングレにかけてヴァコアの林が続く。

ここで食べたもの

8品・99.50€≈17,412円
ヴァコアの木に実った、うろこ状の大きな実15:00045支柱根が林立する海岸のヴァコア林15:00046曇り空の下、玉石が広がるリヴィエール・デ・ロッシュの河口15:00047皮つきのソンジュ(タロイモ)の芋が積まれた売り台15:00048葉柄をそろえて束ねたソンジュ(タロイモ)の茎15:00049うろこ状の皮を持つザット(バンレイシ)が積まれた売り台15:00050濃いピンクのドラゴンフルーツ(ピタヤ)の山15:00051チェックの布に並べられた完熟のパパイユ(パパイヤ)15:00052
0450.50€≈88円・参考たべた!★✦ヴァコアの木に実った、うろこ状の大きな実
No.045

フリュイ・ド・ヴァコア

fruit de vacoaヴァコア(タコノキ)の実

うろこ状の大きな実。海岸の溶岩の上に、こればかり立っている

一口目実そのものは繊維が硬く、しゃぶるように食べる。甘みは薄い

硬い繊維薄い甘み青い香り

食べ方島で食用にするのは主に若い芯のほう。実は観察と加工用が中心

海岸の林に自生。実の売買はほとんどない

写真:2005年撮影。木に実ったヴァコアの実

04616〜25€≈3,150円・料理として♥✦支柱根が林立する海岸のヴァコア林
No.046

シュー・ド・ヴァコア

chou de vacoaヴァコアの芯

タコノキの若い芯。サラダにも、煮込みにもなる南部の名物

一口目生だとしゃきしゃきして、うっすら苦い。煮ると繊維がほどけて甘くなる

しゃきしゃきほろ苦繊維

食べ方薄切りにしてサラダ、またはブカネやドーブと煮込む。プティティルの L'Oiseau Blanc の名物料理

南部のレストラン、フェルム・オーベルジュ。市場には常時は出ない ▶ この一皿を深掘り

写真:2011年撮影。サン・フィリップのピュイ・デ・ザングレの海岸ヴァコア林。料理そのものではなく、この木の芯を食べる

04740〜100€≈10,500円・1kgあたり・漁期のみ✦★曇り空の下、玉石が広がるリヴィエール・デ・ロッシュの河口
No.047

ビシック

bichiques川を遡上するハゼの稚魚

島のキャビア。ただし資源は深刻に減っていて、漁期も量も決められている

一口目小さな稚魚が絡み合って、ふわりとした塊になる。塩気と川魚の淡い苦み

ふわりとろみほろ苦

食べ方カリ、オムレツ、ベニエに。値段は年により大きく動く

漁期(2026-27年は8月28日〜2月21日)に東海岸の直売所やレストランで。非職業漁は1人1日3kgまで

写真:2004年撮影。ビシック漁で知られるリヴィエール・デ・ロッシュの河口。魚そのものではなく漁場の風景

0483€≈525円・1kgあたり❀♥皮つきのソンジュ(タロイモ)の芋が積まれた売り台
No.048

ソンジュ

songeタロイモ

根も葉も食べる。ただし加熱不足だと、のどがちくちくする

一口目ゆでるともっちりして、里芋よりも粉っぽい。塩気を吸いやすい

もっちり粉っぽいほくほく

食べ方カリ、グラタン、ベニエ、焼き菓子に。えぐみが出るので必ず十分に加熱する

市場の根菜売り場。年間を通してある

写真:2005年撮影。市場に積まれたソンジュの芋。完成した料理ではなく材料

0492€≈350円・1束★✦葉柄をそろえて束ねたソンジュ(タロイモ)の茎
No.049

ブレッド・ソンジュ

brèdes songeタロイモの葉と茎

芋だけでなく、葉と茎も束にして売られている

一口目煮ると葉はとろけ、茎はしゃきっと残る。青くて、少しぬめる

とろりしゃきっぬめり

食べ方干し鱈と煮る「brèdes songe à la morue」が定番。こちらもよく加熱する

市場の葉物売り場。束で売る

写真:2007年撮影。市場で束ねて売られているソンジュの茎。完成した料理ではなく材料

0505〜9€≈1,050円・1kgあたり♥✦うろこ状の皮を持つザット(バンレイシ)が積まれた売り台
No.050

ザット

zatte / pomme cannelleバンレイシ(シュガーアップル)

うろこ模様の緑の実。割ると白いクリームのような果肉が出てくる

一口目スプーンですくうと、口の中で溶ける。バニラとカスタードのような甘さ

クリーミーとろける濃い甘み

食べ方半分に割ってスプーンで。黒い種は出す

季節の市場。熟すと一気にやわらかくなるので、その日のうちに

写真:2007年撮影。市場に積まれたザットの実

0515〜10€≈1,225円・1kgあたり✦★濃いピンクのドラゴンフルーツ(ピタヤ)の山
No.051

ピタヤ

pitayaドラゴンフルーツ

濃いピンクの外皮。島では農園でも育てていて、白・赤・黄の3色がある

一口目見た目ほど濃い味ではなく、さっぱりした甘さと、種のぷちぷちした食感

しゃりしゃりぷちぷち軽い甘さ

食べ方冷やして半分に割り、スプーンで。ジュースやシャーベットにも

市場の果物売り場

写真:2007年撮影。市場に積まれたピタヤ

0522〜4€≈525円・1個❀♥チェックの布に並べられた完熟のパパイユ(パパイヤ)
No.052

パパイユ

papayeパパイヤ

熟せば果物、青いままなら野菜。島では両方使い切る

一口目熟したものは、とろりとして甘く、かすかに青い香りが残る

とろりなめらかほの甘

食べ方熟したらそのまま、青いうちは千切りにしてサラダやベニエ、ジャムに。青いパパイヤの砂糖漬けはCalicocoという現代の菓子にも使われている

市場の果物売り場。庭に生えている家も多い

写真:2005年撮影。市場に並んだ完熟のパパイヤ

まちのようす

斜面をおおうヴァコアの茂み
アンス・デ・カスカードの斜面をおおうヴァコアの茂み(2003年撮影)
見上げたヴァコア(タコノキ)の樹冠と支柱根
見上げたヴァコアの樹冠と支柱根。この葉を編んでかごや帽子を作る(2005年撮影)
畑に茂るソンジュ(タロイモ)の大きな葉
畑に茂るソンジュの葉。この葉と茎がブレッドになる(2004年撮影)
幹に実をびっしりつけたパパイヤの木
幹に直接実をつけるパパイヤの木。南の海岸沿いでよく見る(2016年撮影)
支柱の脇に育つアロカシア(ソンジュの仲間)の葉
支柱の脇に育つアロカシア。ソンジュの仲間で、葉の形が似ている(2005年撮影)
注文の一言Vous avez du chou de vacoa aujourd'hui ?ヴ・ザヴェ・デュ・シュー・ド・ヴァコア・オージュルデュイ? 今日はヴァコアの芯はありますか?
ビシックの値段が高い理由ビシックは Sicyoperus lagocephalus(gros bichique)と Cotylopus acutipinnis(bichique fine)の稚魚で、行政は資源が深刻に脅かされていると明記している。2026年8月17日付の県令では、漁期のほか、河川の自由水路の確保、14の河口付近での海上漁の禁止、漁具の制限、全漁業者への漁獲申告義務まで定められた。値段はその希少さの結果でもある。
パルミストは祭りのごちそう観光局はパルミスト(ヤシの若い芯)をビシックと並ぶ「祭りのごちそう」と説明している。野生のものは保護されていて販売は管理対象。栽培はサント・ローズ、サン・フィリップ、プレーヌ・デ・パルミストが中心で、サラダ、グラタン、achards、カリの付け合わせにする。
🚗南海岸を西へ40分、プティティルのグランダンスへつぎへ →
19:00晩ごはん
DAY 2STOP 08プティティル/南部

プティティル、グランダンス──薪火のカブリ海辺に鍋を並べて、火を焚いて、山羊を煮る

STOP 08薪火の夜2026年9月
グランダンスの海辺で、薪の火にかけた大鍋がいくつも並ぶ野外調理
グランダンスの海辺で、薪の火にかけた大鍋がいくつも並ぶ。週末の家族のピクニック(2016年撮影)

レユニオンの週末は、海辺か川べりで火を焚くところから始まる。ピクニック用の東屋があちこちにあり、家族が炭と薪と大鍋(marmite)を車から下ろして、朝から煮込みを始める。ガスコンロで作るより薪のほうがうまい、と言い切る人は今も多い。

その日の主役はたいてい、カブリ・マサレ(cabri massalé)だ。山羊肉を、マサレというミックススパイスで煮込む。マサレはインドのマサラが語源で、コリアンダー、クミン、ターメリック、丁子などを合わせたもの。カリよりも香りが立ち、色は赤みが強い。

海の幸も並ぶ。イセエビ(langouste)、テナガエビ(camaron)、タコ(zourite)。タコは、赤ワインを入れて煮ればシヴェ・ゾーリット、入れなければカリ・ゾーリットになる。観光局の公式レシピでは、タコを2cmほどに切って玉ねぎ・にんにく・生姜・トマトと弱火で蒸し煮し、やわらかくなってから赤ワインを加えて煮詰める、と説明されている。

そして沖のカジキとマグロ。レユニオンの漁は、マグロ延縄とメカジキが中心で、市場や魚屋には切り身が並ぶ。カリにしても、グリルにしても、コンバヴァと生姜を効かせるのが島のやり方だ。

地図を読み込んでいます…
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週末に家族が鍋を持ち込む浜。看板の店は L'Oiseau Blanc

エリアプティティル/グランダンス

時間昼〜夜

注意特殊な料理は2日前までに予約を、と公式に案内がある

グランダンスの浜は、週末になると家族が鍋と炭を持ち込んでピクニックをする場所。

ここで食べたもの

8品・145€≈25,375円
鍋いっぱいに煮えたカブリ・マサレのアップ19:00053サンゴ礁の岩肌にいるレユニオンのイセエビ(Panulirus penicillatus)19:00054白背景で撮影されたカマロン(ヒメエビの一種)の標本写真19:00055白背景のキハダマグロ(トン・アルバコール)の標本写真19:00056白背景のクロカジキ(マルラン・ブルー)の標本写真19:00057白背景のシイラ(ドラード)の標本写真19:00058市場に並ぶ紫と縞模様のブランジェル(レユニオンのなす)19:00059いぼだらけの緑のマルゴーズ(ゴーヤ)が山積みになった売り場19:00060
05315〜24€≈3,150円たべた!★✦鍋いっぱいに煮えたカブリ・マサレのアップ
No.053

カブリ・マサレ

cabri massalé山羊肉のマサレ煮込み

薪の大鍋で3時間。島の祝いごとの真ん中には、たいていこれがある

一口目マサレの香りが最初に来て、そのあとに山羊のくせのある脂。骨からほろりと外れる

ほろほろ濃い香辛料脂

食べ方白飯と豆に、ルガイユを添えて。骨つきの部分を手で持って食べる人も多い

フェルム・オーベルジュ、食堂 ▶ この一皿を深掘り

写真:2026年公開の写真。プティティル、グランダンスで薪火にかけられた鍋の中のカブリ・マサレ

05435〜70€≈7,875円・時価♥✦サンゴ礁の岩肌にいるレユニオンのイセエビ(Panulirus penicillatus)
No.054

カリ・ラングースト

cari langousteイセエビの煮込み

礁池にいる棘だらけのエビ。島でいちばん高いカリ

一口目身は締まって甘く、殻から出た出汁が煮汁に溶けている。ターメリックの香りが後ろで支える

ぷりぷり締まった身濃い出汁

食べ方殻ごと煮るので、手を使って身を外す。煮汁をご飯にかけるのが本番

海沿いのレストラン。時価なので、頼む前に値段を聞く

写真:2014年撮影。レユニオンの礁池にいるイセエビ(Panulirus penicillatus)。完成した料理ではなく、食材になる生き物

05525〜45€≈5,250円✦★白背景で撮影されたカマロン(ヒメエビの一種)の標本写真
No.055

カリ・カマロン

cari camaronsテナガエビの煮込み

カマロンは島の言葉。フランス本土では通じないエビの呼び名

一口目殻ごと噛むと香ばしく、身はほろりと崩れる。味噌のうま味が煮汁に出る

ぷりっ香ばしい濃厚

食べ方頭を吸ってから身を食べる。ご飯に煮汁をたっぷり

海沿いのレストラン、フェルム・オーベルジュ

写真:2016年公開のIFREMER資料写真。ローカル名カマロンと呼ばれるエビの標本写真で、完成した料理ではない

05615〜25€≈3,150円・1kgあたり❀♥白背景のキハダマグロ(トン・アルバコール)の標本写真
No.056

トン・アルバコール

thon albacoreキハダマグロ

レユニオンの沖はマグロ漁の海。切り身は市場の定番

一口目生だと赤身のさっぱりした甘み。カリにすると身が締まって、しっかりした肉のようになる

しっかりさっぱり締まる

食べ方カリ、グリル、そして酢とターメリックで漬けたヴァンダイユに

魚屋、市場、スーパー

写真:2016年公開のIFREMER資料写真。魚種としてのキハダマグロで、料理ではない

05713〜22€≈2,800円・1kgあたり★✦白背景のクロカジキ(マルラン・ブルー)の標本写真
No.057

マルラン・ブルー

marlin bleuクロカジキ

メカジキと並ぶ島の大物。燻製にすると土産物の棚に並ぶ

一口目身はしっかりして、脂は控えめ。燻すと香りが濃く、色が濃い赤褐色になる

しっかりきめ細かい燻香

食べ方ステーキ、カリ、燻製。燻製は薄切りでそのまま

魚屋、スーパー、土産物店

写真:2016年公開のIFREMER資料写真。魚種としてのクロカジキで、料理ではない

05810〜16€≈2,100円・1kgあたり♥✦白背景のシイラ(ドラード)の標本写真
No.058

ドラード・コリフェーヌ

dorade coryphèneシイラ

青と金の魚。市場に出るときはもう色が抜けている

一口目淡白で、身離れがいい。カリにすると煮汁の味をよく吸う

ほろり淡白身離れがいい

食べ方カリ・ポワソン、グリル。コンバヴァと生姜を効かせる

魚屋、市場

写真:2016年公開のIFREMER資料写真。魚種としてのシイラで、料理ではない

0593€≈525円・1kgあたり✦★市場に並ぶ紫と縞模様のブランジェル(レユニオンのなす)
No.059

ブランジェル

bringelleなす(ルガイユ・ブランジェル用)

紫と白の縞。焼いてつぶし、唐辛子と混ぜると薬味になる

一口目焼いてつぶしたなすの甘みに、生の玉ねぎと唐辛子の刺激が刺さる

とろりなめらかぴりっ

食べ方焼く、または蒸してからつぶし、玉ねぎ・唐辛子・塩・油と混ぜて rougail bringelle に。カリの脇に少量

市場の野菜売り場

写真:2005年撮影。市場に並ぶレユニオンのなす。完成したルガイユではなく材料

0603€≈525円・1kgあたり❀♥いぼだらけの緑のマルゴーズ(ゴーヤ)が山積みになった売り場
No.060

マルゴーズ

margozeゴーヤ(にがうり)

島でいちばん苦い野菜。それでも市場から消えない

一口目噛んだ瞬間から苦い。塩でもんで水にさらしても、苦みは残る

しゃきしゃき強い苦みみずみずしい

食べ方薄切りにして塩もみし、炒める・煮る。ひき肉を詰めた farci にもする

市場の野菜売り場。年間を通してある

写真:2005年撮影。市場に山積みになったゴーヤ。完成した料理ではなく材料

まちのようす

薪の火にかけた蓋つきの大鍋と、オレンジ色のカブリ・マサレの鍋
蓋をした鍋と、オレンジ色に煮えた鍋。薪の高さで火加減を調整する(2026年公開)
礁池の岩陰にいる縞模様のイセエビ(Panulirus longipes)
礁池の岩陰にいる縞模様のイセエビ。レユニオンの海の食材(2014年撮影)
水中の岩に張りついた青みの強いイセエビ(Panulirus ornatus)
青みの強いイセエビ。同じ礁池に何種類もいる(2025年撮影)
白背景で撮影されたイセエビ(ラングースト・ディアブロタン)の標本写真
「ラングースト・ディアブロタン」と呼ばれるイセエビの標本写真(2016年公開)
注文の一言Un cabri massalé pour deux, s'il vous plaît.アン・カブリ・マサレ・プール・ドゥ、シル・ヴ・プレ カブリ・マサレを2人前で
マサレとカリの違いカリは玉ねぎ・にんにく・生姜・トマトにターメリックとタイムを合わせる。マサレはそこにコリアンダー、クミン、丁子などを配合した混合香辛料を加える。だからマサレのほうが香りが強く、色が赤い。インド系の家庭では、マサレを自分の家の配合で作る。
「massalé la corée」という名前現地の観光体験の案内には、モツを香辛料のソースで煮込んだ「massalé la corée」という料理が出てくる。名前だけ聞くと朝鮮半島と関係がありそうだが、これは内臓(la corée)を指す島の言い方で、韓国とは関係がない。
🚗翌朝は南の市場へ。サン・ピエールまで30分つぎへ →
土曜の朝、野菜のケースを並べたサン・ピエールの露天市
DAY3

南──サン・ピエールと高地

露天市の夜明け、香草の店、昆虫食、そして標高1500メートルの畑

「Combava Pays 1€ pièce」の手書き札を立てたコンバヴァのかごLA RÉUNION06:30
06:30朝ごはん
DAY 3STOP 09サン・ピエール/南部

サン・ピエールの露天市(marché forain)土曜の夜明け、島でいちばん大きな市が立つ

STOP 09露天市2026年9月
パラソルが並び買い物客であふれるサン・ピエールの露天市
パラソルが並び、買い物客であふれるサン・ピエールの露天市(2024年)

レユニオンでいちばん大きな市は、サン・ピエールの海沿いに立つ。土曜の朝、まだ暗いうちからテントが張られ、6時を過ぎるころには人がぎっしり詰まっている。果物、野菜、香辛料、乾燥ハーブ、揚げ物、手工芸、そして生きた鶏。

この市場は、島の食の交差点をそのまま見せてくれる。フランス語で値段を言われ、クレオール語で客とやり取りし、香辛料の売り場にはインドの名前が並び、隣では中国系の店が乾物を積んでいる。

香辛料の売り場に行くと、「サフラン・ペイ」と書かれた黄色い粉の山がある。サフランではなくターメリックのことで、島で栽培されている。その隣にはコンバヴァ(コブミカン)。皮を削って料理に入れると、鶏でも魚でも一気に島の匂いになる。

果物は、島で採れたものと輸入品が混ざっている。段ボールに手書きで「orange péi 1€/kg」「combava péi 1€ pièce」と書いてあれば、島産だ。

地図を読み込んでいます…
表示されない場合はブラウザで開いてください(OpenStreetMap)

海沿いに立つ島最大の露天市

エリアサン・ピエール

時間土曜の朝から13時ごろまで

支払い現金のほうが早い

海沿いのブルヴァール・ユベール・ドリールに沿って、朝から昼過ぎまで露店が並ぶ。

ここで食べたもの

7品・18.50€≈3,238円
「Combava Pays 1€ pièce」の手書き札を立てたコンバヴァのかご06:30061鮮やかな黄色のキュルキュマ(ターメリック)の粉の山06:30062市場に並ぶ香辛料用の葉と青い実06:30063かごに入った炒りピスターシュ(落花生)を紙包みで売る露天商(白黒写真)06:30064「oranges pays 1€ kg」の札を立てたオレンジの山06:30065市場に山積みされたカランボルの実06:30066赤や橙に熟したジュジューブ(ナツメ)の実06:30067
0611€≈175円・1個たべた!★✦「Combava Pays 1€ pièce」の手書き札を立てたコンバヴァのかご
No.061

コンバヴァ

combavaコブミカン

皮を削って料理に入れると、その一皿が島の料理になる

一口目果汁ではなく皮を使う。削った瞬間に、レモンよりも鋭く青い香りが立つ

ごつごつの皮鋭い香り苦み

食べ方皮をすりおろして鶏・魚・マヨネーズ・ラムに。実そのものは酸味と苦みが強く、そのままは食べない

市場の果物・香辛料売り場。写真の札には「Combava "Pays" 1€ pièce」とある

写真:2019年撮影。サン・ポールの露天市で売られていたコンバヴァ

0624€≈700円・100gあたり♥✦鮮やかな黄色のキュルキュマ(ターメリック)の粉の山
No.062

キュルキュマ/サフラン・ペイ

curcuma / safran péiターメリック(島の「サフラン」)

レユニオンでサフランと言えば、これ。カリの黄色はこの粉の色だ

一口目土っぽくて、かすかに苦い。単体だとおいしくないのに、油で炒めると化ける

きめ細かい粉土の香りほろ苦

食べ方カリの最初に油で炒めて香りを出す。入れすぎると苦くなる

市場の香辛料売り場。量り売り

写真:2011年撮影。市場に山盛りにされたターメリックの粉

0633€≈525円・1袋✦★市場に並ぶ香辛料用の葉と青い実
No.063

エピス・ペイ

épices péi島の香辛料(葉と実)

粉になる前の香辛料は、葉と実のまま売られている

一口目手でこすると指に匂いが移る。丁子、こしょう、月桂樹に似た葉

乾いた葉硬い実強い香り

食べ方カリやマサレの配合に。家ごとに割合が違う

市場の香辛料売り場

写真:2005年撮影。市場に並ぶ香辛料用の葉と実

0642€≈350円・1袋❀♥かごに入った炒りピスターシュ(落花生)を紙包みで売る露天商(白黒写真)
No.064

ピスターシュ・グリエ

pistaches grillées炒り落花生

レユニオンでピスターシュはピスタチオではなく、落花生のこと

一口目殻を割ると、炒りたての香ばしさ。塩気は控えめで、豆の甘みが残る

ぱりっ香ばしいほくほく

食べ方紙包みのまま歩きながら。すりつぶして「rougail pistache」という薬味にもする

市場の露店。紙のコーンに入れて売る

写真:2019年撮影。サン・ピエールで炒り落花生を紙包みで売る露天商(白黒写真)

0651.50€≈262円・1kgあたり★✦「oranges pays 1€ kg」の札を立てたオレンジの山
No.065

オランジュ・ペイ

orange péi / tangor島のオレンジ(タンゴール)

見た目は地味で、皮は緑がかっている。それでも味は濃い

一口目皮をむくと香りが強い。甘さと酸味がはっきりしていて、輸入オレンジより野性的

果汁が多いしっかりした酸香り高い

食べ方そのまま。ジュースにも。段ボールの手書き札に「oranges pays 1€ kg」とある

市場の果物売り場

写真:2019年撮影。手書きの札を立てて売られている島のオレンジ

0663€≈525円・1kgあたり♥✦市場に山積みされたカランボルの実
No.066

カランボル

caramboleスターフルーツ

切ると星になる実。島では庭にも生えている

一口目しゃりっとして、りんごと青いぶどうの中間のような酸味。甘さは控えめ

しゃりしゃりみずみずしい酸味

食べ方輪切りにしてそのまま、サラダに、ジュースに。皮ごと食べられる

市場の果物売り場

写真:2005年撮影。市場に積まれたカランボル

0674€≈700円・1kgあたり✦★赤や橙に熟したジュジューブ(ナツメ)の実
No.067

ジュジューブ

jujubeインドナツメ

5月から7月。小さくて、りんごのような音がする実

一口目皮ごと噛むと、しゃりっとして粉っぽい甘み。熟すと赤くなり、甘さが増す

しゃり粉っぽいほの甘

食べ方そのまま。熟しすぎる前に食べる

季節の市場

写真:2013年撮影。ショードロン市場(サン・ドニ)のジュジューブ

まちのようす

土曜の朝、野菜のケースを並べたサン・ピエールの露天市
土曜の朝、野菜のケースを並べた露天市。人が動き出すのは6時過ぎから(2004年撮影)
青いテントの下で葉物野菜を売るサン・ピエール市場の売り場
青いテントの下の葉物売り場。ブレッドはここで束のまま買う
果物や野菜の台をはさんで売り手と客が向き合うサン・ピエールの市場
台をはさんで売り手と客が向き合う。値段はたいてい口頭で決まる(2024年)
皮のごつごつした緑のコンバヴァが積まれた売り台
市場に積まれたコンバヴァ。皮のごつごつが目印(2005年撮影)
皮が紫に色づいたパッションフルーツの山
市場に並ぶパッションフルーツ。皮がしわになるまで置くと甘くなる(2005年撮影)
小ぶりなアナナ・ヴィクトリアが並ぶ市場の売り台
小ぶりなアナナ・ヴィクトリアが並ぶ売り台(2007年撮影)
黄色く熟したカランボル(スターフルーツ)の山
黄色く熟したカランボルの山(2007年撮影)
枝についた黄緑から赤に色づくジュジューブ(ナツメ)の実
枝についた黄緑から赤に色づくジュジューブ。5〜7月が季節(2026年)
注文の一言C'est du péi, ça ?セ・デュ・ペイ、サ? これは島産ですか?
「サフラン」の混乱島で「safran」と言えばターメリック。フランス本土の safran(サフラン)とはまったく別物で、値段も100倍違う。レシピに「safran péi」と書いてあったら、迷わずターメリックを買っていい。
ピマン・ラ・パットという瓶生の唐辛子をすりつぶし、塩・油・酢と合わせた瓶詰めが「piment la pâte」。2025年の現地の比較記事では、スーパーと職人の12製品を集めて食べ比べており、基本は piment+sel+huile+vinaigre、作り手によって生姜、にんにく、コンバヴァを足すと説明されている。冬に生の唐辛子が高くなる時期の代わりにもなる。
🚶露天市から屋根付き市場まで、歩いて3分つぎへ →
10:00午前のおやつ
DAY 3STOP 10サン・ピエール/屋根付き市場

屋根付き市場と、ティザヌールの棚薬草を売る人が、いまも市場にいる

STOP 10ティザーヌ2026年9月
サン・ピエールの屋根付き市場の外観
サン・ピエールの屋根付き市場。露天市の隣にあり、雨でも開いている(2011年撮影)

レユニオンには「ティザヌール(tisaneur)」という職業がある。島の植物を採って乾かし、症状に合わせて調合して売る人たちだ。市場の一角に台を出し、乾いた葉や樹皮を袋に詰め、手書きの名札をつけて並べている。

並んでいるのは、消化のための葉、眠るための葉、熱を下げる葉。伝統的な知識で、医療ではない。それでも島の家庭では、風邪をひいたらまずティザーヌを飲む、という人がいまも普通にいる。

同じ市場では、乾燥ハーブの隣に香辛料の小袋、そのまた隣に果物と野菜が並ぶ。買い物は屋根付きで済ませ、外の露天市で足りないものを買う、という順番の人が多い。

そして市場の外では、緑のココナツが路上に積まれている。上を切り落としてストローを挿し、その場で水を飲む。飲み終わったら割ってもらって、中の白い果肉をスプーンで食べる。

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常設の屋根付き市場と、ティザヌール(薬草売り)の棚

エリアサン・ピエール

時間平日・土曜の日中

行き方露天市から徒歩3分

露天市のすぐ隣。こちらは常設で、雨でも買える。

ここで食べたもの

4品・12.50€≈2,188円
薬草の名前を書いた札を添えて乾燥ハーブを並べたティザヌールの露店10:00068手書きの名札をつけた小袋入りの乾燥ハーブが並ぶ市場の棚10:00069市場に積まれた大ぶりの緑のアヴォカ(アボカド)10:00070紫に色づいたフリュイ・ド・ラ・パシオンの山10:00071
0682〜5€≈525円・1袋たべた!★✦薬草の名前を書いた札を添えて乾燥ハーブを並べたティザヌールの露店
No.068

ティザーヌ・ペイ

tisane péi島の薬草茶

市場に薬草売りがいる。名札は手書きで、効能まで書いてある

一口目熱湯を注ぐと、干し草と樹皮の匂い。味は薄く、後味にほろ苦さが残る

軽いほろ苦草の香り

食べ方少量を煮出して飲む。飲みすぎない。医療の代わりにはならない

市場のティザヌールの台 ▶ この一皿を深掘り

写真:2011年撮影。薬草の名札を添えて乾燥ハーブを並べたティザヌールの台

0692.50€≈438円・1袋♥✦手書きの名札をつけた小袋入りの乾燥ハーブが並ぶ市場の棚
No.069

プレパラシオン・アン・サシェ

préparations en sachet調合済みの薬草・香辛料の小袋

袋に手書きの名前。中身は葉、樹皮、根、香辛料

一口目袋を開けると、まず樹皮の乾いた匂い。香辛料の袋はもっと甘い

乾いている軽い混ざった香り

食べ方そのまま煮出す、または料理の香りづけに。何が入っているか必ず聞く

露天市と屋根付き市場のティザヌールの棚

写真:2011年撮影。サン・ピエールの露天市で、手書きの名札をつけて並ぶ小袋

0703€≈525円・1kgあたり✦★市場に積まれた大ぶりの緑のアヴォカ(アボカド)
No.070

アヴォカ

avocatアボカド

島のアボカドは大きい。そして、砂糖をかけて食べる人がいる

一口目ねっとりして濃厚。品種によっては水っぽく、青い香りが強いものもある

ねっとり濃厚なめらか

食べ方サラダに、ルガイユに。島では砂糖やコンデンスミルクをかけてデザートにする食べ方もある

市場の果物・野菜売り場

写真:2005年撮影。市場に積まれた大ぶりのアボカド

0714€≈700円・1kgあたり❀♥紫に色づいたフリュイ・ド・ラ・パシオンの山
No.071

フリュイ・ド・ラ・パシオン

fruit de la passion / grenadilleパッションフルーツ

皮がしわしわになったころが食べごろ。見た目で損をしている果物

一口目割ると強い香り。酸味が最初に来て、あとから蜜のような甘さ。種はぷちぷち噛む

ぷちぷち強い酸味濃い香り

食べ方半分に割ってスプーンで。ジュース、ムース、ケーキにも

市場の果物売り場。年間を通してある

写真:2005年撮影。市場に並ぶパッションフルーツ

まちのようす

「MARCHÉ COUVERT」の看板が出たサン・ピエール市場の脇入口
「MARCHÉ COUVERT」の看板が出た脇入口。外にテーブルが出ている(2009年撮影)
袋詰めした薬草と説明書きを並べたティザヌールの台
袋詰めした薬草と説明書きを並べたティザヌールの台(2011年撮影)
市場の台に並ぶ、サトウキビや果実を詰めた漬け込み用のラム瓶
市場の台に並ぶ、サトウキビや果実を詰めた漬け込み用の瓶。ロム・アランジェの材料一式(2011年撮影)
注文の一言C'est pour quoi, cette tisane ?セ・プール・クワ、セット・ティザーヌ? このお茶は何に効くんですか?
ティザーヌは薬ではないティザヌールの棚には効能が書いてあるが、これは島に伝わる知識であって医療ではない。持病がある人、薬を飲んでいる人、妊娠中の人は、口に入れる前に必ず医師に相談を。土産に買うときも、植物によっては持ち込みが制限される国がある。
ココナツを1個まるごと露天市の路上には緑のココナツが山積みになっている。頼むとナタで上を落としてストローを挿してくれる。飲み終わったら「割って」と言えば、中の白い果肉をスプーンで食べられる。サン・ポールの Le Palais de l'Eau de Coco は1943年創業で、ココナツ水だけでなく bonbon coco、nougat coco、tarte coco、poulet coco まで扱っている。
🚗西へ20分、サン・ルイの平野へつぎへ →
13:00昼ごはん
DAY 3STOP 11サン・ルイ/ラ・リヴィエール

サン・ルイ──工場の町の昼ごはん製糖工場のふもとで、大鍋のカリと、島の珍味

STOP 11サン・ルイ2026年9月
ゴル製糖工場と発電所の全景
サン・ルイのゴル製糖工場。搾りかす(バガス)を燃やして発電もしている(2007年撮影)

サン・ルイは、砂糖の町だ。ゴル製糖工場の煙突が平野のどこからでも見え、収穫期にはキビを積んだトラックが工場の前に列を作る。町の食堂の昼は、その労働者の胃袋に合わせて、量が多い。

昼の定番は、やはり大鍋のカリだ。アルミの両手鍋にたっぷり作り、白飯と豆を添えて出す。値段は10〜15€前後で、持ち帰りにすればもう少し安い。

この島には、めったに話題にならない食べ物もある。ザンデット(zendette)は蛾の幼虫で、揚げて食べる。観光局も「Quelques curiosités(いくつかの珍しいもの)」の項目で、スズメバチの幼虫を塩で揚げる食べ方を紹介している。ただし、これらは「珍しい食文化」であって、今のレユニオンで誰もが日常的に食べているものではない。

肉のほうにも、島の固有種がいる。ブフ・モカ(bœuf moka)は白黒まだらの小型の在来牛で、島の風土に適応した品種として知られている。

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ゴル製糖工場のある平野の食堂と菓子工房。看板の店は Confiserie Hoarau

エリアサン・ルイ/ラ・リヴィエール

時間昼が中心

行き方サン・ピエールから西へ20分

ゴル製糖工場のある平野。菓子工房と食堂が点在する。

ここで食べたもの

4品・51€≈8,925円
アルミの両手鍋に盛られた黄色いカリと白いご飯13:00072ピンクの布の上に並べられた、揚げたザンデット(蛾の幼虫)13:00073白黒まだらのレユニオン在来牛ブフ・モカ13:00074市場の一角で竹かごに入れて売られている生きた鶏13:00075
0729〜14€≈1,925円たべた!★✦アルミの両手鍋に盛られた黄色いカリと白いご飯
No.072

カリ・アン・マルミット

cari en marmite大鍋のカリ(昼の定食)

アルミの両手鍋ごと出てくる。これが働く人の昼ごはんの形

一口目煮汁がよく煮詰まっていて、じゃがいもが崩れかけている。塩気はしっかり

ほろほろとろみしっかりした塩気

食べ方鍋から皿に取り分けて、白飯と豆と一緒に。残ったら持ち帰り用の容器をくれる店が多い

町の食堂、持ち帰り店

写真:2018年撮影。アルミの両手鍋に盛られたカリと白飯

0735€≈875円・参考♥✦ピンクの布の上に並べられた、揚げたザンデット(蛾の幼虫)
No.073

ザンデット・フリ

zendette frit揚げた蛾の幼虫

レユニオンの昆虫食。ただし誰もが普通に食べているとは書けない

一口目揚げると外がぱりっとして、中はクリーム状。ナッツのような香ばしさと、少しの苦み

ぱりっクリーミー香ばしい

食べ方素揚げして塩をふる。地域と世代によって、食べる人と食べない人がはっきり分かれる

常時売っている店はほぼない。家庭や地域の行事で作られる ▶ この一皿を深掘り

写真:2009年撮影。布の上に並べられた揚げたザンデット

07420€≈3,500円・1kgあたり✦★白黒まだらのレユニオン在来牛ブフ・モカ
No.074

ブフ・モカ

bœuf mokaレユニオン在来の牛

白黒まだらの小型牛。島の気候に合わせて残ってきた品種

一口目肉は締まっていて、脂は少ない。長く煮込むカリ向き

締まった肉脂は少なめうま味が濃い

食べ方カリ・ブフ、ドーブ、ラグーに。柔らかくするには時間をかける

精肉店、市場。「bœuf péi」の表示を探す ▶ この一皿を深掘り

写真:2014年撮影。草地に立つレユニオン在来牛ブフ・モカ。肉ではなく生きた牛の写真

07512〜20€≈2,625円・1羽❀♥市場の一角で竹かごに入れて売られている生きた鶏
No.075

プレ・ペイ

poulet péi (vivant)島の地鶏(市場で生きたまま売られる)

市場ではまだ、生きた鶏がかごに入って売られている

一口目肉は締まっていて、味が濃い。ブロイラーより煮込み時間が長くかかる

締まった肉濃いうま味しっかり

食べ方カリ・プレ、マサレ。骨からいい出汁が出る

露天市の一角。買うとその場で締めてくれる店もある

写真:2024年撮影。サン・ピエールの市場でかごに入れて売られている生きた鶏

まちのようす

サラジーの山あいのサトウキビ畑
サラジーの山あいのサトウキビ畑。平地だけでなく斜面にも植える(2007年撮影)
白い皿に盛った鶏のカリ、じゃがいも、豆、白飯
白い角皿に盛りつけたカリ。同じ料理でも、店によって出し方が変わる(2024年)
赤い煮汁をまとった鶏のカリのアップ
赤い煮汁をまとった鶏のカリのアップ(2008年撮影)
注文の一言À emporter, s'il vous plaît.ア・アンポルテ、シル・ヴ・プレ 持ち帰りでお願いします
昆虫食を書くときの線引きザンデットもスズメバチの幼虫も、レユニオンの食文化として確かに存在する。観光局の公式ページにも「珍しいもの」として載っている。ただし「島の人がいつも食べている」わけではない。珍しさを強調するあまり、日常食のように書かないこと──これは取材のルールにしている。
サレドスという袋菓子スーパーの棚には Salédos というチップスがある。公式には100%地元産をうたい、島内の農家からキャッサバとさつまいもを直接仕入れ、塩はサン・ルーのものを使うと説明している。市場の根菜が、袋菓子になって戻ってくる例。
🚗山道を登って標高1500メートルへ、45分つぎへ →
17:00晩ごはん
DAY 3STOP 12ル・タンポン/プレーヌ・デ・カフル

プレーヌ・デ・カフル──標高1500メートルの畑熱帯の島の上に、涼しい野菜と牧草地がある

STOP 12高地の畑2026年9月
高地ボワ・クールの屋根だけの市場と赤土の広場
高地ボワ・クールの、屋根だけの市場と赤土の広場(2026年)

海から30分も登ると、風景が完全に変わる。プレーヌ・デ・カフルは標高1000メートルを超える高原で、サトウキビもバナナも消え、代わりに牧草地とねぎ畑とキャベツ畑が広がる。朝は霧が出て、冬(7〜8月)には氷点下になる日もある。

ここが島の野菜の産地だ。ねぎ、キャベツ、レタス、いちご。近年は水耕栽培の温室も増えていて、熱帯の島の上で涼しい野菜を作る、という奇妙な光景になっている。

牧草地には牛と羊とヤギがいる。レユニオンで「カブリ(cabri)」といえばヤギのことで、祝いの日のカブリ・マサレの材料になる。羊はムトン(mouton)。高原の牧場で育てられ、島内で消費される。

この高原には、島の伝統料理を残している食堂もある。Chez Guilaine では、rougail z'andouille、boucané ti jacque、baba-figue、cari patte cochon といった「plats lontan(昔の料理)」を毎日出している。

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高原の畑と牧草地、屋根だけの市場。看板の店は Chez Guilaine

エリアル・タンポン/プレーヌ・デ・カフル

時間昼が中心。朝夕は冷える

行き方サン・ピエールから山道を45分

標高1000〜1600メートル。朝夕は冷える。ボワ・クールには屋根だけの市場がある。

ここで食べたもの

6品・66.50€≈11,638円
高原プレーヌ・デ・カフルに広がるネギの畑17:00076温室で水耕栽培されているレタス17:00077一面のキャベツ畑17:00078草地に座る白いヤギ17:00079高原の牧草地で草を食む羊17:00080グランド・フェルムの牧草地に立つ牛17:00081
0762.50€≈438円・1束たべた!★✦高原プレーヌ・デ・カフルに広がるネギの畑
No.076

ポワロー・デ・オー

poireau des Hauts高地のねぎ

熱帯の島の標高1500メートルで、ねぎ畑が地平線まで続く

一口目生は辛く、火を通すと驚くほど甘い。低地の野菜より繊維がしっかりしている

しゃきしゃき火を通すと甘い繊維

食べ方スープ、グラタン、カリの薬味に。島の食堂の付け合わせにもよく出る

高地の直売所、市場

写真:2026年撮影。プレーヌ・デ・カフルのねぎ畑

0772€≈350円・1株♥✦温室で水耕栽培されているレタス
No.077

サラド・イドロポニック

salade hydroponique水耕栽培のレタス

台風と豪雨の島で、屋根の下に畑を作る

一口目水分が多く、葉が薄い。えぐみが少なく、そのままでも食べやすい

みずみずしい薄い葉やわらかい

食べ方サラダ、サンドイッチ。島のサラダは、たいていこの手の温室から来る

スーパー、直売所

写真:2026年撮影。プレーヌ・デ・カフルの温室で水耕栽培されているレタス

0782€≈350円・1玉✦★一面のキャベツ畑
No.078

シュー

chouキャベツ

高原の畑の主役。カリの脇に必ずいる

一口目しっかり巻いていて、甘みが強い。火を通すととろける

しゃきっ甘いとろける

食べ方炒め煮、スープ、achards に。生のままサラダにも

高地の畑の直売、市場

写真:2005年撮影。レユニオンのキャベツ畑

07922€≈3,850円・1kgあたり❀♥草地に座る白いヤギ
No.079

カブリ

cabriヤギ

祝いの日のカブリ・マサレは、この動物から始まる

一口目肉は締まって独特の香りがある。だからこそマサレの強い香辛料と合う

締まった肉特有の香り煮ると柔らかい

食べ方マサレで長時間煮込む。骨つきのまま鍋に入れる

精肉店、市場

写真:2026年撮影。マファット圏谷の集落マルラの草地に座るヤギ。肉ではなく生きたヤギの写真

08020€≈3,500円・1kgあたり★✦高原の牧草地で草を食む羊
No.080

ムトン

mouton羊

熱帯の島に、羊の牧草地がある

一口目島の羊は脂が控えめで、香りも穏やか。カリにすると煮汁が濃くなる

やわらかい脂は控えめうま味

食べ方カリ、マサレ、ドーブ。高地の食堂で見かけることが多い

精肉店。「mouton péi」の表示を探す

写真:2026年撮影。プレーヌ・デ・カフルの牧草地で草を食む羊。肉ではなく生きた羊の写真

08118€≈3,150円・1kgあたり♥✦グランド・フェルムの牧草地に立つ牛
No.081

ブフ・デ・オー

bœuf des Hauts高地の放牧牛

牧草地の牛は、島の乳製品と肉の両方を支えている

一口目放牧の牛は肉が締まっている。乳は Fromage des Plaines というフレッシュチーズになる

締まった肉濃い乳さっぱり

食べ方肉は煮込みに。チーズはパンに塗る、サラダに添える、というのが公式の食べ方の説明

精肉店と乳製品売り場。「Lait origine Réunion」の表示を探す

写真:2008年撮影。グランド・フェルムの牧草地に立つ牛。肉やチーズではなく、生きた牛の写真

まちのようす

グラン・バサンの斜面に作られた小さなぶどう畑
グラン・バサンの斜面に作られた小さなぶどう畑。高地では標高で作物が変わる(2026年)
マファット圏谷の集落マルラの農地と家
マファット圏谷の集落マルラの農地と家。車道が通じていない集落にも畑がある(2026年)
ブラ・ド・ラ・プレーヌ渓谷の斜面を埋めるバナナ畑
ブラ・ド・ラ・プレーヌ渓谷を埋めるバナナ畑。高度を下げると作物がまた変わる(2026年)
注文の一言Il fait froid ici, le soir !イル・フェ・フロワ・イシ、ル・ソワール ここ、夜は寒いですね
フロマージュ・デ・プレーヌレユニオンにはチーズもある。Fromage des Plaines は白〜象牙色のフレッシュチーズで、nature/pasteurisé/ail et fines herbes の3種類。生産者団体の公式サイトは「Lait origine Réunion(レユニオン産の乳)」と明記し、パンに塗る、サラダに添える、という食べ方を挙げている。
「plats lontan」を出す店高地の Chez Guilaine は、rougail z'andouille、boucané ti jacque、baba-figue、rougail morue、cari patte cochon といった昔ながらの料理を毎日出していると観光局の現行ページに載っている。
🚗翌朝は圏谷へ。シラオまで、峠を越えて1時間半つぎへ →
シラオへ登る国道5号沿いの段々畑
DAY4

圏谷と西海岸

シラオのレンズ豆とワイン、サラジーのシュシュ、サン・ポールの市、そして最後の一杯

シラオの山あいに作られた段々畑(レンズ豆の畑)LA RÉUNION07:30
07:30朝ごはん
DAY 4STOP 13シラオ/中央高地

シラオ──圏谷のレンズ豆とワイン標高1200メートルの盆地で、豆とぶどうを育てる

STOP 13シラオ2026年9月
イレ・ア・コルドの棚に仕立てられたぶどう畑
イレ・ア・コルドの、棚に仕立てられたぶどう畑。標高は600〜1300メートル(2026年)

シラオは、山の中にぽっかり空いた盆地だ。ピトン・デ・ネージュの崩落でできた圏谷(cirque)で、行くには400のカーブを登るしかない。登り切ると、そこに畑があり、温泉があり、ワイナリーがある。

この盆地の名物は、まずレンズ豆(lentilles de Cilaos)。小粒で、皮が薄く、煮ると早く柔らかくなる。段々畑で手で摘み、手で選別するので、値段はフランス本土のレンズ豆よりだいぶ高い。それでも島の人は「シラオの豆は違う」と言う。

そしてワイン。観光局の説明によると、ぶどう畑はシラオ圏谷の標高600〜1300メートル、火山性の土壌で、赤・ロゼ・辛口白・プリムールを作り、2004年から Vin de Pays になっている。町の Le Chai de Cilaos では、見学と試飲を受け付けている。

菓子もある。ガトー・ティ・ソン(gâteau ti son)は、この圏谷の集落で焼かれる素朴な焼き菓子で、三角に切って熱いお茶と一緒に出てくる。

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圏谷の段々畑とぶどう畑。看板の店は Le Chai de Cilaos(見学と試飲)

エリアシラオ

時間日中

行き方サン・ルイから国道5号「400のカーブ」を1時間半

サン・ルイから国道5号を約1時間半。400のカーブを登った先にある圏谷(cirque)。

ここで食べたもの

5品・35€≈6,125円
シラオの山あいに作られた段々畑(レンズ豆の畑)07:30082ぶどう畑を背にシラオワインのボトル2本を持つ手07:30083白い皿にのせた三角形のガトー・ティ・ソンと、2杯のお茶07:30084かごに盛られた真っ赤なジャマラック(レンブ)07:30085枝に下がった緑のコロソル(トゲバンレイシ)07:30086
0829〜16€≈2,100円・1kgあたりたべた!★✦シラオの山あいに作られた段々畑(レンズ豆の畑)
No.082

ランティーユ・ド・シラオ

lentilles de Cilaosシラオのレンズ豆

手で摘んで、手で選る。だから高い。それでも島の人はこれを買う

一口目煮汁ごと口に入れると、皮の薄さがわかる。粉っぽくならず、豆の香りがまっすぐ残る

ほろり皮が薄い上品な粉っぽさ

食べ方カリの脇の grains として。ソーセージやブカネを少し落として煮ると、それだけで一皿になる

シラオの直売店、市場、スーパー

写真:2014年撮影。シラオの山あいに作られたレンズ豆の段々畑。豆そのものではなく生産地の写真

0839〜18€≈2,100円・1本♥✦ぶどう畑を背にシラオワインのボトル2本を持つ手
No.083

ヴァン・ド・シラオ

vin de Cilaosシラオのワイン

インド洋の火山島に、標高1200メートルのぶどう畑がある

一口目観光局の説明では fruité(果実味)と épicé(スパイシー)。白は軽く、赤は素朴で、土地の匂いがする

軽い果実味素朴

食べ方町のレストランでグラスで。Le Chai de Cilaos では試飲つきの見学ができる

Le Chai de Cilaos、町の商店、島内のスーパー ▶ この一皿を深掘り

写真:2026年撮影。ぶどう畑を背にシラオワインのボトルを持つ手

0842〜4€≈525円・1切れ✦★白い皿にのせた三角形のガトー・ティ・ソンと、2杯のお茶
No.084

ガトー・ティ・ソン

gâteau ti son圏谷の素朴な焼き菓子

三角に切って、熱いお茶と。山の集落の午後のかたち

一口目外側は乾いてざらつき、中はほろほろ。強い甘さではなく、粉と砂糖の素直な味

ざらりほろほろ素朴な甘さ

食べ方熱いお茶かコーヒーと。焼きたてより少し置いたほうが落ち着く

圏谷の集落の家、山小屋、フェルム・オーベルジュ

写真:2026年撮影。シラオのイレ・デ・サラーズで出されたガトー・ティ・ソンと、2杯のお茶

0853€≈525円・1kgあたり❀♥かごに盛られた真っ赤なジャマラック(レンブ)
No.085

ジャマラック

jamalacレンブ(ワックスアップル)

真っ赤で、ろうを塗ったように光る。かじると、ほとんど水

一口目しゃりっと割れて、口の中が水になる。ほのかな甘さと、りんごに似た香り

しゃりみずみずしい淡い甘み

食べ方そのまま丸かじり。暑い日の水分補給に。塩を少しつける人もいる

季節の市場、道端の直売。庭に木がある家も多い

写真:2005年撮影。かごに盛られた真っ赤なジャマラック

0864〜8€≈875円・1個★✦枝に下がった緑のコロソル(トゲバンレイシ)
No.086

コロソル

corossolトゲバンレイシ(サワーソップ)

とげとげの大きな実。中身は白いクリームで、味は柑橘に近い

一口目繊維のある白い果肉が、口の中でほどける。パイナップルとレモンを混ぜたような酸味と甘さ

繊維質とろける酸味と甘み

食べ方半分に割ってスプーンで。種は出す。ジュースやシャーベットにすることが多い

市場の果物売り場、植物園の直売。熟すとすぐ傷むので、その日のうちに

写真:2006年撮影。サン・ジルのジャルダン・デデンで木に下がっているコロソル

まちのようす

棚に並んだ「VIN DE CILAOS」のボトル
商店の棚に並ぶ「VIN DE CILAOS」のボトル(2010年撮影)
「Cilaos」のラベルが貼られた白ワインのボトル
シラオの白ワイン。ラベルには圏谷の山が描かれている(2015年撮影)
サント・アンヌのパイナップル畑
サント・アンヌのパイナップル畑。島は標高と地域で作物が入れ替わる(2013年撮影)
注文の一言Une dégustation, c'est possible ?ユヌ・デギュスタシオン、セ・ポシブル? 試飲はできますか?
400のカーブサン・ルイからシラオへ登る国道5号は「400のカーブ」と呼ばれる。トンネルは狭く、対向車とすれ違えない区間もある。酔いやすい人は朝いちばんの空いている時間に。ワインの試飲をするなら、運転手を決めておくこと。
シラオはワインだけではないこの盆地には炭酸を含む天然のミネラルウォーターも湧いている。観光局は旧温泉施設の近くで13メートル以上の深さから採水する Source Véronique を紹介していて、島内で瓶詰め・流通している。
🚗いったん山を下りて、もうひとつの圏谷サラジーへ。2時間つぎへ →
11:30午前のおやつ
DAY 4STOP 14サラジー/エルブール

サラジー──シュシュだけでできた谷実も、若い茎も、根も、種も食べる植物

STOP 14サラジー2026年9月
斜面いっぱいに広がるシュシュの蔓の畑
斜面いっぱいに広がるシュシュの蔓。棚の下に実がぶら下がっている(2026年)

サラジーの谷に入ると、道の両側が全部シュシュ(chouchou)になる。ハヤトウリのことで、木と針金で組んだ棚に蔓を這わせ、その下に洋梨形の実が下がる。緑のトンネルが何キロも続く。

観光局の説明によれば、この植物は果肉をラグー、グラタン、スープ、サラダ、詰め物、菓子、ジャムに使い、若い茎はブレッドとして、地下の塊茎はフライドポテトのように揚げて、種まで加熱して食べる。ほとんど全身を食べる植物だ。

7月にはエルブールで「シュシュ祭り(Fête du chouchou)」が開かれる。地元の農家と料理人が集まり、シュシュ料理が並ぶ。ポスターは毎年作られ、村じゅうに貼られる。

同じ谷には、川床を段々に区切ったクレソン田もある。水がきれいなところでしか育たない作物で、スープやブレッドになる。

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シュシュの棚が続く谷と、エルブールの村

エリアサラジー/エルブール

時間日中。シュシュ祭りは7月下旬

行き方サン・タンドレから車で50分

谷の斜面に木と針金の棚が延々と組まれ、その下にシュシュがぶら下がっている。

ここで食べたもの

6品・36.50€≈6,388円
エルブールの庭で棚から下がる青いシュシュの実11:30087川床に段々に作られたクレソン田11:30088果樹園で長い棒を使ってマンゴーを収穫する2人11:30089葉つきのアナナ・ヴィクトリア(小ぶりのパイナップル)2個11:30090グラン・バサンの斜面に並べられた色とりどりの巣箱11:30091ルガイユ・ソシスと豆入りリ・ザンブロカルを盛り合わせた完成料理11:30092
0871.50€≈262円・1kgあたりたべた!★✦エルブールの庭で棚から下がる青いシュシュの実
No.087

シュシュ

chouchouハヤトウリ

サラジーの谷は、この実だけでできている

一口目生はしゃきしゃきして味がほとんどない。煮るととろけて、煮汁の味を吸う

しゃきしゃきとろける淡白

食べ方グラタン、ラグー、サラダ、詰め物。豚肉と煮た「cari porc chouchou」は家庭の定番。ジャムや菓子にもする

谷の直売所、市場 ▶ この一皿を深掘り

写真:2016年撮影。エルブールの庭で棚から下がっているシュシュの実

0882€≈350円・1束♥✦川床に段々に作られたクレソン田
No.088

クレソン

cressonクレソン

川床を段々に区切って育てる。水がきれいでないと作れない

一口目生はぴりっと辛く、鼻に抜ける。煮るとその辛さが消えて、青い甘みになる

ぴりっしゃきしゃき青い香り

食べ方スープ(soupe de cresson)が定番。ブレッドとして炒め煮にも

谷の直売所、市場

写真:2007年撮影。川床に段々に作られたクレソン田。料理ではなく生産地の写真

0894〜22€≈1,050円・1kgあたり・品種で大差✦★果樹園で長い棒を使ってマンゴーを収穫する2人
No.089

マング

mangueマンゴー

島にはジョゼというレユニオン系の品種がある。11月から2月が最盛期

一口目熟したものは繊維が少なく、蜜のように甘い。青いうちは酸っぱくて硬い

とろり繊維が少ない濃い甘み

食べ方熟したらそのまま。青いマンゴーは叩くように細かく刻み、塩水にさらして絞り、玉ねぎ・唐辛子・塩・油と混ぜて rougail mangue にする。カリ・プレやルガイユ・ソシスの付け合わせ

市場、道端の直売、果樹園

写真:2008年撮影。レユニオンの果樹園で長い棒を使ってマンゴーを収穫しているところ

0902〜5€≈525円・1個❀♥葉つきのアナナ・ヴィクトリア(小ぶりのパイナップル)2個
No.090

アナナ・ヴィクトリア

ananas Victoriaヴィクトリア種のパイナップル

こぶし大の小さなパイナップル。芯までやわらかくて、そのまま食べられる

一口目驚くほど甘く、酸味は控えめ。舌が痛くならない。香りは濃い

やわらかい芯みずみずしい濃い甘み

食べ方そのまま、デザートに。島ではカリやサモサの具、ポンシュやカクテルにも使う

市場、道端の直売、スーパー ▶ この一皿を深掘り

写真:2005年撮影。葉つきのアナナ・ヴィクトリア2個

0918〜16€≈1,750円・1瓶★✦グラン・バサンの斜面に並べられた色とりどりの巣箱
No.091

ミエル・ペイ

miel péi島の蜂蜜

巣箱は谷の斜面に並ぶ。花によって色も味も変わる

一口目とろりと重く、花の香りが強い。ライチの蜜は華やかで、森の蜜は濃く苦みがある

とろり重い花の香り

食べ方パンに、ヨーグルトに、ティザーヌに。菓子の材料にもなる(bonbon miel の名前もここから来ている)

直売所、市場、土産物店。「miel péi」の表示を探す

写真:2026年撮影。グラン・バサンの斜面に並べられた巣箱。蜂蜜そのものではなく養蜂の写真

09211〜18€≈2,450円・1皿♥✦ルガイユ・ソシスと豆入りリ・ザンブロカルを盛り合わせた完成料理
No.092

ルガイユ・ソシス

rougail saucisses豚ソーセージのトマト煮込み

生ソーセージが、トマトと玉ねぎの鍋で島の定番料理になる

一口目粗びきの肉汁と燻香に、煮詰めたトマトの酸味が重なる。白飯が止まらない味

ぷりっじゅわり濃いソース

食べ方白飯、豆の煮込み、リ・ザンブロカルと一緒に。辛さは別添えのルガイユで足す

島内の食堂、持ち帰り店、家庭の食卓

写真:2019年撮影。完成したルガイユ・ソシスとリ・ザンブロカル。料理はレユニオン式だが撮影地は Belley, France

まちのようす

木の枝になったままの緑のアボカド
木の枝になったままのアボカド。庭や畑にごく普通に生えている(2005年撮影)
木になったままの黄緑色のカランボル(スターフルーツ)
木になった黄緑色のカランボル。庭の果樹としてもよく植えられる(2008年撮影)
グランド・フェルムの牧草地に立つ牛
グランド・フェルムの牧草地に立つ牛。谷を登ると牧場になる(2008年撮影)
市場の台に山と積まれたシュシュ(ハヤトウリ)と切ったパパイヤ
市場の台に山と積まれたシュシュと切ったパパイヤ。安くて重い、島の日常の野菜(2024年)
注文の一言Un gratin de chouchou, s'il vous plaît.アン・グラタン・ドゥ・シュシュ、シル・ヴ・プレ シュシュのグラタンをください
シュシュはどこまで食べるか観光局の公式説明では、果肉=ラグー/グラタン/スープ/サラダ/詰め物/菓子/ジャム、若い茎=ブレッド、地下の塊茎=フライ、種=加熱して食べる。つまりほぼ全身。安くて水分が多く、何にでも合うので、島の食卓では「かさを増やす野菜」としても働いている。
ピプンガイユという忘れられた野菜サラジーやサン・ポールの高地には、pipengaille(ヘチマの一種)という「produits lontan(昔の産品)」を今も料理に使う店がある。サント・ローズのフェルム・オーベルジュ La Cayenne は「cari poulet aux pipengailles」を名物にしていて、canard aux letchis や espadon au combava も扱っている。
🚗山を下りて西海岸へ。サン・ポールの露天市まで1時間つぎへ →
14:00昼ごはん
DAY 4STOP 15サン・ポール/西海岸

サン・ポールの露天市──島でいちばん古い町の市海とヤシの木のあいだに、金曜と土曜だけ立つ

STOP 15サン・ポール2026年9月
ヤシの木の下、夜明けのサン・ポールの市場と「TI CRÉOLE CAFÉ」「SNACK」の看板
夜明けのサン・ポールの市場。ヤシの木の下に「TI CRÉOLE CAFÉ」「SNACK」の看板が出ている(2023年)

サン・ポールは、レユニオン最初の入植地だ。17世紀にフランス人が上陸したのがこの海岸で、島の歴史はここから始まっている。その海沿いに、金曜と土曜、島でいちばん有名な露天市が立つ。

並ぶものは、半分が食品で、半分が工芸だ。ヴァコアの葉で編んだかご(bertel)、刺繍の入った買い物かご、木彫り。そして食品側には、香辛料、燻製肉、果物、野菜、揚げ物の屋台。

この市場の面白いところは、食べ物の売り方が「量り売り」から「屋台の一品」まで一続きになっていることだ。ブカネを1キロ買って帰る人の隣で、ボンボン・ピマンを紙包みで買って歩きながら食べる人がいる。

屋台の看板を読むのも楽しい。「SNACK SUR LE COCOTIER」「REPAS SUR PLACE À EMPORTER」「POULET GRILLÉS, BOUCHONS, BROCHETTES, FRITES, BOISSONS FRAÎCHES」。手描きの品書きは、そのまま島の軽食のリストになっている。

地図を読み込んでいます…
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海沿いに立つ島でいちばん有名な露天市

エリアサン・ポール

時間金曜・土曜の朝から13〜14時ごろ

行き方サン・ドニから西海岸を40分

海沿いの遊歩道に沿って、金曜と土曜の朝から昼過ぎまで。食品と工芸が半分ずつ。

ここで食べたもの

5品・30€≈5,250円
緑の青唐辛子がぎっしり詰まった売り台14:00093「Boucané maigre」の札をつけた赤身の燻製豚の売り場14:00094房のまま積まれた小ぶりの黄色いバナナ14:00095露天市の葉物野菜と唐辛子、レモンの売り台14:00096露天市の路上に積まれた緑のココヤシの実14:00097
0934€≈700円・1kgあたりたべた!★✦緑の青唐辛子がぎっしり詰まった売り台
No.093

ピマン・ヴェール

piment vert青唐辛子

赤くなる前の唐辛子。辛さは同じで、香りが青い

一口目青くさい香りのあとに、まっすぐな辛さ。赤い実より香りが強い

ぱりっ青い香り辛い

食べ方刻んでルガイユに。ピマン・ラ・パットの原料にもなる。冬は生の唐辛子が高くなるので、瓶詰めが活躍する

市場の香辛料・野菜売り場

写真:2005年撮影。市場に山盛りになった青唐辛子

09418€≈3,150円・1kgあたり♥✦「Boucané maigre」の札をつけた赤身の燻製豚の売り場
No.094

ブカネ・メーグル

boucané maigre赤身の燻製豚

同じブカネでも、脂の少ないメーグルは別の値札がついている

一口目脂が少ないぶん、燻製の香りと塩気がまっすぐ来る。噛みごたえがある

締まった肉燻香塩気

食べ方ゆでて塩を抜き、ティ・ジャックやババフィグ、青いバナナと煮る

市場の加工肉売り場。standard(脂身つき)と並べて売られている

写真:2011年撮影。サン・ドニの市場で「Boucané maigre」の札をつけて売られている赤身の燻製豚。完成した料理ではなく材料

0952€≈350円・1kgあたり✦★房のまま積まれた小ぶりの黄色いバナナ
No.095

バナヌ・ヴェルト

banane verte青いバナナ(野菜として使う)

熟す前に採ると、果物ではなく芋のかわりになる

一口目ゆでるとほくほくして、甘みはほとんどない。じゃがいもに近い

ほくほく粉っぽい淡白

食べ方皮をむいてゆでる、揚げる、ブカネと煮る。熟したものはそのまま果物として

市場の果物・野菜売り場。青いものと熟したものを並べて売っている

写真:2005年撮影。市場に並ぶ青いバナナと熟したバナナ

0963€≈525円・1袋❀♥露天市の葉物野菜と唐辛子、レモンの売り台
No.096

レギューム・ペイ

légumes péi島の野菜(露天市の売り台)

葉物、唐辛子、レモン。カリの脇に置くものは、全部この台にある

一口目買ってすぐ料理するのが前提で、鮮度が高い。葉物は束のまま渡される

みずみずしい束のまま土がついている

食べ方ブレッド、ルガイユ、achards に。achards は野菜を煮すぎず、しゃきっとした歯ごたえを残すのがコツ

露天市の野菜売り台

写真:2024年撮影。サン・ピエールの露天市の葉物・唐辛子・レモンの売り台

0972〜4€≈525円・1個★✦露天市の路上に積まれた緑のココヤシの実
No.097

オー・ド・ココ

eau de coco生ココナツの水

路上に積まれた緑の実を、その場で切ってストローを挿してくれる

一口目冷たくて、ほんのり甘く、塩気がある。飲み終わったら割ってもらって果肉を食べる

さらりほの甘ゼリー状の果肉

食べ方その場で立ち飲み。サン・ポールの Le Palais de l'Eau de Coco(1943年創業)は、ココナツ専門で bonbon coco や tarte coco まで扱う

露天市の路上、海沿いの店。サン・ポールには1943年創業のココナツ専門店 Le Palais de l'Eau de Coco がある

写真:2016年撮影。サン・ポールの市場で路上に積まれた緑のココナツ

まちのようす

カリフラワーやブロッコリーが並ぶサン・ポール市場の野菜売り場
カリフラワーやブロッコリーが並ぶサン・ポール市場の野菜売り場(2004年撮影)
「SNACK SUR LE COCOTIER」と書かれた屋台と、グリル・ブション・ブロシェットを並べた手書きの品書き
「SNACK SUR LE COCOTIER」の屋台。グリル、ブション、串、フライドポテトと手書きで並ぶ(2009年撮影)
「La Réunion」と刺繍した色とりどりの買い物かごが並ぶ露店
「La Réunion」と刺繍された買い物かご。ヴァコアの葉を編む工芸が、市場の土産になっている(2009年撮影)
赤いテントの下に花や野菜が並ぶサン・ピエールの露天市
南のサン・ピエールの露天市。赤いテントの下に花と野菜が並ぶ(2024年)
注文の一言Un coco à boire, s'il vous plaît.アン・ココ・ア・ボワール、シル・ヴ・プレ 飲むココナツを1つください
サモサは島の食品工業でもある揚げ物の屋台に必ずある三角のサモサ(samoussa)は、家庭のおやつであると同時に大きな産業でもある。ル・ポールの Samoussas Taïlou は1日に約2万〜2万5千個のサモサを作り、島内のスーパーや専門店へ流通していると観光局が案内している。市場の手作りとスーパーの袋入りは、地続きだ。
アシャール(achards)にんじん、いんげん、キャベツ、きゅうり、玉ねぎを、にんにく・生姜・唐辛子・ターメリック・酢で和えた常備菜。観光局のレシピは「野菜を煮込みすぎず、ある程度croquant(しゃきっと)残す」ことをポイントに挙げている。前菜にも、カリの付け合わせにもなる。
🚗海沿いを南へ20分、サン・ジルの夕方へつぎへ →
18:30夜食
DAY 4STOP 16サン・ポール/サン・ジル

サン・ジル〜マイド──コーヒー、ゼラニウム、最後の一杯香りの作物と、島でいちばん普通の食べ方

STOP 16最後の一杯2026年9月
海辺の木組みのビーチレストラン
海辺の木組みのビーチレストラン。西海岸の夕方はここから始まる(2009年撮影)

旅の最後は、西海岸に戻る。サン・ジルの海沿いは観光の中心で、夕方になるとレストランとバーが開く。ただしこの島の面白い部分は、そこから山へ登った先にある。

マイドへ向かう道沿いの高地では、ゼラニウム(géranium rosat)を育てている。香水と精油の原料として知られる植物だが、レユニオンではこれを食べる。マイドの Relais du Maïdo は、punch coco géranium、beignets au géranium、poulet sauce géranium、gâteau patate au géranium を出していて、飲み物・揚げ物・肉・菓子の全部にゼラニウムが横断している。

同じ高地では、コーヒーも復活している。カフェ・ブルボン・ポワントゥは、18世紀にこの島で生まれた小粒のアラビカ種で、一度ほとんど絶えたあと、2000年代の研究と実験で復興した。県の農業資料によると、生産者は約53戸、生豆の生産量は年間およそ1トン。ほとんどが島内で消費される。

そして、最後は島でいちばん普通の食べ方に戻る。スナックでブションとフライドポテトの皿を頼み、道端の黄色いカミオン・バー(移動販売車)でブロシェットを買う。特別なものではないけれど、これがこの島の日常の味だ。

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海沿いのレストランと、マイドへ登る道沿いの高地の店。看板の店は Relais du Maïdo と Chez Doudou

エリアサン・ポール/サン・ジル〜マイド

時間昼〜夕方

行き方サン・ポールから南へ20分、山へは車で40分

海沿いのサン・ジルから、マイドへ登る道の途中に高地の集落がある。

ここで食べたもの

3品・21€≈3,675円
サン・ポールのスリティ農園に育つブルボン・ポワントゥのコーヒーの木18:30098ルガイユ・ソシスと豆入りリ・ザンブロカルを盛り合わせた完成料理18:30099ブションにフライドポテトとサラダを添えた皿と、COTの瓶が置かれたテーブル18:30100
0986〜15€≈1,400円・1杯たべた!★✦サン・ポールのスリティ農園に育つブルボン・ポワントゥのコーヒーの木
No.098

カフェ・ブルボン・ポワントゥ

café Bourbon pointuブルボン・ポワントゥ(島生まれのコーヒー)

18世紀にこの島で生まれ、いちど消えかけ、2000年代に戻ってきたコーヒー

一口目酸味が細く、苦みが軽い。カフェインが少ない品種としても知られている

軽い細い酸味余韻が長い

食べ方少量をていねいに淹れて。生産量が少ないので、島内の限られた店とカフェで

生産者組合、専門店、一部のカフェ。生産量が少ないので置いていない店も多い ▶ この一皿を深掘り

写真:2017年撮影。サン・ポールのスリティ農園に育つブルボン・ポワントゥのコーヒーの木。コーヒーそのものではなく栽培地の写真

0994〜7€≈875円・1人前♥✦ルガイユ・ソシスと豆入りリ・ザンブロカルを盛り合わせた完成料理
No.099

リ・ザンブロカル

riz zambrocal豆やターメリックを炊き込んだご飯

白飯に豆と色と香りを足して、煮込みを受け止める島の米料理

一口目ほくっとした豆と米がほどけ、ターメリックの香りが穏やかに残る

ほくほくふっくら粒立ち

食べ方ルガイユ・ソシスやカリの横に盛り、煮汁を少しずつ吸わせて食べる

クレオール食堂、持ち帰り店、家庭料理

写真:2019年撮影。豆入りリ・ザンブロカルとルガイユ・ソシスの完成皿。撮影地は Belley, France

1006〜12€≈1,400円✦★ブションにフライドポテトとサラダを添えた皿と、COTの瓶が置かれたテーブル
No.100

アシエット・スナック

assiette snackスナックの一皿(ブション+フリット)

島でいちばん食べられているのは、たぶんこれ。特別ではないから、誰も紹介しない

一口目揚げたてのフライドポテトの塩気と、蒸したてのブションのつるつる。ソースは自分でかける

ぱりっつるり塩気

食べ方「sur place(店で)」か「à emporter(持ち帰り)」かを聞かれる。持ち帰りなら発泡容器に入れてくれる

島じゅうのスナック

写真:2011年撮影。ブション、フライドポテト、サラダ、COTを盛り合わせた完成料理

まちのようす

クレオール料理店の手書きメニュー表
クレオール料理店の手書きメニュー。carri、rougail、massalé が並ぶ(2015年撮影)
黄色い日よけを張ったサン・ポールの海沿いレストラン
黄色い日よけを張ったサン・ポールの海沿いレストラン(2009年撮影)
昔ながらの仕立てのコーヒー農園
昔ながらの仕立てのコーヒー農園。木陰の下に低くコーヒーの木を植える(2008年撮影)
山あいの集落マルラの木造スナック
マファット圏谷の集落マルラのスナック。歩いてしか行けない村にも食堂はある(2026年)
ブルボン島のコーヒー農園を描いた1800年ごろの絵画
ブルボン島のコーヒー農園を描いた1800年ごろの絵画。写真ではなく絵で、奴隷制下の農園労働が描かれている
黄色いシトロエンHYを改造した移動販売のカミオン・バー
黄色いシトロエンHYを改造したカミオン・バー。パラソルと椅子を出して営業する(2012年ごろ公開)
注文の一言Sur place ou à emporter ?シュール・プラス・ウ・ア・アンポルテ? (店の人から)店で食べますか、持ち帰りますか?
現代のレユニオン限定メニュー国際チェーンも島に合わせてくる。Burger King Réunion は「Exclu 974」と明記した BarKette を出し、McDonald's Réunion は2026年4月21日から「nouveaux burgers aux piments Péi」として PikanDou / PikanFou を告知した。ローカルチェーンでは Dada Burger が、バンズの代わりに菓子パンのマカティアを使う「burger péi」をサン・ドニとサン・ブノワの2店で出している。
島の炭酸と地ビールSEGA は湧き水とサトウキビ糖で作る島のレモネードで、現行はアナナ/ボンボン・アングレ/グルナディン/オリジナル/トロピックの5種。Brasserie Dalons は2018年創業のクラフトビールで、島の固有植物フルール・ジョーヌから採取・選抜した酵母を使うと公式に説明している。
もちかえる

あつめた切手 100枚

食べたら消印を押すつもりで、チェックしながら回る用

発泡トレーに入った、たれのかかったブション(蒸し餃子)0013.50€ブション・オ・シアウbouchon au siaw
紙に包まれた、ブションとソースをはさんだパン・ブション0024€パン・ブションpain bouchon
アルミホイルの上に並んだ揚げたてのボンボン・ピマン0030.40€ボンボン・ピマンbonbon piment
赤く染まった塩漬け豚バラ(ブカネ)が山盛りになった売り場00414€ブカネboucané
店頭の赤いトレーに並べられたザンドゥイユ(クレオール風アンドゥイユ)00516€ザンドゥイユz'andouille / andouille créole
生のソシス・ペイ(レユニオンの豚ソーセージ)が輪になって並ぶ00612€ソシス・ペイsaucisse péi
皮つきのカンバー(ダイジョ)の芋を切って中の紫色を見せたところ0074€カンバーkambar
ざらついた茶色の皮のポム・アン・レール(ニガカシュウの珠芽)2個0084€ポム・アン・レールpomme en l'air
白飯、赤インゲン豆、鶏のカリ、ルガイユを盛りつけた一皿00912€リ・グラン・カリriz-grains-cari
白い角皿に盛られた鶏のカリ、じゃがいも、白飯、豆01013€カリ・プレcari poulet
パセリを散らしたプレ・コンバヴァ(コンバヴァ風味の鶏)の鍋01114€プレ・コンバヴァpoulet combava
じゃがいもと一緒に煮込まれたカリ・ブフ(牛肉)の鍋01214€カリ・ブフ・ポムドテールcarri bœuf pommes de terre
ガラスのボウルに盛られた、トマトと混ぜたルガイユ・モリュ(干し鱈)01313€ルガイユ・モリュrougail morue
さやのままのグラン(豆)が山盛りになった売り台0145€グランgrains
市場に並んだ青梗菜のようなブレッド(葉野菜)の束0152€ブレッドbrèdes
真っ赤な小粒のピマン(唐辛子)が山盛りになった売り台0163€ピマンpiment
市場のサトウキビ搾り機と「JUS 2€ le litre CANNE PÉI」の札、そばでギターを弾く人(白黒写真)0172.50€ジュ・ド・カンヌjus de canne
収穫したサトウキビを積んだ色鮮やかなトレーラーの列0181€カンヌ・ア・シュクルcanne à sucre
製糖工場でクレーンがサトウキビをつかみ上げ、トラックに積み込む0192.50€シュクル・ペイsucre péi
「Rhum Charrette La Réunion」のロゴ入りグラスに注がれた琥珀色のラム0203€ロム・シャレットrhum Charrette
薪のかまどの前に置かれた、果実を漬け込んだシャレット・ラムの大瓶と小瓶0214€ロム・アランジェrhum arrangé
市場に並ぶ洋梨形のひょうたん(カレバス)0222€カレバスcalebasse
皮つきのキャッサバ(マニョック)の根0233€マニョックmanioc
「BOURBON」のラベルが並ぶドド(ビール)の瓶の列0243€ドド/ビエール・ブルボンDodo / bière Bourbon
サルシーヴにフライドポテトとサラダを添えた皿と、ビールのグラス02512€サルシーヴsarcive
ブションにフライドポテトとサラダを添えた皿と、COTの瓶が置かれたテーブル0269€ブション・レユニオネbouchons réunionnais
黒く煮詰まったシヴェ・タングが鍋に入っている02720€シヴェ・タングcivet tangue
海沿いの路上に並ぶテントの屋台と、煙を上げるグリル02812€プレ・ビチュームpoulet bitume
ターメリック色のソースをまとったヴァンダイユ・ド・トン(マグロ)02914€ヴァンダイユ・ド・トンvindaye de thon
白背景のメカジキ(エスパドン)の標本写真0308€エスパドン・フュメespadon fumé
竹かご2つに山盛りになった乾燥バニラビーンズ0316€ヴァニーユ・ド・リル・ド・ラ・レユニオンVanille de l'Île de La Réunion (IGP)
収穫したての緑のバニラを袋いっぱいに持ち込んだところ03220€ヴァニーユ・ヴェルトvanille verte
半分に切ったティ・ジャック(ジャックフルーツ)の断面0333€ティ・ジャックti'jacque
青空を背に木になっているフリュイ・ア・パン(パンノキの実)0343€フリュイ・ア・パンfruit à pain
畑で下がっているババフィグ(バナナの花)0352.50€ババフィグbaba-figue
緑と黄色の小ぶりなバナナの房0362.50€バナヌ・ペイbanane péi / figue
枝についた赤く熟したゴヤヴィエ(ストロベリーグァバ)の実0375€ゴヤヴィエgoyavier
黒い丸皿に焼き上げたガトー・パタト(さつまいもの菓子)0383€ガトー・パタトgâteau patate
赤い衣をまとい、断面にジャムとクリームの層が見えるガトー・シュマン・ド・フェール0392.50€ガトー・シュマン・ド・フェールgâteau chemin de fer
格子の飾りをつけた黄金色のパテ・クレオールと、アニゼットの瓶とグラス0402€パテ・クレオールpâté créole
透明トレーに入ったドーナツ型のボンボン・ミエル0411€ボンボン・ミエルbonbon miel
割れ目の入った白っぽい丸い焼き菓子、ボンボン・ラ・ルルート0421€ボンボン・ラ・ルルートbonbon la rouroute
棚に並んだレユニオン産のコンフィチュール(ジャム)の瓶0435€コンフィチュール・ペイconfitures péi
木の枝に実った赤いルチ(ライチ)0444€ルチletchi
ヴァコアの木に実った、うろこ状の大きな実0450.50€フリュイ・ド・ヴァコアfruit de vacoa
支柱根が林立する海岸のヴァコア林04618€シュー・ド・ヴァコアchou de vacoa
曇り空の下、玉石が広がるリヴィエール・デ・ロッシュの河口04760€ビシックbichiques
皮つきのソンジュ(タロイモ)の芋が積まれた売り台0483€ソンジュsonge
葉柄をそろえて束ねたソンジュ(タロイモ)の茎0492€ブレッド・ソンジュbrèdes songe
うろこ状の皮を持つザット(バンレイシ)が積まれた売り台0506€ザットzatte / pomme cannelle
濃いピンクのドラゴンフルーツ(ピタヤ)の山0517€ピタヤpitaya
チェックの布に並べられた完熟のパパイユ(パパイヤ)0523€パパイユpapaye
鍋いっぱいに煮えたカブリ・マサレのアップ05318€カブリ・マサレcabri massalé
サンゴ礁の岩肌にいるレユニオンのイセエビ(Panulirus penicillatus)05445€カリ・ラングーストcari langouste
白背景で撮影されたカマロン(ヒメエビの一種)の標本写真05530€カリ・カマロンcari camarons
白背景のキハダマグロ(トン・アルバコール)の標本写真05618€トン・アルバコールthon albacore
白背景のクロカジキ(マルラン・ブルー)の標本写真05716€マルラン・ブルーmarlin bleu
白背景のシイラ(ドラード)の標本写真05812€ドラード・コリフェーヌdorade coryphène
市場に並ぶ紫と縞模様のブランジェル(レユニオンのなす)0593€ブランジェルbringelle
いぼだらけの緑のマルゴーズ(ゴーヤ)が山積みになった売り場0603€マルゴーズmargoze
「Combava Pays 1€ pièce」の手書き札を立てたコンバヴァのかご0611€コンバヴァcombava
鮮やかな黄色のキュルキュマ(ターメリック)の粉の山0624€キュルキュマ/サフラン・ペイcurcuma / safran péi
市場に並ぶ香辛料用の葉と青い実0633€エピス・ペイépices péi
かごに入った炒りピスターシュ(落花生)を紙包みで売る露天商(白黒写真)0642€ピスターシュ・グリエpistaches grillées
「oranges pays 1€ kg」の札を立てたオレンジの山0651.50€オランジュ・ペイorange péi / tangor
市場に山積みされたカランボルの実0663€カランボルcarambole
赤や橙に熟したジュジューブ(ナツメ)の実0674€ジュジューブjujube
薬草の名前を書いた札を添えて乾燥ハーブを並べたティザヌールの露店0683€ティザーヌ・ペイtisane péi
手書きの名札をつけた小袋入りの乾燥ハーブが並ぶ市場の棚0692.50€プレパラシオン・アン・サシェpréparations en sachet
市場に積まれた大ぶりの緑のアヴォカ(アボカド)0703€アヴォカavocat
紫に色づいたフリュイ・ド・ラ・パシオンの山0714€フリュイ・ド・ラ・パシオンfruit de la passion / grenadille
アルミの両手鍋に盛られた黄色いカリと白いご飯07211€カリ・アン・マルミットcari en marmite
ピンクの布の上に並べられた、揚げたザンデット(蛾の幼虫)0735€ザンデット・フリzendette frit
白黒まだらのレユニオン在来牛ブフ・モカ07420€ブフ・モカbœuf moka
市場の一角で竹かごに入れて売られている生きた鶏07515€プレ・ペイpoulet péi (vivant)
高原プレーヌ・デ・カフルに広がるネギの畑0762.50€ポワロー・デ・オーpoireau des Hauts
温室で水耕栽培されているレタス0772€サラド・イドロポニックsalade hydroponique
一面のキャベツ畑0782€シューchou
草地に座る白いヤギ07922€カブリcabri
高原の牧草地で草を食む羊08020€ムトンmouton
グランド・フェルムの牧草地に立つ牛08118€ブフ・デ・オーbœuf des Hauts
シラオの山あいに作られた段々畑(レンズ豆の畑)08212€ランティーユ・ド・シラオlentilles de Cilaos
ぶどう畑を背にシラオワインのボトル2本を持つ手08312€ヴァン・ド・シラオvin de Cilaos
白い皿にのせた三角形のガトー・ティ・ソンと、2杯のお茶0843€ガトー・ティ・ソンgâteau ti son
かごに盛られた真っ赤なジャマラック(レンブ)0853€ジャマラックjamalac
枝に下がった緑のコロソル(トゲバンレイシ)0865€コロソルcorossol
エルブールの庭で棚から下がる青いシュシュの実0871.50€シュシュchouchou
川床に段々に作られたクレソン田0882€クレソンcresson
果樹園で長い棒を使ってマンゴーを収穫する2人0896€マングmangue
葉つきのアナナ・ヴィクトリア(小ぶりのパイナップル)2個0903€アナナ・ヴィクトリアananas Victoria
グラン・バサンの斜面に並べられた色とりどりの巣箱09110€ミエル・ペイmiel péi
ルガイユ・ソシスと豆入りリ・ザンブロカルを盛り合わせた完成料理09214€ルガイユ・ソシスrougail saucisses
緑の青唐辛子がぎっしり詰まった売り台0934€ピマン・ヴェールpiment vert
「Boucané maigre」の札をつけた赤身の燻製豚の売り場09418€ブカネ・メーグルboucané maigre
房のまま積まれた小ぶりの黄色いバナナ0952€バナヌ・ヴェルトbanane verte
露天市の葉物野菜と唐辛子、レモンの売り台0963€レギューム・ペイlégumes péi
露天市の路上に積まれた緑のココヤシの実0973€オー・ド・ココeau de coco
サン・ポールのスリティ農園に育つブルボン・ポワントゥのコーヒーの木0988€カフェ・ブルボン・ポワントゥcafé Bourbon pointu
ルガイユ・ソシスと豆入りリ・ザンブロカルを盛り合わせた完成料理0995€リ・ザンブロカルriz zambrocal
ブションにフライドポテトとサラダを添えた皿と、COTの瓶が置かれたテーブル1008€アシエット・スナックassiette snack
島一周の全体地図
ちず
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DAY 1DAY 2DAY 3DAY 4

レユニオン島 食べ歩きの会計

DAY 1 北の入口──サン・ドニ(30品)229.90€
DAY 2 東海岸──バニラと溶岩(30品)305€
DAY 3 南──サン・ピエールと高地(21品)148.50€
DAY 4 圏谷と西海岸(19品)122.50€
合計 100品805.90€ ≈ 141,032円
換算1€ ≈ 175円(2026年9月時点)

地図の丸は「この一帯で食べられる/買える」という目安で、料理ごとの店を特定したものではない。露天市(marché forain)は曜日で立つ場所が変わる。実名を出したのは、2026年に営業・生産を公式サイトや観光局の現行ページで確認できた店・工房・農園だけ。

巻末の会計は、100品それぞれの目安価格を単純に足したもの。1皿の値段だけでなく、市場で1kg単位・1瓶単位で売られている食材や酒の価格も含んでいるので、「1人がこの金額で食べ歩ける」という意味ではない。食事だけを数えるなら、1日あたり1人30〜50€が目安。

価格は2026年9月時点の目安。レユニオンはフランスの海外県なので通貨はユーロ、支払いはカードがほぼどこでも使える。露天市は現金のほうが早い。

料理の写真がなく、材料・市場・生産地の写真を使った品は、その品の「写真:」欄に必ず書いた。材料の写真を完成料理として出していない。

ビシックの2026-27年漁期は2026年8月28日〜2027年2月21日、非職業漁は1人1日3kgまで、夜間漁は禁止(DEAL Réunion、2026年8月17日付県令)。タングの2026年猟期は2月15日〜4月15日。どちらも資源状態が厳しく、規制は毎年変わる。

写真のうち1点(P363)は1800年ごろに描かれた絵画で、写真ではない。白黒写真(P193・P197)と、2019年より前に撮られた写真は、キャプションに撮影年を書いてある。

本文中のカタカナ読みは、現地のフランス語・クレオール語の発音に寄せた便宜的な表記。

外務省 海外安全ホームページでは、2026年9月7日時点でフランス(レユニオンを含む)に危険情報・感染症危険情報とも発出されていない(2023年10月15日付のテロ注意喚起のスポット情報はフランス全土向けに継続)。ただし2025年にレユニオン島でチクングニア熱の流行があり、蚊が媒介する感染症への対策(虫よけ、長袖、宿の網戸)は取っておいたほうがいい。出発前に最新情報を確認のこと。

たべたレユニオン島2026年9月

写真の出典(1枚ごと)

  • グランダンスの海辺で、薪の火にかけた大鍋がいくつも並ぶ野外調理|VillageHero from Ulm, Germany|CC BY-SA 2.0|原典|2016年
  • 発泡トレーに入った、たれのかかったブション(蒸し餃子)|Thierry Caro|CC BY-SA 3.0|原典|2007年
  • 紙に包まれた、ブションとソースをはさんだパン・ブション|Gamebouille|CC BY-SA 3.0|原典|2009年
  • アルミホイルの上に並んだ揚げたてのボンボン・ピマン|Anoha|CC BY-SA 3.0|原典|2010年
  • サン・ドニの大市場(グラン・マルシェ)の正面玄関|Thierry Caro|CC BY-SA 4.0|原典|2011年
  • 赤く染まった塩漬け豚バラ(ブカネ)が山盛りになった売り場|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 店頭の赤いトレーに並べられたザンドゥイユ(クレオール風アンドゥイユ)|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2007年
  • 生のソシス・ペイ(レユニオンの豚ソーセージ)が輪になって並ぶ|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 皮つきのカンバー(ダイジョ)の芋を切って中の紫色を見せたところ|Remi Tournebize|CC BY-SA 3.0|原典|2013年
  • ざらついた茶色の皮のポム・アン・レール(ニガカシュウの珠芽)2個|Rémi Tournebize|CC BY-SA 3.0|原典|2013年
  • 籠やみやげ物がぎっしり並ぶサン・ドニ大市場の通路|Olaf2|CC BY-SA 4.0|原典|2024年
  • サン・ドニの小市場(プティ・マルシェ)の入口|Olaf2|CC BY-SA 4.0|原典|2024年
  • カンバーの断面のアップ。鮮やかな赤紫色の果肉|Rémi Tournebize|CC BY-SA 3.0|原典|2013年
  • ポム・アン・レールを切った断面。淡い黄色の果肉|Rémi Tournebize|CC BY-SA 3.0|原典|2013年
  • 値札を添えて店頭に吊るされたブカネ(燻製豚バラ)|Matthieu Sontag (Mirgolth)|CC BY-SA 3.0|原典|2011年
  • 皮つきのマニョック(キャッサバ)の根が積まれた市場の台|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 白飯、赤インゲン豆、鶏のカリ、ルガイユを盛りつけた一皿|Tchaosy / Sung-Yee TCHAO|CC BY-SA 4.0|原典|2023年
  • 白い角皿に盛られた鶏のカリ、じゃがいも、白飯、豆|Arnaud 25|CC0 1.0|原典|2024年
  • パセリを散らしたプレ・コンバヴァ(コンバヴァ風味の鶏)の鍋|Thomasnalem|CC BY-SA 4.0|原典|2014年
  • じゃがいもと一緒に煮込まれたカリ・ブフ(牛肉)の鍋|Thomasnalem|CC BY-SA 4.0|原典|2014年
  • ガラスのボウルに盛られた、トマトと混ぜたルガイユ・モリュ(干し鱈)|Chaoborus|CC BY-SA 4.0|原典|2015年
  • さやのままのグラン(豆)が山盛りになった売り台|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 市場に並んだ青梗菜のようなブレッド(葉野菜)の束|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 真っ赤な小粒のピマン(唐辛子)が山盛りになった売り台|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 厨房のコンロで揚げ物を返す女性と、手前に並ぶ揚がったばかりの具|Tchaosy|CC BY-SA 4.0|原典|2023年
  • 大きな鍋にカリと白飯を並べたレユニオンの食卓|Bbb|CC BY-SA 3.0|原典|2010年
  • チェックのクロスの食卓に置かれたカリの鍋と、白飯やルガイユをのせた皿、ワイングラス|ADIKT gameboy / gamebouille|CC BY 2.0|原典|2007年
  • 薪の煙の上がる鍋から湯気を立てる煮込みと白飯の皿|Tchaosy|CC BY-SA 4.0|原典|2023年
  • じゃがいもと一緒に煮えた黄色いカリ・プレの鍋|Arnaud 25|CC0 1.0|原典|2024年
  • 屋外にしゃがんで大鍋の料理を取り分けるサリー姿の女性たち|Tchaosy|CC BY-SA 4.0|原典|2023年
  • トタン壁の台所で、薪の炎の上に並んだ3つの鍋|Deborahbataille|CC BY-SA 3.0|原典|2011年
  • 市場のサトウキビ搾り機と「JUS 2€ le litre CANNE PÉI」の札、そばでギターを弾く人(白黒写真)|Sarah Duprat1|CC BY-SA 4.0|原典|2019年
  • 収穫したサトウキビを積んだ色鮮やかなトレーラーの列|SIBONX|CC BY-SA 4.0|原典|2019年
  • 製糖工場でクレーンがサトウキビをつかみ上げ、トラックに積み込む|Tchaosy / Sung-Yee TCHAO|CC BY-SA 4.0|原典|2023年
  • 「Rhum Charrette La Réunion」のロゴ入りグラスに注がれた琥珀色のラム|Parchaco|CC0|原典|2024年
  • 薪のかまどの前に置かれた、果実を漬け込んだシャレット・ラムの大瓶と小瓶|Marie-angele.joly|CC BY-SA 4.0|原典|2019年
  • 市場に並ぶ洋梨形のひょうたん(カレバス)|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 皮つきのキャッサバ(マニョック)の根|Rémi Tournebize|CC BY-SA 3.0|原典|2013年
  • サトウキビを積んだ車を量るバランス・スクリエール(計量所)|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • 夜、照明に照らされたサトウキビの荷下ろし設備|Tchaosy / Sung-Yee Tchao|CC BY-SA 4.0|原典|2024年
  • ゴル製糖工場と発電所の全景|B.navez|CC BY-SA 3.0|原典|2007年
  • サトウキビ運搬に使われていた木製の荷車|WCL21 Parny RaphxNiels|CC BY-SA 4.0|原典|2020年
  • 刈り取り機で切り出されたサトウキビの山と海|Bertrand from Paris, France|CC BY 2.0|原典|2006年
  • ホテルの棚にずらりと並んだロム・アランジェの大瓶|Voyages etc… / Adeline Gressin|CC BY 2.0|原典|2014年
  • 棚に並んだ果物やスパイスを漬け込んだロム・アランジェの瓶|Nop112233|CC BY-SA 4.0|原典|2015年
  • 海沿いに建つボワ・ルージュ製糖工場|B.navez|CC BY-SA 3.0|原典|2008年
  • 「BOURBON」のラベルが並ぶドド(ビール)の瓶の列|Ekrem Canli|CC BY-SA 3.0|原典|2015年
  • サルシーヴにフライドポテトとサラダを添えた皿と、ビールのグラス|Matthieu Sontag / Mirgolth|CC BY-SA 3.0|原典|2011年
  • ブションにフライドポテトとサラダを添えた皿と、COTの瓶が置かれたテーブル|Matthieu Sontag (Mirgolth)|CC BY-SA 3.0|原典|2011年
  • 黒く煮詰まったシヴェ・タングが鍋に入っている|Thomasnalem|CC BY-SA 4.0|原典|2014年
  • 海沿いの路上に並ぶテントの屋台と、煙を上げるグリル|mwanasimba|CC BY-SA 2.0|原典|2009年
  • ターメリック色のソースをまとったヴァンダイユ・ド・トン(マグロ)|Thomasnalem|CC BY-SA 4.0|原典|2013年
  • 白背景のメカジキ(エスパドン)の標本写真|Hugues Evano / IFREMER|CC BY 4.0|原典|2016年
  • 「la Dodo lé La」と描かれたビール広告の壁画|Nop112233|CC BY-SA 4.0|原典|2015年
  • 黄色い商店の壁に掲げられた「BOURBON LA BIÈRE RÉUNIONNAISE」の看板|Marie-angele.joly|CC BY-SA 4.0|原典|2019年
  • 夜に赤くライトアップされたサン・ピエールのブラッスリー外観|Dunog|Public domain|原典|2007年
  • グリヤード・ブロシェット・ブション・フリットと書かれた店の看板|mwanasimba from La Réunion|CC BY-SA 2.0|原典|2009年
  • ドラセナに巻きついて育つバニラの蔓のトンネル|B.navez|CC BY-SA 3.0|原典|2006年
  • 竹かご2つに山盛りになった乾燥バニラビーンズ|tirados joselito from Aix-en-Provence, France.|CC BY 2.0|原典|2004年
  • 収穫したての緑のバニラを袋いっぱいに持ち込んだところ|Ekrem Canli|CC BY-SA 3.0|原典|2015年
  • 半分に切ったティ・ジャック(ジャックフルーツ)の断面|B.navez|CC BY-SA 3.0|原典|2006年
  • 青空を背に木になっているフリュイ・ア・パン(パンノキの実)|Animation Jardin d'Eden|CC BY-SA 4.0|原典|2025年
  • 畑で下がっているババフィグ(バナナの花)|Ex Machina 007|CC BY-SA 4.0|原典|2019年
  • 緑と黄色の小ぶりなバナナの房|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 枝についた赤く熟したゴヤヴィエ(ストロベリーグァバ)の実|B.navez|CC BY-SA 3.0|原典|2006年
  • ブラ・パノンのバニラ協同組合で作業台のバニラを扱う女性たち|mwanasimba from La Réunion|CC BY-SA 2.0|原典|2008年
  • 木枠の上に広げて天日で乾かすバニラビーンズ|Ekrem Canli|CC BY-SA 3.0|原典|2015年
  • 作業台の上で乾燥したバニラビーンズを選別する男性|tirados joselito from Aix-en-Provence, France.|CC BY 2.0|原典|2004年
  • 開きかけたバナナの花のアップ|Thierry Caro(author assumed from copyright claim; source Bouba)|CC BY-SA 2.5|原典|2004年
  • 黒い丸皿に焼き上げたガトー・パタト(さつまいもの菓子)|A FREE KA SMILE 4 ALL|CC BY-SA 4.0|原典|2014年
  • 赤い衣をまとい、断面にジャムとクリームの層が見えるガトー・シュマン・ド・フェール|Fabimaru|CC BY-SA 4.0|原典|2023年
  • 格子の飾りをつけた黄金色のパテ・クレオールと、アニゼットの瓶とグラス|Alaf2|CC BY-SA 4.0|原典|2018年
  • 透明トレーに入ったドーナツ型のボンボン・ミエル|Thierry Caro|CC BY-SA 4.0|原典|2011年
  • 割れ目の入った白っぽい丸い焼き菓子、ボンボン・ラ・ルルート|B.navez|CC BY-SA 3.0|原典|2009年
  • 棚に並んだレユニオン産のコンフィチュール(ジャム)の瓶|Augustus5star|CC BY-SA 4.0|原典|2014年
  • 木の枝に実った赤いルチ(ライチ)|B.navez|CC BY-SA 3.0 migrated|原典|2006年
  • サン・ブノワの屋根付き市場の建物|Thierry Caro|CC BY-SA 4.0|原典|2011年
  • 金色の器に盛られたゴヤヴィエの実|Thierry Caro|Public Domain (PD-self)|原典|2005年
  • 熟す前の青いルチが枝いっぱいについている|Bouba / Thierry Caro upload|CC BY-SA 2.5|原典|2004年
  • ブラ・ド・ラ・プレーヌ渓谷の斜面を埋めるバナナ畑|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • 1930年ごろのサン・ドニ駅を写した絵はがき|Unknown authorUnknown author|Public domain|原典|1930年
  • ヴァコアの木に実った、うろこ状の大きな実|B.navez|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 支柱根が林立する海岸のヴァコア林|Geolina|CC BY-SA 4.0|原典|2011年
  • 曇り空の下、玉石が広がるリヴィエール・デ・ロッシュの河口|Bouba|CC BY-SA 2.5|原典|2004年
  • 皮つきのソンジュ(タロイモ)の芋が積まれた売り台|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 葉柄をそろえて束ねたソンジュ(タロイモ)の茎|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2007年
  • うろこ状の皮を持つザット(バンレイシ)が積まれた売り台|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2007年
  • 濃いピンクのドラゴンフルーツ(ピタヤ)の山|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2007年
  • チェックの布に並べられた完熟のパパイユ(パパイヤ)|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 溶岩の上に群生するヴァコアの林|EmilieM1FLERéunion|CC BY-SA 3.0|原典|2013年
  • 斜面をおおうヴァコアの茂み|N. PAYET(source credit)|CC BY-SA 3.0|原典|2003年
  • 見上げたヴァコア(タコノキ)の樹冠と支柱根|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 畑に茂るソンジュ(タロイモ)の大きな葉|Thierry Caro|CC BY-SA 2.5|原典|2004年
  • 幹に実をびっしりつけたパパイヤの木|VillageHero from Ulm, Germany|CC BY-SA 2.0|原典|2016年
  • 支柱の脇に育つアロカシア(ソンジュの仲間)の葉|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 鍋いっぱいに煮えたカブリ・マサレのアップ|Clémenceau Lauret|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • サンゴ礁の岩肌にいるレユニオンのイセエビ(Panulirus penicillatus)|Philippe Bourjon|CC BY-SA 3.0|原典|2014年
  • 白背景で撮影されたカマロン(ヒメエビの一種)の標本写真|Hugues Evano / IFREMER|CC BY 4.0|原典|2016年
  • 白背景のキハダマグロ(トン・アルバコール)の標本写真|Hugues Evano / IFREMER|CC BY 4.0|原典|2016年
  • 白背景のクロカジキ(マルラン・ブルー)の標本写真|Hugues Evano / IFREMER|CC BY 4.0|原典|2016年
  • 白背景のシイラ(ドラード)の標本写真|Hugues Evano / IFREMER|CC BY 4.0|原典|2016年
  • 市場に並ぶ紫と縞模様のブランジェル(レユニオンのなす)|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • いぼだらけの緑のマルゴーズ(ゴーヤ)が山積みになった売り場|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 薪の火にかけた蓋つきの大鍋と、オレンジ色のカブリ・マサレの鍋|Clémenceau Lauret|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • 礁池の岩陰にいる縞模様のイセエビ(Panulirus longipes)|Sébastien Vasquez|CC BY-SA 4.0|原典|2014年
  • 水中の岩に張りついた青みの強いイセエビ(Panulirus ornatus)|Elisabeth Morcel|CC BY-SA 4.0|原典|2025年
  • 白背景で撮影されたイセエビ(ラングースト・ディアブロタン)の標本写真|Melodie Chapat / IFREMER|CC BY 4.0|原典|2016年
  • 土曜の朝、野菜のケースを並べたサン・ピエールの露天市|Anne97432|CC BY-SA 3.0|原典|2004年
  • 「Combava Pays 1€ pièce」の手書き札を立てたコンバヴァのかご|Marie-angele.joly|CC BY-SA 4.0|原典|2019年
  • 鮮やかな黄色のキュルキュマ(ターメリック)の粉の山|Guilleron|CC BY-SA 3.0|原典|2011年
  • 市場に並ぶ香辛料用の葉と青い実|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • かごに入った炒りピスターシュ(落花生)を紙包みで売る露天商(白黒写真)|Sarah Duprat1|CC BY-SA 4.0|原典|2019年
  • 「oranges pays 1€ kg」の札を立てたオレンジの山|Sarah Duprat1|CC BY-SA 4.0|原典|2019年
  • 市場に山積みされたカランボルの実|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 赤や橙に熟したジュジューブ(ナツメ)の実|Rémi Tournebize|CC BY-SA 3.0|原典|2013年
  • パラソルが並び買い物客であふれるサン・ピエールの露天市|Guallendra|CC0|原典|2024年
  • 青いテントの下で葉物野菜を売るサン・ピエール市場の売り場|Guallendra|CC0|原典|2024年
  • 果物や野菜の台をはさんで売り手と客が向き合うサン・ピエールの市場|Guallendra|CC0|原典|2024年
  • 皮のごつごつした緑のコンバヴァが積まれた売り台|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 皮が紫に色づいたパッションフルーツの山|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 小ぶりなアナナ・ヴィクトリアが並ぶ市場の売り台|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2007年
  • 黄色く熟したカランボル(スターフルーツ)の山|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2007年
  • 枝についた黄緑から赤に色づくジュジューブ(ナツメ)の実|Clémenceau Lauret|CC BY 4.0|原典|2026年
  • 薬草の名前を書いた札を添えて乾燥ハーブを並べたティザヌールの露店|Nanie 974|CC BY-SA 3.0|原典|2011年
  • 手書きの名札をつけた小袋入りの乾燥ハーブが並ぶ市場の棚|Annerun974|CC BY-SA 3.0|原典|2011年
  • 市場に積まれた大ぶりの緑のアヴォカ(アボカド)|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 紫に色づいたフリュイ・ド・ラ・パシオンの山|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • サン・ピエールの屋根付き市場の外観|Thierry Caro|CC BY-SA 4.0|原典|2011年
  • 「MARCHÉ COUVERT」の看板が出たサン・ピエール市場の脇入口|mwanasimba from La Réunion|CC BY-SA 2.0|原典|2009年
  • 袋詰めした薬草と説明書きを並べたティザヌールの台|Nanie 974|CC BY-SA 3.0|原典|2011年
  • 市場の台に並ぶ、サトウキビや果実を詰めた漬け込み用のラム瓶|Annerun974|CC BY-SA 3.0|原典|2011年
  • アルミの両手鍋に盛られた黄色いカリと白いご飯|BBCLCD|CC BY-SA 4.0|原典|2018年
  • ピンクの布の上に並べられた、揚げたザンデット(蛾の幼虫)|AnnemarieM1FLE|CC BY-SA 3.0|原典|2009年
  • 白黒まだらのレユニオン在来牛ブフ・モカ|Fleur-de-sucre|CC BY-SA 4.0|原典|2014年
  • 市場の一角で竹かごに入れて売られている生きた鶏|Guallendra|CC0|原典|2024年
  • サラジーの山あいのサトウキビ畑|Thierry Caro|CC BY-SA 3.0|原典|2007年
  • 白い皿に盛った鶏のカリ、じゃがいも、豆、白飯|Arnaud 25|CC0|原典|2024年
  • 赤い煮汁をまとった鶏のカリのアップ|plume_d_argent de monilemapassion.com|CC BY-SA 3.0|原典|2008年
  • 高原プレーヌ・デ・カフルに広がるネギの畑|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • 温室で水耕栽培されているレタス|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • 一面のキャベツ畑|B.navez|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 草地に座る白いヤギ|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • 高原の牧草地で草を食む羊|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • グランド・フェルムの牧草地に立つ牛|B.navez|CC BY-SA 3.0|原典|2008年
  • 高地ボワ・クールの屋根だけの市場と赤土の広場|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • グラン・バサンの斜面に作られた小さなぶどう畑|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • マファット圏谷の集落マルラの農地と家|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • シラオへ登る国道5号沿いの段々畑|MOSSOT|CC BY-SA 3.0|原典|2007年
  • シラオの山あいに作られた段々畑(レンズ豆の畑)|Miwok from France|CC0 1.0|原典|2014年
  • ぶどう畑を背にシラオワインのボトル2本を持つ手|Chai de cilaos|CC0|原典|2026年
  • 白い皿にのせた三角形のガトー・ティ・ソンと、2杯のお茶|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • かごに盛られた真っ赤なジャマラック(レンブ)|B.navez|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 枝に下がった緑のコロソル(トゲバンレイシ)|Damien Boilley|CC BY 2.0|原典|2006年
  • イレ・ア・コルドの棚に仕立てられたぶどう畑|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • 棚に並んだ「VIN DE CILAOS」のボトル|Bbb|CC BY-SA 3.0|原典|2010年
  • 「Cilaos」のラベルが貼られた白ワインのボトル|Ekrem Canli|CC BY-SA 3.0|原典|2015年
  • サント・アンヌのパイナップル畑|regulator974|CC BY-SA 3.0|原典|2013年
  • エルブールの庭で棚から下がる青いシュシュの実|VillageHero from Ulm, Germany|CC BY-SA 2.0|原典|2016年
  • 川床に段々に作られたクレソン田|B.navez|CC BY-SA 4.0|原典|2007年
  • 果樹園で長い棒を使ってマンゴーを収穫する2人|B.navez|CC BY-SA 3.0|原典|2008年
  • 葉つきのアナナ・ヴィクトリア(小ぶりのパイナップル)2個|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • グラン・バサンの斜面に並べられた色とりどりの巣箱|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • ルガイユ・ソシスと豆入りリ・ザンブロカルを盛り合わせた完成料理|Benoît Prieur|CC0 1.0|原典|2019年
  • 斜面いっぱいに広がるシュシュの蔓の畑|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • 木の枝になったままの緑のアボカド|B.navez|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 木になったままの黄緑色のカランボル(スターフルーツ)|SapherTheCrux|CC BY-SA 3.0|原典|2008年
  • 市場の台に山と積まれたシュシュ(ハヤトウリ)と切ったパパイヤ|Guallendra|CC0|原典|2024年
  • 緑の青唐辛子がぎっしり詰まった売り台|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 「Boucané maigre」の札をつけた赤身の燻製豚の売り場|Matthieu Sontag (Mirgolth)|CC BY-SA 3.0|原典|2011年
  • 房のまま積まれた小ぶりの黄色いバナナ|David Monniaux|CC BY-SA 3.0|原典|2005年
  • 露天市の葉物野菜と唐辛子、レモンの売り台|Guallendra|CC0|原典|2024年
  • 露天市の路上に積まれた緑のココヤシの実|VillageHero from Ulm, Germany|CC BY-SA 2.0|原典|2016年
  • ヤシの木の下、夜明けのサン・ポールの市場と「TI CRÉOLE CAFÉ」「SNACK」の看板|Tchaosy / Sung-Yee TCHAO|CC BY-SA 4.0|原典|2023年
  • カリフラワーやブロッコリーが並ぶサン・ポール市場の野菜売り場|Bouba|CC BY-SA 2.5|原典|2004年
  • 「SNACK SUR LE COCOTIER」と書かれた屋台と、グリル・ブション・ブロシェットを並べた手書きの品書き|mwanasimba|CC BY-SA 2.0|原典|2009年
  • 「La Réunion」と刺繍した色とりどりの買い物かごが並ぶ露店|mwanasimba from La Réunion|CC BY-SA 2.0|原典|2009年
  • 赤いテントの下に花や野菜が並ぶサン・ピエールの露天市|Guallendra|CC0 1.0|原典|2024年
  • サン・ポールのスリティ農園に育つブルボン・ポワントゥのコーヒーの木|AdrienChatenay|CC BY-SA 4.0|原典|2017年
  • 海辺の木組みのビーチレストラン|mwanasimba from La Réunion|CC BY-SA 2.0|原典|2009年
  • クレオール料理店の手書きメニュー表|Nop112233|CC BY-SA 4.0|原典|2015年
  • 黄色い日よけを張ったサン・ポールの海沿いレストラン|mwanasimba from La Réunion|CC BY-SA 2.0|原典|2009年
  • 昔ながらの仕立てのコーヒー農園|Anne97432|CC BY-SA 3.0|原典|2008年
  • 山あいの集落マルラの木造スナック|Rémih|CC BY-SA 4.0|原典|2026年
  • ブルボン島のコーヒー農園を描いた1800年ごろの絵画|Jean-Joseph Patu de Rosemont|Public domain|原典|1800年
  • 黄色いシトロエンHYを改造した移動販売のカミオン・バー|Audreyrich04|CC BY-SA 3.0|原典|2012年

写真はいずれも原典の利用条件(CC BY/CC BY-SA/CC0/Pexels License/Unsplash License)に従って掲載。価格・営業時間は2026年9月時点の取材例で、店ごとに異なる。

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